高校生のためのフィリピン留学完全ガイド!英語力UPの秘訣&体験談– category –

高校生の子どもをフィリピン留学に行かせたいけど大丈夫? 今回は、高校生の子を持つ親御さんの悩みをズバリ解決!

  • フィリピン・セブ島短期留学のシステム
  • 高校生をフィリピン留学させるメリット・デメリット
  • 春・夏休み期間の短期留学費用
  • 実際に行った人の感想

今やフィリピンは幼児や小学生でも英語の語学留学先として定番化しつつあります。15歳以上の高校生なら特別な手続きなしに単独渡航が可能で多くの高校生が春・夏休みを利用して短期留学しています。

毎年、多くの高校生のフィリピン留学を手配している僕が、高校生におすすめの学校を案内します。さらに、高校生のフィリピン留学のメリット・デメリットについても紹介するのでしっかり見てください。

目次

高校生のセブ島短期留学「最新情報」

2025年のセブ島留学動向

2025年のセブ島留学の最新動向です。

  • セブ島は、フィリピン留学で最も選ばれるエリアです。非常に多国籍な留学生が来ており、日本人が一番選ぶ留学先でもあります。勉強とリゾートを同時に満喫したい人にお勧めの留学エリアです。
  • 物価高騰と人件費アップの影響で全ての学校で毎年料金改定が行われています。また、セブ島の一部の学校では7~8月は通常料金に加えてピークシーズン料金が掛かるようになっています。
  • セブ島の地の利を生かしたリゾート校の開発が進んでおり、2022年以降リゾートホテルを思わせるような語学学校が次々に誕生しています。

予約状況

日本の高校生は、春・夏休みを利用して行く人が多いですが、3~5ヶ月ぐらい前には申込を完了している人が多いため、春の渡航であれば前の年の11~12月、夏の渡航であれば同年2月ぐらいまでに語学学校を決めておくことをお勧めします。

特に2~3月・7~8月の出発は早めのご相談・予約をおすすめします。

  • 1月出発:*締切
  • 2~3月出発:満室多い
  • 4~6月出発:余裕あり
  • 7~8月出発:満室多い
  • 9~12月出発:余裕あり

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高校生のフィリピン留学費用

高校生のお子さんを、フィリピンに短期留学させると一体いくらかかるのでしょうか?ここでは、最も多い春・夏休みで行ける短期語学留学期間(1~4週間)の費用を紹介します。

多くのサイトでは、学費しか紹介されてない場合が多いため、実際に支払う時に「思ったより高かった」となります。正しく予算を立てるためには、まずは以下3つの費用が必要だと理解してください。

  • 渡航前に払う費用:入学金・授業料・滞在費・食費等
  • 渡航後に払う費用:水道光熱費・寮保証金・管理費・法的手続き費等
  • その他費用:航空券・海外旅行保険・お小遣い

費用は留学期間コース×部屋タイプの組合せで異なり、また、同条件でも学校毎に料金設定が異なり、実際には以下の料金よりも高い学校や安い学校もあります

他サイトでは、①の金額だけ紹介されていることが多いので注意してください。計画するなら以下の現実的な金額をまずは考えましょう。

1週間の高校生フィリピン短期留学の費用

1週間の留学総費用

セブ島に、1週間の短期留学の費用は「20~28万円」くらい必要になります。

学費
入学金1~3万円
授業料・滞在費・食費5.8~10万円
現地で学校に支払う費用
空港送迎費(片道)0.2~0.5万円
SSP費用1.8万円
SSP Eカード費用0.95万円
ビザ代0円
デポジット0.8~1.3万円
テキスト代0.3万円
水道光熱費0.5~0.9万円
管理費0.1~0.2万円
その他の費用
航空券代(往復)7~10万円
海外旅行保険0.3万円
現地生活費(お小遣い)3~6万円
総額20万円~28万円

初心者は、英語を使うということに慣れ始め、英語でのコミュニケーションの楽しさを学ぶ期間になることが多い期間です。

また、1週間で英会話スクール何か月分の密度になるのかを測定してみると、「フィリピン・セブ島留学1週間:8時間/日×5日間(月~金)=40時間」と、1週間の留学では平均40時間ほど勉強することが分かります。これは週1回英会話スクールに通っている人の約6ヶ月分に相当する時間です。

長期の留学を検討している場合の、お試し留学としても人気ですね。

英会話スクールに週1ペースで通うのと比べて、忘れないうちに次に進める分、効果はより高いよね。でも、1週間と2週間の費用は大きく変わらないので、お試し留学でもできれば最低2週間は検討したいところだね。

2週間の高校生フィリピン短期留学の費用

2週間の留学総費用

セブ島に、2週間の短期留学の費用は「25~38万円」くらい必要になります。

学費
入学金1~3万円
授業料・滞在費・食費15~37万円
現地で学校に支払う費用
空港送迎費(片道)0.2~0.5万円
SSP費1.8万円
SSP Eカード費用0.95万円
ビザ代0円
デポジット0.8~1.3万円
テキスト代0.3万円
水道光熱費0.3~0.4万円
管理費0.1~0.3万円
その他の費用
航空券代(往復)7~10万円
海外旅行保険0.6万円
現地生活費(お小遣い)1.5~3万円
総額25万円~38万円

初心者でも、英語を使って仲間と打ち解けてくるような期間になります。

つたない英語でも実際に使うことで、その楽しさを知りながら、同時にもどかしさを感じる時期となるでしょう。それがもっと勉強したい意欲に駆られるはずです。

期間が許すのであればもうちょっと背伸びすれば3週間の費用とも大きく離れてないので検討してみましょう。

3週間の高校生フィリピン短期留学の費用

3週間の留学総費用

セブ島に、3週間の短期留学の費用は「30~49万円」くらい必要になります。

学費
入学金1~3万円
授業料・滞在費・食費13~28万円
現地で学校に支払う費用
空港送迎費(片道)0.2~0.5万円
SSP費1.8万円
SSP Eカード費用0.95万円
ビザ代0円
デポジット0.8~1.3万円
テキスト代0.3万円
水道光熱費0.4~0.7万円
管理費0.2~0.4万円
その他の費用
航空券代(往復)7~10万円
海外旅行保険1万円
現地生活費(お小遣い)2.3~4.5万円
総額30万円~49万円

初心者でも英語を使って生活するのが当たり前の感覚になりだす時期です。

もっと英語を使って自由にできるようになりたいと思いながら勉強に励みだす方が多いです。

短文でも英語で意思疎通ができるという喜びと可能性を見い出そうとしている時期なので、ぜひ4週間行ける人は行きたいね。

1ヶ月の高校生フィリピン短期留学の費用

1ヶ月の留学総費用

セブ島に、1ヶ月の短期留学の費用は「33~61万円」くらい必要になります。

学費
入学金1~3万円
授業料・滞在費・食費15~37万円
現地で学校に支払う費用
空港送迎費(片道)0.2~0.5万円
SSP費1.8万円
SSP Eカード費用0.95万円
ビザ代0円
デポジット0.8~1.3万円
テキスト代0.3万円
水道光熱費0.5~0.9万円
管理費0.2~0.5万円
その他の費用
航空券代(往復)7~10万円
海外旅行保険1.5万円
現地生活費(お小遣い)3~6万円
総額33万円~61万円

初心者で初めても、簡単なリスニング・スピーキングであれば徐々に成果が体感できてくる時期です。

いい意味で他の留学生とも競争心が芽生えてくるでしょう。

お客さんの中には1ヶ月でTOEIC200点以上アップした人も割といるので、可能であれば4週間は行かせてあげたい期間だね。

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フィリピン短期留学が高校生に最適な理由

費用の次に気になるのが「留学生活について」だと思います。生活面に関わるフィリピン留学の一般的なシステムを説明するので、気になる所から読んでみて下さい。

「未成年向けの生活環境が整っている」から

フィリピン短期留学

未成年向けの生活環境が整っていることが、フィリピン留学が高校生に適している理由の一つ。フィリピンの語学学校は基本的に全寮制が一般的だからです。

学校によって「敷地にある内部寮タイプ」と「敷地外の外部寮タイプ」に分かれます。外部寮だと通学が必要になるため、高校生であれば学校と寮の行き来が要らない内部寮タイプを選ぶと良いでしょう。

フィリピン留学は、1日3時間程度しか勉強しない欧米留学と違って、朝から夕方までみっちり授業があります。内部寮だと休憩時間に仮眠を取りたいとときなど、ぱっと自分の部屋で仮眠が取れる点もメリットです。

1人部屋
ツインルーム共有トイレ_シャワールーム

学校によって違いますが、1~6人部屋までが用意されています。友達が作りやすく、費用も若干抑えられるため高校生ぐらいの年齢なら3人部屋前後の部屋を選ぶことが多いです。

因みに、各部屋にシャワー・トイレは設置されています。

食事
日本人比率30%の韓国系語学学校の食事

また、食堂も建物内又は敷地内にあって、1日3食提供されます。更に、掃除・洗濯のサービスも週に2~3回提供されるため、高校生が自ら買い出しや調理をしたりする必要もなければ、家事全般一切する必要がありません。

まさにお母さんがいるのと同じ環境に置かれるため、本人は勉強のみに集中することができます。授業のみしか提供されない欧米留学と違い、フィリピン留学では生活全般のことまで面倒を見てくれます。

至れり尽くせりですね!ちなみに、料理はどんな味付けなんですか?韓国系の学校だとやっぱ辛いのが多いって聞いたんですけど・・

料理はフィリピン食・日本食・韓国食・台湾食・タイ食など日本人好みの料理が多いよ。辛いのもあるけどそれ以外にも沢山料理はあるから心配しなくていいよ。

ジム
プール

学校次第ですが、その他の設備として「ジム」や「プール」を備えている学校もあります。勉強の後に汗を流したり、プールでリラックスしたり、敷地内だけで生活は殆ど完結します。

欧米留学と違って、ほんと出歩かなくても中でリラックスできちゃうんですね~

アクティビティ

週末には学校次第ですが、孤児院訪問や観光地巡りなどのアクティビティに参加することもできます。

学校主催のものも多いので、日本では絶対に経験できないような異文化交流などを楽しむことも可能です。

病気の時フィリピン短期留学

何か困りごとが発生した場合、学生の面倒を見てくれる日本人スタッフがすぐに相談に乗ってくれます。彼らは同じ寮に住み込みで滞在していることが多いので、日中以外の時間でも万が一の時は頼りになります。

学校の近くには大きな病院がある所が殆どです。学校にも看護師免許を持ったスタッフや看護師が常駐していることが多いため、ちょっとした病気やケガなどはその場で診てもらえます。

なんだー、そこまでやってもらえるならフィリピン留学だったら全然心配いらないんですね!

「世界一授業数が多くどの国よりも英語の成長が見込める」から

マンツーマン授業フィリピン短期留学

世界一授業数が多いので、どの国よりも英語の成長が見込める事も高校生に適している理由です。

フィリピン留学では、マンツーマンクラスとグループクラスの両方が提供され、マンツーマンクラスがメインなのでお子さんのレベルに応じて授業を進めてくれます。

欧米では20~30人のグループクラスのみのケースが多いです。欧米のような大人数のグループクラスだと、必ず置いてけぼりを食らう学生が見られます。

そうなるとその後のクラスの内容が殆ど理解できないため、よくわからないまま出席だけしているという事になる場合も。そうしたことを避けるため、人件費の安いフィリピンでは、マンツーマンクラスが提供されています。

どんなに相手の英語力が低くても、その人が付いていけるスピードで話してくれて、難しい単語を使わないように配慮してくれます。

そのため、クラスでついていけないという事がなくなって、また理解できるまで徹底して対応してもらえるので英語の伸びが確実に見込めるようになるというわけだよ。

グループクラスフィリピン短期留学

グループクラスもありますが、5人前後の少人数となります。グループもきちんとレベル分けされているため、お子さんと同じレベルの違う国籍の留学生が一緒に参加します。

同じ英語力の人たち同士なので、意見交換することが可能です。だからフィリピン留学では、グループクラスでも置いてけぼりを食らう事はありません。

更にマンツーマンクラスで徹底して指導してもらえるので、英語力の伸びが欧米留学よりも期待できるのです。

「ビザの手続きは不要で手軽」だから

ビザフィリピン短期留学

お子さんが日本国籍なら、フィリピンには観光ビザで入国が可能です。

語学留学であれば観光と同じ扱いになるため、欧米と違って事前申請無しで入国時に勝手に観光ビザが付与されます。30日以内の渡航であれば無料で滞在できるため、高校生の春・夏休みの1ヶ月以内であれば特に何も手続きは必要ありません。

仮に31日以上の滞在になる場合であっても、現地の語学学校でビザ延長の手続きを行うので、事前の申請は必要ないんだよ。

【高校生向け】フィリピン・セブ島語学留学のお勧め校

フィリピンの英語語学学校は60~80校もあるため、本来は1人1人の性格や目的に応じて学校を決めます。ですが、ここではイメージを掴んでもらうためにどのような学校・プログラムがあるのかを紹介します。

学校名おススメ度費用目安/月
CIA298,500円~
EVアカデミー335,340円~
CPI281,025円~
セブブルーオーシャン248,500円~
B’Cebu253,000円~
CELLAプレミアム259,250円~
I.BREEZE259,390円~
GLC235,440円~

CPI(Cebu PelCIA(Cebu International Academy)

CIAセブ

CIA(Cebu International Academy)は、2003年に設立された老舗の語学学校で、2022年にマクタン島にリゾートホテル並みの豪華な施設を揃えて新キャンパスとしてオープンしました。

  • セブ島で一番充実した施設環境を提供。
  • 多国籍な学生が集まり、国際的な交流が可能。
  • 専攻コース外の科目も取れるエレクティブクラス。
生徒数日本人比率1ヶ月の費用
550人30%350,000円~

EVアカデミー

EVアカデミー

EVアカデミーは、2004年に設立されてこれまで累計6万人以上の生徒が英語学習のために入学しています。学生や社会人、子供、退職後のシニア層まで幅広い世代を受け入れています。

  • スパルタ式とセミスパルタ式の選択が可能。
  • 最新の設備を備えたリゾートキャンパス。
  • 多国籍な留学生が集まり、国際色豊かな環境。
生徒数日本人比率1ヶ月の費用
200人40%225,000円~

CPI

セブ島CPI

CPIは、充実した施設があり、学生など初めてフィリピンに留学される方などにおすすめの語学学校です。

  • リゾートチックな雰囲気と施設で快適な学習環境を提供。
  • スペシャルクラスやアクティビティが充実。
  • ジュニア専用のアクティビティも充実。
生徒数日本人比率1ヶ月の費用
300人30%250,000円~

セブブルーオーシャンアカデミー

セブブルーオーシャンアカデミー(Cebu Blue Ocean Academy)

セブブルーオーシャンアカデミーは、2015年に設立された語学学校で、EGIリゾートホテル内に位置し、バギオの名門PINESアカデミーの姉妹校としてセブ島で誕生しました。

  • リゾートホテルをそのまま学生寮として使用可能。
  • 経験豊富な講師陣による質の高い授業を提供。
  • ジムやカフェも完備で充実した留学生活。
生徒数日本人比率1ヶ月の費用
200人40%225,000円~

B’Cebu

B’Cebuセブ島

B’Cebuは、バギオの老舗校BECIが2023年に新設した姉妹校です。マクタンニュータウンやモールなどの商業区域から近く、外食や買い出しに便利です。

  • 英語漬けになれる講師と一緒に滞在できる部屋タイプを提供。
  • キッズルーム・ジム・プール・売店などの設備が充実。
  • カフェ・売店・ダイビングスクールなどのテナントもも併設。
生徒数日本人比率1ヶ月の費用
600人30%247,500円~

I.BREEZE

セブ島のI.BREEZE

I.BREEZEは、2012年に設立された韓国資本の語学学校で、2018年12月にマボロ地区に新築のキャンパスへ移転しました。キレイな施設と多国籍な環境で質の高い英語教育を提供しています。

  • 新築の綺麗な施設。
  • ネイティブ講師によるレッスンを提供。
  • 学習アドバイスがもらえるユニーク・マネジメントシステムを導入。
生徒数日本人比率1ヶ月の費用
200人20%175,500円~

CELLAプレミアムキャンパス

セブ島のCELLAプレミアム

CELLAプレミアムキャンパスは、2023年にデザイナーズホテルを改築してオープンしたおしゃれな生活空間を提供する語学学校です。

  • スタイリッシュなホテル寮を使用可能。
  • 周辺にはレストランやモールなど、利便性が高い。
  • 2つのキャンパス間での移動が可能。
生徒数日本人比率1ヶ月の費用
100人20%240,000円~

GLC

セブ島のGLC(Global Language CEbu)

GLCは、2022年11月に新キャンパスへ移転し、最新の設備とデジタルで学ぶカリキュラムを提供している学校です。

  • ベビーシッターの提供やキッズルームを完備。
  • プール・ジム・バスケコート・ゲームコーナーなどの施設を完備。
  • レッスンは全てデジタル教材で提供。
生徒数日本人比率1ヶ月の費用
400人65%210,000円~

高校生にセブ島の治安は大丈夫?

スリ・置き引きフィリピン短期留学

フィリピンの治安に関しては、窃盗などの被害に遭わないための防御策をしていればそんなに怖がる必要はありません。日本よりもスリや置き引きなどの窃盗被害が多いですが、きちんと対策すれば防ぐことができるからです。

フィリピンにはいくつもの留学地域がありますが、高校生の留学としてよく選ばれているのは「セブ島」です。そのため、こちらではセブ島留学についての治安について、またその対策方法についてまとめます。

治安について、これまでにフィリピンで留学生が殺されたという報告は上がっていません。ただ、もっともよく聞く犯罪タイプはスリ・置き引き・ひったくりなどの「窃盗」です。

窃盗に関しては、フィリピンに限らず欧米でも多発していますが、フィリピンでも多いとまず認識することが大事です。

ふむふむ

スリの手口として知っておきたいのは以下のシチュエーションです。

  • ポケットの中のモノを抜かれる
  • 人に話しかけられて気を取られている内に別の人にバックのモノを抜かれる
  • レストランなどでテーブルに置いていた貴重品を持っていかれる
  • ストリートチルドレンによる連携プレイ

いずれの場合でも共通して言える対策は、以下の2点です。

  • 外出時は最低限の金額のみ持ち歩く
  • 貴重品はバッグに入れて目の届くところで管理する

日本と違って貴重品をその辺に置いたまま席を立つ、不用心にズボンの後ろポケットやバッグの外ポケットなどにスマホなどの貴重品を入れないのが当たり前。

そのような海外では当たり前のことを当たり前にすることが窃盗の被害に遭わないための防御策だと考えましょう。

また、現地では常に学校スタッフや留学エージェントの連絡先もわかるように事前に準備しておきましょう。これらがきちんとできれば必要以上に怖がる必要はありません。

尚、セブ島の治安詳細については下記で詳しく解説しています。

知っておきたいフィリピン留学のデメリット

知っておきたいフィリピン留学のデメリット

フィリピン留学のデメリットはこちらです。これらが耐えられない人はフィリピン留学に向いていません。

高校生ぐらいの年齢だと初めての海外生活になる方も多いのではないでしょうか?日本は良くも悪くも環境が恵まれすぎているので、色んな意味でカルチャーショックを受けるでしょう。

これが刺激になって、「これまで当たり前だったものが当たり前じゃなかったんだ」と人生で初めて気づく瞬間にもなります。

フィリピンでは、マイナス面でどのような環境の変化があるのか、特に日本人が気になるだろう項目を取りあげてみます。

Wi-Fiが安定しない

Wi-Fiが安定していないことはデメリットといえます。日本ではどこにいても高速Wi-Fiが当たり前です。

フィリピンでもWi-Fiはありますが、よく途切れたり回線が遅くなったりします。安定して使い続けるという事が困難だという事を知っておきましょう。

回線が遅くともLINEでメッセージを送ったり、LINE電話したりすることぐらいは特に問題ないよ。特に遅いなと感じるのは、Youtubeなどの動画を見たりする時だね。

普段は日本米が食べれない

普段は日本米が食べられないこともデメリット。フィリピンの語学学校では、フィリピン米又は韓国米の提供となるからです。

韓国米は割と日本米に近いのですが、フィリピン米はパサパサしています。そのため、多くの人がおかずの汁やスープなどをご飯にかけて食べています。

最初はパサパサ感に衝撃を受けるはずですが、意外と慣れてきます。

多くの学校では、日本米に近い韓国米を提供してるよ。

道がボコボコ

道がぼこぼこなのも日本人には慣れないことの一つ。日本ではこれでもかというぐらいインフラが発達しています。

道路工事も年度末になると、そんなに必要ある?と思うぐらい至る所で道路の改修工事が行われています。ですが、国の予算が限られているフィリピンではそんな余裕はありません。

幹線道路はしっかりメンテナンスされていますが、一歩路地に入ればボコボコです。歩くときはつまづかない様に気を付けましょう。

水道水は飲めない

水道水は飲めないので、学校備え付けのウォーターサーバーやミネラルウォーターを買って飲むようにしましょう。

備え付けのウォーターサーバーは冷水と熱湯が出るので便利です。

お腹を壊しやすい人は、歯磨きなどもミネラルウォーターでするといいよ。

虫が多い

フィリピンは熱い地域なので、比較的虫が多いです。特によく見るのは「アリ」です。

部屋の中にもよく侵入してくるため、アリの巣コロリなどのアイテムで対策しておくと良いでしょう。

トイレに紙が流せない

トイレに紙が流せません。世界にはまだまだ紙が流せない国は多いのですが、フィリピンは下水の技術があまり発達していないせいか、紙を流すとすぐに詰まるからです。

そのため、トイレに備えつけのゴミ箱に捨てるのが普通です。生まれたときから、紙は流せるのが当たり前と疑わなかった日本人にとってはショックなことの一つです。

これらフィリピンで生活する上でのデメリットも納得した上で留学を決意するようにしてください。

これらが耐えられないという方にはフィリピン留学は向かないので、少々高くなっても(フィリピンほど充実はしなくなりますが)欧米留学を検討しましょう。

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フィリピン短期語学留学を経験した高校生の体験談

フィリピンに短期語学留学をした、高校生の体験談を紹介します。

高校3年生の夏休みの1ヶ月フィリピン留学

フィリピン留学を経験した高校生の体験談

地元でも有名な難関大学の英語での面接を突破するために、フィリピン留学を決意した女子高生のE・Kさん。帰国後に親子の念願だった難関大学の英語面接を無事突破し、喜びの電話が僕に掛かってきたのを今でも覚えています。

彼女は、英語は成績は良い方でしたが、日本人特有のスピーキングが苦手というタイプ。1日8時間の英語の授業にどっぷり浸かれるフィリピン留学を選んで正解でした。

将来の夢は国連やNGOなどの団体で働くことで、フィリピン現地でのボランティア活動や貧困などを目の当たりにし、これまで自分が当たり前だと思っていた周りの環境は決して当たり前ではなかったという事に気付いたと話します。

こうした経験も、同世代の高校生と視野が違うと大学の面接官を唸らせることができるのがフィリピン留学の醍醐味だよね。

高校2年生の春休み1ヶ月フィリピン留学

高校2年生の春休みの1ヶ月留学

私立の高校に通うY・K君。彼は高校の姉妹校だったオーストラリアの交換留学には行かず、フィリピンの語学留学をすることになりました。

元々、保護者さんとのカウンセリングで、経済的にオーストラリアの留学は費用が掛かり過ぎるため、フィリピンの短期留学で我慢させたいという話でした。

Y・K君は、同級生の多くはオーストラリアに行くのに、自分だけフィリピンという事に少々不満な様子。ですが、1ヶ月のフィリピン留学の後の彼はまさに「激変」したと言っても過言ではありません。

なぜなら、最初のカウンセリングでは一言も話さずうつむいていただけの彼が、帰国後になんと「シンさん、僕のフィリピン留学で体験した話を聞いてもらえますか!?」とお願いされたのです。

後日、フィリピンでの色んな学び・経験がまさに溢れるように彼の口から出てきます。

如何に自分がこれまで親に甘えていたのか、自分よりも若い人たちが自分の何倍も頑張って生活しているのか、そして日本人である自分自身には、これまで見えていなかったチャンスが無限に広がっていることが分かったと1時間も熱く語ってくれました。

それを横で聞いていた両親も「最初は経済的な理由で選んだフィリピンだったが、最終的に英語の語学留学にフィリピンを選んで本当に良かった」と話します。これが彼の人生のターニングポイントになったという事は言うまでもありません。

上記で紹介したのはごく一部だけど、このように若いタイミングで人生のターニングポイントとなったり、周りの事は視野が異なり、「将来何をしたい」と目標が見えてきたり、「英語をもっと勉強したい」と意気込むようになる高校生が非常に多いよ。

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日本の高校生にはあまり知られていない「大学正規留学の道」

大学の授業の様子

お子さんが高校卒業した後の進路については既に決まっているでしょうか? 決まっている人もそうでない人もこの情報を知っておくだけ知っておいてください。

日本ではあまり知られていませんが、日本人が「海外への大学進学」と聞くと、アメリカやカナダなどの欧米がぱっと頭に浮かんできますが、他のアジア・中東諸国ではフィリピンの大学正規留学が割とメジャーだったりします。

理由は、圧倒的に「経済的に安く済む」からです。

例えば、子ども1人を地元以外の私立大学に行かせることになると、学費や生活費を入れて日本では4年間の親の負担は1000万円を超えます。また、これが欧米諸国の大学に行かせるとなると2500~4000万円ほどを覚悟する必要があります。

ですが、フィリピンの大学正規留学ではなんと同条件の生活費込みで4年間で400万円前後で収まります。

更に、人口の5%ほどしか英語が話せないと言われている日本ですが、フィリピンの大学正規留学を終えるころには、ネイティブと対等に英語で会話ができるようになっています。特に大学名にこだらない人であれば、こちらの道を選ぶ方が何かと将来得をすることが多くなります。

何故なら、生涯年収で計算すると、英語ができる人とそうでない人では2億5,000万円もの差が出ることがデータ上で統計(Daijob「~語学力と年収に関する調査(2014 年版)~ 」)として出ているからです。

この数字が正しいかどうかはわかりませんが、普通に考えて英語ができる人の方が圧倒的に仕事上優遇されたり職の選択肢が多いことぐらいはイメージできますよね?その結果、当然ながら年収にも英語ができない人と比べて差が出てくることは理解できます。

し、知らなかったーーーー、すんげーーー!

日本の大学に1000万円かけて4年間通わせても英語は話せるようになりませんが、「フィリピンではその半額以下の金額の負担で更に英語までペラペラになる」という道筋が完成します。これは知っておくべきですよね?

弊社では、フィリピンの大学正規留学を見越した語学留学もセットで提案しているので、興味のある方はご相談ください。

フィリピンの大学でも日本の大学にある学部の殆どがありますが、以下を参考にしてもらえれば詳しく確認できます。

まとめ

フィリピン留学では、3度の食事から洗濯・掃除までサービスとして提供されているため、学生は学校と同じ敷地内の寮で24時間守られた環境で生活をすることができます。

授業はマンツーマンレッスン中心のため、欧米留学などと比べても実は英語力の伸びは早いという事を説明してきました。

フィリピンでは、ボランティアなどの課外活動を通して、若いうちからグローバル感覚を身につけることができ、同じ世代の高校生と比べても視野が高くなる傾向があります。そのため、帰国後もっと「英語を勉強したい!」と思うようになったり、将来について真剣に考えるようになるきっかけになる人が多いです。

詳しい事やわからないことは気軽にお問合せ頂ければ、丁寧にご案内します。