【2026年最新】マニラ空港の治安とタクシー対策ガイド|詐欺・ボッタクリから身を守る鉄則

マニラ空港の治安とタクシー対策ガイド

かつて「世界最悪の空港」という不名誉な称号を持っていたマニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港:NAIA)。治安改善が進んでいますが、それでも日本とは異なるトラブルが潜んでいます。

本記事では、渡航歴50回以上の経験や最新の現地情報を基に、マニラ空港で「絶対に被害に遭わないための治安対策」と「安全な移動方法(タクシー)」を徹底解説します。

目次

マニラ空港の治安:現在はどうなっている?

結論から言うと、空港内の治安は以前に比べて改善傾向にありますが、「依然として油断は禁物」です。 2023年の調査でも国際空港としての評価は依然として低く、盗難や職員による不正行為のリスクがゼロになったわけではありません。

空港に入るにもチケットが必要

マニラ空港では、セキュリティ強化のため、航空券(Eチケット控え)を持っていないとターミナル内に入れない場合があります。見送りや出迎えの知人が中に入れないことがあるため、待ち合わせには注意が必要です。

僕でも知人の付き添いで空港に来ても航空券を持ってなければ中に入れてくれなかったよ(笑)

マニラ空港の3大トラブルと具体的対策

空港内で最も警戒すべき「3つのリスク」とその対策を紹介します。

悪名高い「弾丸詐欺」への対策

職員が客の荷物に銃弾を仕込み、発見したふりをして金銭を脅し取る手口です。2016年頃に横行した後、一時鎮静化しましたが、2022年以降も被害報告や未遂事例が出ています。

【最新の手口】

  • ターゲットは単身の旅行者や喫煙者(ライターを持っている人)などが狙われやすい。
  • X線検査で「ライター」などを指摘し、気を取られている隙に別の職員が銃弾を仕込む、または手の中に隠し持った銃弾を見せてくる。

【鉄壁の対策】

  • 荷物から目を離さない:X線を通す際、検査官の動きを注視する。
  • トレーを分ける:スマホや小物はカバンと同じトレーに入れず、別のトレーで先に流す(カバンを押収されてもスマホで撮影・連絡できるようにするため)。
  • 絶対に触らない:見知らぬ銃弾を提示されても、絶対に触れてはいけません。指紋がつくと不利になります。
  • 「指紋検査」と「弁護士」を要求する:不当な言いがかりをつけられたら、「警察を呼んで指紋を調べてくれ」「弁護士を呼ぶ」と毅然と主張し、職員のネームプレートを確認して名前を呼ぶことが有効です。

よくキャリーバックをラップでグルグル巻きにしている旅行者がいるけど、あれはまさにそうした対策をしている側面もあるよ。

スリ・置き引き・切り裂き対策

空港内外で、バックパックのファスナーを開けられたり、ナイフで切られたりして貴重品を抜かれる被害があります。

【対策】

  • キャリーバッグの選び方:ボールペン一本で簡単に開けられてしまうファスナータイプではなく、ガチっと閉まる「フレームタイプ」のスーツケースが推奨されます。
  • 貴重品の管理:リュックの背負いっぱなしは危険です。体の前で持つか、貴重品は分散して身につけましょう。

キャリーバッグを新しくするとき、僕は毎回ファスナータイプは選ばないよ。

職員による賄賂・チップ要求

「スムーズに通してやる」と言ってチップを要求したり、言いがかりをつけて金銭を要求したりするケースです。

【対策】

  • 不当な要求には応じない毅然とした態度が必要です。「空港使用料」などは通常チケット代に含まれており、現場で現金請求されることは基本的にありません。

紫のユニフォームを着たお手伝いさんのような人たちに高額なチップを要求されることが確認したので、特にそうした人たちには注意。

【移動編】タクシー vs Grab 安全なのはどっち?

空港からホテルへの移動でトラブルに遭う日本人が後を絶ちません。最も安全なのは「ホテルの送迎車」ですが、自力で移動する場合は以下の優先順位を守ってください。

50回以上フィリピンに渡航している僕が断言できる空港を出るときに注意した方がいい事のNo.1がこれ。タクシーって色んなタイプがあるので、まずはここを押さえておいてね!

推奨:配車アプリ「Grab(グラブ)」

現時点で最も推奨される移動手段です。

  • メリット:行き先をアプリで指定でき、料金が事前に確定するためボッタクリ被害が防げます。クレジットカード決済なら現金のやり取りも不要です。
  • 注意点
    • 「流し」ではなくアプリで呼ぶ:Grabを装った白タクや、アプリを通さずに声をかけてくるドライバーは無視してください。
    •  ナンバー確認:アプリに表示されたナンバープレートと、来た車のナンバーが一致するか必ず確認してから乗車してください。
    •  高速料金:スカイウェイ(高速道路)を使う場合、運賃とは別に追加料金(45ペソ〜など)がかかる場合がありますが、これは正当な請求です。

注意:空港の「クーポンタクシー」・「イエロータクシー」

  • クーポンタクシー:定額制ですが割高です。
  • イエロータクシー(エアポートタクシー):メーター制ですが、空港専用のため初乗りが高いです。

これまで何度も空港の「イエロータクシー」を使いましたが、経験上、トラブル発生率100%なので、初心者には全くお勧めしません。

危険:空港内の「勧誘スタンド」と「流しのタクシー」

空港の到着ロビー付近にある「Book Here」と書かれたスタンドで配車を依頼した結果、相場の倍以上の料金(高速代や空港手数料という名目)を請求される被害が報告されています。

また、路上で拾う流しのタクシーは強盗のリスクもあるため、夜間は特に避けるべきです。

車内での座る位置について

安全な座席

万が一、タクシーやGrabに乗る際も、座る位置でリスクを減らすことができます。

助手席はドアロックを操作されやすく、また強盗目的のドライバーがナイフなどを突きつけやすい位置です。運転席の真後ろであれば、ドライバーから物理的に手が届きにくいため、比較的安全と言われています。

実際に僕も、少し用心するときは敢えてこちらの席に座るよ。

ターミナル間の移動と注意点

ターミナル移動の注意点

マニラ空港はターミナル1〜4が離れており、移動には時間がかかります。乗り継ぎがある場合は特に注意が必要です。

  • ターミナル1 (T1):JAL、フィリピン航空(国際線)など。
  • ターミナル2 (T2):フィリピン航空(国内線)。
  • ターミナル3 (T3):ANA、セブパシフィック航空(国際線)、ジェットスターなど。
  • ターミナル4 (T4):国内線LCC。

ターミナル間移動には無料のシャトルバスがありますが、運行間隔が長く(30分以上待つことも)、航空券の提示を求められるなど使い勝手が悪い場合があります。

急いでいる場合や確実性を求めるなら、Grabを使ってターミナル間を移動することを強くおすすめします。乗り継ぎ時間は最低でも3〜4時間の余裕を持ちましょう。

空港から市内に移動した後の注意点

空港を安全に離れた後も、マニラ市内ではエリアごとに治安状況が大きく異なります。滞在先のホテル周辺の安全性や、夜間外出時の注意点など、マニラ滞在全体の防犯対策については、こちらのガイドを確認してください。

まとめ:マニラ空港を安全に利用するチェックリスト

  • 荷物はハードフレーム推奨:ファスナーのこじ開け防止。
  • X線検査は警戒:スマホは別トレーに。変なものを指差されても触らない。
  • 移動はGrab一択:アプリで呼び、クレカ決済にする。
  • 夜間の単独行動は避ける:特に女性は注意し、必要なら到着ロビー(特にT3は施設が充実)で朝を待つのも手です。

事前の知識と対策があれば、マニラ空港は決して恐ろしい場所ではありません。このガイドを参考に、安全なフィリピン滞在をスタートさせてください。

この記事を書いた人

フィリピン・セブ島留学専門家//セブ&バギオ公認エージェント/ライフカウンセラー/2度のフィリピン留学でTOEIC900&IELTS6.5取得

ネットの情報があまりにも胡散臭いので、フィリピンに年間7~9回ほど視察に行って情報収集してます。

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