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【フィリピン留学の前に】知っておくべきフィリピンの医療事情

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バギオの病院
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金融機関に勤務しながらフィリピンに魅せられ、週末渡航を繰り返すこと数十回。スラムに招待されたり、ホテルで荷物荒らしに遭ったりしながら、ついにはフィリピン人と結婚し、現地に家を購入。

数ケ月間の海外保険をかけるとなれば、数万円の掛け金が必要になるでしょう。

「国民健康保険だけではダメなの?」「海外保険は本当に必要なの?」「クレジットカード付帯の保険では足りないの?」このあたりを解説いたします。

 日本と全然違う!フィリピンの病院事情

ちょっと検索すれば、フィリピンでの治療費が高くつくことがわかるでしょう。「盲腸の手術で40万円」「コレラで入院したら10万円」などの実例も見つかりますが、同じ盲腸でも10万円程度という話も。なぜこんなに違いがあるのでしょう?

まず前提として、外国人はフィリピンの「公立病院」を利用しません。私立より安いですが、患者数が多くてベッドが慢性的に足りませんし、医療設備も貧弱です。

そして私立病院とは、「医師」「薬局」「検査技師」がそれぞれ独立しており、病院は有償で彼らに場所を提供しているだけなのです。

https://www.i-hoken.jp/travel/wmedical/asia2.html

こちらは日本の保険会社が公開している参考データです。(円表記です。2014年当時ですから1$=105円程度としてご覧ください)

病院によって個室使用料やICU使用料は決まっています。個室利用なら1日あたり5千円~1万円。また「入院保証金」が前金で8万円ほど必要です。フィリピンでは支払い能力が確認されなければ、処置も診察もしてくれないのです。

さらに日本のような診療点数制度が無く、ドクターは自由に医術料を決められます。当然、お金持ちにはフッかけてくることも。日本人なら尚更です。フィリピン人が払った手術代金の数倍になっても不思議ではありません。

海外保険は必要です!

まず3ケ月以上の留学予定であれば、クレジットカード付帯の保険ではカバー範囲を超えてしまいます。また多くの保険会社が「キャッシュレス診療」をPRしていますが、その提携病院はバギオにはありません。各社のHPを見ましたがマニラでも0~3ケ所のみです。詳しくはこちらに

http://hoken.kakaku.com/insurance/travel/select/cost/philippines/

日本に医療搬送されるような事態になれば数百万円の「救援者費用」が必要になります。でもこれはシニア層が心筋梗塞になったようなケース。若者はここまでカバーしなくてもいいように感じますが、医療設備が整ったマニラまでヘリで搬送、という可能性はありますよね?

国民健康保険の場合、帰国後に医療費は請求出来ますが、救援者費用は自己負担。また国保の保険証を提示しただけでは病院が受け入れてくれない事態も考えられます。

やはり留学生向けの海外保険は加入すべきだと思います。

日本を発つ前にすべきこと

海外保険は出発前に日本で加入しなければなりません。また保険金請求時に提出する書式を持参しておきましょう。万一の際は日本から多額の送金をしてもらうことになるでしょうから、家族に送金方法を教えておけば安心です。代表的な方法はこちらに。

SBI レミット https://www.remit.co.jp/sendremittance/

ウエスタン・ユニオン https://www.westernunion.com/jp/en/home.html

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