【2026年最新】フィリピンのARP・SSRNとは?ACR I-Cardとの違いや長期滞在の仕組みを解説

ARP(Alien Registration Program)とは?

ARPは、フィリピン入国管理局(BI)が進めている「外国人登録プログラム」のことです。フィリピンに滞在する全ての外国人の情報を一元管理し、正確な統計とセキュリティを確保するために導入されました。

  • 語学留学における位置づけ: 観光ビザで入国し、59日を超えて滞在する留学生(2回目のビザ延長を行う人)が主な対象となります。
  • 手続きの内容: 入国管理局に出向き、指紋登録(バイオメトリクス)や写真撮影などの生体情報を登録します。

SSRN(外国人登録番号)との関係

ARPの手続きを完了すると、個々の外国人にSSRN(Special Security Registration Number)という固有の番号が割り当てられます。

  • 関係性: 「ARP」が登録行為(プロセス)であるのに対し、「SSRN」はその結果として発行されるマイナンバーのような管理番号です。
  • 重要性: このSSRNは、後述するACR I-Cardの発行や、その後のビザ延長手続きのベースとなる重要なID番号となります。

ACR I-Cardとの関係

ACR I-Card(外国人登録証)は、フィリピンに59日を超えて滞在する外国人に携帯が義務付けられているICカード型の身分証明書です。

  • 発行の前提条件: ACR I-Cardを申請・発行するためには、まずARPへの登録(SSRNの取得)が済んでいることが必須条件となります。
  • カードへの記載: 発行されたACR I-Cardには、ARPを通じて取得したSSRNが印字されます。

2回目延長時の必須手続き:ARP・SSRN・ACR I-Cardの流れ

STEP
ARP登録

入国管理局で指紋と写真を登録(バイオメトリクス)

STEP
SSRN発行

ARP完了後に付与される「あなた専用の管理番号」

STEP
ACR I-Card発行

SSRNが印字された「外国人登録証(カード)」を受け取る ※これらは通常、2回目のビザ延長時にセットで行われます。

2回目のビザ延長時は出費が多い

2025年6月の料金改定(IMC No.2025-004)により、これら手続きに関連する「Express Lane Fee(特急料金)」が値上がりしています。2回目のビザ延長時は、ビザ延長代+ACR I-Card代+ARP関連費用が重なるため、1万ペソ(約2.7万円)を超える出費になるため覚えておきましょう。

👉【2026年最新】フィリピン留学のビザ延長費用と手続き

よくある質問

ARP登録はフィリピンのどこに留学しても必要ですか?

はい、フィリピン全土の留学生が対象です。セブ、バギオ、クラーク、マニラなど、地域に関わらず59日(約2ヶ月)を超えて滞在する全ての外国人に登録が義務付けられています。

ARP登録とACR I-Cardは何が違うのですか?

「ARP」は指紋や生体情報を登録する「手続き(プログラム)」の名前で、「ACR I-Card」はその手続きを経て発行される「外国人登録証(カード)」のことです。ARPに登録することで自分専用の管理番号(SSRN)が付与され、それによってカードが発行されるという流れになります。

因みに、半年以上の長期滞在者は、ECCの手続きで入国管理局での手続きが必要になります。

👉【2026年最新】フィリピン留学のECCとは?

4週間(1ヶ月)の短期留学でもARP登録は必要ですか?

いいえ、必要ありません。ARP登録およびACR I-Cardの申請が必要になるのは、滞在が59日を超える(2回目のビザ延長を行う)方のみです。

登録のために自分で入国管理局(イミグレーション)へ行く必要がありますか?

はい、原則として本人が直接出向く必要があります。指紋採取(スキャン)や写真撮影など生体情報の登録が必要なため、学校のスタッフが代行することはできません。多くの学校では、スタッフの引率のもとグループでイミグレーションへ向かいます。

一度ARPに登録すれば、次回の留学時は不要ですか?

はい、基本的には一度登録してSSRN(外国人登録番号)が付与されれば、次回の留学時に再登録する必要はありません。ただし、前回の滞在から長期間経過している場合やルール変更がある可能性もゼロではないため、再入国後の初回ガイダンスで学校スタッフへ確認することをおすすめします。

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