
0120-504-216
営業時間:平日9時〜18時
中学生の子どもをフィリピン留学に行かせるにはどうしたらいい? 今回は、そんな親御さんの悩みに解答しつつ、おすすめのプログラムと学校を案内します。
プログラムや特徴別のおすすめの語学学校については「フィリピン・セブ島留学のおすすめの学校」をご参照ください。
2025年のセブ島留学の最新動向です。
日本人の中学生は、春・夏休みを利用して行く人が多いですが、3~5ヶ月ぐらい前には申込を完了している人が多いため、春の渡航であれば前の年の11~12月、夏の渡航であれば同年2月ぐらいまでに語学学校を決めておくことをお勧めします。
特に2~3月・7~8月の出発は早めのご相談・予約をおすすめします。
フィリピンでは15歳未満の単身での入国は法律上不可能ですが、WEG(Waiver of Exclusion Ground)という手続きを行うことで、単独または親以外の保護者(成人)と同伴で渡航すればフィリピンへの入国が可能になります。
中学生が留学する以下3つの方法があるので、それぞれメリットデメリットを解説します。
一部の学校では、中学生の単身留学を許可しているため、単独又は子どもと同伴してくれる親以外の保護者がいれば「単身留学」も可能です。
但し、行きと帰りそれぞれ保護者のフィリピンへの同伴が必要になります。
メリット | ・親の付き添いなしで子どもだけで渡航が可能 |
---|---|
デメリット | ・WEGの申請が必要がある ・付き添ってくれる保護者を探す必要がある ・行き帰りそれぞれ保護者の同伴が必要なためフライト代が余分に必要になる |
「ジュニアキャンプ」は、語学学校が決めた特定の日程(10日~14日前後)にグループで留学する方法です。
小学生から15歳までが対象で、ジュニアだけの春・夏・冬休みに開催されます。学校によっては、成田空港や関西空港から日本人の学校スタッフが同伴してくれます。
※ジュニアキャンプについては「セブ島「サマーキャンプ・ジュニアキャンプ」はこれ!」をご参照ください。
メリット | ・保護者の付き添いなしで中学生のみで留学が可能 |
---|---|
デメリット | ・WEGの手続が必要がある ・日程が選べない ・成田か関空発のみしか対応していない |
親も一緒に留学すれば「親子留学」というプランで留学が可能です。最も手続きが少なく、自由に日程を決めて渡航ができるプランになります。
※親子留学については、「セブ島親子留学費用を完全攻略!実際に体験した人の費用も公開」をご参照ください。
メリット | ・自由にスケジュール調整が可能 ・特別な手続が必要ない |
---|---|
デメリット | ・保護者の留学費用も掛かる |
フィリピンで中学生の単身留学を受け入れているのは以下の語学学校です。
学校名 | おススメ度 | 費用目安/月 |
---|---|---|
CLARK WE ACADEMY | 267,000円~ | |
CELLAプレミアム | 259,250円~ | |
GLC | 235,440円~ | |
ELSA | 274,500円~ | |
ファーストイングリッシュ | 255,720円~ | |
A&Jメイン | 217,000円~ | |
A&Jエコ | 200,000円~ |
CLARK WE ACADEMYは、2022年に新たな校長のもと再スタートを切った語学学校で、緑豊かな環境と充実した施設が魅力です。
生徒数 | 日本人比率 | 1ヶ月の費用 |
---|---|---|
120人 | 20% | 267,000円~ |
単身渡航(往路) | 〇(保護者同伴不要) |
---|---|
単身渡航(復路) | 〇(保護者同伴不要) |
サポート料金 | 50ドル/週 |
その他 | -スタッフ(日本人か外国人)か講師が滞在全期間同部屋に滞在 -初週、最終日本語レポート(8週以上の方は4週毎レポート有) -週1回のスーパーマーケット同行 -週1回の健康チェック -往復1,000ペソで病院送迎 -別途料金で往復空港送迎手配(クラーク空港1,000ペソ、マニラ空港5,000ペソ) |
CELLAプレミアムキャンパスは、2023年にデザイナーズホテルを改築してオープンしたおしゃれな生活空間を提供する語学学校です。
生徒数 | 日本人比率 | 1ヶ月の費用 |
---|---|---|
100人 | 20% | 240,000円~ |
単身渡航(往路) | ×(保護者が学校まで同伴必要) |
---|---|
単身渡航(復路) | ×(学校まで保護者の迎えが必要) |
サポート料金 | なし |
その他 | - |
GLCは、2022年11月に新キャンパスへ移転し、最新の設備とデジタルで学ぶカリキュラムを提供している学校です。
生徒数 | 日本人比率 | 1ヶ月の費用 |
---|---|---|
400人 | 65% | 210,000円~ |
単身渡航(往路) | 〇(保護者同伴不要) |
---|---|
単身渡航(復路) | 〇(保護者同伴不要) |
サポート料金 | なし |
その他 | - |
ELSAは、セブ中心地から車で30分の郊外に位置する韓国資本の語学学校です。旧リゾートを学校として運用しているため、広大な敷地と自然豊かな環境が特徴です。
生徒数 | 日本人比率 | 1ヶ月の費用 |
---|---|---|
120人 | 10% | 259,200円~ |
単身渡航(往路) | 〇(保護者同伴不要) |
---|---|
単身渡航(復路) | 〇(保護者同伴不要) |
サポート料金 | なし |
その他 | -スタッフが空港まで送るため空港送迎代が必要。 -日本人スタッフの子どもの外出に付添いあり(1回/2週)。 -外出時に管理費(同行者の交通費・食費など)が必要。 |
ファーストイングリッシュは、長年培った日本の学習塾のノウハウを生かした日本人経営の語学学校です。マクタンニュータウンの商業特区内に位置するため利便性が非常に高いです。
生徒数 | 日本人比率 | 1ヶ月の費用 |
---|---|---|
60人 | 100% | 188,000円~ |
単身渡航(往路) | 〇(保護者同伴不要) |
---|---|
単身渡航(復路) | 〇(保護者同伴不要) |
サポート料金 | なし |
その他 | -帰国時は空港まで学校スタッフが同行し、チェックイン完了まで駐車場で待機。 |
A&Jメインキャンパスは、50~70名規模のアットホームな語学学校です。ワーホリ準備コースやネイティブ講師の授業も受けられます。
生徒数 | 日本人比率 | 1ヶ月の費用 |
---|---|---|
70人 | 15% | 217,500円~ |
単身渡航(往路) | 〇(保護者同伴不要) |
---|---|
単身渡航(復路) | 〇(保護者同伴不要) |
サポート料金 | なし |
その他 | -帰国時のセンディングサービスなし -但し、帰国時はクラーク空港までなら学校のバン予約可能 |
A&Jエコキャンパスは、バギオの中でもやや高台でマイナスイオン溢れる環境の学校です。また、マウンテンリゾートの快適な宿泊施設を提供しています。
生徒数 | 日本人比率 | 1ヶ月の費用 |
---|---|---|
150人 | 5% | 200,000円~ |
単身渡航(往路) | 〇(保護者同伴不要) |
---|---|
単身渡航(復路) | 〇(保護者同伴不要) |
サポート料金 | なし |
その他 | -帰国時のセンディングサービスなし -但し、帰国時はクラーク空港までなら学校のバン予約可能 |
費用の次に気になるのが「留学生活について」だと思います。生活面に関わるフィリピン留学の一般的なシステムを説明するので、気になる所から読んでみて下さい。
未成年向けの生活環境が整っていることが、フィリピン留学が中学生にも適している理由の一つ。フィリピンの語学学校は基本的に全寮制が一般的だからです。
学校によって「敷地にある内部寮タイプ」と「敷地外の外部寮タイプ」に分かれます。外部寮だと通学が必要になるため、中学生であれば学校と寮の行き来が要らない内部寮タイプを選ぶと良いでしょう。
フィリピン留学は、1日3時間程度しか勉強しない欧米留学と違って、朝から夕方までみっちり授業があります。内部寮だと休憩時間に仮眠を取りたいとときなど、ぱっと自分の部屋で仮眠が取れる点もメリットです。
学校によって違いますが、1~6人部屋までが用意されています。友達が作りやすく、費用も若干抑えられるため中学生生ぐらいの年齢なら3人部屋前後の部屋を選ぶことが多いです。
因みに、各部屋にシャワー・トイレは設置されています。
また、食堂も建物内又は敷地内にあって、1日3食提供されます。更に、掃除・洗濯のサービスも週に2~3回提供されるため、中学生が自ら買い出しや調理をしたりする必要もなければ、家事全般一切する必要がありません。
まさにお母さんがいるのと同じ環境に置かれるため、本人は勉強のみに集中することができます。授業のみしか提供されない欧米留学と違い、フィリピン留学では生活全般のことまで面倒を見てくれます。
至れり尽くせりですね!ちなみに、料理はどんな味付けなんですか?韓国系の学校だとやっぱ辛いのが多いって聞いたんですけど・・
料理はフィリピン食・日本食・韓国食・台湾食・タイ食など日本人好みの料理が多いよ。辛いのもあるけどそれ以外にも沢山料理はあるから心配しなくていいよ。
学校次第ですが、その他の設備として「ジム」や「プール」を備えている学校もあります。勉強の後に汗を流したり、プールでリラックスしたり、敷地内だけで生活は殆ど完結します。
欧米留学と違って、ほんと出歩かなくても中でリラックスできちゃうんですね~
週末には学校次第ですが、孤児院訪問や観光地巡りなどのアクティビティに参加することもできます。
学校主催のものも多いので、日本では絶対に経験できないような異文化交流などを楽しむことも可能です。
何か困りごとが発生した場合、学生の面倒を見てくれる日本人スタッフがすぐに相談に乗ってくれます。彼らは同じ寮に住み込みで滞在していることが多いので、日中以外の時間でも万が一の時は頼りになります。
学校の近くには大きな病院がある所が殆どです。学校にも看護師免許を持ったスタッフや看護師が常駐していることが多いため、ちょっとした病気やケガなどはその場で診てもらえます。
なんだー、そこまでやってもらえるならフィリピン留学だったら全然心配いらないんですね!
世界一授業数が多いので、どの国よりも英語の成長が見込める事も中学生に適している理由です。
フィリピン留学では、マンツーマンクラスとグループクラスの両方が提供され、マンツーマンクラスがメインなのでお子さんのレベルに応じて授業を進めてくれます。
欧米では20~30人のグループクラスのみのケースが多いです。欧米のような大人数のグループクラスだと、必ず置いてけぼりを食らう学生が見られます。
そうなるとその後のクラスの内容が殆ど理解できないため、よくわからないまま出席だけしているという事になる場合も。そうしたことを避けるため、人件費の安いフィリピンでは、マンツーマンクラスが提供されています。
どんなに相手の英語力が低くても、その人が付いていけるスピードで話してくれて、難しい単語を使わないように配慮してくれます。
そのため、クラスでついていけないという事がなくなって、また理解できるまで徹底して対応してもらえるので英語の伸びが確実に見込めるようになるというわけだよ。
グループクラスもありますが、5人前後の少人数となります。グループもきちんとレベル分けされているため、お子さんと同じレベルの違う国籍の留学生が一緒に参加します。
同じ英語力の人たち同士なので、意見交換することが可能です。だからフィリピン留学では、グループクラスでも置いてけぼりを食らう事はありません。
更にマンツーマンクラスで徹底して指導してもらえるので、英語力の伸びが欧米留学よりも期待できるのです。
お子さんが日本国籍なら、フィリピンには観光ビザで入国が可能です。
語学留学であれば観光と同じ扱いになるため、欧米と違って事前申請無しで入国時に勝手に観光ビザが付与されます。30日以内の渡航であれば無料で滞在できるため、中学生の春・夏休みの1ヶ月以内であれば特に何も手続きは必要ありません。
仮に31日以上の滞在になる場合であっても、現地の語学学校でビザ延長の手続きを行うので、事前の申請は必要ないんだよ。
フィリピンの治安に関しては、窃盗などの被害に遭わないための防御策をしていればそんなに怖がる必要はありません。日本よりもスリや置き引きなどの窃盗被害が多いですが、きちんと対策すれば防ぐことができるからです。
フィリピンにはいくつもの留学地域がありますが、中学生の留学としてよく選ばれているのは「セブ島」です。そのため、こちらではセブ島留学についての治安について、またその対策方法についてまとめます。
治安について、これまでにフィリピンで留学生が殺されたという報告は上がっていません。ただ、もっともよく聞く犯罪タイプはスリ・置き引き・ひったくりなどの「窃盗」です。
窃盗に関しては、フィリピンに限らず欧米でも多発していますが、フィリピンでも多いとまず認識することが大事です。
ふむふむ
スリの手口として知っておきたいのは以下のシチュエーションです。
いずれの場合でも共通して言える対策は、以下の2点です。
日本と違って貴重品をその辺に置いたまま席を立つ、不用心にズボンの後ろポケットやバッグの外ポケットなどにスマホなどの貴重品を入れないのが当たり前。
そのような海外では当たり前のことを当たり前にすることが窃盗の被害に遭わないための防御策だと考えましょう。
また、現地では常に学校スタッフや留学エージェントの連絡先もわかるように事前に準備しておきましょう。これらがきちんとできれば必要以上に怖がる必要はありません。
尚、セブ島の治安詳細については下記で詳しく解説しています。
フィリピン留学のデメリットはこちらです。これらが耐えられない人はフィリピン留学に向いていません。
中学生ぐらいの年齢だと初めての海外生活になる方も多いのではないでしょうか?日本は良くも悪くも環境が恵まれすぎているので、色んな意味でカルチャーショックを受けるでしょう。
これが刺激になって、「これまで当たり前だったものが当たり前じゃなかったんだ」と人生で初めて気づく瞬間にもなります。
フィリピンでは、マイナス面でどのような環境の変化があるのか、特に日本人が気になるだろう項目を取りあげてみます。
Wi-Fiが安定していないことはデメリットといえます。日本ではどこにいても高速Wi-Fiが当たり前です。
フィリピンでもWi-Fiはありますが、よく途切れたり回線が遅くなったりします。安定して使い続けるという事が困難だという事を知っておきましょう。
回線が遅くともLINEでメッセージを送ったり、LINE電話したりすることぐらいは特に問題ないよ。特に遅いなと感じるのは、Youtubeなどの動画を見たりする時だね。
普段は日本米が食べられないこともデメリット。フィリピンの語学学校では、フィリピン米又は韓国米の提供となるからです。
韓国米は割と日本米に近いのですが、フィリピン米はパサパサしています。そのため、多くの人がおかずの汁やスープなどをご飯にかけて食べています。
最初はパサパサ感に衝撃を受けるはずですが、意外と慣れてきます。
多くの学校では、日本米に近い韓国米を提供してるよ。
道がぼこぼこなのも日本人には慣れないことの一つ。日本ではこれでもかというぐらいインフラが発達しています。
道路工事も年度末になると、そんなに必要ある?と思うぐらい至る所で道路の改修工事が行われています。ですが、国の予算が限られているフィリピンではそんな余裕はありません。
幹線道路はしっかりメンテナンスされていますが、一歩路地に入ればボコボコです。歩くときはつまづかない様に気を付けましょう。
水道水は飲めないので、学校備え付けのウォーターサーバーやミネラルウォーターを買って飲むようにしましょう。
備え付けのウォーターサーバーは冷水と熱湯が出るので便利です。
お腹を壊しやすい人は、歯磨きなどもミネラルウォーターでするといいよ。
フィリピンは熱い地域なので、比較的虫が多いです。特によく見るのは「アリ」です。
部屋の中にもよく侵入してくるため、アリの巣コロリなどのアイテムで対策しておくと良いでしょう。
トイレに紙が流せません。世界にはまだまだ紙が流せない国は多いのですが、フィリピンは下水の技術があまり発達していないせいか、紙を流すとすぐに詰まるからです。
そのため、トイレに備えつけのゴミ箱に捨てるのが普通です。生まれたときから、紙は流せるのが当たり前と疑わなかった日本人にとってはショックなことの一つです。
これらフィリピンで生活する上でのデメリットも納得した上で留学を決意するようにしてください。
これらが耐えられないという方にはフィリピン留学は向かないので、少々高くなっても(フィリピンほど充実はしなくなりますが)欧米留学を検討しましょう。
フィリピン留学では、3度の食事から洗濯・掃除までサービスとして提供されているため、学生は学校と同じ敷地内の寮で24時間守られた環境で生活をすることができます。
そのため中学生でも安心して留学が可能です。
フィリピンでは、ボランティアなどの課外活動を通して、若いうちからグローバル感覚を身につけることができます。
そのため、帰国後もっと「英語を勉強したい!」と思うようになったり、将来について真剣に考えるようになるきっかけになる人が多いです。
詳しい事やわからないことは気軽にお問合せ頂ければ、丁寧にご案内します。