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フィリピン・セブ島の留学3ヶ月で一体どれほどの効果があるんだろう?
今回の記事はそんな人向け。
フィリピン留学を検討しだした時に真っ先に気になるのが、「何ヶ月間行けばいいのか?」という事だと思います。
3ヶ月でどれほどの効果が出せるのか、また意味ない留学にならない様に気を付けるポイントをお伝えします。
実際に過去3ヶ月で大きな成果を出した僕のお客さんは沢山いますが、一方でほとんど期待していた効果を上げなかった人もいます。
この記事では「3ヶ月で見込める効果を出すため何を知っておかなければならないのか?」についてもお伝えしようと思います。
3ヶ月のフィリピン留学の効果は、開始時点の英語レベル次第になります。
開始時点の英語レベル | 3か月後の英語レベル |
英語力ゼロの状態から始めた場合 | 3ヶ月でようやく中学の英文法が理解できる 何とか使いこなそうと完ぺきではないが短文で自分の意思を伝えることができる |
ある程度英語の基礎(中学英文法)をおさえた状態から始めた場合 | 2ヶ月程度でインプットされている知識が徐々にアウトプットできる 最後の1ヶ月でペラペラではないもののある程度の文章を作って発話できる |
上記はこれまでに何千人と留学生を見てきた平均値です。
個人差はもちろんありますが、やるべきことをきちんとしたやり方でやっていればこれぐらいの効果は見込めるはずです。
ただ、「初心者が3ヶ月の留学で英会話に全く支障がない状態になる」とか「ネイティブと対等に話せるようになる」などと勘違いしないことです。
断言するけど、どんなやり方をしても3ヶ月程度の留学でそのような飛躍した効果は出ないので、そんな記事を見つけても鵜呑みにしないこと!そんなことを信じてしまえば、3ヶ月後に無駄に自分が落胆するだけだよ。
3ヶ月を無駄にしないため、現実的なゴールを設定し、それに向かって着実に進むことが肝心です。
フィリピン留学で3ヶ月行けば、僕の経験上ほとんどの人がTOEIC目標スコアに届いています。
一般的には、3ヶ月で200点アップと言われています。
学生時代以来、全く英語に触れていない超初心者でスコアが300点台の人だったとしても、経験上600-700点台には上がる人が多いです。
また、スコア500点台の人であれば、800-900点台を目指すのも決して夢ではありません。
TOEICのスコアアップはTOEICを教え慣れている講師が多く在籍し、実績を多く持つ学校を選ぶことができれば、それ以上のスコアを取って帰ることも可能です。
個人的な意見ですが、TOEICのような英会話にあまり直結しないような勉強は、さっさと必要なスコアを取ってやめた方が良いです。TOEICスコアが求められる日本の社会では、多くの人がTOEIC対策本を選んでコツコツ勉強していますが、1年に100点も上がらない人が殆どです。
英語専攻の大学生であっても、卒業間近の3年生でTOEIC500~600点台の人が多くいます。
こうした現実を見ると、フィリピン留学をすれば効率的にスコアをアップすることができます。
理由としては、問題のパターンや解放テクニックを熟知した講師が、マンツーマンでいちから指導してくれて、個人個人によって違う弱点を徹底的につぶしてくれるからです。
これまでTOEIC対策でフィリピン留学をした僕のお客さんには、「フィリピン留学でTOEIC対策は最後にし、早く英会話対策に切替えようね!」と送り出し、ほとんどの方が2~3ヶ月で目標スコアの700~900を達成して帰ってきてくれているよ。TOEICに強い学校に関しては、以下の記事を参考にしてください。
≫【2023年最新】TOEIC目標スコアが取れるフィリピン留学先を公開
IELTS対策でも、フィリピン留学3ヶ月の効果は大きいです。
IELTS対策に強い学校に留学することで、効果的にスコアアップできるからです。
フィリピン留学の試験対策で最も受講生が多いのがIELTSコースです。
また、3ヶ月フィリピン留学では、IELTS対策をする方が非常に多いです。
【3ヶ月で見込めるスコアアップ】
留学開始時のレベル | 3ヶ月留学で見込めるスコア |
初めて対策するスコア2.0~3.5程度の人 | 5.5程度 |
5.0前後の実力がある人 | 6.0以上 |
IELTSはスコアが上がれば上がるほど、スコアが上がりにくくなるものです。
IELTSを勉強しているほとんどの人が、正規留学や海外就職・移住のために6.0~7.0を目指しています。
でも、日本ではIELTS対策は対策本も少なく、TOEICと比べても難易度が非常に上がるので国内だけでの対策は難しいです。
これまでIELTS対策で留学したお客さんには、
など様々でした。
いずれの方も6.0~7.0が必要で、そのスコア達成のために最低3ヶ月のフィリピン留学をしています。
IELTSでは、0.5の壁に苦しむ人が多く、また0.5アップするために数か月かかるというのも普通です。
正規留学の手配もしている弊社では、多くの留学生のIELTS目標スコア達成をサポートし、ほとんどの人が達成してその後大学に合格しています。IELTS対策に強い学校や対策方法については以下の記事を参考にしてください。
≫【2023年最新】フィリピン留学でIELTS6.0以上を取るためのお勧め校
TOEFL対策でも、フィリピン留学を3カ月すると効果を実感できます。
留学前のTOEFL iBT | 3ヶ月留学後のTOEFL iBT |
30点台の人 | 60点前後 |
60点前後の人 | 80点前後達成 |
TOEFL対策をしている人はTOEICやIELTSと比べると少ない方ですが、それでも欧米圏の正規留学のためにフィリピン留学をする人は一定数いて、多くの場合3ヶ月の留学をしています。
TOEFL iBTで60~80を目指している人が多く、そのスコアを取るために学校は専門の講師を充てて徹底的に指導します。
日本の一部の高校や大学によっては、TOEFL対策のために毎年団体でフィリピン対策をさせているところもあるほどです。
みんな朝5~6時ぐらいから夜中まで必死に勉強して、その成果を出しています。
実は、フィリピン留学でTOEFL対策がまともにできるところはそんなに多くないので、対策できる学校が知りたい人は以下より確認してください。
≫【2023年最新】TOEFL目標80以上が取れるフィリピン留学先を公開
3ヶ月フィリピン留学する効果は大きいです。
それぞれ詳しく見てみましょう。
フィリピン留学で最も多い留学期間の1つが3ヶ月です。
なぜなら、試験対策で必要なスコアを達成させるのに最適な期間だからです。
就活や転職のためにTOEICスコアを上げたい方であれば、700点以上を目指しますが、3ヶ月で多くの方が実際に達成しています。
また、海外事業部など英語を使う部署への配属を希望していたり、海外での就職を視野に入れている人にとっても英会話対策として望ましい期間だと言えます。
但し、何も準備しない状態で留学を始めるのと準備した状態で始めるのではかなりの差が出てしまいます。
そのため、できれば十分な対策ができるように渡航の3~5ヶ月前には申し込みが決め、あとは事前学習に集中することがおすすめです。
フィリピン留学の3ヶ月の学習時間は、1年分の欧米留学レッスン時間に匹敵します。
フィリピン留学では1日に8時間程度のレッスンがあり、更にそこから課題や強制自習時間などを入れると1日12時間ほど勉強しているからです。
そうすると、3ヶ月で720時間の学習時間となり、1日3レッスン程の欧米留学の1年分のレッスン数に匹敵するようになります。
これはもちろん時間だけの単純な計算で、実際の成果はそれ以外のところにも左右されますが、「学習時間」という1つの成果に関わる指標という意味ではすごく参考になると思います。
加えて、フィリピン留学は欧米留学と違って大人数のグループではなく、マンツーマン中心のレッスンなので以下のようなメリットもあります。
どんなに初心者の人でも、3ヶ月のフィリピン留学で自分の意思を簡単な文章で伝えられるようになる方が多いです。
この段階まで来ると「もっと深く的確に伝えられるようになりたい」という次のステージの目標が見えてくるでしょう。
行く前に1つも言葉が出てこなかった自分と比べると、「簡単な意思疎通ができるようになる」というコミュニケーションの上で最低限必要な力を付けることができます。
留学前の準備をしっかりした人は、「もっと深く的確に伝えられるようになりたい」という次のステージの課題に、留学半ばで取組んでいるはずです。
フィリピン留学3ヶ月で得られる「簡単な会話ができるようになる」という効果を得るためには、日本国内だと英会話教室に10年ほど通う必要があります。
フィリピン留学は時間を極限まで短縮し、英語を使った仕事ができるようになるための最短ルートであることは間違いないです。
そして、ある程度の効果を最も体感しやすいのが3ヶ月だと言えますよね。
フィリピン留学は、海外を旅行する前の英語学習にも効果的です。
短期間で英語力を身につける事ができるからです。
「世界一周の旅に出る!」「バックパッカー」という響きは良いのですが、実際に旅をしている人たちは英語でのコミュニケーションに苦労しています。
英語初心者は、「旅をしながら英語を強制的に使うことになるので、自然と英語ができるようになりそう!」と思ってしまいそうですが、現実問題そんなに簡単ではありません。
実は僕もバックパッカーをやっていた時期があるのですが、海外で出会った日本人旅人の殆どが英語ができず苦しんでいました。
僕はフィリピン留学をした上でバックパッカーになったため、現地で知り合った外国人とは簡単に打ち解けることができ、自宅やパーティに招待されたり、その後一緒に旅をすることになったりと、本当に沢山の思い出を作ることができましたよ。
ですが、英語初心者でバックパッカーになった日本人の多くは、誰ともコミュニケーションをすることができず本当に1人で旅を続けています。
せっかく異国の地に来たのだから現地の人と仲良くなりたいのですが、そうしたチャンスに恵まれても英語力がないので関係を発展させることができないままです。
そのため旅の途中にそうした苦痛を味わい、渡航先をフィリピンに変えてそのまま留学する方も多いです。
フィリピンに留学してからいくと、旅の密度が何倍にもなり、そして経験値も出会いの深さも何倍にもなるのでお勧めです。
ワーホリ対策としてもフィリピン留学は有効です。
これは、英語力がなければワーキングホリデーで働けないからです。
ワーキングホリデーの準備としてフィリピン留学される方は非常に多いです。
通常、現地の語学学校に2~3ヶ月ほど留学してから仕事を見つけるのが一般的ですが、そこには大きな落とし穴があります。
ワーホリ先として定番のカナダやオーストラリアの語学学校に2~3ヶ月留学した程度では、仕事としてつかえる英語力は身についていないばかりか、基本的な英会話すらも全くできないという状態で終わる方が殆どだからです。
なぜなら、欧米の留学では、30人程度のグループクラスを1日に3時間程度やるだけだからです。
冷静に考えればわかると思いますが、皆さんが中学・高校生の頃、ALTのネイティブ講師がたまにきて英語の授業が提供されていましたよね?あれを1日3時間受けて、2~3ヶ月後に使える英語が身についているとイメージできますか? おそらくほとんどの方がNOと答えるはずです。それをカナダやオーストラリアで2~3ヶ月やりに行くと考えるとわかりやすいかもね。
実際に欧米の留学先に行かれた人に話を聞くと、日本の高校でやっていたALTのネイティブの講師をわざわざ現地まで行って受けているようなものなので、そのような短時間の授業だけで英語ができるようになるわけがないと話します。
こうしたことがワーホリ前に分かっている人であれば、間違いなく1日8時間マンツーマンレッスン中心のフィリピン留学を選びますし、フィリピンの語学学校にはそのような人たちが沢山来ています。
こうしたワーホリ対策にもフィリピン留学は最適です。
3ヶ月のフィリピン留学はメリットがたくさんありますが、デメリットもあります。
おすすめしない理由についても紹介します。
3ヶ月の留学をするのには、転職や休学が必要になってしまうことはデメリットといえるでしょう。
学生なら休学申請が必要だし、社会人なら転職前のタイミングでもない限り、3ヶ月ものまとまった時間が取れないのが普通だからです。
定年退職後に行かれる方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が1ヶ月の短期留学と違って前々から計画して行くのが当たり前になるでしょう。
3ヶ月フィリピンに留学するのには、ある程度まとまった留学資金が必要なことも重要なポイントです。
フィリピンは欧米留学と比べても費用が半分程度に抑えられるなど格安とはいえ、やはり3ヶ月ともなるとそれなりに費用は掛かります。
3ヶ月の費用に関しては、後述します。
学生であれば、親に相談したり教育ローンを組むな必要があるため、前もって計画が必要です。
3ヶ月の留学は中だるみしやすい期間なことも注意が必要です。
2ヶ月くらいで環境に慣れ、徐々に刺激が薄れてくるからです。
フィリピン留学をする人は、有給休暇で渡航するような超短期の1週間から1年という長期の人まで様々です。
そのため、毎週留学生の入れ替わりも激しく、3ヶ月の留学期間のうちに周りは新しく入ってきた人の方が多くなるはずです。
初めてフィリピンに来た頃は、右も左もわからず、環境の変化に対して適応するにも2週間ほど時間がかかり、日々色んな事を考えながら過ごしています。
2ヶ月も経つ頃には環境には慣れてきて、地域の事にも徐々に精通し刺激も薄れてきます。
また、学習面においても成長速度の鈍化が影響するため、このまま同じ学習方法を続けていていいのか悩む人も多いです。
その結果、留学した当初と比べると次第に中だるみしやすくなる人が出てきます。
ですが、この対処法は簡単で、このことを最初から予想しておけばいいのです。
成長は右肩上がりで順調に表れるものではなく、やるべきことをやっていれば停滞期もいずれ打破し、再び成長を感じる局面が現れてきます。
何となく留学してしまう人は中だるみしやすいので、前もってこの事実を知っておきましょう。
フィリピンの環境に慣れるかわからないのもデメリットです。
フィリピンでの生活環境は、日本のような先進国と違ってインフラが発達していない分、我慢しなければならない点がいくつかあるからです。
環境の問題点 | 内容 |
治安問題 | 街中でのスリやひったくりに気を付ける必要がある 滞在中の外出では貴重品の管理に注意が必要 |
インターネット環境 | 現地のSIMカード・学校のWi-Fiが不安定 |
虫の多さ | 部屋に蟻が入ってくることも多い 蟻対策グッズが必要 |
水回り事情 | シャワーの水圧・温度が不安定 |
セブ島は治安が落ち着いていると紹介されますが、マニラなどもっと治安が良くない地域と比べたときの話です。
特に街中でのスリやひったくりに気を付ける必要がり、滞在中の外出では貴重品の管理に注意しましょう。
現地のSIMカード・学校のWi-Fiがありますが、どれも安定した速度が出ません。
急に途切れることもザラで「ネットが繋がる=快適な速度が出ている」とは思わない方が良いです。
虫が多いので、苦手な人にはフィリピンは留学先におすすめできません。
なぜか部屋中にまで蟻が這い上がってくることが多いので、日本からアリの巣コロリなどのアリ対策グッズと持っていくことをお勧めします。
最後に水回りの事情にも問題があり、シャワーは水圧・温度ともに安定しないのが普通です。
学校にはシャワーがあってお湯も出ますが、日本のような快適なシャワーは期待できません。
また、トイレに紙が流せないというのも日本人にとってはネガティブなポイントでしょう。
フィリピンに対して先進国のような生活を求めるとイライラしてしまうよ。だから、前述したフィリピン留学3ヶ月の効果やメリットとデメリットを天秤にかけ、あなたにとってメリットの方が大きければフィリピン留学は大いに活用できるはず。デメリットの詳細については以下の記事から見てください。
3ヶ月のフィリピン留学で効果を出すためのコツを4ツ紹介します。
英語が伸びない人の特徴も紹介しますので参考にしてください。
留学前の準備をしっかり行うことが重要です。
あなたのレベルで留学開始する場合と、ある程度の準備をしていく人では3ヶ月の効果にかなり差が出てくるからです。
仮に英語が苦手で、これから基本文法などを勉強するレベルの場合、そのまま留学してしまうと3ヶ月の効果は限定的になります。
例えば、留学先での文法用語もすべて英語に代わるので、adjective(形容詞)・adverb(副詞)など日本語でも難しい単語が更に英語になって説明されます。
なので、基本文法は日本語のテキストを使って勉強していた方が習得が早いと言えます。
留学までには「TOEIC700程度までの単語力と中学英文法の範囲」までを終わらせておくのが理想です。
シンさんのアドバイスで「TOEIC700程度までの単語力と中学英文法の範囲は絶対に抑えた状態で留学しろ!それは高速(留学)に入るための助走区間だから!助走がなければ高速で必ず事故するよ。」って言うのを言われていて、留学前にも必死に対策していったのを覚えています。
経験者リク
ですね!私も必死にこの準備をやっていったおかげで、留学期間以上の成果を出せたと思っています。でも、実際にはこの準備全然してきていない人の方がほとんどでした。だから留学してからバタバタしてるけど、何も準備してないからすごい初歩的な所でものすごく時間がかかってるようだったし・・グループクラスともなると発言すら全然できないし、数か月経ってもあまり上達しているように見えませんでした・・・・って、あ!これがシンさんが言っていた「事故」ってことなんですね!
経験者カナ
完ぺきに拘る人は、中々思った成果を出せない傾向にあります。
なぜなら何かを学ぶには手順(プロセス)というものがあるからです。
これから英語を勉強する人が英検を受験しようと思った時、3級程度からチャレンジし、合格したら準2級、次に2級、そして準1級という順番で受験していくはずです。
3級レベルでは初歩的な単語や文法の大枠を掴んでおけばよく、級に応じて難易度が上がっていく過程で細部にこだわって理解していくようになります。
ですが、この手順を無視して、大枠が分かっていないのにいきなり細部に拘る人がいます。
これは英語初心者が3級の受験を飛ばしていきなり準1級や1級の勉強を始めるようなものです。
土台となる基礎ができていないため回答の意味すら理解できずに終わるでしょう。
肝心なのは、細部の疑問に関しては「このようにわからないこともある」と割り切ることも多々必要だという事です。
どこまでを気にしていた方が良いのかわからない場合、講師に聞いてみたらいいでしょう。
英語を勉強していると、時々絶対わからないものって出てきていました。でも、それって時に文法とかのルールも超えていて、そういう言い回しなんだって思ってそのまま理解して次に進めていたんですけど、それが良かったんですね!
経験者カナ
英会話力を上げるためには、アウトプットを戦略的に行うこともポイントです。
これは、インプットよりもアウトプットを沢山した方が英語力アップの効果があるからです。
フィリピン留学を検討している人の多くが「レッスンを沢山受ければ上達が早くなる」と信じていて、コマ数の多い英会話コース・コマ数を多く提供している学校を探していたりします。
これは「レッスン=アウトプット」という前提の下で成り立つ考え方です。
ですが「レッスン=アウトプット」ではなく「レッスン=インプット(+おまけ程度にアウトプット)」に過ぎません。
では、どこで英語を伸ばすためのアウトプットをするのかというと、「レッスン以外の場」になります。
レッスンではアウトプットするための知識をインプットし、アウトプット後の修正を行う場と考えるのが正しい認識です。
またレッスン以外の場では、「日本人との交流を絶ち、多国籍な留学生がいる語学学校で沢山のコミュニケーションを取る事がよい」と思っている人も多いのですが、経験上あまり英会話力向上に役に立ちません。
なぜなら、国籍が違っても英語初心者同士の会話は、(友達を作るという目的なら良いのですが)お互いに会話がスムーズでないからです。単語や短い文章だけでの会話となり、リスニングもスピーキングの上達にもあまり寄与しません。
それよりも、英語がネイティブ級に話せる人と日頃から会話をしていた方が刺激になり上達します。
同級生もシンさんに留学お世話になりましたが、その子は英語超初心者だったのに数か月でスピーキング力めっちゃ上げて帰ってきましたよね!
経験者リク
佐野さんのことだよね? 彼女は本当に信じてその通りやっていて、完全に自分の環境を英語漬けにしていたよ。実際に留学中に会った時も僕と英語で会話してたもん(笑)でも、そういう人僕のお客さんで意外と沢山いるんだよ。正直、本当にやるかどうかはその人次第なんだけど、でもアドバイス通りやってる人はかなりレベルアップして帰ってきてるね。
シン
適切なボール設定で高望みしないことも、英語力が上がるコツです。
現実的な目標を持つことで留学中の勉強における戦略が実行できるからです。
留学を検討している人の多くが「留学すればペラペラになれる」と妄想を抱く傾向があります。
ですが、そのような飛躍しすぎた目標を持ったまま留学すると、無駄に落胆してしまいます。
正しい現実的な目標は、以下の条件で変わります。
「現時点での英語レベル」から「留学開始時点での英語レベル」は留学前の準備がどこまでできるのか次第です。
留学中のアウトプット計画戦略がどこまで実行できるのかによって3ヶ月の効果が増減します。
高望みの目標ではなく、実現可能な目標を持つことが大切です。
シンさんに、数か月の留学後の目標値と今の私の英語力の差からそれが現実的なモノかどうかのアドバイスをもらいました。そして、その目標が実現可能なものだとわかったら、あとはひたすら頑張れたのを覚えています。でも、周りの留学生は何となく勉強していたり、いつになったらペラペラになれるんだろう~とぼやいていたり、適正な目標を立てられていなかった人ばかりでした。
だから、留学中盤にもなるとこんな調子じゃ絶対に目標に届かないことを感じ始めて、自習自体をサボってきて、あまり勉強に身が入っていないようになっていた人が増えてた気がします。こういう現状を留学地で、先に達成可能な目標を作っておく大切さを思い知らされました。もし、漠然とした気持ちで留学していて私もそうなっていたと思うとゾっとしますね・・
経験者カナ
英語を中々伸ばせずにフィリピン留学から帰ってきている人の特徴をまとめました。
どんな人が英語力を伸ばせないのか、確認してみましょう。
勉強をさぼるタイプは英語力がのばせません。
授業を受けっぱなしで復習しないからです。
大抵このタイプの人たちは、過大広告やエージェントの言葉を鵜吞みにして「留学に行けば何とかなるはず!」と信じて留学しています。
他力本願の人は英語力が伸びません。
語学学校は勉強する環境を提供するだけで、実際に力を付けるのは本人の努力です。
という当たり前の努力ができない人には、見合った成果は上げられません。
シンさんに先にこうしたことを注意喚起されて私は留学したので、ほんと現地の生活態度を見ただけでこの人は伸びるな~とか伸びないな~というのが留学中に分かりました。私は授業と自習で1日15時間ほどの勉強で毎日フラフラになっていたので、階段を踏み外して転げ落ちそうになりました(笑)
経験者リク
リクは、ほんと留学生活に懸けてた様子が分かるほど勉強してたもんね。でも、階段から転げ落ちなくて良かった(笑)でも、そこまで頑張ったおかげか、帰国後の見事に大学全国英語スピーチコンテストで堂々の優勝だったよね!おめでとう!
シン
はい!スピーキングだけじゃなく、TOEICも800点以上取れて大成功でした!
経験者リク
英語初心者にも関わらず細部にこだわってしまうタイプの人は英語が伸びにくいです。
英語に限らず、言語には「なぜそうなるの?」という事を飛ばして鵜呑みにしないといけないことが多々あるからです。
一昔前、芸人の厚切りジェイソンが日本語を勉強していて、「一・二・三の次になんで『四』になるの?Why Japanese people!?」と言っていましたが、英語でもそのような理屈では通用しないことが多々出てきます。
神経質な人は、その謎ときに拘ってしまって中々先に進めません(笑)
日本人は、良くも悪くも「こうあるべきだ」と少々完ぺきに拘り過ぎる傾向があります。
そのため、些細なことに頭を悩まして優先順位を全く考えていないため、英語学習において非常に効率が悪いです。
また、自己流の勉強方法にこだわり、学校が提供するカリキュラムが受け入れられないケースも英語の成長の妨げになります。
神経質すぎる人って、学校に一定数いますよね。で、大抵こうした人たちって学習スピードがすごく落ちるので、中々レベルアップしていないですよね。。。私が留学していた時も見かけましたが、一定数こういう人っているんですね。
経験者カナ
*USD/JPY=135円時
費用 | 料金 | 内容 |
入学金 | 14,400円 | 学校登録に必要な費用 |
学費 | 635,850円 | 授業料・寮滞在費・食費 |
海外送金手数料 | 3,500円 | 日本からフィリピンの銀行への送金手数料 |
こちらはセブ島3ヶ月留学の平均値です。
安い所を選ぶとマイナス10万円ほど、高い所あとプラス10~30万円などかなり差があるため、まずは平均値であるこちらを目安にすると良いです。
*PHP/JPY=2.5円時
費用 | 料金 | 内容 |
SSP費用 | 17,167円 | フィリピン政府から発給される特別就学許可証の費用※半年ごとに更新 |
ビザ延長費用 | 23,850円 | 30日以上滞在者が対象の31日目からの観光ビザ延長費用 |
ACR-Iカード発給費 | 9,417円 | 60日以上滞在者が対象の外国人登録証 |
寮保証金 | 8,750円 | 寮の保証金 ※退寮時に全額返金 |
水道光熱費 | 12,750円 | 現地で使う水道光熱費 |
管理費 | 13,000円 | 設備利用料・メンテナンスフィー |
ピックアップ費 | 2,000円 | 現地空港へのお迎え費用 |
ID費 | 625円 | 学生IDの発給費用 |
テキスト代 | 15,000円 | 学校で使う教材費用 |
これらは「現地費用」と呼ばれていて、学校が変わってもさほど大きな金額差は出ません。
現地で必ず払う必要のある費用ですので、こちらも予算として組み込んでおきましょう。
費用 | 料金 | 内容 |
海外航空券 | 80,000円 | 往復の海外航空券代 |
海外旅行保険 | 50,040円 | タビホ保険の場合 |
お小遣い | 60,000円 | タクシー代、外食代、観光費用等 |
航空券を格安航空にしたり、海外旅行保険をクレカ付帯のものにすることで費用を抑えることもできます。
その場合はこの費用がかなり節約できます。
フィリピン留学の費用について、詳しくは「【2023】3ヶ月のフィリピン留学で掛かった費用はコレ!節約方法も大公開」を参照してください。
3ヶ月のフィリピン・セブ島留学を検討するときに、どのような学校があるのかを紹介します。
これらの学校は特にスピーキングの強化に特徴的なプログラムを持っている学校です。
試験対策が目的の場合、こちらのリンク(TOEIC・IELTS・TOEFL)よりそれぞれの対策に見合ったお勧めの学校が確認出来ます。
BECIはバギオに3つキャンパスがあります。
こちらは講師と一緒に滞在できるスパルタが特徴の学校ですが、24時間英語に浸かれるのはもちろん、スピーキング強化のためのプログラムも提供している学校です。
そのため、英会話の中でもスピーキングを特に強化したい人向けです。
≫【2023】バギオで英語漬け「BECIスパルタキャンパス」の教科書
セブ島にあるリゾートを意識して作られたCPIという学校です。
校内にはBGMも流れていてリゾートっぽい雰囲気を味わいながら留学できる環境です。
CPIは、夜間のアクティビティが特に豊富な学校で、毎日バドミントン・水泳・卓球・ズンバなどの身体を使ったアクティビティが開催されているのと同時に、マンツーマン受け放題のアクティビティも提供されています。
夜間のマンツーマンアクティビティでは、日中の勉強でわからなかったことを聞いたり、自由にトピックを決めて講師とディスカッションできるため、多くの学生のスピーキング向上に役立てられています。
≫【2023】セブ島でリゾート留学が叶うCPI(シーピーアイ)の教科書
クラーク地域にあるCIPという学校は、ネイティブが最も多く在籍する学校です。
施設こそ豪華ではありませんが、学生の意見を常に設備に反映させて日々改善が行われているため、どの学校よりも生活がしやすいと感じます。
また、学校施設の作りが本当のキャンパス型で、教室棟・寮棟・ダイニング棟・体育館・プールなど敷地内にいくつもの建物が点在しています。
所々に留学生や講師同士のコミュニケーションが捗る休憩スポットがいくつも点在しており、留学生同士の会話が自然と行われる理想の環境が作られています。
≫【2023】クラークにあるネイティブ講師数最多「CIP(シーアイピー)」の教科書
セブ島にある老舗の学校の1つCPILSです。
CPILSには、PMCコースというプレゼンテーションをメインにしたプログラムが提供されています。
TED Talkを教材にしており、プレゼンの構築方法だけではなく相手を納得・説得させるための技術、立ち振る舞い方などを身につけることができます。
通常の英会話コースとはレベルが上のコースになりますが、レベルごとにグループが分けられているため、初心者でも参加することができます。
プレゼンが目的ではない学生であっても、このレベルで英語ができるようになれば、日常会話が簡単に感じるはずです。
≫【2023】セブ島留学のスパルタ校「CPILS(シピルス)」の教科書
基本的には、フィリピンはパスポートとフライトチケットさえあれば簡単に行けますが、目的が留学の場合どんな持ち物が必要なのか紹介します。
基本的な生活用品はフィリピンでほとんど揃うため、万が一忘れてもだいたいどうにかなります。
ただ、3ヶ月の留学となると日本食も恋しくなる人が多いため、みそ汁やお吸い物などのインスタント食品やふりかけ、麦茶のティーパックなどを持っていくと便利です。
以下の記事で、
などを詳しくまとめてるので、気になる人は確認してみてください。
3ヶ月のフィリピン・セブ島留学の効果・費用について紹介してきました。
初心者が3ヶ月留学をしてもネイティブのようにペラペラになるということはありません。
ですが、
上記を行うことで、英語初心者でも基本的な英文法を使い、相手と意思疎通ができるレベルにまでは上達することは可能です。
こちらの記事では、3ヶ月の留学でキチンと効果を出すためのコツや英語が伸びない人の特徴についてもまとめています。
は学習効率が悪くなります。
留学期間中は、やるべき復習はきちんと行い、完ぺき主義を捨て、戦略的にアウトプット計画を遂行するようにしましょう。
また、同時に実現可能な目標を立てる事、そしてそれらをブレークダウンして1ヶ月後・2ヶ月後にどのレベルまで到達している必要があると短期・中期目標も立てておきましょう。
ただ3ヶ月フィリピン留学をするだけで自動的に効果が上がるわけではありません。
フィリピン留学を検討する際は、以下の留学地域・学校選びから学校を絞り込んでみてください。