【フィリピン正規留学】クラーク(アンヘレス)の魅力についてまとめてみた
2012年から5年間、フィリピンにある語学学校でマネジャーとして働き、数多くの日本人留学生の英語学習をサポート。最終的には副代表に就任。その後、複数の語学学校のコンサルティングも携わる。
これまでの経験からフィリピンの現地事情や語学学校の情報に精通している。スピーキングが伸びる英語学習アドバイスなども人気。TOEIC900(R/L)
クラークは、フィリピンのルソン島の中央に位置するパンパンガ州というエリアにあります。
クラークは1991年まではアメリカの空軍基地があった場所で第二次世界大戦以降は軍事的に重要な位置づけを占めていました。現在は、急速に開発が進む新興都市に生まれ変わっています。国際空港もあります。
アンヘレスは、クラークの隣に位置する郊外の市です。この二つのエリアは、総称してクラークエリアと呼ばれることも多いので、弊社ではクラーク(アンヘルス)と統合して呼ぶことにします。
こちらの記事では、そんなクラーク(アンヘルス)の魅力についてまとめました。
- フィリピンの大学に進学したいけど、どのエリアがおすすめか知りたい。
- クラーク(アンヘルス)で大学留学もできるのか知りたい。
- クラーク(アンヘルス)にはどんな大学があるのか知りたい。
こんなニーズを持つ人の役に立てる内容です。
目次
クラーク(アンヘレス)の特徴
1)クラーク(アンヘレス)の概要とエリア
クラークは、首都マニラのあるルソン島のちょうど中尾のあたりに位置します。マニラから車で2時間ほど北上するとクラークに着きます。
クラークには国際空港があり、日本からの直行便も出ています。セブ・パシフィック航空とジェットスター航空が直行便を出しています。(※現在は、コロナの影響で運休中。)
日本からは、約4時間半ほどのフライト時間です。
アンヘルスは、クラークより少し南に位置する市です。クラークには、ゴルフ場、大型ショッピングモール、カジノホテル、国際空港など観光客向けの施設が多いですが、アンヘルスは庶民の街です。
そして、実は語学学校や大学のほとんどはこのアンヘルスエリアにあります。
2)クラーク(アンヘルス)の治安
クラークの経済特区内は、フィリピン国内でもトップクラスの良好です。
もとアメリカ空軍基地があった名残からか警備がとても厳しく、アンヘルスからクラークに入るには必ず検問所を通らねばなりません。トライシクルはクラーク経済特区内に入ることも許されません。
ただし、アンヘルス市の繁華街は少し治安が悪いところがあります。治安が悪いと言っても命にかかわるものではなく、物乞いに絡まれたり、スリの被害に合ったりする事件が多発しています。
繁華街にはあまり近づかないほうがいいでしょう。
3)クラーク(アンヘルス)の気候
クラーク(アンヘルス)エリアの気候は、マニラとよく似ています。
気候は、1年を通して平均28℃と暑く、乾季(12〜5月)と雨季(6〜11月)の2つの季節に分かれています。
雨季には激しいスコールが降ります。また、台風も多いです。
クラーク(アンヘレス)の大学に正規留学する魅力・メリット
語学学校が多い
クラーク(アンヘルス)エリアは、フィリピンの語学留学のエリアとしても人気で、優良な語学学校がいくつかあります。
そのため、語学学校で英語の対策をして、現地の大学を見学したり、語学学校に通いながら大学受験をしたりすることができます。
現地の生活に慣れて、情報を収集しながら大学受験ができるので大学選びの失敗なども少なくなるおすすめの方法です。
アクセスがいい
クラークには、クラーク国際空港があり、日本からの直行便も通っています。アンヘルスからでもクラーク空港までは、車で約15分で行けますので日本からくる際も、日本に帰国する際もとてもアクセスが良好です。
またマニラからもバスで2時間ほどなので、大学生活中に大都市マニラに気軽に遊びに行くこともできます。
クラーク空港からはフィリピンの国内線や東南アジアや中東などに行く便も出ているので、海外旅行も気軽にいくことができます。
質の高い住居が多い
クラークやアンヘルスエリアには、フィリピン人でなくアメリカのリタイア軍人や韓国人も多く住んでいます。
そのため、彼らをターゲットにしたコンドミニアムやアパートメントが多いです。部屋のクオリティーは日本人でもまったく違和感なく住めるレベルです。
上記の写真のようなレベルの部屋でも月5万円ほどの家賃で住むことができます。家具なども予めついている物件も多いです。
クラーク(アンヘレス)でおすすめの大学
1.アンヘルス大学
アンヘルス大学は、1962年にフィリピンのパンパンガ州アンヘルスに設立されたカトリック系の私立大学です。学生数は約6,500人です。
クラーク、アンヘレスのエリアではトップの大学として知られています。
研究設備や施設の設備がよく整っていて、大学内はとても清潔感があり綺麗です。日本人生徒でも抵抗なく快適に過ごせます。
教育学部、IT、エンジニアリング、看護学部が政府の優良認定を受けています。
国内ランキング | 39位 |
難易度 | Aクラス |
教育レベル | ★★★★ |
施設や設備 | ★★★★ |
学費 | 約13万円~/ 1年 |
2.ホーリーエンジェル大学
ホーリーエンジェル大学は、1933年にフィリピンのパンパンガ州アンヘルスに設立された歴史ある私立大学です。学生数は約14,500人です。カトリック系の大学としてはフィリピンで最大規模になります。
学費が25万円からと他の大学と比べ1.5倍ほど高いですが、その代わり研究設備や施設の設備がよく整っています。
経営学部、産業工学、教育学が政府の優良認定を受けています。
国内ランキング | 61位 |
難易度 | Aクラス |
教育レベル | ★★★★ |
施設や設備 | ★★★★ |
学費 | 約25万円~/ 1年 |
クラーク(アンヘレス)の大学はこんな人におすすめ
語学学校の留学も合わせて大学進学を考えている人にクラーク(アンヘルス)エリアはおすすめです。
日本からのアクセスが良く、快適な住まいも多いのも魅力です。アメリカ人や韓国人の移住者が増えているのは、そういった面が人気だからです。
また、安い値段でプレイできるゴルフ場もたくさんありますので、ゴルフが趣味、もしくはゴルフでプロを目指したいという学生にも向いているエリアです。
事実、韓国人はゴルフのトレーニングをするためにクラークに訪れる人が多いです。インターナショナルスクールも多いので移住して子供をインターナショナルスクールに入れる人もたくさんいます。
トップ100位にランク位している大学は2校と少ないですが、アクセスの良さと快適な住まい、そして良好な治安は魅力的なポイントです。
2012年から5年間、フィリピンにある語学学校でマネジャーとして働き、数多くの日本人留学生の英語学習をサポート。最終的には副代表に就任。その後、複数の語学学校のコンサルティングも携わる。
これまでの経験からフィリピンの現地事情や語学学校の情報に精通している。スピーキングが伸びる英語学習アドバイスなども人気。TOEIC900(R/L)