【フィリピン大学正規留学】卒業後の進路や就職先

フィリピンの大学に進学が卒業後のキャリアにどのように影響するのか気になる人も多いでしょう。

大学は基本的に学問を学ぶ場所ではありますが、どうせならキャリア形成にも役立った方がいいですよね。

フィリピンの大学でも、キャリアに役立つ学問を学べます。特に、経営、IT、エンジニアリングといった分野は学んだ知識やスキルをそのまま仕事に活用できます。

こちらの記事では、フィリピンの大学を卒業した後の進路や就職先について解説します。

目次

フィリピンの大学への留学が就職に有利になる理由

結論から言うと、フィリピンの大学への進学は、間違いなくあなたの就職やキャリア形成に有利になります

以下にその理由を3つ解説していきます。

理由1:英語が話せるようになる

英語が使える

まずは、英語がネイティブにも引けを取らないくらいうまくなる点が有利に働く点です。

英語が話せるようになれば、キャリア形成を日本に限定する必要はありません。世界中あらゆる国で働けますし、生きていくことができるようになります。

仕事で活用できるレベルの英語力は一生もののスキルとなるでしょう。

理由2:専門的な知識やスキルが身につく

Picture of cheerful young asian business woman sitting indoors using laptop computer. Looking aside.

経営、IT、エンジニアリング、観光ホスピタリティーなど学問を学べば、職業に直結するような知識やスキルを身につけることができます。

これらの専門知識やスキルは、就職活動でアピールすることができる非常に有利なものです。上に挙げた英語力と掛け合わせることでさらにあなたの市場価値は上がります。

理由3:グローバル社会で必須となる異文化理解を身につけられる

グローバルチーム

フィリピンの大学にはアジア、中東、アフリカ、欧米諸国から留学生が訪れますのでたくさんの人種と共に学び生活する環境に身を置き、異文化理解を深めることができます。

世界はグローバル化が進み、会社内に様々な国籍の人が属することが当たり前になってきました。少子化の進む日本企業でもそれは顕著です。

グローバルな環境では異文化を理解し尊重する姿勢が非常に重要になりますから、フィリピンの大学進学を通して得る経験は、あなたがグローバル人材として育つのに大いに役立つでしょう。

フィリピンの大学を出た後のフィリピン人の就職先は?

フィリピンは、学歴社会なので大学を卒業している人はそうでない人に比べてかなり就職が有利になります。

就職の選択肢は、膨大なので特定の企業や業界などに触れることはできませんが、フィリピン国内のみならず海外で就業する人も多いです。

マニラの街並み

賃金のいい就職先を探している人たちは、首都マニラに集まるようです。マニラには外資系企業もたくさん集まっています。

そういった外資系企業でオフィスワーカーやセールス、マーケティングなどの仕事に就く人はほぼ全員が大学卒でしょう。

FEU工科大学

もしくはITやエンジニアリングを学び、エンジニアとして活躍する人も増えています。

その他にも、フィリピン人は英語が堪能なので、別の国に移住しそこで仕事を得るという選択肢を取る人も多いです。

フィリピンの大学に正規留学した日本人の就職先は?

先にも触れましたが、フィリピンの大学を卒業した日本人学生は、ほぼ間違いなく英語が堪能になるので、目指せるキャリアの選択肢は間違いなく大きく広がります。

特に、ビジネス系、IT系、エンジニアリング系、観光ホスピタリティーを専攻している学生は、求人の募集が多い潰しのきく学問なので、就職先の幅がかなり広がるでしょう。

ただ、傾向としては、語学学校の職員、日本語学校の講師、JAICAスタッフ、NGO団体スタッフなど教育や社会的活動に従事する人が多い傾向にあります。

そして、ここが特に重要ですが、語学力と仕事に活かせる知識やスキルあれば自分がやりたいことを仕事にできる可能性が高まるということです。

フィリピンの大学と日本の大学を出たときのキャリアの差

ビジネス系の学部で経営やマーケティング、マネジメントについて学べばどの業界でも潰しが効きますし、IT系、エンジニア系などの手に職系の学部で学ぶことで「英語×スキル」を持つことができるのでより市場価値の高い人材になれます。

市場価値が上がれば、キャリアの選択肢も広がりますし、年収も上がる可能性が高くなります。

また、英語が仕事でも使えるレベルになりますので日本だけではなく海外での就業チャンスも生まれます。

もしくは日本の外資系企業に入るという選択肢も選べるでしょう。

以下はWorlddataの情報を参考にした世界の平均年収ランキングです。

年収が高い国はほとんどが公用語、もしくは母国語として英語が通じる国ですからこれらの国で働けるチャンスもありますね。

1

モナコ

186,080

約2000万円

2

リヒテンシュタイン

116,300

約1200万円

3

スイス

82,090

約900万円

4

ノルウェー

81,980

約900万円

5

ルクセンブルク

71,590

約700万円

6

マカオ

65,130

約700万円

7

デンマーク

56,990

約650万円

8

アメリカ

56,850

約640万円

9

アイスランド

56,760

約620万円

10

スウェーデン

54,770

約600万円

参照:https://www.worlddata.info/

いずれにしろ、ビジネスの場でも遜色なく使える英語力と仕事に直結するスキルや知識を掛け合わせることで、グローバルなキャリアを築けるようになります。

これが英語力だけでは少し足りません。

だからこそ、私たちがおすすめするビジネス系、IT系、エンジニア系などのキャリアに直結する学部で学び、世界中で需要が高いスキルや知識を身につけることが重要です。

就職に有利なフィリピンの大学

1.フィリピン大学デリマン

フィリピン大学デリマン

フィリピン大学デリマンは、1909年にフィリピンの首都マニラのケソンに設立された歴史ある国立大学です。学生数は約47,000人です。

フィリピンの大学留学ランキングにおいて長年1位の座を維持する、文字通りフィリピンNo.1の大学といえます。

フィリピン国内で最多の20を超える学部が政府の優良認定を受けています。

教授陣も世界中からトップクラスの人材が集まっていますので、教育を受けるには最高の環境が整っていると言えます。

国内ランキング 1位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★
学費 約16万円~/ 1年

2.デ・ラサール大学マニラ校

デラサール大学マニラ校

デ・ラサール大学マニラ校は、フィリピンの首都マニラのマラテに校舎を構える私立大学です。

生徒数は、約17,000人です。毎年大学ランキングのトップ3入りを果たす超名門校です。

学費は50万円からと一般的なフィリピンの私立大学と比べると3倍ほど高額になりますが、その分施設の設備も整っています。

IT系、ビジネス系、サイエンス系、エンジニアリング系、教育系など多くの学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 2位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約50万円~/ 1年

3.アテネオ大学マニラ校

アテネオ大学マニラ校

アテネオ大学マニラ校は、フィリピンの首都マニラのケソンに校舎を構える私立大学です。生徒数は、約14,000人です。

フィリピン全土に姉妹校をもつ大型フランチャイズで、中でもマニラ校は毎年大学ランキングのトップ3入りを果たす超名門エリート校です。

学費は30万円からと一般的なフィリピンの私立大学と比べると2倍ほど高額になりますが、その分施設の設備も整っています。

ビジネス系、コミュニケーション系、社会学系、サイエンス系、人文学系など多くの学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 3位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約30万円~/ 1年

4.サント・トーマス大学

サント・トーマス大学

サント・トーマス大学は、1611年にフィリピンの首都マニラのサンパロックに設立された私立大学です。生徒数は、約41,000人です。

アジアで最も古い大学としても、その名を知られ、大学ランキングでは、常に上位トップ5に名前が入る名門校のひとつでもあります。

観光、医療、教育、サイエンス系、エンジニアリング系など複数の学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 4位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★
学費 約20万円~/ 1年

5.マプア大学

マプア大学

マプア大学は、フィリピンの首都マニラのイントラムロスに校舎を構える私立大学です。フィリピン国内でエンジニア、IT系の学部においてトップの大学として有名です。

フィリピン国内でも珍しい4学期制を採用しており、本来であれば6年間かけて学ぶ内容のプログラムをたった3年半で学べるプログラムを提供しています。

エンジニアリング系とIT系の学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 8位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約40万円~/ 1年

6.イースト大学

イースト大学

イースト大学は、1946年に設立された私立大学です。フィリピンの首都マニラのマニラ市に校舎を構えており、生徒数は、45,000人と大規模です。

IT系の学部が政府の優良認定を受けており、MicrosoftやOracle、Googleなどの世界的なIT企業とパートナーシップを組んだプログラムを提供しています。

国内ランキング 11位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約16万円~/ 1年

7.ファーイースタン大学

ファーイースタン大学

ファーイースタン大学は、1928年に設立された私立大学で例年トップ20入りを果たしている名門校です。マニラの中心街であるサンパロックに校舎を構え、生徒数は、約22,500人ほどです。

一般の私立大学と比べて1.5~2倍ほど高額ですが、その分施設の設備や教育設備のインフラがしっかり整っています。

経営学部と教育学部が政府による優良認定を受けています。

国内ランキング 13位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約20万円~/ 1年

8.デ・ラサール大学セントベニルデ

デラサール大学セントベニルデ

デ・ラサール大学セントベニルデ校は、1988年に設立された私立大学です。フィリピンの名門デ・ラサール大学の姉妹校でフィリピンの首都マニラのマラテに校舎を構えています。

アート&デザインの学部があり演劇など芸能系の学問に力を入れており、卒業生には芸能界やスポーツ界で活躍する卒業生がとても多いことで有名です。

ビジネス系と観光系の学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 13位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約35万円~/ 1年

9.アダムソン大学

アダムソン大学

アダムソン大学は、ギリシャの移民であるジョージルーカスアダムソンが1932年に設立した私立大学です。生徒数は、8500人ほどと中規模ですが、選りすぐりの優秀な生徒が集まっています。

施設の設備の拡充にも力を入れている大学で、構内の施設も綺麗で研究設備なども最新のものを使用できます。

エンジニアリングと教育学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 20位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約15万円~/ 1年

10.セントロエスカラー大学

セントロエスカラー大学

セントロエスカラー大学は、1907年にマニラに建設された歴史ある私立大学です。

生徒数は、約22,500人ほどとかなり大規模な学校です。資金力のある大学で、大学の設備もとても整っています。

教育学部、経営学部、検眼学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 27位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約15万円~/ 1年

11.ミリアム大学

ミリアム大学

ミリアム大学は、フィリピンの首都マニラにあるケソンにキャンパスを構えている私立大学です。設立は1926年、生徒数は約7,000人です。

女子大学なので男子生徒は入学することができません。

複数の最新設備を備えたラボラトリーを用意しており学生の研究をサポートしています。また、大学内にスイミングプールやフィットネスセンター、カフェなどもあり、勉強だけでなくリフレッシュもできる空間も用意されています。

教育系とビジネス系の学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 34位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約30万円~/ 1年

12.ホセリザール大学

ホセリザール大学

ホセリザール大学は、1919年に創立されたフ歴史ある大学です。フィリピンの首都マニラにあるマンダルヨンというエリアに校舎を構えています。生徒数は、約17,500人です。

入学試験無しで出願ができる大学です。設備がとてもいいことに加え学費がそこまで高くないのも魅力です。

経営学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 41位
難易度 Bクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約16万円~/ 1年

13.ファティマ大学

ファティマ大学

ファティマ大学は、1967年に設立された私立大学です。学生数も約45,000人は大規模です。

ファティマ大学は、入試なしで出願できる大学です。学費の割には施設の設備もかなり整っているのでおすすめです。

観光学部と薬学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 52位
難易度 Bクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約22万円~/ 1年

14.アジア・パシフィックカレッジ

アジア・パシフィックカレッジ

アジア・パシフィックカレッジは、フィリピンのマニラ首都圏のマカティにある私立大学です。

世界的なIT企業であるIBMのフィリピン支部とフィリピントップ財閥であるSM財団の非営利合弁事業として1991年に設立されました。

学費は、一般の私立大学と比べて2倍ほど高額ですが、IBMやSM財団の豊富な資金力がバックにあり、施設の設備や教育設備のインフラがしっかり整っています。

コンピュータエンジニアリングと情報テクノロジーが政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 64位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約30万円~/ 1年

15.FEU工科大学

FEU工科大学

FEU工科大学は、ファーイースタン大学付属の工科大学です。1992年に設立され、学生数は約2,000人と小規模です。

学費は、一般の私立大学と比べて1.5~2倍ほど高額ですが、その分施設の設備や教育設備のインフラがしっかり整っています。

インフォメーションテクノロジーの学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 87位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約25万円~/ 1年

16.サンカルロス大学

サンカルロス大学

サンカルロス大学は、フィリピンのセブシティに校舎を構える私立大学です。設立は1935年、生徒数は約22,000人です。

セブエリアではトップの大学として有名で多くの優秀な学生が集まる大学で。世界的な大学格付け機関からも高評価を得ています。

サイエンス系、IT系、エンジニアリング系、ビジネス系、教育系の学部でたくさんの学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 7位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★
学費 約15万円~/ 1年

17.シリマン大学

シリマン大学

シリマン大学は、セブ島から近いドゥマゲテに校舎を構える私立大学です。設立は1908年と歴史のある大学で生徒数は約9,000人です。

オープン・アドミッションポリシーという規定を掲げており、原則入学試験なしで出願が可能です。

教育、看護、ITの学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 12位
難易度 Bクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約15万円~/ 1年

18.セントルイス大学

セントルイス大学

セントルイス大学は、フィリピンのバギオにある私立大学です。1911年にキリスト教の戦況にしよって設立された歴史がある大学で生徒数も約30,000人です。

バギオエリア内ではトップの大学として有名でルソン島北部のエリアから優秀な学生がたくさん集まります。

エンジニアリング系、ビジネス系、医療系、教育系と複数の学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 21位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★
学費 約12万円~/ 1年

19.アテネオ大学ダバオ校

アテネオ大学ダバオ校は、ダバオに校舎を構える私立大学です。設立は、1948年でマニラにあるフィリピンの名門アテネオ大学がダバオに持つ姉妹校です。

学生数は12500人です。長年ダバオでトップの大学として君臨しており、地域の優秀な学生が入学します。

IT学部と教育学部は政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 18位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約15万円~/ 1年

20.ミンダナオ大学

ミンダナオ大学

ミンダナオ大学は、1946年にダバオ市に設立された公立大学です。学生数は約40,000人でフィリピン国内でも最大規模の大学として知られています。。

研究設備や施設の設備がよく整っている大学で学費も15万円からとそこまで高くありませんのでコスパのいい大学と言えます。

ビジネス系の会計と経営、IT系の情報テクノロジー、エンジニア系の電気工学と機械工学、加えて教育学部が優良認定を受けています。

国内ランキング 45位
難易度 Bクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約15万円~/ 1年

21. セントラル・フィリピン大学(イロイロ)

セントラル・フィリピン大学_サムネイル

セントラル・フィリピン大学は、フィリピンのイロイロにある私立大学です。設立は1905年と歴史のある大学で生徒数は、約12,000人ほどです。

イロイロではトップクラスの大学として有名です。

ビジネス系、農業系、エンジニアリング系、教育系など多くの学部が政府から優良認定を受けています。

国内ランキング 18位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約15万円~/ 1年

 

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