セブの「Busy Bee」で2週間英語漬け!3歳娘のはじめての国際体験奮闘記(幼稚園編)

セブの「Busy Bee」で2週間英語漬け!3歳娘のはじめての国際体験奮闘記(幼稚園編)
目次

プロフィール

  • 名前:Haruru Sone
  • 年齢:30代
  • 職業:フリーランス
  • 留学期間:1週間(2024年2月)
  • 留学目的:親子留学
  • エリア:フィリピン / セブ
  • 学校:SMEAG キャピタル校
  • コース:Family Program/Busy Bee
Haruru Soneさんが留学した学校SMEAG キャピタル校
総合評価 4/5
授業内容 4/5
生活環境 5/5
学校内のサポート体制 5/5

3歳の娘とママで挑戦した親子留学。今回お世話になったのは、セブシティにキャンパスのある「SMEAG Capital」です。こちらの学校に併設されている幼稚園「Busy Bee」に2週間子供を預け、親子でそれぞれ英語と異文化を学んできました。

ここでは、セブ留学で子供を幼稚園に預けるメリットや、Busy Beeの詳しいカリキュラムなどについて紹介していきます。

1週間からOK!1歳半から通える「Busy Bee」の特徴

「Busy Bee」はセブシティにある語学学校「SMEAG Capital」に併設されている幼児向けの英語教育期間です。現地の子供たちも通っている幼稚園で、留学生はなんと1歳半から、そして1週間から受け入れが可能です。

セブ島で親子留学を受け付けている他の学校は、3歳以下はベビーシッター対応というところがほとんどだったので、柔軟に対応してくれるこちらの学校を選ぶことにしました。

私たちが行ったときは、フィリピンの子供たちは午前午後各10名程度、日本人留学生の子どもが娘の他に2〜5人程度という環境でした。時期によっては韓国人や中国人が多いときもあるようです。

入口を入るとすぐ目の前にプレイルームがあり、ボールプールやカラフルなタイヤが目にも賑やかです。奥には教室が3部屋あり、それぞれカラフルで明るい雰囲気でした。

英語で学ぶ!子供がハマるカリキュラム内容

Busy Beeで受けた授業の内容の一部をご紹介します。シーズンや子供の年齢・語学力に応じて授業内容やクラスが変わることもあるようですが、どれも子供が楽しめる工夫たっぷりのカリキュラムでした。

フォニックス

アルファベット1文字ずつ、発音や単語を覚えていきます。子供でも理解しやすいようにイラストを使って説明してくれて、視覚と聴覚から言葉を覚えることができます。

言葉遊び

天気や日常生活で使う単語、動物や物の名前などを学べます。色紙にイラストを貼っていったり、映像やアクティビティなども織り交ぜながら楽しく語彙力を増やしていきます。

音楽・ダンス

幼児向けのお歌を元気いっぱい歌って踊ります。娘には日本でも英語のお歌をよく聞かせていたこともあってか、先生からも「かなりノリノリでやっていたよ、上手だったよ!」と褒めてもらっていました。

算数

数字を数えたり書いたり。年齢によって内容が変わるのかもしれませんが、娘は50までの数を数える練習をしていたようです。日本にいたときは、10まで数えるのがやっとだったのが、いきなり「イレブン!トゥエルブ!」と言い出してびっくりしました。また、数字を書く練習もさせてもらっていました。

図工

アートクラスでは、塗り絵をしたり絵の具でお絵描きをしたり、紙を切ったり貼ったりして感性を伸ばしていきます。工作大好きな娘は、こちらの授業もお気に入りでした。全て英語での授業なので、ちょっとした動作などの英語の言い回しなども覚えられるのがいいですね。

外部アクティビティ(月1回程度)

月1回程度で校外学習も行われます。季節ごとにさまざまな内容になるようですが、例えば標識を使って交通ルールを覚える、など、生活に即した内容で楽しみながら学習できます。

このほか、グループでゲームをしたり、絵本やパズル、ブロックなど、いろいろな遊び道具も揃っており、先生たちが工夫しながらお世話をしてくれているのが随所に伺えました。

SMEAGのFamily Programでアクティビティも

親子留学の特別プログラムとして、親が通う語学学校のSMEAGが主催している「Family Program」があります。これはBusy Beeとは別に、SMEAGの先生が担当して毎日午後2:45から日替わりでさまざまな子供向けのアクティビティを実施していました。

プールやズンバなど、南国ならではのアクティビティもあってとっても楽しそう。参加は任意なので、子供の年齢や性格に応じて、希望する場合は先生や日本人スタッフに伝えれば参加させてもらえます。ちなみに、親子一緒に受けるプログラムではないので、親は自分の授業をそのまま受けていて大丈夫です。

娘は、基本的にこちらのプログラムにも参加して、バスに乗ってプールに行ったり、クッキングやズンバなどいろいろなアクティビティを楽しんでいました。

プログラム時間が終わった後も、そのまま親の授業が終わるまで先生たちが子供の面倒を見ていてくれるのでありがたかったです。

親子留学の1日の流れ

留学生活の1日の流れは以下のような感じでした。

朝起きて着替え、8時ごろから食堂で朝ご飯を食べます。朝食後、娘をBusy Beeへ送り出し、8時40分から自分も午前の授業を受けます。昼には一度お迎えに行って、食堂で一緒にランチ。再びBusy Beeに預け、娘はお昼寝の時間。私も午後の授業へ。14:45からファミリープログラムに参加して、私の授業が終わるまで先生と一緒に遊び、引き渡して夕食、そのあと自由時間という流れです。

語学学校の施設内には学生寮もBusy Beeの校舎もあるので、基本的には外に一歩も出なくても1日が完結できるようになっています。

朝昼晩は、学校内の食堂で親子で一緒にご飯を食べるので、昼前に迎えにいき、ランチ後に再度幼稚園へ送りに行くような形でした。なお、別途おやつを持たせる必要はあります。

娘はお昼寝が嫌だったのか、ランチ後にまた幼稚園に行くのをかなり渋っていました。そんなときは無理にお昼寝せずに先生が遊びに付き合ってくれたりしていたようです。

英語の幼稚園でよかった!子供の成長を実感

親子留学で子供を幼稚園に通わせるメリットは多くあると感じます。

多国籍の環境で生活できる

現地の子供たちも通う幼稚園だったので、しっかりと国際交流ができる点はかなり大きなメリットだと感じました。言語ができなくても遊びを通じて仲良くなれる年齢なので、友達も作りやすいですし、多様性を学ぶ良い機会になったのではないかと思います。

幼児教育のカリキュラムがしっかりしている

Busy Beeのカリキュラムは幼児教育の面でもしっかり考えて作られていました。英語そのものの授業もそうですが、数字や図工などの授業も全て英語で受けるので、語彙力も格段に増え、より生活に即した生きた英語が身に付きます。また、自由に遊ばせるベビーシッターと異なり、集団生活の中で学べることも多くあると思います。

最終日には、それまでの制作物などをファイリングしてまとめてくれていたり、一日ごとの娘の様子を細かく日誌で報告してくれたり、丁寧なケアがありがたかったです。

先生たちがみんな子供に優しくて寛容な雰囲気

学校全体で見ると親子留学生は少数派でしたが、校内のみなさんにとてもよくしていただいたのが嬉しかったです。

フィリピン人の先生はみんな子供が大好きで、娘は完全にアイドル状態。留学生の生徒の皆さんも一緒に遊んでくれたり、暖かく受け入れてくれていました。

多少騒いだり泣いたりしても、周りの大人たちからの厳しい目線や白い目で見られることは一切なかったです。先生方はもちろん、キッチンスタッフやセキュリティ、清掃スタッフなども含めみんなから毎日明るく声掛けしてもらって、のびのびと留学生活を送れたので、親としても本当にありがたかったです。

日本の保育園や幼稚園ほどきっちり決まりがあるわけでもないので、お気に入りのおもちゃを持ち込めたり、ある程度のワガママを聞いてもらえるゆるさがあるのも、個人的には性に合っていたなと思います。

余談ですが、おむつからパンツへ移行期だった娘は、いつの間にかしっかりトイレで用を足すことができるようになっていました。すっかりお姉さんです。

幼稚園でのトラブルや大変だったこと

とはいえ、大きく生活環境が変わるため、本人には大きなストレスを与えてしまったなと感じることも多くありました。大人でも留学生活に適応するのが大変なぐらいだから、子供はなおさらですよね。ある程度の覚悟を持って行かなければと思ってはいたものの、精神的・体力的にやっぱりハードだったなとは思います。

例えば、初日こそ意気揚々と登園した娘でしたが、疲れやストレスからか、中盤から「行きたくない!ママがいい!」と通うのを嫌がる場面も増えていました。

また終盤には体調不良になり2日ほぼ何もできない状態に。ちょうどお医者さんの訪問診療の日だったので、診察をしていただけて、割とすぐに回復に向かいましたが、ぐったりしている娘を見たときはひどい病気や重篤な症状になってしまったらどうしようと、かなり心配にもなりました。

さらに、もともと好き嫌いが多く偏食気味の子供なので、栄養バランスも心配でした。食堂はビュッフェスタイルなので、好きなものを好きなだけ取ればいいのですが、基本的に大人向けのメニューで辛い味付けのものや濃い味付けも多く、ほとんど食べずに残してしまうことも。日本からもっと食料を持ってくればよかった、スーパーなどで食べられそうなものを買ってもっとストックしておけばよかった、と今になって後悔しています。と同時に、日本の給食の素晴らしさを再認識しました。

さまざまな状況を想定して準備したり、柔軟に対応しなければいけないのですが、親としてちゃんとできていなかったかもなぁと反省する場面はいくつもありました。負担をかけてしまってごめんね、娘。

子供にとっても貴重な体験に

正直、2週間という期間は少し物足りなさがあり、もっと思い出を残してあげたかった気持ちも。感覚的には、きっと3〜4週間ぐらいがちょうどよかったのかなと思いました。

ただ、言語的にも感情的にも大きく成長する3歳後半のこの時期に海外経験ができたことは、娘にとっても良い現地体験になったのではないかと感じています。何より、英語や海外に興味を持ってくれたので、その感覚を長く持ち続けられるよう、日本でも引き続き英語学習やいろいろな体験を重ねていきたいと思います。

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