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フィリピンへ旅行や留学に行く方にとって、通信環境はとても大事です。渡航後からすぐにインターネットを利用するために、最近注目されているのが、eSIMです。
eSIMはスマートフォンなどの端末に内蔵された、本体と一体型のSIMのことです。通常のSIMカードと異なり、物理的なSIMカードを挿入する必要はありません。
オンラインで手続きを行うだけで、フィリピン到着後からすぐにインターネットに接続できるので、観光や留学生活を快適にすることができます。
今回は、フィリピンで利用可能なeSIMについて、詳しく解説します。
フィリピンでeSIMを提供しているのは、以下の2社です。
どちらもオンラインで手続きが可能で、簡単に設定ができます。滞在先や利用目的に合わせてキャリアやプランを選び、快適な通信環境を整えましょう。
どちらにもそれぞれめりとデメリットがあります。
メリット | デメリット |
オンラインで手続き可能 | 対応端末が限られている |
設定後その日から使える | 簡単に他の端末に移行できない |
物理的なカードではないので、紛失のリスクがない | |
端末によっては複数回線の使い分けができる |
メリット | デメリット |
対応機種が多い(ほとんどの端末で使える) | 店舗に行く必要がある場合あり |
SIMカードを入替えれば他の端末でも使える | SIMカードを紛失するリスクがある |
データプランが多い | 端末内で物理的なスペースを取る |
APNなど手動での設定が必要 |
eSIMを選ぶ場合は、事前にお持ちの端末が対応しているかをご確認ください。
また、滞在期間が短い場合、eSIMの方が便利ですが、長い期間滞在する場合は現地のSIMカードの方がお得に穴ることがあります。滞在期間や目的・お持ちの端末に応じて選択しましょう。
IMEI情報の中で、「IMEI (eSIM) 」と書かれた項目をが表示されていれば、お使いの端末はeSIMをサポートしています。お持ちの端末を、以下の方法を参考に操作して確認してみてください。(globeの場合)
「設定」 > 「携帯電話」 > 「eSIMを追加」
「設定 」 > 「IMEI 」を検索
※設定に検索バーがある場合は、「IMEI 」と入力し、「IMEI情報」(または同様のもの)を探す。ない場合は、「電話について」 > 「ステータス 」に進みます。
eSIMの設定はとても簡単で、インターネットから購入・設定が可能です。
例えば、globeの場合はこのような手流れで手続きします。
渡航前から準備ができるので、フィリピン到着後は飛行機を降りた瞬間からインターネットに接続することができます。
ちなみに、日本のキャリアでも楽天モバイルを使っている方は、フィリピンでもデータ通信可能です。
楽天モバイルのプランには、海外ローミングが含まれています。対応エリアであれば追加料金なしで2GBまで高速データ通信が利用できます。
また、専用アプリ「Rakuten Link」を使用すると、海外から日本へ無料で通話も可能です。もし2GBの無料データを使ってしまっても、500円/1GBで追加購入できるので、短期の方だと十分対応できると思います。
SIMカードを購入したり、eSIMの設定をしたりしなくていいので、一番簡単にフィリピンでもデータ通信が楽しめますよ。
フィリピンへ旅行や留学中の通信環境を整えておくことは、非常に重要です。
海でのアクティビティ中に写真や動画をリアルタイムでSNSに投稿したり、観光地でガイドアプリを使用したりと、快適に楽しむことができます。現地での通信をスムーズにするためにも、eSIMとSIMカードはどちらが自分に合っているのか比較・検討してみてください。