【親子留学2週間】異文化体験は大成功!3歳9ヶ月の娘がセブ島の幼稚園で得た驚きの成長

【親子留学2週間】異文化体験は大成功!3歳9ヶ月の娘がセブ島の幼稚園で得た驚きの成長
目次

プロフィール

  • 名前:Haruru Sone
  • 年齢:30代
  • 職業:フリーランス
  • 留学期間:1週間(2024年2月)
  • 留学目的:親子留学
  • エリア:フィリピン / セブ
  • 学校:SMEAG キャピタル校
  • コース:Family Program/Busy Bee
SMEAGのダイニングスタッフと一緒に映る親子
Haruru Soneさんが留学した学校SMEAG キャピタル校
総合評価 4/5
授業内容 4/5
生活環境 5/5
学校内のサポート体制 5/5

英語留学先として人気のフィリピン・セブ島。今回、そんなセブ島に、30代ママと3歳の女の子の親子2人で2週間留学に行ってきました。

小さな子供を連れた留学は実際どんな感じなのか、費用や準備、留学生活の様子や現地で感じたこと、留学前後の子供の様子などを詳しくご紹介していきます。

3歳の娘を連れて海外2人旅。なぜ親子留学をしようと思ったのか

学校のイベントでボランティアに出かけたときの親子の様子

私は、フリーランスとして働く一児の母です。夫は会社員で、娘は留学時3歳9ヶ月でした。まず、今回私が親子留学をしようと思った理由や留学の目的は大きく3つあります。

自身の語学力向上

私自身、過去に別の国に数ヶ月留学をしたり、ニュージーランドにワーキングホリデーしていた経験もあり、英語の素地としてはある程度持っている状態でした。しかし、普段の生活や仕事をする中で英語はまったく使う機会がなく、どんどん英語を忘れていっている自分に焦りを感じていました。

もともと旅行が大好きということもあって、コロナ禍でなかなか海外に行くことも叶わずにモヤモヤしていた期間も長かったので、思い切って子連れで海外に行ってみたらどうだろう?と思ったのがきっかけです。

子供のグローバル体験

英語環境で生活は、娘にとってほとんど初めての経験となります。最近の娘の様子を見ていて、記憶力や感情面でも大きく成長している時期だと感じていたので、このタイミングで海外経験ができれば、潜在的な視野の広がりや、多様性を受け入れる力が付くのではないかとも思いました。

花粉から逃げる

冗談に聞こえるかもしれませんが、かなり本気です(笑)。

私はひどい花粉症に毎年悩まされていて、これまでも花粉のないエリアに短期移住を本気で考えたことが何度かあったほど。今は在宅で仕事ができているし、子供もまだ小さいから学校などを気にせず自由に連れて行けるし、今年こそは行けるかも?そう思って、海外留学を決めました。

親子留学にセブを選んだ3つの理由

セブの観光地でお土産を選ぶ子供

留学先もいろいろと悩みましたが、

  • 飛行時間が短いこと
  • 時差が少ないこと
  • 費用が安いこと

の3つの理由から、フィリピン・セブ島に決めました。

まず、子連れのフライト自体が、かなりのハードルになると思います。そんな中でもなるべく親子ともに負担を少なくしたいと思っていたので、直行便で4時間半で到着するセブは他の地域と比べてもかなり有力な選択肢でした。

また、セブと日本の時差はわずか1時間。たった数時間の時差でも、小さな子供にとっては生活リズムが大きく崩れてしまうので、なるべく時差は少ない方が良いと思いました。

そして何より、留学費用が安いこと。数週間からの留学が可能で、他の国に比べても費用が安い。物価も安い。これがやっぱり一番の決め手にはなりましたね。詳しい費用については後述します。

親子留学での学校の選び方

SMEAGのロゴの前で撮影する親子

英語留学先として人気のセブには、大小さまざまな語学学校があります。ただ、親子ともに学べる留学先となると、選択肢はかなり限られてきます。

私が今回お世話になったのは「SMEAG Capital」というセブシティの学校だったのですが、他のところと比較して以下のポイントが特に良かったので、こちらに決めることにしました。

  • 語学学校に子供を預けられる場所が併設されている
  • 幼稚園のカリキュラムを低年齢でも受けられる
  • 自分自身が受ける授業のコマ数が多すぎない
  • 日本人スタッフの丁寧なサポートやクリニック対応などもありもしものときも安心

他の施設は満4歳から受け入れ可能というところが多く、4歳未満はベビーシッター対応になるところがほとんどでした。「SMEAG Capital」は1歳半から受け入れ可能で、年齢やその子の語学力に応じてしっかりとしたカリキュラムを受けられることが大きなポイントでした。また、現地の子供たちも通う幼稚園ということで、同年代の子供たちと国際交流できる点も、こちらを決めた大きな理由になりました。

セブ留学2週間でかかった費用は?

セブのビーチでたたずむ子供とヨット

留学内容:SMEAG Capital Family Program, Busy Bee
人数:2人(大人1人、幼児1人)
期間:2週間

エージェントに支払った費用約33万円
航空券代約8万円
現地費用約25万円
合計約64万円
入学金30,000円
授業料163,800円(母:66,300円、子97,500円)
滞在費(食費込)143,000円
SSP(特別就学許可証)36,000円
施設費・水光熱費23,000円
航空券84,360円
観光費用約200,000円

航空券は安さ重視で日程調整できたので割と抑えられたと思います。ハイシーズンはもっと高くなるはずです。

私たちの場合、語学学校に通ったのは2週間でしたが、その前後で観光もしたいと思いトータル3週間の旅程にしていて、正直だいぶ贅沢してしまったので、その分現地での観光費用はかさみました…。ここは切り詰めれば3分の1ぐらいにできると思います。

留学前にやっていたこと

SMEAGの教室の前で笑顔になる子供

まず、英語レベルとしては、娘は1歳ごろから英語のYouTubeを見たり英語の子供向けの歌を聞いたりしていて、雰囲気に慣れていたかな?程度でした。習い事などで英会話教室には行っていません。

私自身は、留学やワーホリ経験、TOEICの勉強をしていたこともあり、基礎的な英語力はある方だと思います。なので、子供向けのYouTubeチャンネルを真似してたまに娘と簡単な英会話をしたりもしていました。

また、大きく環境が変わることでストレスをかけてしまうことを懸念して、留学する1ヶ月ぐらい前から、「今度英語の幼稚園に行くからね〜」と小出しに予告しておき、心の準備をしてもらっていました。どのぐらい効果があったかはわかりませんが、割とスムースに環境の変化を受け入れてくれていたと感じます。

留学中どんな生活をしていた?

SMEAGのダイニングで食事をする子供

留学生活の1日の流れは以下のような感じでした。

朝起きて着替え、8時ごろから食堂で朝ご飯を食べます。朝食後、同じ建物内にある娘の幼稚園まで送り出し、8時40分から自分も午前の授業を受けます。

昼には一度お迎えに行って、食堂で一緒にランチ。再び幼稚園に預け、13時から自分も午後の授業へ。通常、幼稚園は17時までなのですが、私の授業が18時過ぎまであるため、終わるまで学校の先生が面倒を見て待っていてくれていました。

食堂で夕食をとり、部屋に戻って自由時間。他の留学生は夜の時間も授業があるのですが、私は授業を取らずに娘と過ごしていました。

学校施設の中に、教室、食堂、学生寮、幼稚園全てあるので、基本外に出る必要はありません(もちろん外に出ることは可能です)。学校の寮の2人部屋でお世話になり、朝昼晩3食付き、掃除も洗濯もお任せできる快適生活で、日常の家事をしなくていいのが主婦としては本当に本当にありがたかったです。

Jpark Island敷地内のダイニングエリアでジュースを飲む子供

休日はショッピングモールへ行ったり、リゾートホテルでデイユースで遊んだり、ボランティア経験をしたり。なるべく幅広い経験ができるように、いろいろ調べてお出かけしてました。ちなみにセブは、子供向けの施設やショッピングモールはかなり発展している印象です。

留学後には離島にも遊びに行ってみました。海が綺麗だった!もっと時間があれば動物園や水族館も行きたかったなと思いますね。

留学初日からケロッとした顔で幼稚園へ行く娘。しかし…

子どもの幼稚園初日の様子

日本では保育園に通っている娘。集団生活に慣れていること、渡航前からよく言い聞かせていたことが奏功したのか、親の心配をよそに、留学初日からとっても元気に登園していました。後ろを振り向きもせず遊びにいく娘…強者すぎる。

しかし、終始スムースだったわけではありません。4日目あたりから疲れが出てきたのか、思い通りに行かないことが重なったのか、ぐずる場面も増えてきました。先生の手に負えず呼び出されたり、2週目には体調不良で2日ほどお休みすることにもなりました。

ただ、現地の子供たちとの触れ合いや、同じ時期に通っていた日本人のお友達もできて、何とか2週間を乗り切ってくれました。

親子留学で感じたメリット

幼稚園の先生にお絵描きを習う子ども

私自身も、親子留学ではすごく楽しい思い出がたくさんでき、素晴らしい経験になりました。今回実際に体験してみて感じたメリットは次の3つです。

施設が快適

学校自体が非常に利便性が高く、勉強に集中できるように工夫してくれているので、快適に生活することができました。

食堂のビュッフェもアジア人好みの味付けにしてくれているし、野菜やフルーツも出てくるのでありがたいです。お湯も出るウォーターサーバーが至るところに置いてあって飲み水には困りません。

ランドリーサービスも無料で丁寧に洗ってくれます。ハウスキーピングは予約制ですがこちらも無料です。部屋にシャワーもトイレもあるし、親子部屋なのでルームメイトに気を遣う必要もなく、楽しい寮生活を過ごせました。

子供の英語環境&国際交流の経験になる

他の子どもたちと遺書に手をつないで歩いている子ども

3歳の受け入れをしてくれるところが少なく、そもそも留学するにはまだ小さすぎるのかなと心配していましたが、3歳での留学、すごく良かったです。

まず、現地の子も通っている国際色豊かな環境で過ごせたのは大きなメリットです。幼稚園のカリキュラムを受けさせていただき、授業としてアルファベットや数字なども教えてくれたので、娘も楽しみながら勉強していました。お子さんによっての向き不向きはあるかと思いますが、我が子にとってはベビーシッターよりも幼稚園に通えて良かったのかなと思います。

親子の絆が深まる

親一人子一人で、異国の地で生活することはなんだかんだ大変なことも多いです。スケジュール管理や子供のメンタルケアなど、いつもの日常では気にしなくて良いこともやらなくてはなりませんし、体力的にもキツイ。

でも、それを乗り越えたことで親子の絆は深まったように思いますし、最終的には全部良い思い出になったので、良い経験だったなと感じています。

親子留学のデメリット

氷嚢を額に貼ったままヤクルトを飲む子供とそれを見ている母親

実際に体験して感じたデメリットや注意点も紹介します。

治安にやや不安がある

今回滞在したのはセブ島の中でも人口が多く混雑しているシティエリアでした。利便性は高い一方で、正直子連れで出歩くには大変でした。交通量が非常に多く、信号を渡るのも一苦労ですし、ストリートチルドレンや路上生活者、野犬も多く、幸い危険な目には遭わなかったものの、親娘2人だとかなり心細い感じはしました。

空気と水が汚い

娘は乾燥肌で軽度のアトピー持ちです。セブの暑さと排気ガスからか、手首や膝の裏など、関節のあたりに赤み、痒みが出てかわいそうでした。塗り薬も持参していたし、そこまで悪化しなかったので良かったですが、アレルギー体質のお子さんは少し気をつけたほうが良いかもしれません。

また、フィリピンの水道水は基本飲めないので、シャワーや歯磨き、食器洗いなどにも気を使いました。私も娘もお腹は強いのか、何にも当たることなく、お腹を下すこともなく、無事でしたが、整腸剤は持って行った方がいいですね。

水道水が飲める日本のありがたみを改めて実感しました。

室内の寒暖差が激しい

学校に限らず、セブの至る所で言えることなのですが、同じ施設内でも、エアコンが効きすぎて寒い部屋があったり、逆に蒸し暑い部屋があったりとかなり極端で、体温調整がとにかく難しかったです。特に子供は自分で判断して脱ぎ着ができないので、娘が体調を崩したのはこの室内の寒暖差も1つの原因なのかなと思ったりもしました。

自分の英語学習に集中しにくい

親子留学という特殊な環境なので、一般の留学生に比べると自分自身の英語学習に集中しにくいのはデメリットです。お子さんによっては、幼稚園などの環境に慣れるまで付き添いが必要な場面が多かったり、体調不良になったら呼び出されますし、自分の宿題も合間をみてうまくやらないといけない、取れる授業のコマ数も制限されます。

思ったように英語の勉強ができなかったとならないよう、イレギュラーに対応できる心構えと、英語の事前学習も大切だと思いました。

留学中・帰国後の子供の変化

SMEAGのシアター前で水中ゴーグルをはめている子ども2人

娘は、幼稚園初日を終えてから「Mommy! One more time!」と覚えたての英語を口にしていて、子供の吸収力ってすごい!と感動したのを覚えています。慣れない環境でストレスもかなりかけましたが、その分大きく成長したことを感じました。耳が良くなって、YouTubeから聞こえてくる音声をしっかりと復唱できるようになったり、長めの文章も言えるようになったり。たった2週間でこれだけ慣れるのだからすごい、と驚きます。

帰国後も、お風呂場に貼ってあるアルファベット表を指差して「ABC〜」と歌ったり、これは英語で何て言うの?と質問してくることがあったり、親子で英会話をする機会も増えました。

何より、彼女自身が地元以外にも広い世界があることを実感できたことがとても大きいんじゃないかなと思っています。初めての国際経験としては大成功、はなまるです。

言語的にも情緒的にも大きく成長する3〜4歳は留学もおすすめ

SMEAGのダイニングスタッフと一緒に映る親子

私は、留学の最大の価値は、語学そのものよりも「異文化の体験」にあると思います。

英語を学ぶだけなら日本にいても十分できますが、自分自身がマイノリティになり、異国の地でその土地の文化や歴史、人々の暮らしを観察することは、海外で一定期間滞在することでしかかないません。

ものごごろがついてくる3〜4歳のうちに留学を経験することで、仮に将来記憶に残っていかったとしても、その子自身の人格形成に良い影響を与えるきっかけにはなるのではないかと、私は信じています。

そういう意味でも、比較的手軽に行けて異文化体験ができるフィリピン留学は、親子留学先としてすごくおすすめしたい場所だと思いました。

  • 学校提案~手続きまで0円!
  • 最安値保証!
  • 留学開始までオンライン英会話受け放題!
目次