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「2ヶ月のフィリピン留学は、結局いくら用意すればいいのか」。1ヶ月では物足りない、でも3ヶ月は仕事や学校の都合で難しい。そんな方から、いちばん多くいただく質問です。
調べてみると「45万円から」と書いてあるサイトもあれば、「87万円」と書いてあるサイトもある。倍近い開きがあって、どれを信じて予算を組めばいいのか分からない。そんな状態でご相談にいらっしゃる方がとても多いです。
結論を先にお伝えすると、フィリピン・セブ島留学2ヶ月(8週間)の総額は58万〜99万円です。このページでは、実際にお見積りを作っている立場から、学校へのお支払い・現地で払うお金・ビザの費用まで含めた「本当の総額」を、実在する3校の現行料金で公開します。あわせて、「2ヶ月では英語は話せるようにならない」と言われる理由と、3ヶ月にすべきかどうかの判断基準も正直にお話しします。
この記事の確認記録
執筆:田中慎一(代表・現地視察70校以上)/確認:フィリピン留学Hub編集部
最終確認:2026年9月24日
誤りに気づかれたらお問い合わせフォームへ。確認して訂正します。
航空券・海外旅行保険・現地で払う費用・お小遣いまで全部含めて、2ヶ月(8週間)の総額は58万〜99万円が目安です。かなり幅がありますが、この差はほぼ「どの学校の、どの部屋タイプを選ぶか」で決まります。授業の中身で差がつく部分は小さく、差がつくのは滞在環境と、円建てかドル建てかという料金の仕組みです。
1ヶ月の留学費用(総額36.5万〜63.5万円)と比べると、ちょうど2倍にはなりません。入学金・航空券・保険といった「期間に関係なく一律でかかる費用」が2ヶ月分に薄まるためで、1ヶ月を2回に分けて行くより、2ヶ月まとめて行くほうが割安になります。
| 項目 | 金額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 学校への支払い | 400,000円〜650,000円 | 入学金・授業料・寮費・食費(8週間・4人部屋の場合) |
| 現地支払い費用 | 80,000円〜90,000円 | SSP・ビザ延長1回・光熱費・管理費・教材代など |
| 航空券(往復) | 40,000円〜120,000円 | LCCか直行便か、予約時期で変動 |
| 海外旅行保険 | 0円〜30,000円 | クレジットカード付帯を使えば0円も可能 |
| 現地生活費(お小遣い) | 60,000円〜100,000円 | 週末の観光・外食・お土産など |
| 総額目安 | 約58万〜99万円 | 中央値は約70万円 |
※下限の57万円は、バギオなどの地方都市の学校で4人部屋・LCC・クレジットカード付帯保険を使った場合。上限の98万円は、セブ島の人気校で4人部屋・直行便・保険加入・お小遣い月5万円の場合です。1人部屋を選ぶと、ここからさらに8万〜27万円上がります(学校によって差があります)。
代表的な3つのスタイルで、2ヶ月の総額がどれくらい変わるかをまとめました。まずはご自身がどのタイプに近いかをイメージしてみてください。
| 留学スタイル | 2ヶ月の総額目安 | こんな方向け |
|---|---|---|
| コスパ優先型 地方都市 × 4人部屋 例:バギオの学校など | 約57万円〜 | 誘惑の少ない環境で、複数人部屋で切磋琢磨したい方 |
| バランス優先型 セブ島 × 2人部屋 例:CG バニラッド校・CPIなど | 約72万円〜 | 便利なエリアで学びつつ、週末はアクティビティも楽しみたい方 |
| プレミアム型 セブ島 × 1人部屋 例:EVアカデミー・CIAなど | 約106万円〜 | ホテルのような寮で生活ストレスをゼロにして学習に没頭したい方 |
ご相談を受けていていちばん多いのは、真ん中のバランス優先型です。2ヶ月という期間だと、4人部屋のにぎやかさが後半で負担になる方が出てきます。1ヶ月なら勢いで乗り切れても、8週間は生活です。予算に余裕があれば2人部屋を勧めることが多いのは、そのためです。
当社が取り扱う51校の2ヶ月の費用(学校へ払う分+現地で払う分)を、安い順に並べました。地域・価格帯・特徴にチェックを入れると、当てはまる学校だけが残ります。見出しを押すと並べ替えができます。学校名を押すと、その学校の費用ページに移ります。価格帯は、学校へ払う分+現地で払う分の2ヶ月(8週間)の金額で「安い(〜55万円台)」「標準(56万〜69万円台)」「高い(70万円〜)」の3つに分けています。
金額の高い・安いは学校の良し悪しではありません。マンツーマン授業の時間数はどの価格帯でも大きくは変わらず、変わるのは寮の新しさ・部屋の広さ・食事の内容・立地・施設です。特徴の札は、各校のページで確かめた内容をもとに付けています。
| 学校 | 地域 | 2ヶ月の費用 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| E-room3人部屋 | バコロド | 約39.2万円安い | ノンスパルタ(自由)日本円で払える4人部屋あり治安が良い |
| 3D Academy | セブ島 | 約42.7万円安い | ノンスパルタ(自由)日本円で払えるホテル・コンド滞在ネイティブ講師中心地・アクセス良 |
| MONOL メイン食事は別 | バギオ | 約43.3万円安い | 日本人が少ないホテル・コンド滞在施設がきれい4人部屋あり治安が良い |
| GITC セブカプセル型 | セブ島 | 約44.0万円安い | 日本人が少ない施設がきれい治安が良いトイレに紙OK |
| Stargate | セブ島 | 約48.4万円安い | 日本円で払えるホテル・コンド滞在施設がきれい中心地・アクセス良4人部屋あり |
| We Academy3人部屋 | イロイロ | 約48.8万円安い | 治安が良い |
| Curious World | セブ島 | 約48.9万円安い | 日本円で払えるホテル・コンド滞在中心地・アクセス良4人部屋ありトイレに紙OK |
| Global Standard | クラーク | 約49.4万円安い | 日本円で払える日本人が少ないネイティブ講師ベビーシッター治安が良い |
| SMEAG キャピタル | セブ島 | 約49.8万円安い | スパルタ式日本円で払える祝日も授業中心地・アクセス良ベビーシッター |
| First Englishシェアハウス | セブ島 | 約50.3万円安い | ノンスパルタ(自由)日本円で払えるホテル・コンド滞在施設がきれい中心地・アクセス良 |
| LSLC3人部屋 | バコロド | 約51.8万円安い | 治安が良い |
| CLARK WE ACADEMY | クラーク | 約52.2万円安い | ノンスパルタ(自由)日本円で払える祝日も授業日本人が少ないネイティブ講師 |
| BECI シティ | バギオ | 約52.7万円安い | ノンスパルタ(自由)日本円で払える施設がきれいネイティブ講師中心地・アクセス良 |
| GITC イロイロ2人部屋 | イロイロ | 約52.7万円安い | ノンスパルタ(自由)日本人が少ないホテル・コンド滞在ベビーシッター治安が良い |
| CIP | クラーク | 約53.4万円安い | 日本円で払える日本人が少ないネイティブ講師2週間以下OK治安が良い |
| CG バニラッド校 | セブ島 | 約53.8万円安い | ネイティブ講師中心地・アクセス良4人部屋あり2週間以下OKジム充実 |
| BECI EOP | バギオ | 約54.6万円安い | 日本円で払える日本人が少ない治安が良い |
| BECI スパルタ | バギオ | 約56.6万円標準 | スパルタ式日本円で払える4人部屋あり治安が良い |
| SMEAG エンカント | セブ島 | 約56.8万円標準 | 日本円で払える祝日も授業日本人が少ないホテル・コンド滞在施設がきれい |
| A&J ECO キャンパス | バギオ | 約56.9万円標準 | 日本円で払える日本人が少ない施設がきれい治安が良い |
| CG スパルタ校 | セブ島 | 約57.0万円標準 | スパルタ式ネイティブ講師4人部屋あり2週間以下OK |
| EG Academy | クラーク | 約58.1万円標準 | ネイティブ講師中心地・アクセス良4人部屋あり学生が少ない |
| GLC | セブ島 | 約59.2万円標準 | ノンスパルタ(自由)日本円で払える祝日も授業ホテル・コンド滞在中心地・アクセス良 |
| PIA2人部屋 | イロイロ | 約60.3万円標準 | ノンスパルタ(自由)日本人が少ないホテル・コンド滞在施設がきれい中心地・アクセス良 |
| PINES Speaking校 | バギオ | 約60.4万円標準 | 4人部屋あり治安が良いジム充実 |
| MONOL スパルタ | バギオ | 約60.9万円標準 | スパルタ式日本人が少ない |
| B'Cebu | セブ島 | 約60.9万円標準 | 日本円で払える施設がきれいネイティブ講師中心地・アクセス良治安が良い |
| CELLA Premium | セブ島 | 約61.7万円標準 | ノンスパルタ(自由)ホテル・コンド滞在施設がきれいネイティブ講師中心地・アクセス良 |
| English Fella 1 | セブ島 | 約62.5万円標準 | スパルタ式日本円で払える |
| English Fella 2 | セブ島 | 約62.5万円標準 | 日本円で払える治安が良いジム充実 |
| WALES食事は含まない | バギオ | 約62.6万円標準 | ノンスパルタ(自由)日本円で払える日本人が少ないホテル・コンド滞在中心地・アクセス良 |
| CPI | セブ島 | 約63.5万円標準 | スパルタ式施設がきれい4人部屋あり2週間以下OK治安が良い |
| IMS | セブ島 | 約65.3万円標準 | 日本人が少ない中心地・アクセス良4人部屋あり治安が良い |
| CELLA Uni スパルタ | セブ島 | 約65.7万円標準 | スパルタ式ネイティブ講師2週間以下OK治安が良い |
| PINES IELTS | バギオ | 約65.9万円標準 | スパルタ式4人部屋あり治安が良いジム充実 |
| Philinter3人部屋 | セブ島 | 約66.1万円標準 | スパルタ式ホテル・コンド滞在 |
| PILA | セブ島 | 約66.7万円標準 | ノンスパルタ(自由)日本人が少ないホテル・コンド滞在施設がきれい中心地・アクセス良 |
| I.BREEZE メイン校 | セブ島 | 約67.6万円標準 | ホテル・コンド滞在施設がきれいネイティブ講師中心地・アクセス良4人部屋あり |
| I.BREEZE プライム校 | セブ島 | 約68.5万円標準 | ホテル・コンド滞在施設がきれいネイティブ講師中心地・アクセス良4人部屋あり |
| Cebu Blue Ocean | セブ島 | 約69.5万円標準 | ホテル・コンド滞在治安が良いジム充実 |
| セブ英語倶楽部1人部屋 | セブ島 | 約70.1万円高い | ノンスパルタ(自由)日本円で払える祝日も授業ホテル・コンド滞在学生が少ない |
| EV Academy La Mer 校 | セブ島 | 約71.0万円高い | 祝日も授業日本人が少ないホテル・コンド滞在施設がきれい2週間以下OK |
| EV Academy | セブ島 | 約73.8万円高い | スパルタ式祝日も授業ホテル・コンド滞在施設がきれいネイティブ講師 |
| ELSA | セブ島 | 約75.4万円高い | 日本円で払える日本人が少ないベビーシッター治安が良い |
| CPILS | セブ島 | 約75.5万円高い | 日本人が少ないネイティブ講師ジム充実 |
| Brilliant Cebu2人部屋 | セブ島 | 約79.1万円高い | ノンスパルタ(自由)日本円で払える祝日も授業ホテル・コンド滞在施設がきれい |
| Enderun Colleges4〜5人部屋・食事は別 | マニラ | 約79.8万円高い | 日本人が少ないホテル・コンド滞在施設がきれい中心地・アクセス良治安が良い |
| CLCホテル1人部屋 | セブ島 | 約82.4万円高い | ノンスパルタ(自由)日本円で払えるホテル・コンド滞在施設がきれい2週間以下OK |
| MJ Global Academyコンドミニアム | セブ島 | 約82.6万円高い | スパルタ式祝日も授業日本人が少ないホテル・コンド滞在施設がきれい |
| MeRISEコンドミニアム | セブ島 | 約86.7万円高い | ノンスパルタ(自由)日本円で払える祝日も授業ホテル・コンド滞在施設がきれい |
| SMEAG Global School | クラーク | 約90.5万円高い | スパルタ式日本円で払える日本人が少ない治安が良い |
各校の費用ページに載せている2ヶ月の金額です。部屋タイプ・コースは学校ごとに条件が違うため(学校名の下に補足)、詳しい内訳は各校のページでご確認ください。セブ島・バギオ・クラーク以外の地域(マニラ・イロイロ・バコロド)の学校も参考として載せています。最終確認:2026年10月。
※表の金額は、学校へ払う分と現地で払う分の合計です(現地で払う分には空港ピックアップと、卒業時に返金される寮のデポジットも含みます。航空券・保険・お小遣いは含みません)。記事内の相場は代表的な学校・部屋での目安のため、表のいちばん安い学校・高い学校は相場の幅の外に出ることがあります。
他社のサイトを見ると、2ヶ月の費用として「45万円〜」「48万円〜」と書いてあるものがあります。当サイトの57万円〜と比べると10万円以上違うので、「フィリピン留学Hubは高いのでは」と感じるかもしれません。
種明かしをすると、安く見える数字は「何を含めていないか」で作られています。実際にお見積りを作る立場から見ると、差が出るのは次の5つです。
逆に、当サイトより高い金額(80万〜95万円)を出しているサイトもあります。こちらは1人部屋やセブ島の人気校を前提にしているケースがほとんどです。金額そのものより「何を含んだ数字か」を確認するのが、失敗しない予算の立て方です。
フィリピン留学の費用は、一度にまとめて払うものではありません。日本で払うお金と、現地に着いてから現金で払うお金に分かれます。現地で払う分を知らずに行くと、初日に数万円分のペソを用意できず慌てることになります。支払いの順番に沿って見ていきましょう。
| タイミング | 払うもの | 金額の目安 |
|---|---|---|
| 申込み時〜出発前 (日本で・振込) | 入学金・授業料・寮費・食費 航空券・海外旅行保険 | 44万〜80万円 |
| 到着後1週目 (現地で・ペソ現金) | SSP・SSP I-Card・学生証 空港送迎・教材代・デポジット | 約1.8万〜2.2万ペソ (約4.8万〜6.0万円) |
| 滞在中(30日目まで) (現地で・ペソ現金) | ビザ延長1回・光熱費・管理費 | 約1.4万〜1.8万ペソ (約3.7万〜4.7万円) |
| 滞在中ずっと | お小遣い・週末の外出費 | 6万〜10万円 |
出発の1〜2ヶ月前までに、エージェントを通じて学校へ送金する費用です。
学校初日のオリエンテーションで、ペソの現金で支払います。実在する3校(CG バニラッド校・CPI・EVアカデミー)の2026年の料金表から、8週間の場合の金額を並べたものが次の表です。
| 項目 | 金額(8週間) | 内容 |
|---|---|---|
| SSP(特別学習許可証) | 7,800ペソ (約21,000円) | フィリピンで勉強するために全留学生が必須。3校とも同額 |
| SSP I-Card(Eカード) | 4,500ペソ (約12,150円) | SSPに紐づく身分証明書。1年間有効 |
| 学生証 | 300〜500ペソ (約800〜1,350円) | 初日に写真を撮って発行 |
| 空港送迎(片道) | 1,200〜1,500ペソ (約3,200〜4,100円) | 深夜早朝の到着は割増になる学校もあります |
| 教材費 | 2,000〜5,000ペソ (約5,400〜13,500円) | コース・レベル・冊数で変動。8週間で4〜6冊程度 |
| 寮のデポジット | 2,000〜3,000ペソ (約5,400〜8,100円) | 退寮時に返金されます(破損・電気代の超過分は差し引き) |
デポジットは戻ってくるお金ですが、初日には必要な現金です。空港の両替所や現地ATMで下ろす前提で、到着時に3万円分程度のペソは持っている状態にしておくと安心です。SSPの詳しい説明はSSPについてのよくある質問にまとめています。
日本のパスポートは、フィリピンに30日までビザなしで滞在できます。2ヶ月(8週間=56日)はこれを超えるので、滞在中に1回だけビザの延長手続きが必要です。
| 項目 | 金額(8週間) | いつ・どこで |
|---|---|---|
| ビザ延長(1回目) | 4,840〜5,430ペソ (約13,100〜14,700円) | 入国から30日目までに。学校がまとめて手続きしてくれる学校がほとんど |
| 光熱費・管理費 | 8,800〜12,000ペソ (約23,800〜32,400円) | 4週間ごと、または週ごとに精算 |
光熱費は基本料金+超過分という学校が多く、エアコンを24時間つけっぱなしにすると超過分が出ます。4人部屋なら人数で割るので1人あたりの負担は軽くなりますが、1人部屋で冷房を使い続けると数千円単位で足が出ることがあります。ビザ延長の詳しい流れはビザ延長についてのよくある質問をご覧ください。
ここが、2ヶ月の留学でいちばん見落とされているポイントです。
フィリピンにはACR I-Card(外国人登録証)という制度があります。他社のサイトでは「2ヶ月の留学ではACR I-Cardの取得費用が必要」と書かれていることがありますが、これは正確ではありません。ACR I-Cardが必要になるのは滞在が60日以上になる場合で、8週間=56日の留学なら原則として不要です。
実際に、当社が扱っている学校の料金表には次のように書かれています。
| 学校 | 料金表の記載 | 8週間の場合 |
|---|---|---|
| CG バニラッド校 | Acr I-card 4,500ペソ(Stay 12 weeks=12週滞在から) | 対象外 |
| CPI | Tourist ACR I-CARD 4,500ペソ/59日以上の滞在で必要 | 対象外 |
| EVアカデミー | 週数ごとの料金表で、ACR I-Cardの欄に金額が入るのは9週目から | 「−」(金額なし) |
さらに、ビザ延長の金額そのものも変わります。EVアカデミーの料金表は週数ごとに金額が載っていて、8週間の延長費は5,430ペソですが、9週間になると11,830ペソ。ここにACR I-Card(約4,300〜4,500ペソ)が加わるので、8週間から9週間に1週間延ばすだけで、ビザ関係の費用が約1.1万ペソ(約2.9万円)増えることになります。
気をつけてほしいのは「授業は8週間だけど、滞在は59日を超える」というパターンだよ。前日入りして、卒業後にセブでもう少し遊んでから帰る。これだけで60日を超えて、ACR I-Cardの申請と移民局への出頭が必要になる。授業の週数じゃなくて入国から出国までの日数で判定されるから、航空券を取る前に必ず日数を数えてね。逆に言えば、8週間ちょうどで組めばこの費用も手続きも要らない。ここが2ヶ月留学のいちばんおいしいところなんだ。
もし59日を超える日程になる場合は、ACR I-Card 約4,300〜4,500ペソ(約11,600〜12,150円)と、移民局へ出向いて指紋・顔写真を登録する時間(半日程度)を見ておいてください。手続きの中身はACR I-Cardについてのよくある質問で詳しく説明しています。3ヶ月以上の留学では必ず発生する費用なので、3ヶ月の留学費用と比べる際はこの差も含めて考えてみてください。
平日の3食は学校で出るので、お小遣いが必要になるのは土日の食事と週末の外出です。8週間で6万〜10万円という目安は、月に2〜3回の島めぐりやダイビングを想定した金額です。ダイビングのライセンス取得(3〜4万円)を予定している方は、別枠で見ておいてください。
ここまで費用の内訳を見てきましたが、「結局、自分が行く学校だといくらなのか」がいちばん知りたいところだと思います。そこで、セブ島でタイプがはっきり分かれる3校を、同じ条件で並べてみます。
条件は3校とも同じです。一般英語の標準コース・4人部屋・8週間。各校の現行の料金表(2026年版)から、入学金・授業料・寮費・食費と、現地で学校に払う費用を1ドル160円・1ペソ2.7円で計算しました。退寮時に返ってくる寮のデポジットも、到着時に現地で用意するお金なので含めています。航空券・保険・お小遣いは3校とも同じなので、最後にまとめて足します。
CG バニラッド校は、セブ市内のバニラッド地区にある学校です。セブ島の主要校の中では、いちばん費用を抑えられる部類に入ります。
内訳は、登録料100ドル、授業料1,400ドル、寮費・食費1,300ドルで合計2,800ドル(約44.8万円)。現地で払う費用が約3.3万ペソ(約9.0万円)です。
CPIは、セブ市内のホテルを校舎にした学校で、セブ島の中では平均的な価格帯です。部屋がホテル仕様なので、8週間の生活でもストレスが小さいのが特徴です。
内訳は、入学金100ドル、授業料(GE)1,800ドル、寮費・食費(デラックス4人部屋)1,540ドルで合計3,440ドル(約55.0万円)。現地で払う費用が約3.1万ペソ(約8.4万円)です。ドル建てなので、為替が1円動くと日本払いが約3,400円変わります。
EVアカデミーは、セブ市内にあるリゾートホテルのような学校です。ビュッフェ形式の食事、プール、スポーツ施設が揃っていて、設備・食事・授業の質のどれを取ってもセブ島トップクラス。「迷ったらここで間違いない」と言い切れる豪華校です。
内訳は、セミスパルタのESL Classicコース・4人部屋・8週間で4,060ドル(約65.0万円・入学金込み)。現地で払う費用は約3.3万ペソ(約8.9万円)です。スパルタコースにすると約1.6万円上がり、夏休み期間(7月上旬〜8月下旬)は1週間あたり40ドルのピークシーズン料金が加わります(8週間なら約5.1万円)。混み合う時期の追加料金についてはピークシーズン料金のページにまとめています。
| 比較項目 | CG バニラッド校 | CPI | EVアカデミー |
|---|---|---|---|
| 日本で払う(入学金+授業料+寮費・食費) | 44.8万円 | 55.0万円 | 65.0万円 |
| 現地で払う費用 | 約9.0万円 | 約8.4万円 | 約8.9万円 |
| 学校+現地の合計 | 約54万円 | 約63万円 | 約74万円 |
| 航空券・保険・お小遣いを足した総額目安 | 約71万円 | 約80万円 | 約91万円 |
| セブ島での位置づけ | 安いほう | 平均的 | 高いほう |
| 向いている方 | 費用を抑えて本気で伸ばしたい方 | 費用と環境の両方を取りたい方 | 快適な環境で集中したい方 |
※総額目安は、3校とも航空券6万円・海外旅行保険3万円・お小遣い8万円(月4万円)を足した場合の数字です。時期・為替・航空券の取り方で変動します。
CG バニラッド校とEVアカデミーの差、約20万円の正体はほぼ「滞在環境の差」です。プールのある広い敷地、ビュッフェの食事、清掃やスタッフの人数。こうしたものを維持するコストが寮費に乗ります。授業のマンツーマン時間は3校ともしっかり確保されていて、「授業を安く受けたいから」という理由で学校を選ぶ必要はありません。
2ヶ月という期間で考えると、判断の軸は「後半に飽きない環境かどうか」です。1ヶ月なら勢いで走り切れますが、8週間は生活になります。食事が口に合わない、部屋が落ち着かないというストレスは、後半の学習量にそのまま響きます。環境より学習密度と費用のバランスを取りたい方はCG バニラッド校、快適さを買いたい方はEVアカデミー、その中間がCPIという選び方になります。
同じ学校でも、部屋タイプで2ヶ月の寮費はこれだけ変わります。CPIの現行料金表(8週間・寮費と食費)で比べると、4人部屋と1人部屋の差は21.6万円です。
| 部屋タイプ | 8週間の寮費・食費 | 4人部屋との差 |
|---|---|---|
| デラックス4人部屋 | 246,400円($1,540) | — |
| デラックス3人部屋 | 268,800円($1,680) | +22,400円 |
| デラックス2人部屋 | 307,200円($1,920) | +60,800円 |
| デラックス1人部屋 | 462,400円($2,890) | +216,000円 |
※1ドル160円で換算。CG バニラッド校なら4人部屋と1人部屋の差は約11.2万円、EVアカデミーなら約16.3万円です。
差の大きさは学校によって違い、ドル建ての学校では4人部屋から1人部屋にすると20万円以上上がるケースもあります。2ヶ月の留学で予算を組むとき、いちばん金額が動くのは学校選びではなく部屋タイプです。先に部屋タイプを決めてから学校を絞ると、話が早く進みます。
3校の詳しい料金は、CG バニラッド校・CPI・EVアカデミーの費用ページにまとめていますが、キャンペーンや空室の状況で変わるので、気になる学校があれば最新の金額でお出しします。
希望の部屋タイプ・期間に合わせて
「最低価格保証」の総額をお送りします。
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リアルな空室状況をすぐにお答えします。
58万〜99万円という金額に見合うのかどうか。ここがいちばん気になるところだと思います。ネット上には「2ヶ月留学したって英語なんてしゃべれない」という体験談もあり、不安になっている方も多いはずです。
先に正直なところをお伝えします。英語をほとんど話せない状態から始めて、2ヶ月で「ペラペラ」になることはありません。そう書いているサイトがあれば、それは売るための言葉です。ただし「意味がない」というのも間違いで、2ヶ月で変わるものと、変わらないものがはっきり分かれるというのが実際のところです。
| 時期 | 起きること |
|---|---|
| 1〜2週目 | 環境に慣れることで精一杯。生活のリズム、寮、食事、人間関係。英語の変化を感じる余裕はほとんどない |
| 3〜4週目 | 耳が慣れてくる。同時に「自分は伸びているのか」という不安が出てくる時期。ここで先生やスタッフに相談できるかで、後半が変わる |
| 5〜6週目 | 知識としての文法が「使える文法」に変わり始める。関係代名詞や不定詞を使った少し長い文がスムーズに出るようになる |
| 7〜8週目 | 英語で質問されたときに、日本語を介さず反応できる場面が増える。「英語脳」の土台ができる段階 |
ここで気づいていただきたいのは、8週間のうち最初の2週間は、ほぼ環境適応に消えるということです。実質的に英語の勉強に集中できるのは6週間ほど。だからこそ、渡航前の準備をしてきた方と、何もせずに来た方とで、帰国時の差が大きく開きます。
2ヶ月のフィリピン留学でのスコアアップの目安は150〜200点です。
根拠は学習時間です。オックスフォード大学の研究データでは、TOEIC100点アップに約225時間が必要とされています。フィリピン留学の1ヶ月あたりの学習時間は授業と自習を合わせて約240時間なので、2ヶ月なら約480時間。単純計算では200点分にあたります。
IELTSの場合は、2ヶ月で0.5〜1.0のスコアアップが目安です。5.0から6.0を目指すような伸ばし方は、試験対策に特化したコースを最初から選んでおく必要があります。
英語を使いこなす(TOEIC800点相当)までに必要な学習時間は、合計で2,200〜2,500時間と言われています。一方、日本人が中学・高校・大学で英語に費やす時間は合計で約1,000時間ほど。つまり、多くの方は1,200〜1,500時間ぶん足りない状態から留学を始めることになります。
2ヶ月の留学で稼げるのは約480時間。足りない分の3分の1ほどを、一気に前倒しで埋めるのが2ヶ月留学の正体です。これを「ペラペラになれなかった=意味がなかった」と受け取るか、「独学なら2年かかる量を2ヶ月でやりきった」と受け取るかで、評価はまったく変わります。
「2ヶ月でしゃべれるようになりましたか?」と聞かれたら、正直に「なりません」と答えているよ。でも「2ヶ月前より英語が怖くなくなりましたか?」なら、ほぼ全員が「はい」と答える。フィリピン人の先生と話が弾むようになるのと、日本に帰って外国人のお客さんに対応できるのは別の次元の話なんだ。ここを混ぜて考えると「効果がなかった」という感想になってしまう。2ヶ月のゴールは「話せるようになる」じゃなくて「話し続けられる状態を作る」こと。この設定にできた人は、帰国後も伸び続けているよ。
実際に2ヶ月のセブ島留学をした方の記録が、当サイトにあります。留学前の英語力は大学受験レベルで、そこから8年ほど英語に触れていなかった状態でのスタートでした。
毎日英語で日記を書いて翌日に添削してもらう、積極的に学校の外に出て英語を使う。この2つを続けたことが効いたと書かれています。詳しい過ごし方やスケジュールは2ヶ月のセブ島留学体験記|効果と勉強法をご覧ください。
当社を通じて留学される方には、渡航前のオンライン英会話(最大42万円分相当)を無料でご用意しています。この「3週目の壁」を渡航前に済ませておくためのものです。詳しくはオンライン留学特典のページをご覧ください。英語力に不安がある方は、英語力ゼロで留学したらどうなるかも参考になります。
「2ヶ月にするか3ヶ月にするか迷っている」というご相談は、本当によくいただきます。費用・ビザ・効果の3つを並べて比べてみましょう。
| 比較項目 | 1ヶ月(4週間) | 2ヶ月(8週間) | 3ヶ月(12週間) |
|---|---|---|---|
| 総額目安 | 36.5万〜63.5万円 | 58万〜99万円 | 90万〜156万円 |
| 1ヶ月あたりの負担 | 約36.5万円〜 | 約28.5万円〜 | 約30万円〜 |
| 学習時間の目安 | 約240時間 | 約480時間 | 約720時間 |
| TOEICの伸び | 100点前後 | 150〜200点 | 200点前後 |
| ビザ延長 | 不要(30日以内) | 1回 | 2回 |
| ACR I-Card | 不要 | 原則不要(59日超で必要) | 必須(約1.2万円) |
| 向いている方 | 英語に慣れたい/海外生活を試したい | 基礎を固めて「使える状態」まで持っていきたい | 試験スコアを大きく上げたい/ゼロに近い状態から始める |
表の2段目に注目してください。入学金・航空券・保険は期間に関係なく一律でかかるので、期間が長いほど1ヶ月あたりの負担は下がります。ところが2ヶ月から3ヶ月にすると、下がり方が止まって、むしろ少し上がります。理由はビザです。3ヶ月になるとビザ延長が2回になり、ACR I-Cardの取得も必須になるためです。
つまり費用対効果だけで言えば、2ヶ月(8週間)がいちばん効率のよい期間です。それでも3ヶ月を選ぶ方がいるのは、効果の面で越えたい線があるからです。
2ヶ月がちょうどいい方
3ヶ月にしたほうがいい方
迷ったときの考え方をひとつだけ。「2ヶ月で足りるか」ではなく「2ヶ月で何を持ち帰るか」を先に決めると、判断がぶれません。スコアを持ち帰りたいなら3ヶ月、英語を使い続けられる状態を持ち帰りたいなら2ヶ月です。3ヶ月の詳しい費用は3ヶ月の留学費用のページ、もっと長く行く場合は半年の留学費用もご覧ください。
意外と知られていませんが、留学期間は4週間単位で決めなければいけないわけではありません。1週間ごとに料金が決まっている学校なら、6週間や10週間でも申し込めます。予算が8週間に少し届かない場合、6週間にするという選択肢があります。
ただし、期間を決めるときに知っておいてほしいことが2つあります。
短い期間を検討している方は、3週間の留学費用や1週間・2週間の留学費用のページもあわせてご覧ください。短期で選ばれることの多い学校は短期留学におすすめの学校一覧にまとめています。
同じ2ヶ月の留学でも、選び方しだいで20万円以上変わります。効果の大きい順に並べました。上から3つを押さえるだけで、総額はかなり下がります。
留学時期が決まっているのであれば、「早期申込」をおすすめします。なぜなら、情報収集をしている今が留学費用の最安値になる時期である可能性があるからです。語学学校は基本的に毎年学費を改定するため、その前後では1ヶ月で数万円の費用差が生まれることがあります。そのため、再度問い合わせをした際に金額が大幅に変わっていて驚かれるケースも少なくありません。
航空券・海外旅行保険・現地で払う費用・お小遣いまで含めて、総額58万〜99万円が目安です(2026年9月時点・1ドル160円・4人部屋の場合)。内訳は、学校への支払いが40万〜65万円、現地支払い費用が8万〜9万円、航空券が4万〜12万円、保険が0〜3万円、お小遣いが6万〜10万円です。セブ島の実在校で4人部屋なら、学校と現地の費用の合計で約54万〜74万円になります。1人部屋を選ぶと8万〜27万円上がります。
TOEICで150〜200点の上積みが目安です(200〜300点台からのスタートなら250〜300点も現実的)。学習時間は授業と自習を合わせて約480時間になります。ただし「ペラペラになる」期間ではありません。2ヶ月で変わるのは、英語を聞くこと・読むことへの抵抗がなくなり、知っている文法を会話で使えるようになる部分です。最初の2週間は環境に慣れることで過ぎるので、実質的に集中できるのは6週間ほどだとお考えください。
日本のパスポートは30日までビザなしで滞在できるので、2ヶ月(8週間=56日)では滞在中に1回のビザ延長が必要です。費用は約4,840〜5,430ペソ(約13,100〜14,700円)で、学校がまとめて手続きしてくれる場合がほとんどです。ACR I-Card(外国人登録証)は滞在60日以上で必要になるものなので、8週間ちょうどの日程なら原則として不要です。ただし前泊や卒業後の旅行で入国から出国までが59日を超えると必要になり、約4,300〜4,500ペソと移民局への出頭が加わります。
費用対効果でみると2ヶ月が有利です。1ヶ月あたりの負担は2ヶ月で約28.5万円〜、3ヶ月で約30万円〜。3ヶ月はビザ延長が2回になり、ACR I-Cardも必須になるためです。それでも3ヶ月をおすすめするのは、英語がほぼゼロの状態から始める方と、TOEIC700点以上など具体的なスコアを目標にしている方です。「2ヶ月で足りるか」ではなく「何を持ち帰りたいか」で決めると迷いません。
渡航の3ヶ月〜半年前が目安です。フィリピンの語学学校は全寮制で、部屋が空かないと受け付けができません。人気校や夏休み・春休みの時期は半年前でも埋まっていることがあります。また、学校は毎年学費を改定するため、早く押さえるほど改定前の料金で確定できます。日程が決まっていなくても、空室の状況だけ先にお調べすることもできますのでお気軽にご相談ください。
2ヶ月のフィリピン留学は、総額58万〜99万円。1ヶ月あたりの負担がいちばん軽く、ビザの手続きも1回で済む、費用対効果の面でもっとも効率のよい期間です。予算は総額にプラス2〜4万円程度の余裕を見ておくと、現地で気持ちよく過ごせます。
費用の相場を把握したら、次は学校選びです。目的・予算・滞在スタイル別におすすめ校をまとめた「フィリピン留学おすすめ学校ランキング」と、失敗しない学校の選び方もあわせてご覧ください。ご希望の期間と予算をお伝えいただければ、最新の料金で2ヶ月分のお見積りをお作りします。
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フィリピン留学Hub代表。2013年からフィリピン・セブ島留学の支援を続けて13年。自身も2度のフィリピン留学を経験し、TOEIC900・IELTS6.5を取得。
語学学校70校以上を現地で視察し、年間1,000件以上の留学相談に対応。学校の良い点も弱点も、見てきたまま正直に書いています。

フィリピン留学Hubは、セブ島を中心としたフィリピン留学専門のエージェントです。2013年から13年、代表が現地で70校以上を視察してきました。1週間~1ヶ月の短期留学、3ヶ月以上の語学留学、大学正規留学まで、お一人ずつに合う学校と費用をご案内します。
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