0120-504-216
営業時間:平日9時〜18時
セブ島の語学学校を中心に近年、シニア層のフィリピン留学生が増えています。
なかでも多い理由はこれでしょう。
「近い将来、海外ステイしたい」
一時期はテレビでも盛んに紹介された、老後の海外移住。「自分も定年退職したら、海外でゆったりと余生を送りたい」と考えている“移住予備軍”は相当な数がいらっしゃるはずです。
気候が温暖で花粉症も無く、物価の安い海外で老後を。そのミドルステイやロングステイの準備として、まずはフィリピン留学で英会話を、と考えるのは実に合理的です。その理由について説明して参ります。
一般財団法人ロングステイ財団が毎年発表している「ロングステイ希望地域ランキング」の、現時点で最新の調査結果はこうなっています。
1位:マレーシア
2位:タイ
3位:ハワイ
4位:台湾
5位:フィリピン
6位:オーストラリア
7位:カナダ
8位:シンガポール
9位:インドネシア
10位:ニュージーランド
ハワイ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドはもちろん英語圏です。
不動の人気1位であるマレーシアは、かつて英語が公用語でした。今でも準公用語として広く使用されています。8位のシンガポールも同様ですが多民族国家であるゆえに、中国系住人とインド系住人、マレー系住人がお互いにコミュニケーションする“共通言語”が英語なのです。
5位のフィリピンは英語人口で世界3位です。ランキングをこうして眺めると、英語が出来るだけで海外ステイ先の選択肢は大きく広がることがご理解いただけるでしょう。
しかし一時の海外移住ブームの陰で、夢破れて帰国する羽目に陥ったシニアが増えていることが問題視されてもいます。
健康上の理由もありますが「近所の人たちとなじめない」「買い物で意思疎通ができない」「地域コミュニティに参加したくても難しい」など、英語力の乏しさに起因すると考えられる挫折理由が目につきます。
英語ができないのに、本当に海外ステイできるだろうか?
不安は当然です。そしてフィリピン留学は、その不安を解消する有効手段になり得ます。
ハワイやオーストラリアなど英語圏を海外ステイ先に考えていらっしゃる方々にも、まずフィリピン留学で英会話を上達させることがおすすめです。
その理由を列記してみましょう。
冒頭の「ロングステイ希望地域ランキング」のなかで「日本人向けの英語学校」がいちばん数多い場所こそ、フィリピンです。
海外ステイ候補先で英会話も、とお考えになるのは当然ですが、「移住先としての人気」と「留学先としての環境」は別物です。ロングステイ先で人気のマレーシアに、日本人向けの英語学校がどれだけあるでしょうか。
一方、ステイ先としても人気のあるセブ島だけでも、100以上の英語学校があります。なかには邦人が経営する学校もいくつもあります。
シニア層の皆さんにとって、語学留学のコストはもっとも気になる点でしょう。退職金と年金と、限られた蓄え。留学のために使える費用は限定的になって当然です。
フィリピン留学の費用は、欧米留学と比較して1/3から1/2程度です。この差はシニアの皆さまにとって非常に大きいはずです。
欧米の学校に留学する場合、住む部屋も自分で探すケースが多いです。食事をはじめ、慣れない土地での暮らしにはさまざまな困難がつきものですが、その困難と並行しての勉強を強いられます。
その点でフィリピン留学は施設(学生寮)を併設した学校が殆どですし、平日1日3食を用意してくれます。(土日も用意される学校もあります)
邦人経営校に限らず、常駐日本人スタッフのいる語学学校が多いこともおすすめ理由のひとつです。何か困ったときの相談相手が、いつでも近くにいてくれる安心感は重要です。
また欧米に留学した場合、食事に関するストレスは相当なものがあるはずです。フィリピン留学では、語学学校がどの国の出資かによって、食事内容も違います。韓国系資本の学校なら山盛りのキムチの他、辛い料理が並ぶことになりますね。もちろん邦人経営校では、用意される日々の食事も日本人向けに考えられています。
また学校内は24時間態勢の警備が敷かれていますから、治安の心配もご無用です。
欧米と比べて、フィリピン留学では講師のレベルが低いのではないか?
そんな懸念をお持ちのシニアの皆さまもいらっしゃるかもしれませんが、心配無用です。
フィリピンは英語人口が世界3位というだけでなく、ビジネスシーンでの英語レベルは世界1位という調査結果もあるのです(アメリカよりも上ですよ!)。逆にオーストラリアは独特のオージー訛りがあるため、英語学校に関するフィリピンのレベルは低いどころか逆なのです。
フィリピン留学先となる学校はどこでも「大卒で、発音がきれい」という講師の採用条件です。フィリピンの大学卒であれば、英語レベルはネイティブの米国人・英国人にまったく引けを取りません。
また南国フィリピンの気質で、講師は皆さんとてもフレンドリーです。初心者に対してもやさしく、友だち感覚で接してくれます。よく言われることですが「フィリピン人のホスピタリティ(おもてなしの精神)は世界一」ですからね。
特に親日家が多いこともフィリピンのメリットです。電通による「ジャパンブランド調査2017」でも、親日度で第1位に輝いているくらいです。
フィリピン留学の特徴では他に「マンツーマンのレッスン」が多いのも利点です。まったくの初心者からビジネスで英語を使っていた人まで、生徒お一人お一人のレベルに応じた授業が可能で、他の生徒に気がねする必要もありません。
また一般の語学留学では、朝から夕方までみっちりとカリキュラムが組まれます。でもシニアの方々にとって、1日7時間の授業はかなりしんどいでしょう。授業時間の調整や、短時間授業に対応してくれる学校もいくつもありますから安心してください。
バギオやドゥマゲッティ、バコロドなど自然の豊かな地方都市などもありますが、シニア層のフィリピン留学にはセブ島がおすすめです。
シニアの皆さんで、健康にまったく不安の無い人がどれだけいらっしゃるでしょうか?
20歳前後のフィリピン留学と決定的に違う、留学先選びのポイントが医療です。マニラとセブ島には、日本語対応可能な病院があります。海外旅行傷害保険の指定医療機関は、マニラとセブだけの場合も多いです。マニラは治安の面で、セブ島に劣ります。
食品だけでなく生活用品や薬品まで、セブ島には日本からの輸入品を扱うお店があります。寮の食事だけでは単調になりがちな留学生活です。和食処も揃っているセブ島が、初めての海外暮らしという方々には絶対におすすめです。
先に触れましたが、ロングステイ先としてフィリピンは人気第5位です。現時点でマレーシアなど他の場所をステイ先に考えていらっしゃる場合でも、比較検討し体験してみることで、新たな発見や価値観の変化があるかもしれませんよね。
フィリピンのなかでもステイ先として人気のセブ島で、海外での暮らしを模擬体験されることは将来のプランニングにも有益ではないでしょうか。