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バギオはルソン島の北部に位置し、熱帯高知気候に分類されます。
バギオの気候は標高が高いため、他の地域よりも気温が低く、年間を通して涼しいのが特徴、毎年多くの観光客や留学生がバギオに渡航しています。バギオは、乾季と雨期の2つの季節に分かれていてるため、それぞれの季節の特徴から渡航に最適な時期、服装について詳しく解説します。
バギオには乾季と雨期の2つの季節があります。
バギオの乾季は、12月から5月です。この期間は比較的降水量が少なく、気温も安定しているため観光に最適です。特に避暑地としての魅力があるためバギオで最もお勧めの時期となります。バギオのメジャーな観光などを存分に楽しめる季節になります。
一方で、雨期は6月から12月にかけて続き、短時間で強い雨が降るスコールの季節となります。特に6月~9月は最も雨量が多く、霧も頻繁に発生します。但し、日本の梅雨とは違って雨期でも1日中雨が降っているわけではなく、朝晩に集中して振ることが多いため、外出が出来なかったり、全く観光できないということではありません。
バギオは近年ローカルな人にとっての観光地としても旅行客が急激に増えているため、観光客が多くないシーズンに静かな環境で生活したいという人にとってはお勧めの季節です。
参照:World Weather Online,Climate Data,PAGASAのデータをもとにフィリピン留学Hubが独自に生成
上の図は、月別の平均気温と降水量をバギオと東京で比較したものです。
こうしてみると、バギオはフィリピンの他の地域と比べても平均気温が低いことがよくわかります。雨期の時期には霧がよく発生し、幻想的な景色を見ることも珍しくありません。そのため、よく渡航者からは「まるで雲の中にいるようだ」と言われます。
また、上は年間の雨量推移のみを取り出したグラフになります。
バギオは高地に位置するため、雨期は雨量がとても多いのが特徴です。但し、年間を通して涼しく、快適な環境が保たれており、一年を通して暑さを感じにくい場所です。そのため、暑さが苦手な人にとっては最適な留学環境となるはずです。
フィリピンでは珍しく、暑さ対策ではなくむしろ雨季は寒さ対策が必要になるほどの環境です。
月 | 平均気温 | 降水量 | 日照時間 |
---|---|---|---|
1月 | 18°C | 10mm | 8時間 |
2月 | 19°C | 20mm | 8時間 |
3月 | 20°C | 30mm | 9時間 |
4月 | 21°C | 50mm | 9時間 |
5月 | 22°C | 150mm | 8時間 |
6月 | 21°C | 300mm | 7時間 |
7月 | 20°C | 400mm | 7時間 |
8月 | 20°C | 350mm | 7時間 |
9月 | 20°C | 300mm | 7時間 |
10月 | 20°C | 200mm | 7時間 |
11月 | 19°C | 100mm | 8時間 |
12月 | 18°C | 50mm | 8時間 |
参照:World Weather Online,Climate Data,PAGASAのデータをもとにフィリピン留学Hubが独自に生成
バギオの気候をより理解するためには、湿度のデータも知っておくといいです。上記は、バギオと東京の月別の平均湿度を比較したグラフです。
これを見ると、バギオは年間を通してフィリピンの他の地域と比べても5%前後高いことが分かります。湿度が最も高くなるのは7月から9月で特に湿気を感じやすい時期になります。
但し、他の地域と違って涼しい分、蒸し暑さなどはほとんどないため、冷涼な気候で過ごしたいという渡航者は留学生には年間を通して最適な地域となります。
月 | 平均気温 | 平均湿度 |
---|---|---|
1月 | 18°C | 85% |
2月 | 19°C | 84% |
3月 | 20°C | 83% |
4月 | 21°C | 82% |
5月 | 22°C | 85% |
6月 | 21°C | 88% |
7月 | 20°C | 89% |
8月 | 20°C | 89% |
9月 | 20°C | 90% |
10月 | 20°C | 88% |
11月 | 19°C | 86% |
12月 | 18°C | 85% |
バギオを訪れるのに特におすすめの時期は乾季です。
この期間は、日中の気温が安定しており、バギオならではの世界遺産ツアーなどの観光や外出を楽しむのに最適です。ほとんどの観光客はフィリピン国内から、留学生は諸外国から多くの人が訪れています。
また、バギオの雨季は、スコールで短時間の雨がざっと降ってすぐにやむことが多いため、まったく外出が出来なくなるわけではありません。観光日程が雨に被ったとしても、少し待っていればすぐに晴れます。
そのため、留学を検討中の人にとっても、乾季は観光にも適した時期ですが、雨季であっても学習環境は変わらず整っており、むしろできるだけ諸外国からの渡航者が少なく、静かな環境で集中して勉強に取り組みたい方にとっては、良い時期とも言えます。
フィリピン夏の都と呼ばれるバギオ。そのバギオの年間の平均気温は18~20度です。乾季に気温が上昇するとしても23~25度程度なので、日本の秋を思わせるような季節です。
そのため、乾季であっても、現地人も渡航者も薄手の長袖・ズボン生活している人が圧倒的に多いのもフィリピンでは珍しい光景です。
一方、雨期では急な雨に備えるために大き目の折り畳み傘の持参がお勧めです。雨期のバギオの雨量は相当なので外出時には濡れることが想定されるます。その時期に渡航する方は外出時は濡れても大丈夫な恰好や履物を準備しておくといいです。
また、季節に関係なくショッピングモールやレストラン、バス車内などは冷房が効きすぎて寒いことがよくあるので、薄手のガーディガンなどを外出時にもっていくと便利です。
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▶【印刷可】フィリピン留学バギオへの持ち物は?気候・治安を徹底解説!
バギオはとにかく治安がいい点が魅力です。女性が一人で住んでも安心と言えるほどなので、長期滞在が必要な留学生にとってはかなり重要なメリットと言えるでしょう。
▶【2024最新】フィリピン・バギオの治安を犯罪例を元に解説!
バギオエリアは、フィリピンの語学留学のエリアとしても人気で、優良な語学学校がいくつかあります。
この記事では、バギオの気候と特徴についてまとめました。
バギオは年間を通して冷涼な地域ですが、雨期には更に気温が下がり、雨量が増える傾向があります。バギオの気候をよく理解し、特性に合わせてしっかりと準備することで旅行やバギオの留学をより快適に充実したものにしてくださいね。