ワーホリで失敗!と後悔する人が知らなかったパターンを紹介|失敗談も紹介

ワーホリで失敗!と後悔する人が知らなかったパターンを紹介|失敗談も紹介

「ワーホリで失敗するって聞くけど本当!?」

ワーホリ前にこんな悩みを持つ人も多いんじゃないでしょうか?

僕は、これまで多くのワーホリで失敗した人や後悔した人をサポートしてきました。年間1000件ほどの相談に乗っているので、失敗する人たちの典型的なパターンや考え方がわかります。

本記事では、どうやったら失敗する確率を下げられるのかを案内します。

ワーホリ準備のフィリピン留学についての詳細は「フィリピン留学のワーホリ準備おすすめ学校一覧|費用・プログラムも紹介」をご参照ください。

目次

8割以上がワーホリ失敗!超典型的なパターンを解説

8割以上がワーホリ失敗!超典型的なパターンを解説

ワーホリに行く80%以上の人が以下の流れ通りに失敗しています。

  1. 英語初心者だけどそのままワーホリ決定
  2. 最初の2~3ヶ月間は語学学校で英語学習
  3. 3ヶ月後に就活で苦戦(数十社~数百企業に挑む)
  4. ジャパレス(日本食店)かファーム(農場)で採用
  5. お金稼ぎに目的を変更
  6. 1年後、思ったほど英語が伸びていない

①英語初心者だけどそのままワーホリ決定

日本人で留学やワーホリをされる人の9割は初心者です。ワーホリの相談に行くと、「カナダやオーストラリアの語学学校で英語力をちゃんと付けてから職探しをするといい」と言われるのが一般的です。

ワーホリエージェントに相談してもそれ以上のことは特に言われません。なので、「ほとんどの方が英語力0でもとりあえず渡航」しています。

②最初の2~3ヶ月間は語学学校で英語学習

とりあえず、「ワーホリ先の手配してもらった語学学校に入学」します。3ヶ月前後通いながら就活に備えるのが一般的です。ワーホリエージェントの大きな利益はこの部分なので、語学学校は殆どのエージェントが進めてきます。

エージェントから「ワーホリ先の学校で3ヶ月英語をみっちり鍛えます。」と聞かされると、3ヶ月後には就活できる英語レベルになっているような気がします。

ですが、「ワーホリ先の学校では、15~30人のグループクラスを1日3時間を3ヶ月間行います。」と少し具体的な言い方を変えてみたらどうでしょう?更に少しイメージしやすいように例えると、「高校の時の英語の授業」です。

改めて聞きますが、「高校の時の英語の授業を3時間毎日受けて英語が話せるようになる」思える人はどれぐらいいますか?この時点でやっとハッとしたんじゃないでしょうか?

そうなんです、英語力0の人がこのような授業を3ヶ月受けたとしても、英語が話せるようにならないばかりか、仕事で使える英語力が付くなんて奇跡は起きません。

③3ヶ月後に就活で苦戦(数十社~数百社に挑む)

3ヶ月の語学学校が終わったら就活が始まります。実際には語学学校に通いながら就活することになると思いますが、これがまた全然レジュメ(履歴書)さえ受け付けてくれません。

そもそも英語力が足りない人は、それだけで雇われにくいのですが、これまでは人手の足りなさから奇跡的に雇ってくれるところもありました。ですが、近年は欧米圏からワーホリに来る人が急増したため、英語力で全く太刀打ちできない等状況に陥る日本人が爆増しています。

そのため、たとえ数百社回っても全く手ごたえがなく、生活にも困窮してしまうという例も多々あります。

④ジャパレス(日本食店)かファーム(農場)で採用

奇跡的にようやく見つかります。ただ、英語力なしでスタートした人が2~3ヶ月の語学留学の後につける仕事はジャパレス(日本食店)かファーム(農場)という場合がほとんどです。ワーホリ前に想像していたような職場ではないという現実と対面する瞬間です。

これらの仕事では、英語を使う機会は非常に少ないからです。ワーホリ自体を中断する人がいる理由は、この局面で絶望を感じるからです。

⑤お金稼ぎに目的を変更

英語の習得が難しいと感じてくると、次第に「お金稼ぎ(出稼ぎ)」に目的が変わる人が多くいます。現に、いつのまにか「いや、英語力というより稼ぎに来てるだけだから!」といつの間にかあきらめモードに入る人が多くいるのはこのためです。

⑥1年後、思ったほど英語が伸びていない

当たり前ですが、この状況をいくら長く続けたとしても英語力は大してついていません。むしろ、「ワーホリに1年行ってきたのだから、さぞかし英語が話せるようになってるよね!」という周りからの見えない圧力や期待に対して、どうやって言い逃れしようかと考えている人が殆どです。

もちろん、この状況下でも英語が話せるようになったという人もいますが、それは本当に一握りなので、一般論として自分は大丈夫と思いこまない方がいいです。

ワーホリ2ヶ月で挫折して帰国した人の体験談

ワーホリ2ヶ月で挫折して帰国した人の体験談

ここでインタビューを受けてくれたのは、当時フィリピン留学の後にワーホリに行ったタカシさんの失敗談です。ワーホリ後わずか2ヶ月で挫折ししてしまったタカシさんにワーホリの実情を教えてもらいました。

※写真_左:タカシさん、右:私

こんなことしてたらワーホリの意味ないじゃん

こんなことしてたらワーホリの意味ないじゃん

タカシさん、ワーホリ行ってたった2ヶ月で帰国した原因はなんだったのでしょう?

では、オーストラリア渡航後の話から・・とにかく予算がなかったので、最初は2日間はバックパッカー宿に泊まりながら良いシェアハウスを探す作戦を立てました。

ただ、手元に10万円しかなかったので、物件はあまり見ずに1件目で決めてしまいました。OZハウスという韓国人オーナーのシェアハウスで、銀行口座開設から携帯電話までゲットできました。

シェアハウスは135ドル/週もするのに部屋は激狭で、洗濯機を回すだけで1回2ドルもします。更に食事代が1食の平均が1500円程とお金がどんどん流れていくので焦りましたね。。

お金の無くなるスピードにビビりますよね。

はい、本当にその通りです。オーストラリアに言った途端、貧困生活に陥りました。フィリピンの留学先では、ひと月15万円程度で1日8時間の授業、滞在費、1日3回の食事が毎日ついていて何も心配する必要がなかったので、ものすごく差を感じましたね。

仕事はそれから1週間後あたりにやっと探し始められました。

『ゴーゴーメルボルン』『イチゴプレス』などの情報メディアや伝言ネットなどの掲示板を見ながら仕事を探しました。そのほか、カフェに飛び込みでレジュメ(履歴書)をもって行き、1週間後に面接してくれるかどうかを聞きに行くという就活をやってました。ほぼ無視されてましたが、、

到着から3週間ほどたった時に、やっと採用されたのがWEBメディアで見つけた日本食レストランでした。

フィリピン留学してある程度英語力あったと思いますが、それでも日本食レストランだったんですね?

はい、英語さえ何とか出来ればいいだろうと考えていたので、ワーホリ後の就活がこんなに大変だとは予想もしてませんでした。

レストランでは、キッチンハンドというお米を炊いたり盛り付けをする補助業務になりました。同僚は中国人とマレーシア人で、彼らは終日広東語で話してました・・・彼らとも会話ができないので、お皿と毎日話してたようなもんです。

唯一話せたのは、英語があまりできない日本人ウェイトレスだけでした。もちろん日本語で、、(笑)

働き始めて2ヶ月間悶々とした結果、『俺何してんだろう・・これじゃ日本と何も変わんないじゃん!』って思ってついにワーホリ自体をやめてしましました。

ワーホリ行く人に伝えたいこと

ワーホリ行く人に伝えたいこと

タカシさん、これからワーホリしようとしてる人たちに何か伝えたいことはありますか?

あります!絶対にあります! 

私のエージェントは、大丈夫としか言われませんでしたが、、フィリピン留学の生徒はゼロから英語を学ぶ人も多いですが、欧米圏ではレベル10の人たちがごろごろいます。 

英語力が高い人ならまだしも、そこそこの人たちが「話せもしないのに英語を使って仕事をするということがどれだけ緊張するのか」ということを想像してほしいと思います。

たとえ、英語が出来る人でも緊張で出来なかったりしますもんね。日本で仕事するときだって最初は誰でもぎこちないし、、それを全部外国語でやるわけなので、本当は恐ろしく大変なことですよね。

はい、そうなんですよ。店のオーナー目線では「堂々とした態度」が欲しいんです。決して英語だけではないんです。

ワーホリ前の英語対策は、オーストラリアやカナダの語学留学よりもフィリピンの方が圧倒的に良いのは明白です。しかし、ワーホリに英語力の足りなさにハッとさせられたり、緊張してどきどきしたり、冷や汗かいたり失敗したりしてほしいです。

そのような経験がない状態で行ってしまうと、ほんとうにただの何もできない奴で終わってしまう可能性大です。現に、自分のようなにワーホリに失敗して途中で帰国する人たちをたくさん見てきました。

また、そもそも英語力ゼロで直接ワーホリに来て語学学校に通ってる人もいましたが、それだと話にならないレベルです。

英語力をある程度つけてくることはもちろんですが、プラスアルファである程度経験を積むなどして、しっかりと自信をつけた状態で行ってほしいです。そうすれば、絶対にワーホリは成功します!

私みたいなこんな悔しい思いは誰にもしてほしくないです。

ワーホリ先で後悔しないために

夢を見ないこと

これまでお話しした事は、実はワーホリエージェントは知っています。でも、特にワーホリ専門業者になると「語学学校以外でもネイティブの友達が出来れば英語が話せるようになる」と話します。

はっきり言いますが、「ろくに英会話できない人と友達になって頻繁に付き合ってくれるネイティブなんていない」です。

だから、そんな妄想や夢は抱かないことをお勧めします。

既に何万人もの失敗した人たちがそんな奇跡が起こらなかったことを証明してるよね。

俺も2年間カナダにいた僕もそういう日本人を嫌というほど見てきましたが、今だにそんなことを信じる人がいるんだなってびっくりします。

ワーホリ対策用の実践的なプログラム

フィリピンには、ワーホリ準備コースがありますが、本格的な実践演習までやる所はそうありませんが、実際にワーホリ先で接客業に就きたいなら、「接客英語の習得と実戦経験」が求められます。

実践演習までとことん提供しているA&Jのワーホリ対策コースを知っておくといいです。他校ではなかなか見られない接客を実践の中でとことん追求することで、本物の接客英語を身につけて行くためのコースです。

また、それだけではなく、ワーホリ先でも証明できる「英語での接客経験あり」という証書がもらえます。プログラムの詳細は、「A&Jのワーホリ対策が控えめに言っても実践的過ぎる件」を参考にしてください。

※そのプログラムを通じてワーホリを成功させた「A&Jワーホリ準備コースの体験談|その後のカナダでの成功物語」も参考になります。

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