フィリピン留学3週間の費用はこれだけ掛かった!

【フィリピン・セブ島留学】3週間の費用とその効果の真偽に迫る

こちらの記事では、フィリピン留学を3週間するとどれぐらいの費用が必要なのかを解説しました。

他の期間の留学費用については「フィリピン留学の『費用』はこれだけ知っとけ」を参考にしてください。

目次

フィリピン留学3週間の費用とは

3週間の留学総費用

 フィリピン留学の3週間の費用総額は「351,775円」です。

この金額は「フィリピン留学3週間で、一般的な英会話コースで3~4人部屋」を受験とした総額目安です。

留学費用は、学費に加えて滞在費・食費・ビザ代・水道光熱費・管理費の諸経費・海外航空券代・海外旅行保険代など全てを合計して計画する必要がありますよね?

そのたため、こちらの記事では最初から諸経費全てを含めたできるだけ現実的な金額で紹介しています。

因みに351,775円はフィリピンでの相場ですが、地域や部屋タイプの条件を変えるだけでも費用が大きく前後することを知っておいてください。

①渡航前に払う費用_198,035円

*USD/JPY=135円時

  • 入学金(14,400円):学校に登録するための費用
  • 授業料(180,135円):マンツーマン+グループクラスの授業料+滞在費+1日3回の食費
  • 海外送金手数料(3,500円):学校の銀行口座に海外送金する際の銀行の手数料

この金額は、フィリピンで3週間留学する際の平均費用です。安い学校を選ぶと、約50,000円安くなる可能性がありますが、まずはこの平均費用を目安にすることをお勧めします。

②渡航後に払う費用_48,730円

*PHP/JPY=2.5円時

  • SSP費用(17,167円):フィリピン政府から発給される特別就学許可証の費用
  • SSP Eカード費(10,000円):SSPに付属する留学生が取得必要な外国人登録証の費用
  • 寮保証金(10,000円):寮の保証金 ※退寮時に全額返金
  • 水道光熱費(2,563円):現地で使う水道光熱費
  • 管理費(2,625円):メンテナンス代
  • 空港ピックアップ費用(2,000円):学校最寄の空港から学校スタッフが迎えに来てくれる費用
  • ID費(625円):学生IDの発給費用
  • テキスト代(3,750円):学校で使う教材費用

これらは「現地費用」と呼ばれ、留学先の学校が変わっても、大きな費用差はあまり出ません。したがって、留学の予算を計画する際には、これらの費用も考慮する必要があります。

③その他費用_105,010円

  • 海外航空券(80,000円):往復の海外航空券代
  • 海外旅行保険(10,010円):留学期間中の保険代(タビホ保険の場合)
  • お小遣い(15,000円):タクシー代、外食代、観光費用等

格安航空券を利用することや、クレジットカードに付帯する海外旅行保険を使用することで、費用を節約することもできます。このようにすると、数万円安く留学することも可能です

フィリピン留学の期間ごとに費用の差とは?

長期留学を考えている人も多いでしょう。そのため、留学期間ごとに目安の金額を表にまとめました。

再度お伝えしますが、これらは「フィリピン留学」の費用相場です。地域や学校、部屋のタイプなどを変更することで、さらに安く留学することもできます。

期間費用の目安(①+②⁺③)
1週間234,762円
2週間295,485円
3週間351,775円
1ヶ月(4週間)395,845円
2ヶ月(8週間)672,195円
3ヶ月(12週間)957,599円
4ヶ月(16週間)1,233,271円
5ヶ月(20週間)1,509,319円
6ヶ月(24週間)1,785,304円
1年(48週間)3,422,781円

フィリピン留学3週間の費用を安くする6つのコツ

フィリピン留学費用を安くする5つのテクニック

3週間で留学総費用約33.7万円ですが、もっと安くできる方法をご案内します。

A. 円建ての学校を選ぶ

A. 円建ての学校を選ぶ

近年は円安が進んだため、ドル建てで支払う語学学校は日本人にとって以前と比べて割高感があります。

でも、円建てで支払う学校を選ぶと結構安くなります。円建ての学校を選んだ時の費用を見てみます。

ドル建て学校の場合:351,775円

円建て学校の場合:341,775円
約1万円の差額!

同条件でも1万円も変わるんですね!

ドル請求の語学学校でもレートを固定しているところもあります。そうしたところを選ぶのも節約方法の一つです。

※例えば、今のレートが1ドル150円だけど1ドル130円で請求してくれるなど。

B. 留学地域を郊外にする

B. 郊外の地域を選ぶ

留学総費用の目安は「351,775円」ですが、これはセブ島の相場です。

地域が違えば、物価・人件費が安くなるので、留学費用も安くなります。実際に節約テクニックAで節約した金額から郊外(バギオ)に変えたときの費用を比べてみます。

セブ島の学校の場合:341,775円

バギオの学校の場合:308,775円
約3.3万円の差額!

なんと、地域を変えただけで3.3万円もの差がでたね。

C. 大人数部屋を選ぶ

C. 寮はできるだけ大人数部屋を選ぶ

次にA・Bで節約した金額308,775円から6人の大人数部屋に変えて見直してみます。

3人部屋:308,775

6人部屋:301,775円 
0.7万円の差額!

全く同じカリキュラムなのに、部屋タイプが違うだけで約0.7万円も安くなりました。相部屋にあまり抵抗がない人はここで削っておきたいですね。

D. 格安航空券を選ぶ

D. 格安航空券を選ぶ

航空券は、大手航空会社のものから格安航空券にするだけで、半額近くで取れることもあります。フィリピン留学でよく使われる代表的な格安航空は、以下の2社です。

  • ジェットスター航空
  • セブパシフィック航空

こちらでも、A・B・Cで節約した金額301,775円から格安航空を使った場合で比較します。

手航空会社:301,775円

格安航空会社:261,775円
4万円の差額!

大手の海外航空券代が往復50,000円の時に、セブパシフィック航空で往復3~5万で買えたとしたら、40,000円も浮きます。

E. クレカ付帯の海外旅行保険で賄う

3週間の海外旅行保険代は10,010円(タビホ保険の場合)でしたね。でも、海外旅行保険が無料でついてくるクレジットカードを持っているだけで90日以内の渡航であれば「無料」になります。

ここでは、A・B・C・Dで節約した金額261,775円からさらにクレジットカードの保険で賄ったときの差額を見てみます。

海外旅行保険:261,775円

クレカ付帯保険:251,775円
1万円の差額!

但し、クレジットカード付帯の怪我・病気の保険額100~200万円が限度額なので、心配な方は一般の保険で一番安いタイプに入っておきましょう。

F. 学校の割引・キャンペーンを使う

F. 学校の割引・キャンペーンを使う

これは不定期に発表されます。例えば、「12/5~2/28までの期間に4週間以上留学される人が、11月末までにお申込みで5000円割引」とかです。

不定期且つ自分の留学計画に合わない可能性の方が高いので、合致したらラッキー程度にとどめておいた方が良いです。

留学費用最大の節約効果

節約方法節約金額
A. 円建ての学校を選ぶ1万円
B. 郊外の地域を選ぶ3.3万円
C. 大人数部屋を選ぶ0.7万円
D. 格安航空券を選ぶ4万円
E. クレカ付帯の海外旅行保険で賄う1万円
F. 学校の割引・キャンペーンを使う※タイミング次第
節約金額合計約10万円

以上、A~Fまでの4つのテクニックを駆使することで、10万円まで安くなりましたね。出来そうなところから実践してみて下さい。

351,775円→最大251,775円まで節約!

3週間の留学中のスケジュールと生活

留学中のスケジュールと生活

基本どの学校も週末からの入寮となります。最初の月曜日はオリエンテーション・レベルテスト・両替や買い出しがあるので、授業スタートは火曜日からです。

時間授業
7:00 – 7:45任意参加クラス
7:00 – 8:00朝食
8:10 – 8:55グループクラス(リスニング)
9:05 – 9:50グループクラス(リスニング)
10:00 – 10:45グループクラス(慣用句、頻出表現)
10:55 – 11:40自習
11:50 – 12:35マンツーマンクラス(語彙)
12:40 – 13:25昼食
13:35 – 14:20マンツーマンクラス(

1日の流れは、朝食を食べたら大体8時ごろには授業が始まります。小休憩、お昼を挟みながら18時の夕飯までは授業が続きます。

更に、ナイトクラスがある学校は、任意で参加できます。

フィリピン留学3週間の効果

留学費用に見合う成果

3週間の留学の効果は、英語を使うという生活が当たり前になってくるタイミングだと言えます。

ここまでくると、下手でも外国人と意思疎通が出来てることが楽しくて、帰りたくなくなってくるはずです。また、初心者からスタートしても、スピーキングも短文ながらも躊躇せずに話しだしているという方が多いです。

3週間の授業時間は約120時間です。日本で英会話スクールに週1で通っている人が120レッスン受けるためには2年以上も掛かります。

そう考えると、たった3週間ですがどれだけ濃密なのかがわかってもらえると思います。

3週間留学のデメリットと解決策

デメリットと解決策

デメリット

3週間留学のデメリットは、圧倒いう間に終わるということです。日本で3週間後まで仕事があると考えると、気が遠のくぐらい先に感じますが、フィリピンでの3週間はあっという間です。

新しい環境に慣れたり、新しい仲間と出会って刺激を受けたり、毎日勉強に追われたりして過ごしていると、本当にあっという間に終わっていたと皆さん話します。

なので、数か月程度の期間がある人と比べて、「何となく留学始めてみた」って方は、刺激は沢山受けますが、肝心の英語力は期待してたほど上がらなかったということが起きやすい期間だと言えます。

デメリットの解決策

肝心の英語力も期待してたほど上がらず、気が付いたら帰国してたってことにならないために、どうしたらいいのでしょう?

一言で言うと、「きちんと対策」をして留学に臨むべきということです。

例えば、いくら初心者であっても単語を授業中にやっていたのではお話になりません。講師はもちろん日本語を話さないので、わからない単語があれば英語で解説します。

そうなると、その解説された英語が分からなかったり、解説中に含まれてる単語が分からなかったりするので、非常に効率が悪いです。それだったら、日本語で書かれてる単語帳をひたすらやった方がマシですよね。


また、簡単な文章でも「ある程度は意思疎通ができるようになりたい」という目標を持って留学するのであれば、中学文法くらいは事前に押えておくべきです。勉強嫌いな人は、書店に行ってイラストが一番多く、厚みが一番薄くて、フォントも大きめの中学英文法用のテキストを購入しましょう。

最低でもこの、「基本単語(目安はTOEIC500点レベルまでの単語)+中学英文法」を押さえておけば、3週間という短期間の留学でもある程度の成果が見込めるようになります。

スポーツで例えると、留学は何かの大会だと思ってみて下さい。その大会に臨むためには、きちんと練習していきますよね?それと同じです。

3週間の留学でお勧めの語学学校

CPI

CPIセブ

セブ島にある人気校の1つで、リピーターの留学生も非常に多い学校です。リゾートチックなつくりの学校で、施設・雰囲気ともに安心してフィリピン留学を楽しめる学校と言えます。

放課後は自由時間ですが、CPIでは月~木の19:30~20:30(3時間)は別途無料でマンツーマンが受けられます。

更に、放課後のアクティビティやクラブ活動が毎日充実しているなどの理由で、特に若い層に支持され続けている定番校です。

EV English Academy

EVアカデミー

セブ島で圧倒的人気を誇るEV Academy。施設の規模や清潔感、華やかさが印象的な学校でフィリピンでは珍しく紙がトイレに流せます。

スパルタとセミスパルタのルールが選べる珍しい制度を持っているため、設備の整った学校で厳し目に留学したい人やあまり拘束されずに留学したい人の両方にニーズに合わせられます。

CIP

Clark Institute of the Philippines(CIP)

クラークにある「CIP」は、ネイティブが10名ほど常駐しているというフィリピンでは珍しい学校です。

日中のレギュラーのクラスだけでなく、早朝や夜間の参加任意の無料グループクラスでもネイティブ講師の授業を取ることができます。更に、講師と留学生の距離が非常に近い学校なので、休み時間や放課後なども講師と留学生が談笑している光景が珍しくない学校です。

こうした学校でも3週間みっちりと授業時間外でもアウトプットの強化が図れそうですね。短期間でも英語脳に変えるコツは、やはり普段の生活から多くの外国人留学生や講師と積極的に会話をすることです。

フィリピン留学に持っていくもの

フィリピン留学の持ち物に関しては、以下の記事が参考に準備してください。

まとめ

フィリピン留学の3週間の総額費用は約35万円です。

節約方法をすべて行えば、そこからさらに25万円まで下げることも可能です。とはいっても、決して安い費用ではないはずです。

何度もお伝えしてきた通り、3週間の留学を「あっという間に終わってしまった・・・どうしよう」と嘆く結果になるのも、「計画通りに進んで、海外の人たちと話す自身もスキルもついた!」と充実した結果になるのかは、すべて前持った準備(英単語+中学英文法の事前学習)次第です。

また、英語以外でも日本ではなかなか出会えないような仲間との出会いや、講師たちとの留学生活は一生の宝になるはずです。

どの学校に行ったとしても、それぞれにドラマやストーリーがあったりするものですが、費用対効果を最大限に上げることを優先するのであれば、「アウトプットが多くできそうな留学環境」を選ぶべきです。

皆さんが最高に実りある3週間の留学生活になることを祈っています。

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