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今回は、僕が3回のフィリピン留学で経験した「本当にあった身の毛もよだつ恐怖体験」を4つ厳選して紹介していきます!
この記事を読んでくださっている皆さんが、今後フィリピン留学に行かれる際に、体験するかもしれないものばかりです!
是非、明日は我が身だと思いながら読んでみてください!
当たり前の事ですが、フィリピンという国は僕たちの住む日本という国とは違った文化や宗教を持っています。
その中での生活では、毎日のように信じられない事の連続でした。
ここからは、僕がフィリピン滞在中に遭遇した恐怖体験を紹介します。
これは、フィリピン留学2回目の出来事です。
首都マニラからバスで4時間程のクラークという地域にある語学学校に、1週間滞在していました。
通常、語学学校から空港までは同日に卒業する生徒でバンを貸し切り、一緒に空港に向かいます。
しかし、たまたまタイミングが合わなかった僕は、泣く泣く一人で現地の交通手段を使い帰ることにしました。
クラーク地区からマニラ空港まで向かうには、ダウというバスターミナルまで移動し、そこからパサイバスターミナルまで約4時間のバスの旅になります。
最初は、現地の人と同じ交通手段を使う事にかなりの恐怖を覚えていた僕でしたが、バスの乗り心地も快適で、パサイバスターミナルまで無事に到着する事ができました。
パサイまで到着したらマニラ空港まではすぐそこです。
僕はタクシーを捕まえ、マニラ空港までお願いし、無事に旅も終盤…と思っていました。
マニラ空港に到着し、タクシーを降りると、異なるターミナルに到着してしまっていました(どのターミナルだったかは詳しく覚えていません…)。
飛行機の時間もまだ余裕があったので、「大丈夫だろう」と思い、もう一度タクシーを捕まえターミナル間の移動をお願いしました。
タクシーの車内では、ドライバーの方がとても優しく、「ターミナルを間違えるお客さんはたくさんいるから安心していいよ」と声を掛けてくれたり、色々な話をしてくれたりしていました。
僕もそのドライバーの方の話に夢中になって会話を楽しんでいました。
ちょうどターミナル間の中間地点くらいにさしかかった時に、ドライバーの方から『料金表』のようなものを渡され、これをよく読んでおくようにと言われました。
今考えると、この時、この『料金表』をもっとちゃんと見ておけば良かったと後悔しかありません…。
ターミナル間の移動が終わり、タクシーを後にしようと、料金表に「ターミナル間の移動300」と書いてあったので、300ペソ(日本円で600円くらい)をドライバーに渡そうとすると、怒った表情で突き返されてしまいました。
何が起こったのかまったく理解できなかったので、「どうしたの?」と尋ねると、
「300ペソじゃない300ドルだ。払えないなら警察に言うぞ。」と脅しをかけてきました。
突然の事で、未だに理解できていませんでしたが、理不尽なぼったくりに怒りがこみ上げてきました。
「料金表の表示の仕方がおかしい!」と文句をつけましたが、聞く耳を持たないドライバーは、さっきまでの優しいおじちゃんとは別人のようでした。
僕はかなりイライラしてきたので、怒鳴られながらも無理やりタクシーを降り、逃げるように空港内に入り、事なきを得ました。
今になって考えると、ただの無賃乗車ですが(笑)
ドゥテルテ大統領の働きかけで取り締まりの厳しいマニラ空港付近ですが、未だにこのような旅行者を狙ったぼったくりは多いようです。
ちなみに、3回目に渡航した時も同じ目にあいましたが、料金表を渡された時点で「高い!」と指摘したら通常料金の300ペソで乗せてくれました。
マニラ空港付近でタクシーに乗る場合は、乗り込む前に目的地までの金額を聞いてから乗るようにすると良いかと思います。
また、語学学校付近のタクシーは留学生に対して優しいので、余程物知らずのドライバーでない限り、基本的にボラれることはないのでご安心ください。
あー怖かった…。
フィリピン1回目の滞在は、ミンダナオ島のダバオ市という自然豊かなフィリピンの中でも田舎の地方の語学学校で1ヶ月間『TOEFLスパルタコース』というものを受講していました。
当時、別にTOEFLの点数が必要なわけではなく、カナダ留学に向けた英語力の底上げとしてスパルタコースを選択しました。
初日の授業で、その旨を担当講師の方にも伝えると、「そうか、じゃあ1ヶ月間しかないし、急がないとね!」とニコッと笑い、1ヶ月間で終わらせるテキストを渡してくれました。
なんと、1教科ごとに2冊ずつ、分厚目のテキストを渡され、初日から宿題が鬼のように出されました。
その学校では、平日の夜7時から10時まで実習時間として、実習室にこもらなければいけませんでした。
この日から、山積みの課題を目の前に、夜中の12時過ぎまで課題に食いつく生活がスタートしました。
12時過ぎまで課題をやって、寝るのは1時。
また、毎朝8時から英単語テストがあり、その勉強のために、6時半には目を覚まし、目をこすりながら自習室へ行く毎日でした。
あんなに勉強したのは生まれて初めてでした。きつい体験でしたが、あんなに充実した1ヶ月間はもう味わえないかもしれません。
初めてのフィリピン留学の目標の一つは、日本人以外の友達を作る事でした。
積極的に韓国人の留学生に話しかけ、お昼ご飯を一緒に食べたり、暇な時間を過ごしたりと、「友達を作ることで色々な価値観や文化に触れる機会になる」と思っていました。
そうしていくうちに、韓国人留学生の間では不思議なルールがあることを知りました。
「帰国する者は、お酒を飲んで潰れなければいけない。」
帰国する人の送迎パーティを開いた上で、そのパーティを開かれた人は動けなくなるまでお酒を飲まされるというものでした。
毎週のように帰国する人がいるフィリピン留学では、常に誰かのパーティが開かれています。
韓国といえば『ソジュをビールと混ぜる飲み物(名前は忘れてしまいましたが)』が有名なようで、僕もトライしてみましたが、アルコールの強さに吐き出してしまいました。
とは言うものの、帰国する人以外は自分のペースで飲めるので、韓国人の友達が毎週楽しいパーティに誘ってくれるとかなり嬉しかったです。
しかし、その日はやって来ました。
僕が帰国する前日の夜、いつものように「お前のパーティだ!」と言って誘って来てくれました。
パーティが始まると、韓国人グループのリーダー的存在の友達から、いきなりビールとソジュを混ぜた飲み物を手渡され、飲み干すように言われました。
「最後だし、やってやるか!」と覚悟を決めて飲み始めましたが、しばらく飲んでいると、「まだまだ飲み足りない」と催促され、さらにペースを上げて飲みました。
そして、気付いたら部屋のベッドで寝ていました…。
ここまで聞いたら危険な話ですが、この時仲良くなった韓国人留学生とは未だにSNSでやりとりをしています。
僕の人生の中で、ここまで充実した時間を一緒に過ごした友達は一生の宝だと思っています。
「自分はお酒が飲めないからな〜」と思っている人も、「自分は飲めない」ということをしっかり伝えることができれば、まったく問題ありません。是非ともフィリピン留学でパーティに参加してみてください!
恐るべしソジュとビールを混ぜたヤツ…。
フィリピンの語学学校は、結構な確率で幽霊が出ると講師の方が言っているのを耳にします。
戦争の関係もあるかも知れませんが、僕がいた学校は隣が墓地だからだと言っていました。
留学2日目に幽霊が出るという話を聞き、「へ〜そうなんだ」くらいにしか気に留めていませんでした。
その時滞在していた学校では、ほぼ毎日のように、授業後に学校から歩いてすぐの小さな居酒屋さんに集まり、生徒や講師が一緒にお酒を飲んでいました。
ある日、飲んでいると、また誰かが学校内のトイレで幽霊を見たという話題が出て、女性の生徒はかなりビビっているように見えました。
僕は、内心ビビリながらも、「幽霊とか信じてないんだよね〜」と強気で振舞っていました。
その後、課題がまだ残っていたので、一人だけ少し早めに寮に戻ろうと、その場を後にしました。
フィリピンの暗い夜道を一人で歩きながら、学校まで到着しました。
なぜか学校が昨日の夜とは違う雰囲気のように思え、敷地内の一番奥にある寮に向かって歩き始めました。
寮の手前にはジムがあり、その横はかなり暗く、僕は段差がある事に気付かず、躓いてしまいました。
「おっとっと」と態勢を整え、前を向いた瞬間に鳥肌が立ちました。
この写真は後日同じ場所で撮ったものですが、これを見てビビらない人はいないと思います。
一生体験したくない怖い体験でした。
僕が実際に体験した話はどうでしたか?
他にも、フィリピン留学に行かれた人は、もっともっと凄い経験を持っているかもしれません。
日本にいる時には想像もできないような出来事がフィリピン留学に行けばきっと体験できるはずです。
そんな体験を受けて、「自分がどう成長できたのか」ということを改めて実感できたのも事実です。
皆さんはどんな経験をしたいですか?