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「留学費用は抑えて、英語力はしっかり伸ばしたい!」
そのような理由から、フィリピン留学を考えている人はとても多いと思います。
当時は、私もその一人でした。私にとって初めての留学どころか、初めての海外だったため、不安だらけで情報を集めまくり、その結果、「JIC」という語学学校を選びました。
3か月間、語学学校JICに留学した体験談について知りたい人におすすめの記事です!
私はもともと留学先の国すら決めていませんでした。
そんな中で、「フィリピン」という国を選び、「バギオ」という街を選び、「JIC」という語学学校を選んだ理由について3段階に分けて紹介します。
「フィリピンのバギオに留学することは決めている!」という方は、「JICを選んだ理由」まで読み飛ばしてくださいね!
留学国としてフィリピンを選んだ理由としては次の3つです。
私は大学を休学して、留学費用を一から貯金する必要があったため、コストが安いフィリピンを選びました。
口下手で、英語で積極的に発言できる自信もなかった私にとって、マンツーマン授業はとても魅力的だと思い、フィリピン留学に決めました。
フィリピンの語学学校は、寮完備で、食事なども全て学校側で面倒を見てくれるため、家事などもなく、勉強に集中できる環境だと思います。
フィリピンの中でも、バギオに留学しようと決めた理由は3つあります。
フィリピンと聞いて心配になるのが、なんといっても「治安は大丈夫なの?」という点です。バギオは、フィリピンのお金持ちが集まる避暑地で、学園都市でもあり、さらに観光地でもあるため、治安を良くする取り組みがしっかり行われています。
バギオは、大学が多く集まり、学園都市と呼ばれています。そのため、語学学校にも質の高い講師が集まります。
バギオは、フィリピンの留学地として有名なセブとは違い、涼しくて、静かな田舎です。
セブよりも平均気温は10℃程度低いため、空調設備がいらない点でも留学費用が抑えられている学校が多いです。自然に囲まれているため、とても静かで、山籠もりして勉強したい留学生におすすめです。
バギオの中でも、いくつかの語学学校があります。その中でもJICを選んだポイントについて紹介します。
フィリピンの語学学校には大きく分けて、日本資本と韓国資本の語学学校があります。JICは韓国資本の語学学校です。私自身、はじめは「日本資本の学校の方が良くない?」と思っていました。
しかし、韓国は、日本よりもかなり早い段階からフィリピンに語学学校を展開していて、教育ノウハウ・質の高い講師を育てる技術、ともに圧倒的に歴史が長いです。
食事は韓国料理が多いですが、私は辛いのが好きだったため、気にせず韓国資本の語学学校JICを選びました。
韓国経営校でありながら、JICには日本人の正規スタッフが在中しています。
臨時スタッフの日本人や、他の留学生の生活をサポートしてくれる留学生・スチューデントマネージャーがいる学校は多いです。
しかし、本当に困った時には、やはり正規の日本人スタッフがいることは大きな魅力です。入学申し込み後に、ダウンロードできる資料では、正規日本人スタッフとラインアカウントも掲載されているため、安心できるポイントでした。
JICは「ゲストハウスのようなアットホームな語学学校」であることも大きな決め手でした。
JICより施設面が優れている語学学校はあるかもしれませんが、ホテルのような学校に缶詰のような状態は、息が詰まりそうだな…と思ったんです。
「講師と生徒といった堅苦しい関係では、話すのも限界があるのでは?」と思ったため、話すのが苦手な私にとって、講師と友達のようなフレンドリーな関係の方が気軽に会話しやすいと考え、JICを選びました。
JICの動画での学校紹介を見たことで、学校の雰囲気をとても理解できたことも、JICを選んだ大きなポイントでした。
JICがYouTubeであげている学校の部屋や授業の様子、留学生のインタビューやイベントなどの動画をYouTubeで数多くあげています。
実際、私はJICに申し込む前はもちろん、入学日まで何度も動画を見て、「堅苦しい雰囲気ではなく、自分が自然体でいられる学校だな!」というイメージを持つことができました。
また、お部屋の様子や、授業風景はもちろん、入学申し込み以降の流れや、空港から語学学校までの移動についてなどの詳しい説明があったことで、安心して留学先として選ぶことができました。
私が選んだコースでは、授業を自分でカスタマイズすることができました。
そのため、朝は重めで疲れやすいスピーキング特化のグループクラスを入れ、午後からはマンツーマン授業で先生と日常会話程度の楽しいスピーキング授業するなど、負担を感じにくいように工夫していました。
一日で受講する授業時間が長いため、上手く授業をカスタマイズすることで、スピーキングの授業ばかりでも、苦手意識を持たずに勉強し続けられたと思います。
EOPチャレンジ制度は、最初にお金を預けておき、決められた期間に英語だけで過ごすことができればお金が返ってくるシステムです。
一方、チャレンジ中の札を付けているため、英語以外で話しているのが見つかった時点で、預けたお金は没収され返ってきません。
私は英語での会話はまだ不安だったため、English Only Policy(母国語禁止)がないコースを選びました。
しかし、自信がついてからは1週間程度だけEnglish Only Policyに挑戦できるEOPチャレンジ制度に2回ほど挑戦しました。短期間だけ挑戦できるため、無理せず挑戦できたのが嬉しかったです。
入学以前から、JICはアットホームな語学学校と聞いていましが、実際に留学してみても、リラックスできて、気安く話せる講師やスタッフが多かったです。
何よりも講師がとてもフレンドリーで、話すのが苦手な私でも、会話に困ることはありませんでした。まれに性格が合わず、講師を変える生徒もいましたが、私はどの講師も大満足でした。
現地の美味しいレストランやカフェを教えてくれる講師や、初めてだと危ないからとバーやクラブに一緒にいってくれる講師もいました。
JICでは、週に3回、洗濯と部屋の掃除をしてくれるスタッフがいます。私は、フィリピン留学で特に衛生面を気にしていましたが、スタッフの仕事にとても感動しました。
洗濯はカゴにいれて出したら、生徒別にカゴに入れられて、綺麗にたたまれた状態で返ってきます。中には、「服の色が落ちてる」と言っている人もいましたが、私はそれほど気にならず、色が他の服に移っているなんてこともありませんでした。
掃除もとても丁寧にしてくれます。特に気になっていたトイレやシャワーの排水溝なども毎回綺麗に掃除してくれるため、とても快適に使用することができました!
ウォーターサーバーは、それぞれの部屋に1台ずつと学校の至る所に設置されています。
私は日本から持参した味噌汁や緑茶を飲んでいました。
もちろん、フィリピンのスーパーには、インスタントコーヒーや紅茶、スープなども売られているため、気分に合わせて気軽に好きなものを飲むことができるウォーターサーバーは本当に有難いと思いました。
また、カフェテリアにはコーヒーサーバーもあるため、毎朝水筒にコーヒーを入れて、長い一日を頑張って乗り切ることができていました!
Wi-Fiが不安定なのは、少し不便かもしれません。部屋によってはWi-Fiがほとんど届いてない部屋もあります。
勝手に他人の部屋に入ることができないため、友達に用事があってラインしても届かない時は困りました。しかし、動画視聴やネットサーフィンができない分、勉強に集中できるという点では良いと思います。
シャワーの温度がぬるくて、水圧が弱いのは、私としては改善してほしいデメリットでした。
シャワーの温度は寒いほどではありませんが、「もっと熱いお湯があれば、疲れもとれるのになぁ、、、」とは思いました。
また、シャワーの水圧が弱いため、髪が長い女性などは日本よりもシャワーに時間がかかると思った方が良いと思います。稀にですが、自分の部屋だけ水道が止まり、シャワーが使えなくなることもありました。
JICの留学費用は、選択したコースとお部屋によって金額が変わります。
4人部屋×12週間で、私の場合は約60万弱ぐらいでした。
下の表は、私が選んだ「バランス重視コース」の金額です。JICの詳しいコースや部屋別の金額については、バギオの語学学校JICの概要を参照してください。
語学学校費用(4人部屋×12週間) 405,000円 入学金 15,000円 フライトチケット(往復) 40,000円 電気水道代 6,000ペソ(約12,000円) 空港ピックアップ(団体) 2,000ペソ(約4,000円) 寮保証金 2,500ペソ(約5,000円 ビザ延長費用 8,130ペソ(約16,260円) ビザ SSP 6,300ペソ(約12,600円) ビザ ACR I-CARD 3,330ペソ(約6,660円) おこずかい 80,000円 合計 596,520円
ちなみにフィリピンの通貨であるペソで記載されているものは、現地で支払を行いました。そのため、レートが変わることで、ある程度前後はあると思います。
留学費用には、授業料だけでなく、寮+食事の費用も含まれているため、かなりお手頃であることが分かっていただけると思います。
JICには、8種類のコースがあります。
私が選んだPSキャンパスの「バランス重視コース」では、マンツーマン授業とグループクラスを自分で決めることができます。それぞれの講師の質と授業内容について紹介します。
マンツーマン授業では、選ぶ講師によっても変わりますが、授業の内容を自分で決めることができます。
例えば、スピーキングを勉強したければ、語学学校にあるテキストの中から、数冊紹介してもらい、自分が使いやすくレベルにあったものを選ぶことができます。
全くテキストを使わない先生もいれば、ある程度テキストが決まっているマンツーマン授業もあります。
私は、「スピーキングを強化したい!」「リスニングを強化したい!」など、集中して勉強したいものを相談し、その科目が得意な講師を選ぶようにしていました!そのため、授業内容も講師の質も全体的に高く、満足できるものでした。
JICでは講師のレベルだけでなく、ホスピタリティも重視して採用をおこなっているためか、講師の質に問題を感じたことはありません。
しかし、マンツーマン授業では、古株の先生もいれば、JICの講師になったばかりの講師もいます。授業内容は、「講師になり立て」と言われなければ分からないほど、分かりやすく、充実した授業内容でした。
グループクラスの講師陣は、長年JICにいる優秀な講師が多く、教え方も安定して分かりやすいです。
グループクラスは、1~2か月単位で同じ流れの授業を繰り返しています。同じ流れの授業を行う中で少しづつ工夫、改善されているのか、マンツーマン授業より一層質の高い授業になっているように思います。
グループクラスですが、授業が一方通行になることもなく、全員が英語で発言する機会もしっかり確保されているのも大きなポイントだと思います。グループといっても、最高6名程度であるため、あまりデメリットは感じませんでした。
多くの人が気になるは、「JICで英語力はどれくらいあがるのか?」ということだと思います。
最終的には、本人の努力次第だとは思いますが、私の留学前と留学後の成績を比べて紹介したいと思います。下に、JICの入学時と12週間後の卒業時に受けたテストの成績と、TOEICの得点を比較した2つの表を示します。
■JICの入学・卒業時のテスト得点比較表
入学時 | Speaking | Listening | Grammar | Reading | Writing | Total |
2016/9/5 | 9/30 | 13/25 | 20/30 | 5/10 | 3/5 | 50/100 |
卒業時 | Speaking | Listening | Grammar | Reading | Writing | Total |
2016/11/21 | 21.5/30 | 14/25 | 13/20 | 11/12 | 9/13 | 68.5/100 |
私は、特にスピーキングとリスニングを重点的に勉強していたのですが、JICのテストでがっつり向上したのはスピーキングだけでした。
■留学前後のTOEIC得点比較表
Reading | Listening | Total | |
留学前 | 235 | 275 | 510 |
留学後 | 250 | 375 | 625 |
日本に帰ってきてからTOEICを受けてみると、留学前に比べてリスニングが100点ほど伸びていました!
私の感覚だけでいえば、入学時のリスニング(マンツーマンの授業)の理解度は、30%程度でした。卒業時には、60%程度は理解できていたと思います。
スピーキングに関しては、日本語で組み立ててから英語に変換していたものを、ある程度の長い文章でもそのまま英語で出てくるようになり、会話のテンポもスムーズになりました。何より、スムーズになることでスピーキングへの苦手意識はだいぶなくなったように感じました。
私は、初めての海外ということでフィリピンを満喫したいこともあり、かなり緩めのコースを選びました。
しかし、平日外出禁止、English Only Policy(母国語禁止)が徹底されているコースもあるため、そちらのコースを選択すれば、強制的に勉強でき、ある程度成績が伸びてくると思います。スパルタな環境で学びたい方は、ぜひそちらを選んでみてくださいね。
JICでは、一コマの授業は100分間です。50分ずつ授業を行い、間に10分の休憩があります。
7:50〜カフェテリアで朝食
8:20〜マンツーマンクラス・グループクラス
12:10〜昼食
13:00〜18:50マンツーマン・グループクラス・オプションのグループクラス(任意)
※宿題が多い授業の時は、オプションのグループクラスを入れていなかった時もあります。
授業後は疲れていたため、夕食を食べたら、シャワーをして、少し勉強して寝るだけというのが基本的に多いです。しかし、私のコースが平日の外出が可能だったため、たまに友達と歩いて行ける近所のレストランに行く時や、お菓子を買いに行く時もあります。
私がほぼ毎週、休日になると通っていた場所を3つ紹介します!
SMモールという名前ですが、バギオの留学生であれば誰もが訪れる健全なショッピングモールです。バギオのメインストリートにあり、JICからはジプニーというバスのような乗り物かタクシーで20分ほどの場所にあります。
JICに入学した初日に、現金の両替と現地で必要な買い出しのために連れて行ってもらえるショッピングモールです。
食品、生活雑貨から洋服など、必要なものはほぼSMモールで買うことができます。お菓子やインスタントの飲み物、文房具などを購入したり、単なる気分転換として、ほとんど毎週末訪れていました。
ナイトマーケットもお祭りみたいで楽しくて、よく通っていました!バギオには、お昼間のパブリックマーケットと夜のナイトマーケットがありますが、何故かナイトマーケットの方が警備員などもおり、安全な雰囲気があります。
立ち食いB級グルメや古着、バギオの名産品である木工の工芸品などを売っているお店が所狭しに並んでいます。
孵化直前のアヒルの卵を加熱した茹で卵「バロット」が売られている屋台もあります。強烈ですが、かなり美味しかったです。勇気があれば、挑戦する価値ありです!
留学時期の後半で友達に一度連れて行ってもらいハマってしまったのがマッサージショップ「Sparadise」です。
2時間の全身オイルマッサージがなんと500ペソ(当時1000円程度)!
日本ではマッサージショップに行ったことはありませんでしたが、日本では考えられない値段だと思います。
普段のシャワーが結構ぬるいため、肩やお腹にホットタオルを置いてくれるのも、とんでもなく疲れが取れて、癒されました。
最初は、自分が持っていたカバンを手の届かないところに置くことが怖かったのですが、数分後には、気持ちよすぎて寝落ちしていました。JICの生徒も多く足を運ぶ人気のマッサージショップですが、マッサージ中に物を盗まれた話などは一度も聞かなかったので大丈夫だと思います。
マッサージ後には、温かいお茶か、アイスティを飲みながら、マッサージを担当してくれ方にアンケートを書き、20ペソほどのチップと一緒に袋にいれてあげます。
仲良くなれたり、マッサージがとても気持ち良かった時は、80ペソぐらい入れてた時もありました。留学の後半は、2週間に一度は「Sparadise」に通っていました。
他にも、カフェやおしゃれなレストランを探してふらふらして、夜になると、だいたいクラブかバーに行きます。山道の乗馬を体験したこともありました。
少し遠出したのは、バギオからバスで1時間ほどの距離にあるサーフィンの聖地「サンフェルナンド(サンフアン)」に夕日を見に行ったりもしました。
また、フィリピン初の国立公園であるハンドレッドアイランドに一泊し、ロープでジェットコースターのように海の上を行くジップラインを体験したり、みんなでBBQを楽しんだりと、休日はしっかりと遊んでいました!
JICは、施設や授業のクオリティが高く、安い費用で留学できるだけでなく、アットホームで安心できる留学環境であることが他の語学学校とは異なる魅力だと思います。
長時間の授業は慣れるまでしんどいかったですが、生活環境は快適で、先生もフレンドリーだったため、ホームシックになったことはありませんでした。
受けられなかったグループクラスや、行きたかったけれど行けなかった観光場所などもあり、ハッキリ言って「3か月じゃ物足りない!」と思いました。しかし、JICでは忙しくとも充実した濃い3か月間を過ごすことができました。
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