【2026年完全保存版】フィリピン留学 航空券手配の全フライトデータ&攻略ガイド

フィリピン留学の航空券準備では、「スケジュールの調整」だけでなく「最適なルート選び」が成功のカギとなります。新たな入国ルールに加え、「ターミナル移動が不要な便の選択」や「未成年者が利用できない航空会社の確認」といった具体的な情報が欠かせません。

この記事では、最新のフライト情報と入国対策を徹底的に解説します。

【エリア別】目的地となる空港とアクセス早見表

留学先のエリアによって、目指すべき空港は異なります。マニラ経由が必要か、直行便があるかを確認しましょう。

留学エリア目的地の空港(空港コード)学校までの移動時間アクセス・備考
セブ島マクタン・セブ国際空港(CEB)車で20分〜60分成田・関空から直行便あり。アクセス最良。
バギオマニラ空港(MNL)車で4〜5時間一般的なルート。バス移動が長い。
クラーク空港(CRK)車で3時間推奨。移動時間が短縮される。
クラーククラーク空港(CRK)車で20分以内直行便利用なら非常に快適。
マニラ空港(MNL)車で2時間便数は多いが移動に時間がかかる。
バコロドバコロド・シライ空港(BCD)学校によるマニラ等での乗り継ぎ必須。
イロイロイロイロ空港(ILO)学校によるマニラ等での乗り継ぎ必須。
ターラッククラーク空港(CRK)車で1時間マニラ空港からは約3時間かかる。

【日本発着】主要路線の具体的便名リスト (2026年版)

航空券検索サイトで入力すべき、主要な便名は以下の通りです。

① セブ島行き(直行便)

直行便があるのは「成田」と「関西」のみです。中部・福岡からは経由便となります。

出発地航空会社便名 (例)特徴
成田発フィリピン航空PR433定番フルサービス。荷物預け入れ込み。
セブパシフィック5J5063 / 5J5065LCC。価格重視ならこれ。
ユナイテッド航空UA32
関西発フィリピン航空PR409
セブパシフィック5J5109
中部・福岡(直行便なし)マニラ、仁川(韓国)、台北経由を利用。

② マニラ行き(直行便)

バギオ・ターラック留学生や、地方都市への乗り継ぎ利用者が使います。

出発地航空会社便名 (例)特徴
成田発フィリピン航空PR427, PR431便数が多くスケジュールを組みやすい。
JAL / ANAJL745, NH819ビジネス・安心重視。羽田発(JL77)もあり。
ZipAirZG095日系LCC。バギオ留学生に人気上昇中。
セブパシフィック5J5055
エアアジアZ2191
関西発フィリピン航空PR407, PR411
セブパシフィック5J827
エアアジアZ2189
中部発フィリピン航空PR437
セブパシフィック5J5039
福岡発フィリピン航空PR426
セブパシフィック5J923

③ クラーク行き(直行便)

バギオ・クラーク留学生にとっての「裏ルート」的最適解です。

出発地航空会社便名 (例)特徴
成田発セブパシフィック5J5069クラーク直行の貴重な便。バギオへの移動が楽。
関西発(直行便なし)2026年時点では直行便なし(×)。マニラ経由推奨。

費用相場と賢い購入(2026年最新)

航空券代金の目安(エコノミークラス往復)

具体的な便が決まったら、次は「いつ・どう買うか」です。2026年の相場は、以下の通り予測されます。

  • LCC(格安航空): 60,000円 〜 120,000円
  • FSC(フルサービス): 80,000円 〜 180,000円
安く買うためのポイント
  • 閑散期(6月〜10月): 往復5〜8万円(LCC)で買えるチャンス。
  • 繁忙期(8月・3月): 往復8〜18万円に高騰します。3〜4ヶ月前の早期予約が必須です。

航空券が安い時期・高い時期を把握する

フィリピン行きの航空券には、明確な「安値の時期」が存在します。

安い時期(オフシーズン)

  • 4月〜6月(GW前後を除く)
  • 10月〜12月前半
  • ポイント: フィリピンは12月中旬からクリスマスの帰省ラッシュで価格が急騰するため、年内なら「12月前半まで」が狙い目です。

高い時期(ハイシーズン)

  • 2月上旬〜3月下旬(日本の大学の春休み)
  • 7月下旬〜9月中旬(日本の大学の夏休み)
  • 大型連休(GW・お盆・年末年始)
  • ポイント: 燃油サーチャージ(2ヶ月ごとに改定)の動向にも注意が必要です。運賃だけでなく、原油価格の影響で総額が跳ね上がることもあるため、渡航が決まったら早めの予約を推奨します。

費用を最小限に抑える「経由便」活用術

「少しでも飛行機代を節約したい」という方には、直行便ではなく韓国、台湾、香港などを経由する経由便(乗り継ぎ便)が有力な選択肢です。

直行便より手間がかかる分、価格が安くなるのが魅力ですが、以下の「プロの基準」で便を選んでください。

  • 乗り継ぎ時間は「3時間以上」を推奨: 最低でも2時間、できれば3時間以上の余裕がある便を選びましょう。特にマニラ(ニノイ・アキノ空港)経由の場合、ターミナル移動を伴う乗り継ぎは非常に時間がかかるため、余裕を持ったスケジューリングが必須です。
  • スルーチェックインの確認: 最終目的地まで荷物を運んでくれるかを確認してください。LCCの組み合わせや別々に予約した便の場合、経由地で一度荷物を受け取り、再度預け直す必要があります。
  • 経由国の入国・登録条件の確認: 韓国、台湾、香港などを経由する際、空港の外に出る場合やターミナル移動が必要な場合、独自の入国登録が必要になるケースがあります。事前に確認しておきましょう。

入国トラブルを防ぐ「2つの鉄則」

① 往復航空券(または第三国行きの出国航空券)

フィリピン入国時には、「往復航空券または第三国行きの出国航空券」の所持が必須条件であり、以下の対策が求められます。

  • 対策: 第三国(シンガポールやコタキナバル等)行きの格安航空券 を別途購入しておく(通称:捨てチケット)。
  • 注意: 日本への帰国便(復路)を放棄する「片道破棄」は航空会社規約違反のリスクがあるため、第三国行きのチケットを数千円で用意するのが最も安全かつ推奨される方法です。

② eTravelの72時間前登録

2026年もデジタル入国カード「eTravel」の登録が必須です。

  • 出発の72時間前からetravel.gov.phで登録。
  • 生成されたQRコードをスクリーンショットで保存。

未成年・乗り継ぎの注意点(専門情報)

未成年(特に16歳以下)の渡航制限

18歳未満の単身渡航には、航空会社やサイトごとに制限があります。

  • 15歳〜17歳: 基本的に成人と同じ条件で入国可能ですが、販売サイトによっては購入できない場合があります。
  • 16歳以下の注意点(エアアジア): エアアジアの利用は控えてください*。保護者の空港待機が求められるケースがあり、トラブルの原因になります。
  • 推奨: フィリピン航空やユナイテッド航空の「アナカンサービス(Unaccompanied Minor)」を利用しましょう。
    • 対象: 17歳以下
    • 費用相場: 往復約12,000円(航空券代とは別途)

フィリピン留学中、エアアジアで15歳の単独渡航者が帰国時に保護者の立ち会いがない場合、搭乗を拒否される事例が実際に発生しています。

マニラ空港での乗り継ぎ(ターミナル移動)

地方(バコロド・イロイロ)へ行くためにマニラで乗り継ぐ場合、ターミナル移動*が発生することがあります。

  • 必須対策: ターミナル間の移動にはシャトルバスやタクシーが必要で渋滞も発生するため、「3時間以上」の乗り継ぎ時間を確保してください。
  • 不安な方へ: 英語や移動に不安がある場合は、乗り継ぎがスムーズな「仁川(韓国)経由」や、直行便のあるセブ・クラーク留学を検討することをおすすめします。

弊社でも何度か福岡からフィリピン航空を利用し、マニラ空港経由でバコロドやイロイロへ行くルートを試しましたが、ターミナル1に到着後、荷物を回収して指定の場所で預け直し、その後空港建物を出て奥にあるシャトルバス乗り場へ向かう必要があります。

このシャトルバス乗り場は案内が不十分で場所が分かりにくく、さらにバスの運行時間も不明確です。バスに乗りターミナル2で降りた後、再度チェックインが必要となり、特に海外旅行初心者にとっては非常にハードルが高い移動方法でした。そのため、可能な限りターミナル間の移動が不要な乗り継ぎルートを選ぶことを強くお勧めします。

入寮スケジュールの確定と前泊リスク

「日曜到着」が絶対の原則

フィリピンの語学学校は、月曜日の朝からオリエンテーションを開始するため、「日曜日に入寮し、土曜日(または日曜日)に退寮する」という週単位のスケジュールで動いています

  • 理想的なフライト: 「日曜日」に現地空港へ到着する便。
  • 避けるべきフライト:
    • 土曜日到着: 「前泊費用」として、1人約2,500ペソ(約6,500円)程度の追加料金が学校から請求されるケースが一般的です。
    • 月曜日早朝到着: 深夜・早朝ピックアップ料金が発生したり、オリエンテーションに間に合わないリスクがあります。

航空券は自己判断で購入せず、必ずエージェントに往路と復路の便の日時を確認してもらってください。学校によっては土曜日に入寮しても料金が変わらない場合があります。

入国審査の「紙チケット」提示ルール

航空券(eチケット)は、スマホの画面だけでなく「紙に印刷したもの」が必須アイテムです。ここにも重要な注意点があります。

  • 印刷すべき理由: フィリピンの入国審査官は、ビザなし滞在の条件である「帰国用(または出国用)航空券」の日付を厳しくチェックします。
  • しまう場所は「機内持ち込み手荷物」:
    • 理由: 入国審査は、スーツケースを受け取る(ターンテーブル)「前」に行われます。
    • 失敗例: 「印刷したけどスーツケースの中に入れてしまった」というケースが多発しています。これでは審査官に提示できず、別室送りになる可能性があります。必ず手元のバッグに入れておいてください。

日本国籍の場合、入国審査で帰国時のチケット提示を求められることは少ないですが、出国時に日本の空港でチェックイン時に確認されるため、必ず準備しておきましょう。

航空券手配のアクションリスト

  • 日程確定: 学校の「入寮日(日曜日)」を確認しましたか?
  • 便の選択: 上記リストから、目的地に合った直行便を選びましたか?
  • 未成年確認: 16歳以下ならエアアジアを避け、必要ならアナカンサービスを申し込みましたか?
  • 印刷: 帰国便のチケット控えを印刷し、手荷物に入れましたか?

準備が整っていれば、フィリピン留学をスムーズかつ快適に始めることができるので、確実に準備を進めましょう。

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