フィリピンの祝日2026年・2027年一覧|留学で避けたい連休と学校の授業

【2026年版】フィリピンの祝日を解説|突然の祝日・変更にも対応しよう

フィリピンの祝日は、毎年、大統領の布告(Proclamation)で翌年の分が決まります。2026年の祝日は2025年9月3日の布告(第1006号)で、2027年の祝日は2026年9月8日の布告(第1427号)で発表されました。

ただし、イスラム教の祝日(イード・アル=フィトルとイード・アル=アドハー)は月の満ち欠けで日付が変わるため、その年に入ってから別の布告で決まります。さらに、市や州だけが休みになる日も、直前に発表されることがあります。

この記事では、2026年と2027年のフィリピンの祝日を一覧にまとめ、留学の日程を決めるときに気をつけたい連休と、祝日の授業の扱いを解説します。

2026年 フィリピンの祝日カレンダー

表の「種類」は、フィリピン政府の分け方に合わせて次の3つで書いています。

  • 祝日(Regular Holiday):法律で決まっている祝日です。役所・銀行・会社の多くが休みになります。
  • 特別休日(Special Non-Working Day):その年ごとに政府が休みにする日です。役所や学校の多くは休みになり、ショッピングモールは開いていることが多いです。
  • 特別勤務日(Special Working Day):記念日ですが、休みではありません。会社や役所は通常どおり動きます。

2026年の全国の祝日と特別休日は次のとおりです(2026年9月30日時点。イスラム教の祝日2日を含めてすべて確定しています)。

スクロールできます
日付曜日祝日の名前種類備考
1月1日木元日
(New Year’s Day)
祝日
2月17日火旧正月
(Chinese New Year)
特別休日
2月25日水エドサ革命記念日
(EDSA People Power Revolution Anniversary)
特別勤務日40周年の記念日。休みではありません
3月20日金イード・アル=フィトル
(Eid’l Fitr)
祝日ラマダン明けの祝日。2026年3月12日の布告で決まりました
4月2日木聖木曜日
(Maundy Thursday)
祝日聖週間(ホーリーウィーク)
4月3日金聖金曜日
(Good Friday)
祝日聖週間(ホーリーウィーク)
4月4日土聖土曜日
(Black Saturday)
特別休日聖週間(ホーリーウィーク)
4月9日木勇者の日
(Araw ng Kagitingan)
祝日
5月1日金勤労者の日
(Labor Day)
祝日
5月27日水イード・アル=アドハー
(Eid’l Adha)
祝日イスラム教の犠牲祭。2026年5月21日の布告で決まりました
6月12日金独立記念日
(Independence Day)
祝日
8月21日金ニノイ・アキノ・デー
(Ninoy Aquino Day)
特別休日
8月31日月英雄の日
(National Heroes Day)
祝日8月の最終月曜日
11月1日日諸聖人の日
(All Saints’ Day)
特別休日
11月2日月死者の日
(All Souls’ Day)
特別休日
11月30日月ボニファシオの日
(Bonifacio Day)
祝日
12月8日火無原罪の聖母の祝日
(Feast of the Immaculate Conception of Mary)
特別休日
12月24日木クリスマス・イブ
(Christmas Eve)
特別休日
12月25日金クリスマス
(Christmas Day)
祝日
12月30日水リサール記念日
(Rizal Day)
祝日
12月31日木大晦日
(Last Day of the Year)
特別休日

2026年は、平日に重なる全国の休みが18日あります。曜日は日本と同じカレンダーで数えています。祝日の日付と種類は、フィリピン政府の官報(Official Gazette)に載る布告で確かめられます。

2027年 フィリピンの祝日カレンダー

2027年の祝日は、2026年9月8日の布告(第1427号)ですでに発表されています。決まっていないのはイスラム教の祝日2日だけで、この2日は2027年に入ってから別の布告で決まります。表では、月の満ち欠けの計算から出した日を「見込み」として載せています。

スクロールできます
日付曜日祝日の名前種類備考
1月1日金元日
(New Year’s Day)
祝日
2月6日土旧正月
(Chinese New Year)
特別休日
2月25日木エドサ革命記念日
(EDSA People Power Revolution Anniversary)
特別勤務日41周年の記念日。休みではありません
3月9日ごろ
または3月10日ごろ
火
または水
イード・アル=フィトル
(Eid’l Fitr)
祝日(見込み)見込み。日付はまだ発表されていません。月の満ち欠けの計算では3月9日(火)か10日(水)
3月25日木聖木曜日
(Maundy Thursday)
祝日聖週間(ホーリーウィーク)
3月26日金聖金曜日
(Good Friday)
祝日聖週間(ホーリーウィーク)
3月27日土聖土曜日
(Black Saturday)
特別休日聖週間(ホーリーウィーク)
4月9日金勇者の日
(Araw ng Kagitingan)
祝日
5月1日土勤労者の日
(Labor Day)
祝日土曜日に重なります
5月16日ごろ
または5月17日ごろ
日
または月
イード・アル=アドハー
(Eid’l Adha)
祝日(見込み)見込み。日付はまだ発表されていません。月の満ち欠けの計算では5月16日(日)か17日(月)
6月12日土独立記念日
(Independence Day)
祝日土曜日に重なります
8月21日土ニノイ・アキノ・デー
(Ninoy Aquino Day)
特別休日土曜日に重なります
8月30日月英雄の日
(National Heroes Day)
祝日8月の最終月曜日
11月1日月諸聖人の日
(All Saints’ Day)
特別休日
11月2日火死者の日
(All Souls’ Day)
特別休日
11月30日火ボニファシオの日
(Bonifacio Day)
祝日
12月8日水無原罪の聖母の祝日
(Feast of the Immaculate Conception of Mary)
特別休日
12月24日金クリスマス・イブ
(Christmas Eve)
特別休日
12月25日土クリスマス
(Christmas Day)
祝日土曜日に重なります
12月30日木リサール記念日
(Rizal Day)
祝日
12月31日金大晦日
(Last Day of the Year)
特別休日

2027年は土曜日に重なる祝日が多い

2027年は、旧正月(2月6日)・聖土曜日(3月27日)・勤労者の日(5月1日)・独立記念日(6月12日)・ニノイ・アキノ・デー(8月21日)・クリスマス(12月25日)の6日が土曜日に重なります。フィリピンには日本のような振替休日の決まりがなく、2027年の布告でも、これらの祝日は平日に移されていません。

そのため、平日に重なる全国の休みは、発表済みの分で12日です(イスラム教の祝日2日を除く)。2026年の18日と比べると、2027年は平日の授業が祝日で減りにくい年です。

地域だけの休日(2026年の例)

全国の祝日とは別に、市や州だけが休みになる日があります。市の記念日やお祭り、大きな国際会議があるときに、その都度、布告で決まります。発表の時期はまちまちで、前の日に決まることもあります。

2026年に、留学先として人気のある地域で休みになった日と、これから休みになる日は次のとおりです。

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日付曜日地域理由
1月9日金マニラ市ブラック・ナザレの祭り
2月23日月バギオ市イバロイ・デー(バギオの先住民族イバロイの記念日)
5月6日〜8日水〜金セブ市・マンダウエ市・ラプラプ市・コルドバ町ASEAN首脳会議。布告が出たのは前日の5月5日でした
6月15日月パンパンガ州・アンヘレス市(クラーク)ピナツボ山の噴火から35年の記念日
6月17日水ラプラプ市(セブ)市になった記念日
7月21日火マバラカット市(クラーク)市になった記念日
11月16日〜18日月〜水マニラ首都圏ASEAN首脳会議。これからの予定です(2026年9月17日の布告)

地域だけの休日は、学校がある市で決まったときだけ関係します。たとえばセブ島でも、学校がセブ市にあるかラプラプ市(マクタン島)にあるかで休みの日が変わります。2027年分は、まだほとんど発表されていません。

フィリピンの大型連休(2026年・2027年)

2026年の残り(10月以降)

  • 10月31日(土)〜11月2日(月):諸聖人の日と死者の日で3連休です。
  • 11月14日(土)〜18日(水):マニラ首都圏だけ、ASEAN首脳会議のため5連休です。
  • 11月28日(土)〜30日(月):ボニファシオの日で3連休です。
  • 12月24日(木)〜27日(日)と12月30日(水)〜2027年1月3日(日):クリスマスと年末年始です。間の12月28日(月)・29日(火)は平日です。

2027年

  • 3月25日(木)〜28日(日):聖週間(ホーリーウィーク)の4連休です。2027年は3月に来るので、春休みに留学する方は特に注意してください。
  • 4月9日(金)〜11日(日):勇者の日で3連休です。
  • 8月28日(土)〜30日(月):英雄の日で3連休です。
  • 10月30日(土)〜11月2日(火):諸聖人の日と死者の日で4連休です。
  • 12月24日(金)〜26日(日)と12月30日(木)〜2028年1月2日(日):クリスマスと年末年始です。
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フィリピンの急な休日と、留学中の授業

フィリピンの祝日に関する変更と注意点

急に決まる休日

フィリピンでは、国際会議・お祭り・台風などの災害に合わせて、政府が年の途中で休日を追加します。2026年5月には、セブで開かれたASEAN首脳会議のため、セブ市・マンダウエ市・ラプラプ市・コルドバ町の5月6日〜8日が休みになりました。この布告が出たのは前日の5月5日です。

休日になると、役所や銀行、学校の多くが休みになります。留学中に急な休日が入ることは珍しくないので、現地に着いてからも学校からの連絡を確かめるようにしましょう。

土日に祝日が重なる場合

フィリピンには、日本のような振替休日の決まりがありません。祝日が土曜日や日曜日に重なっても、次の月曜日は休みになりません。

2026年は、聖土曜日(4月4日)と諸聖人の日(11月1日)が土日に重なりました。2027年は6日が土曜日に重なり、平日の休みが少ない年です。

留学中の祝日の授業(学校ごとに違います)

祝日の授業の扱いは、学校ごとに違います。多くの学校は祝日を休講にしていて、休んだ分の授業の振り替えもありません。一方で、祝日も授業をする学校もあります。

  • 短期留学(1〜2週間)の方:祝日の影響が大きくなります。1週間(授業5日)の留学で祝日が1日あると、授業日が1日減って4日になります。聖週間のように木曜・金曜が続けて休みになる週は、授業日が3日です。短期の方は、日程を決める前に祝日の表を確かめ、授業日数を減らしたくない場合は祝日も授業がある学校から選ぶ方法もあります。
  • 長期留学の方:祝日で休む日はあっても、留学期間全体から見た割合は小さくなります。連休は、旅行や復習に使う方が多いです。
  • 特別勤務日(エドサ革命記念日の2月25日):休みではないので、通常の平日と同じ扱いです。
  • 祝日のお店:祝日でも、大きなショッピングモールやレストランは開いていることが多いですが、役所や銀行は閉まります。聖週間の木曜・金曜は、閉まるお店も多くなります。

祝日の背景(主な記念日)

フィリピンの主な祝日には、歴史の出来事や英雄を記念する背景があります。

  • 独立記念日(6月12日。2026年は金曜・2027年は土曜):1898年6月12日に、フィリピン革命軍がスペインからの独立を宣言したことを記念する日です。フィリピンの国旗が初めて掲げられた日でもあり、各地でパレードや式典が行われます。
  • リサール記念日(12月30日。2026年は水曜・2027年は木曜):1896年12月30日に、スペインの植民地政府によって処刑された国民的英雄ホセ・リサールを追悼する日です。リサールは独立運動の指導者で、小説家・詩人・医師としても活躍しました。この日は国旗を半旗にし、マニラのリサール公園では銅像に花輪が捧げられます。
  • ボニファシオの日(11月30日。2026年は月曜・2027年は火曜):1863年11月30日に生まれた、フィリピン革命の指導者アンドレス・ボニファシオの誕生日です。ボニファシオは1896年にスペインに対する武装蜂起を始め、「フィリピン革命の父」と呼ばれています。
  • 勇者の日(4月9日。2026年は木曜・2027年は金曜):第二次世界大戦中の1942年4月9日、バターン半島でアメリカ・フィリピン連合軍が日本軍に降伏しました。その後、捕虜が約100kmを歩かされた「バターン死の行進」で多くの方が亡くなり、この日はその犠牲者を追悼し、戦った兵士をたたえる日です。
  • エドサ革命記念日(2月25日):1986年2月25日、エドサ通りに集まった市民の平和的なデモなどによってマルコス政権が終わり、コラソン・アキノ政権が始まったことを記念する日です。2026年・2027年は休みではなく、特別勤務日です。

フィリピンの主な祭りと行事(ホーリーウィーク)

フィリピンでは、国の多様な文化や宗教・歴史を反映した様々な行事や祭りが開催されています。フィリピンの人たちは、祭りや行事のたびに帰省して、家族や友人との絆を深めています。祝日に関係する代表的な行事は次のとおりです。

フィリピンの大型連休『ホーリーウィーク』(聖週間)

ホーリーウィーク

ホーリーウィークは、キリスト教の大切な行事のひとつで、多くのフィリピン人がこの期間を神聖に過ごします。日付は復活祭(イースター)に合わせて毎年変わり、2026年は4月2日(木)〜5日(日)、2027年は3月25日(木)〜28日(日)です。聖木曜日・聖金曜日・聖土曜日は、イエス・キリストの受難と十字架刑を追悼する日として、フィリピン全土で特別な儀式や行事が行われます。帰省する人が多いため、飛行機やフェリーが混み合う時期でもあります。

フィリピンのお盆『All Saints’ Day』

All Saints' Day

フィリピンでは、11月1日を「諸聖人の日」として祝います。多くのフィリピン人が故人を偲び、墓参りをする日で、日本のお盆に近い行事です。11月2日は「死者の日」として、故人の魂を慰める日とされています。どちらも特別休日で、家族や親しい人と一緒に過ごすのが一般的です。

セブ最大の祭り『シヌログフェスティバル』

シヌログフェスティバルは、セブ州の州都セブ市で毎年1月に開催される、フィリピン最大級の祭りです。セブ島に初めてキリスト教が伝えられたことを記念し、幼いイエス・キリストの像「サント・ニーニョ(Santo Niño)」への信仰を表す祭りです。

祭りは9日間にわたって行われ、最も盛大なのは1月の第3日曜日に行われるグランドパレードです。このパレードでは、約5000人のダンサーや約3000人のドラマーが、カラフルな衣装で市内を練り歩きます。

ダンスは、水や火や風などの自然や、戦いや収穫などの人の営みを表すもので、ビサヤ地方の文化や歴史を反映しています。世界中から多くの観光客が訪れる人気の祭りで、期間中のセブ市は大変混雑します。セブ島に留学する方は、1月の週末の移動に時間の余裕を持っておきましょう。

マニラ最大の宗教行事『ブラック・ナザレ』

ブラック・ナザレとは、マニラ市のキアポ教会に祀られている、黒い木でできたイエス・キリストの像です。奇跡を起こすと信じられていて、毎年1月9日には数百万人の信者が集まり、像を乗せた山車が市内を練り歩く「トラスラシオン」が行われます。

2026年は、この行事のためにマニラ市の1月9日が特別休日になりました。ブラック・ナザレは、フィリピンの人たちの信仰心の強さを象徴する行事です。

一方で、非常に混雑し、毎年けが人が出る行事でもあります。見物する場合は、人混みの中心に近づかないようにしましょう。

クリスマスシーズンとお正月

クリスマスシーズンとお正月

フィリピンはアジアでも数少ないキリスト教徒が多い国で、クリスマスは家族で集まる大切な日です。12月16日から1月の第1日曜日までがクリスマスシーズンとされています。

また、September(9月)・October(10月)・November(11月)・December(12月)と、「ber」が付く月はクリスマスの季節とされ、9月からショッピングモールやホテルでクリスマスの飾りやツリーを見かけます。

年末年始は、12月24日・25日と12月30日・31日・1月1日が休みです。日本のように1週間続けて休む習慣はなく、2026年は12月28日(月)・29日(火)が通常の平日です。12月31日と1月1日は、各地でカウントダウンのイベントや花火が行われます。

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この記事を書いた人

フィリピン留学Hub代表。2013年からフィリピン・セブ島留学の支援を続けて13年。自身も2度のフィリピン留学を経験し、TOEIC900・IELTS6.5を取得。

語学学校70校以上を現地で視察し、年間1,000件以上の留学相談に対応。学校の良い点も弱点も、見てきたまま正直に書いています。