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フィリピンは大学への進学率はどれくらい?

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ほとんど英語が話せない状態で社会人になってからフィリピン留学を経験。

2012年から5年間、フィリピンにある語学学校でマネジャーとして働き、数多くの日本人留学生の英語学習をサポート。最終的には副代表に就任。その後、複数の語学学校のコンサルティングも携わる。

これまでの経験からフィリピンの現地事情や語学学校の情報に精通している。スピーキングが伸びる英語学習アドバイスなども人気。TOEIC900(R/L)

大学進学率は、国ごとの教育水準にも関連してくる数字ですから、気になる方も多いでしょう。

そこでこちらの記事では、フィリピンの大学進学率についてまとめます。

フィリピンの進学率は約35%!世界88位!

Unescoが2020年に調査した際のフィリピンの大学進学率は、約35%で世界的にみると153ヵ国中88位という位置づけのようです。

ここでいう大学はUNESCOの定義する ISCED2011のLEVEL5-8で、大学相当の全ての高等教育機関(日本での四年制大学・大学院、短期大学などに相当)が含まれます。

同じ東南アジア諸国であるインドネシアやマレーシアよりも若干低い数字でした。

80

マレーシア


43.06

81

シリア


43.05

82

メキシコ


42.83

83

リヒテンシュタイン


41.17

84

モロッコ


40.62

85

エジプト


38.90

86

ボスニア・ヘルツェゴビナ


37.92

87

インドネシア


36.31

88

フィリピン


35.48

89

アゼルバイジャン


35.25

90

モルディブ


34.12

参照:https://www.globalnote.jp/post-1465.htm

フィリピンの大学進学率を世界と比較

続いて世界トップクラスの進学率を誇る国々と数字を比較してみましょう。

1

ギリシャ


148.53

2

オーストラリア


115.95

3

トルコ


115.04

4

マカオ


113.09

5

グレナダ


104.56

6

ウルグアイ


102.64

7

韓国


98.45

8

プエルトリコ


97.50

9

アルゼンチン


95.45

10

ラトビア


94.86

1位のギリシャは、大学の費用が無料ということもあり留学生の人数なども含めた進学率が100%を超えています。

数年にわたり1位を維持しており、進学率が非常に高い国と言えます。

45

イタリア


66.05

46

イギリス


65.77

47

チェコ


65.59

48

マルタ


64.87

49

日本


64.10

50

スイス


63.31

日本の進学率は、64%で世界で49位という位置でした。

フィリピンの大学進学率は、世界トップクラスからは3倍以上、日本からも2倍以上の差を付けられていることになります。

フィリピンの大学進学率が低い理由

理由1:金銭的理由

フィリピンの大学進学率が低い理由として、家庭の金銭的な事情があげられます。フィリピンで大学進学を経済的に支えられる経済基盤をもつ家庭は多くありません。

子供の数も多く、養わなければならない家族も多いため、特定の子供に多額の教育費を割り振るだけの余裕がなかったというのがいままでの構図でした。

理由2:大学進学よりも出稼ぎを選ぶ

理由1とも関連しますが、フィリピンはもともと第一次産業が盛んな国で、昔の日本のように、子供を一人の労働力として捉えていました。そのため、子供をたくさん産み労働力を増やし、家族を潤すという人生設計がありました。

そのため、大学進学よりも、早く仕事に就き、国内や出稼ぎで家族を養うために働くことを選ぶ人の割合が多かったと推測できます。

理由3:若者の結婚&出産が多い

フィリピン人は、若者の結婚と出産が多かったというのも大学進学が伸びない一つの要因と考えられます。

フィリピンは敬虔なカトリック教徒の国で中絶は許されないので、若年者が子供を身ごもってしまうと有無という選択肢しかありません。

もちろん、子供ができれば学業よりも子度を養うための養育費を稼ぐ必要が出てきますから、大学進学は諦め仕事をするという選択をすることになります。

フィリピンの大学進学率の推移

フィリピンの大学進学率は、2009年まで20%台後半で推移していましたが、2009年を境に右肩上がりに伸び始めました。

参照:https://www.ceicdata.com/en/philippines/education-statistics?page=2

進学率の伸びは、フィリピン政府が2010年ごろから教育分野への国家予算を増強したことが大きく影響しています。

予算の増加により奨学金の枠を増やしたり、学費を割引するなどの処置を行えるようになり、優秀だけれど金銭的に余裕がない学生の多くがより大学進学をしやすくなったという経緯があります。

フィリピンで就職に有利な大学10選

1.デ・ラサール大学マニラ校

デラサール大学マニラ校

デ・ラサール大学マニラ校は、フィリピンの首都マニラのマラテに校舎を構える私立大学です。

生徒数は、約17,000人です。毎年大学ランキングのトップ3入りを果たす超名門校です。

学費は50万円からと一般的なフィリピンの私立大学と比べると3倍ほど高額になりますが、その分施設の設備も整っています。

IT系、ビジネス系、サイエンス系、エンジニアリング系、教育系など多くの学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 2位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約50万円~/ 1年

2.アテネオ大学マニラ校

アテネオ大学マニラ校

アテネオ大学マニラ校は、フィリピンの首都マニラのケソンに校舎を構える私立大学です。生徒数は、約14,000人です。

卒業後1年以内の就職率が95%とフィリピン国内で飛びぬけて就職率が高いです。

学費は30万円からと一般的なフィリピンの私立大学と比べると2倍ほど高額になりますが、その分施設の設備も整っています。

ビジネス系、コミュニケーション系、社会学系、サイエンス系、人文学系など多くの学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 3位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約30万円~/ 1年

3.マプア大学

マプア大学

マプア大学は、フィリピンの首都マニラのイントラムロスに校舎を構える私立大学です。フィリピン国内でエンジニア、IT系の学部においてトップの大学として有名です。

フィリピン国内でも珍しい4学期制を採用しており、本来であれば6年間かけて学ぶ内容のプログラムをたった3年半で学べるプログラムを提供しています。

エンジニアリング系とIT系の学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 8位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約40万円~/ 1年

4.シリマン大学

シリマン大学

シリマン大学は、セブ島から近いドゥマゲテに校舎を構える私立大学です。設立は1908年と歴史のある大学で生徒数は約9,000人です。

オープン・アドミッションポリシーという規定を掲げており、原則入学試験なしで出願が可能です。

教育、看護、ITの学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 12位
難易度 Bクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約15万円~/ 1年

5.サンカルロス大学

サンカルロス大学

サンカルロス大学は、フィリピンのセブシティに校舎を構える私立大学です。設立は1935年、生徒数は約22,000人です。

セブエリアではトップの大学として有名で多くの優秀な学生が集まる大学で。世界的な大学格付け機関からも高評価を得ています。

サイエンス系、IT系、エンジニアリング系、ビジネス系、教育系の学部でたくさんの学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 7位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★
学費 約15万円~/ 1年

6.セントルイス大学

セントルイス大学

セントルイス大学は、フィリピンのバギオにある私立大学です。1911年にキリスト教の戦況にしよって設立された歴史がある大学で生徒数も約30,000人です。

バギオエリア内ではトップの大学として有名でルソン島北部のエリアから優秀な学生がたくさん集まります。

エンジニアリング系、ビジネス系、医療系、教育系と複数の学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 21位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★
学費 約12万円~/ 1年

7.アテネオ大学ダバオ校

アテネオ大学ダバオ校は、ダバオに校舎を構える私立大学です。設立は、1948年でマニラにあるフィリピンの名門アテネオ大学がダバオに持つ姉妹校です。

学生数は12500人です。長年ダバオでトップの大学として君臨しており、地域の優秀な学生が入学します。

IT学部と教育学部は政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 18位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約15万円~/ 1年

8.ミンダナオ大学

ミンダナオ大学

ミンダナオ大学は、1946年にダバオ市に設立された公立大学です。学生数は約40,000人でフィリピン国内でも最大規模の大学として知られています。。

研究設備や施設の設備がよく整っている大学で学費も15万円からとそこまで高くありませんのでコスパのいい大学と言えます。

ビジネス系の会計と経営、IT系の情報テクノロジー、エンジニア系の電気工学と機械工学、加えて教育学部が優良認定を受けています。

国内ランキング 45位
難易度 Bクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約15万円~/ 1年

9. セントラル・フィリピン大学(イロイロ)

セントラル・フィリピン大学_サムネイル

セントラル・フィリピン大学は、フィリピンのイロイロにある私立大学です。設立は1905年と歴史のある大学で生徒数は、約12,000人ほどです。

イロイロではトップクラスの大学として有名です。

ビジネス系、農業系、エンジニアリング系、教育系など多くの学部が政府から優良認定を受けています。

国内ランキング 18位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約15万円~/ 1年

10.アジア・パシフィックカレッジ

アジア・パシフィックカレッジ

アジア・パシフィックカレッジは、フィリピンのマニラ首都圏のマカティにある私立大学です。

世界的なIT企業であるIBMのフィリピン支部とフィリピントップ財閥であるSM財団の非営利合弁事業として1991年に設立されました。

学費は、一般の私立大学と比べて2倍ほど高額ですが、IBMやSM財団の豊富な資金力がバックにあり、施設の設備や教育設備のインフラがしっかり整っています。

コンピュータエンジニアリングと情報テクノロジーが政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 64位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約30万円~/ 1年
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2012年から5年間、フィリピンにある語学学校でマネジャーとして働き、数多くの日本人留学生の英語学習をサポート。最終的には副代表に就任。その後、複数の語学学校のコンサルティングも携わる。

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