2022年【セブ島】フィリピン留学再開はいつから?

ネットの情報があまりにも胡散臭いので、フィリピンに年間7~9回ほど視察に行って情報収集してます。
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フィリピンが封鎖してから早2年が経とうとしています。そんなフィリピン・セブ島留学の再開を待ち望む声は多く、何度フィリピン政府の再開の発表撤回に泣かされてきたかわかりません(笑)
さて、そんなフィリピンがまたまた「外国人受入れ再開」の発表をしました。もう騙されねーぞって構えてる人も多いと思いますが、今度は本当なんでしょうか?
個人的には今度は本当だと思っているよ。
2022年【セブ島】フィリピン留学再開はいつから?
これまでフィリピンは感染レベルでそれぞれの国を「グリーン(受入れちゃうよ)」・「イエロー(グリーンまでもう少し頑張れや)」・「レッド(断固拒否!)」と評価し、受け入れするかどうかの指標にしていました。
日本がレッドから格上げされるたびに、フィリピンLOVEな人たちは歓喜の声を上げていたけど、個人的には「何様じゃ!」って思ってたことは内緒・・
そんな厳格なルールもなんのその、この感染拡大の場面(2022年2月現在)でこのルールを撤廃し、「受け入れます!」と断言したのです!今までのルール何だったの?(笑)
まあ、でも大きな前進であることに間違いないので、その条件をこれから説明します!
フィリピン入国時
フィリピン入国スケジュール
- 2/10~外国人観光客の入国許可
- 2/16~ワクチン接種完了者以外の外国籍者のフィリピン入国禁止
- セブ州は独自ルールでワクチン未接種者でも受入れ可能と表明←なぞ(笑)
- 3/10 外国人全観光客は2022年4月以降に高原検査での陰性証明書も受け付けると表明
ワクチン未接種者は特別な理由がない限り2022/2/16からワクチン未接種者の入国はできません。
・持病保持者(診断書が必要)
・外国政府機関関係者
フィリピン入国の条件
入国条件 |
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必要書類 |
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簡単に言うと、入国の条件はコロナ前の条件とほとんど一緒。但し、「陰性証明」と「ワクチン接種完了」はちゃんとしておいてね!ってルールです。
フィリピン入国後のガイドライン(隔離)
隔離施設での隔離 | |
ワクチン接種完了者 | 不要 |
ワクチン未接種・未完了・接種証明の不所持 | 必要 ※入国後5日目に行われるRT-PCR検査で陰性結果が出るまで必要。その後14日目まで自宅又はホテル等で隔離。 ※最低6泊分の隔離ホテルの事前予約が必要。費用は自己負担。 |
因みに、フィリピンの施設や交通機関利用時にワクチン接種証明書の提示を求められることがあったり、ワクチンが打てない子どもの立ち入りが禁止されてる場合もあります。
参考:フィリピン大使館
日本帰国時
帰国する時の流れも知っておきましょう!
日本入国の条件
入国条件 | ※日本人は帰国可能 |
必要書類 | 出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書(3000ペソ程度) 所定フォーム:https://www.mhlw.go.jp/content/000799426.pdf |
日本人であれば帰国できますが、その前にきちんとフィリピン国内でPCR検査を受けて陰性証明書を取得しましょう。所定のフォームがあるので、あらかじめフォームを印刷して医療機関へ持って行ってください。
費用は1回あたり大体7000円ぐらいですが、探せばもっと安い所もあるかもよ・・
日本帰国後のガイドライン(隔離)
隔離施設での隔離 | |
日本人 | 必要 但し、2022年3月よりワクチン接種3回完了者は隔離・待期期間なし。 |
「帰国後3日間滞在する指定のホテル(到着するまでは不明)」と「ホテルまでの移動手段」は手配されるので、自己手配は必要ありません。3日目にPCR検査をして陰性なら隔離ホテルから出ることができます。
また、帰国後7日間が経過するまでは自主隔離が必要なので、帰宅後4日間はまるまる外出できません。でも、帰宅するまでに公共交通機関は使えないので、誰かに車で迎えに来てもらう必要があります。それが難しい場合、別途ホテルで隔離する必要があるので注意。
参考:厚生労働省
【フィリピン・セブ島】語学学校の留学再開の動き
入国できても肝心の語学学校は再開するのでしょうか?実は、語学学校のほとんどが、まだ100%アクセルを踏んで再開しようという動きはありません。それは以下のような理由があるからです。
- これまで散々「外国人受入れ開始の発表」があったと思ったらすぐ撤回があったから
- 状況次第で新たな規制が始まる可能性も否定できないから
- 講師をほぼ解雇してるので準備が間に合わないから
なので、このまま本当にフィリピンが2/10から観光客の受入れ再開したとしても、その動きに同調して再開する学校は少ないです。留学再開に向けて現在得られている情報をエリアごとに整理するとこんな感じ。
セブ島留学の再開
再開する学校もわずかにありそうですが、学校が殆ど選べない状況になりそうです。
というのも、コロナとは関係なく、去年2021年12月にセブ島を直撃したスーパー台風22号の爪痕が未だ大きく残っているからです。セブ島で電気・インターネットがまともに使えるエリアは限定的で、ちょっと中心地を外れると未だインターネットは不通という状況。
このようにインフラ整備が追い付いていないという状況を考えると、セブ島留学が完全復帰するのはまだ時間が掛かりそうです。
2022年3月3日更新情報
セブ島の語学学校の再開案内がとにかく遅いと思ったら、まだ正式にローカル政府からの許可が下りてないっぽいことが判明しました。口約束では学校は再開していいよという事になったらしいのですが、正式なレターとしての許可証がまだどの学校にも降りていないという事です。
フィリピンは、国というよりも地域単位で方針が大きく違うので、セブ島留学再開を待っている人はもう少し様子を見てもいいかもしれません。
2022年3月4日更新情報
セブ島の現状をセブ島在住の語学学校スタッフさんにヒアリングしました。簡単にまとめると以下の通りです。
Q. セブ島の学校はいつまでに再開を見込んでいる?
⇒多くの学校が5~6月、遅くとも夏までには再開を見込んでいるはずです。ただ、キャンパスが複数あるような大きな語学学校は、縮小して再開するところが多いでしょう。スタッフや講師も全員退職している学校も多いため、再開する学校は一からの再建が必要です。
Q. 治安は以前と比べてどう?
⇒そもそも外国人が今は少ないので、盗難など被害報告自体をあまり聞かないが、以前よりも悪くなっている可能性があります。よって、渡航後はむやみに夜間遅くまで外出しないことをお勧めします。
Q. 2021年12月の台風のその後、街の復興は進んでいるか?
⇒以前より、ネットの繋がりが悪くなってるが、既にセブ市の60%程度は復旧が終わっています。電気に関してもセブの中心地でも普通に来ているので、実際に留学に来るときにはほとんど問題ない状態になっているはずです。ただ、セブの中心地を外れるとまだ電気が来ていないエリアがあります。外観ですが、まだ台風のときに倒れた木や電線などの台風ゴミが道路わきに散乱しているエリアもあります。
Q. 留学中に感染したら?
⇒現在、政府からの明確なガイドラインがないため、学校単位でガイドラインが策定されるはずです。
その他にも色んな情報交換をしましたが、総じて言えるのは、セブ島留学は新たな変異株で大ごとにならなければ2022年夏までには以前のコロナ前の状態近くにまで戻っている可能性が高いという事です。引き続き情報を追っていきます。
再開準備ができた学校はこちら
【フィリピン・セブ島留学再開】CPILS受入れ再開のお知らせ
【フィリピン・セブ島留学再開】セブブルーオーシャンアカデミー受入れ再開のお知らせ
【フィリピン・セブ島留学再開】CGバニラッドキャンパス受入れ再開のお知らせ
【フィリピン・セブ島留学再開】スターゲート受入れ再開のお知らせ
バギオ留学の再開
フィリピン政府が外国人観光客の受入れ再開したからといって、語学学校も「よっしゃ再開だ!」ってことにはなりません。実は語学学校の運営をあれこれ指示するフィリピンの行政機関「TESDA(テスダ)」からの運営許可が下りないと留学再開できないんです。
ところが、再開に当たってどのような条件のもと留学生を受け入れていいのかの条件提示がいまだありません(笑)なので、ちょうどバギオの学校協会がTESDAに掛け合ってその受入れ条件を協議しているところです。
受入れ条件がスムーズに決まれば、最短で2/10からの受入れを表明している学校もあります。
但し、受け入れたとしても語学学校は様子見するはずなので、全体の10~20%ぐらい、3月~4月にかけて30~60%の留学生募集を掛けてくると見てるよ。
2022年3月3日にバギオの語学学校で正式に授業再開許可
バギオの語学学校協会BESAとバギオ市は公式に協議を行い、対面授業再開を宣言したのでお知らせします。以下、BESAからのアナウンスを訳したものです。
バギオのベンジャミン市長と関連行政メンバーがバギオ英語学校(Baguio English Schools)に出席。
2022年3月2日に開催されたBESAフォーラムで、正式な話し合いの後、英語学校(ESL)の再開を公式に決定しました。バギオ英語学校協会であるBESAメンバーからはJIC、TALK、WALES、PINES、A&J、BECI、HELP、CNSジュニア、MONOLの代表者らが出席しています。
市長は、BESAの対面授業再開の要請を認め、2022年3月3日よりバギオで対面授業が行われることになりました。バギオ市は、BESA校への支援を拡大し、BESA専用の外国人のためのオンライン健康宣言フォーム(HDF)ページの登録、隔離施設や酸素ボンベなどの緊急時の支援も行います。
ニューノーマル時の新しい規則として、マンツーマンやグループクラス時のマスク着用を義務付けます。但し、グループクラスで参加者の10%以上でコロナの陽性反応が出た場合、グループクラスのメンバー全員が7日間の検疫を受ける必要があります。
さらに、各語学学校では、健康管理・衛生管理体制(手洗い、消毒、情報共有等)を強化しました。語学学校の再開は、地元の人々の雇用を生み、観光産業にも新たな収入をもたらすでしょう。
再開準備ができた学校はこちら
【フィリピン・バギオ留学再開】MONOL受入れ再開のお知らせ
【フィリピン・バギオ留学再開】PINES受入れ再開のお知らせ
【フィリピン・バギオ留学再開】WALES受入れ再開のお知らせ
参考:バギオの学校8選
セブ・バギオ以外の地域の留学再開
【フィリピン・クラーク留学再開】クラークCIP受入れ再開のお知らせ
【フィリピン・クラーク留学再開】SMEAGグローバルスクール受入れ再開(準備中)
まとめ
このままフィリピン政府から宣言撤回がない限り、ワクチン接種の完了と陰性証明ができれば一般の人の入国はできるようになります。
ワクチン接種完了している人は、指定の施設で隔離が不要になったというのはかなり大きな進歩です。自己隔離は必要ですが、留学する人であれば、恐らく留学先の寮がその役目を果たすことになるはずです。日本帰国時は、指定の施設での隔離が現状では必要ですが、そのうち隔離は必要なくなるかもしれません。
肝心の語学学校に関しては、まだまだ完全再開までには時間が掛かりそうです。ですが、「学校がそこまで選べないという状況であること」「コロナ禍の規制の中での生活」であることを理解した上で留学先を決めることになります。
※こちらの記事は随時新しい情報が入り次第更新しています。
留学を検討していて留学できる学校を探している方はお問合せ下さい。
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