フィリピン留学1ヶ月の効果を徹底検証!スケジュール・事前準備・成功事例を解説

フィリピン留学1ヶ月の効果を徹底検証!スケジュール・事前準備・成功事例を解説

この記事では、フィリピン留学を1ヶ月検討している人が、どうやって効果を最大にするのか?そのコツを徹底解説します。

短期留学におすすめの学校一覧については、「フィリピン短期留学(1週間~)におすすめの語学学校」をご参照ください。

目次

フィリピン留学1ヶ月で得られる効果(データと実例で検証)

ここではフィリピン留学で1ヶ月対策した場合の効果について紹介します。

「1ヶ月の英会話対策」の効果

フィリピン留学1ヶ月の効果を英会話対策という視点で検証してみます。留学するスタートの状態から、1ヶ月の留学で得られる効果の違いは以下を参考にして下さい。

状態効果
英語力ゼロの状態から始めた場合ようやく文法の構成を理解し、基礎単語やフレーズを使った簡単な文章を使ってなんとかコミュニケ―ションが図れる
留学前に中学校の英文法を終えた状態で留学を開始つまづく場面はあるものの、いつも使っている単語やフレーズから発展してもう少し幅広いトピックでも話ができるように勢いがついている

ある程度の会話ができるようになると、英語学習自体が楽しくなるので、帰国後も積極的に英会話の勉強を継続しようと模索するでしょう。

留学相談に乗っていると、たった数週間でも英語がペラペラになると思っている人も少なくありません。

言語学習はそんなに甘くありません。

これまでに何千人と留学生を見てきましたが、正しいやり方をしていても1ヶ月で上記のような効果が出せるのがやっとです。しかし、正しいやり方で留学できればこれぐらいの効果は見込めるので気を引き締めて臨みましょう。

1ヶ月で日常会話に困らなくなったと言う人もいるけど、実際にはまだまだ困る事の方が多い状態だよ。

なぜなら、英語初心者の相手が慣れているフィリピン人講師との会話が弾むようになったということと、本当に日常生活で困らなくなるというのは次元が違うからね。

そうした抽象的な発言に惑わされないよう、現実的なゴールを設定しよう!

「1ヶ月のTOEIC対策」の効果

フィリピン留学1ヶ月のスコアアップの目安は100点前後です。オックスフォード大学の研究データでもTOEIC100点アップには約225時間が必要であることが示されており、1ヶ月のフィリピン留学の学習時間が240時間であることを考えると、理にかなっている数値です。

中には200点近く上げる人もいますが、それは英語力が凄く低い人の話です。

仮に全然勉強したことがなくて、200点ぐらいのスコアが400点台になると200点アップという事ができますよね? 

ただ、200点台から400点台になったというのと、600点台から800点台になったというのでは、難易度が全然違ってきますし、そこに掛かる時間も当然ながら変わります。

そのため、200~300点台の人であれば、1ヶ月のフィリピン留学で200点アップも現実的で、既に500点以上ある人は100点アップというのが現実的なスコア目標だと経験上思います。

僕のお客さんの中では、400点台から825点の公式スコアを出したという強者もいますが、そういうのは稀です。

TOEICを勉強しているほとんどの人が、就活や昇給などのためにスコアが必要といったケースばかりだと思います。個人的には、TOEICのリスニングとリーディングの勉強ばかりで、且つビジネス英語のみだと学習する範囲は限定的です。

そのため、最終目標としている「英会話ができるようになる」ための勉強からはやや遠ざかってしまいます。日本でTOEIC対策をする人の多くは、1年勉強しても100点アップするかどうかという具合です。

そう考えるとフィリピン1ヶ月の留学でそれが達成できると考えれば、時間を12分の1にまで圧縮できるので、費用対効果はかなり高いと言えます。

リスニング力の劇的な向上

1ヶ月という短期間で、最も明確に「成長」を実感できるのがリスニング力です。

フィリピン留学の最大の特徴は、マンツーマンレッスンによって「英語を聴かなければならない環境」に1日8時間以上身を置くことです。開始1〜2週間目は、講師の指示が聞き取れずストレスを感じる方が多いですが、3週目に入る頃には、「英語が音の塊ではなく、単語の羅列として認識できる」という脳の変化が起こります。

  • 「耳の慣れ」の正体: フィリピン人講師の英語はクリアで聞き取りやすく、発音も一から習えるため、英語特有のリエゾン(音の繋がり)やリダクション(音の脱落)を脳が学習するのに最適です。
  • 1ヶ月後の変化: 帰国時には、YouTubeの英語動画や空港のアナウンスが以前よりもスッと入ってくる感覚を多くの卒業生が体験しています。また、この「聞き取れる」という自信が、帰国後の学習継続における最大のモチベーションとなります。

「1ヶ月留学は意味ない」という意見を検証

フィリピン留学1ヶ月のメリット

フィリピン留学の効果について理解してもらったと思いますが、一方で「フィリピン留学の1ヶ月は意味ない」という声もあります。結論、1ヶ月の留学に意味があるのか意味がないのかはその人の目的次第です。例えば、意味があるのは以下のような人たちです。

  • 就活や転職で役立つスコアが欲しい
  • 留学できる期間は短いが濃密な学習環境が欲しい
  • 外国人と英語で話すことに慣れたい
  • 世界一周前に英語学習に取り組みたい
  • ワーキングホリデー前の対策をしたい

就活や転職で役立つスコアが欲しい

フィリピン留学1ヶ月で「就職や転職で役立つスコアを達成する可能性があります。

就活や転職で有利になるためのTOEICのスコアは700~750ほどです。もし、あなたがTOEIC500~600点だったとすると1ヶ月の留学で目標スコアを達成できるかもしれません。

海外事業部への転属希望者、又は海外での就職を検討している人には一見の価値がありますよね。実際に、弊社のお客さんにもTOEIC500点台から1ヶ月の留学で700点台まで伸ばした人が多くいます。

留学できる期間は短いが濃密な学習環境が欲しい

フィリピン留学1ヶ月で欧米留学4ヶ月分の学習時間に匹敵します。

フィリピン留学は1日に8時間程度のレッスンに加え、課題や強制自習時間などを入れると1日12時間ほど勉強することになります。すると1ヶ月で240時間ほどの学習時間となり、1日3レッスン程の欧米留学の4ヶ月分のレッスン数に匹敵することになります。

更に、フィリピン留学では欧米と違って大人数のグループではなく、マンツーマン中心のレッスンです。マンツーマンとグループレッスンだと以下のような違いがあることにも注目しておきましょう。

  • 留学生のアウトプット時間が圧倒的に長く、スピーキングが伸ばしやすい。
  • 大人数グループクラス特有の「自分だけついていけない」ということにならない。
  • マンツーマンクラスだと理解できるまでしっかり教えてもらえて着実に力が付く。

外国人と英語で話すことに慣れたい

フィリピン留学1ヶ月で外国人と英語で話すことに慣れます。

どんなに初心者の人でも、1ヶ月間外国人を相手に英語を聞いて英語で返していたら、外国人と話すこと自体に抵抗はなくなります。

この段階では物事を正確に伝えられるレベルには到達できないですが、簡単な単語やフレーズ、または簡単な文章を使って最低限の意思疎通ができるようになるからです。

世界一周前に英語学習に取り組みたい

フィリピン留学1ヶ月は、世界一周旅行の前の英語学習に最適です。

フィリピン留学では徹底した英語環境に身を置くことになるため、英語で意思疎通することの難しさを早い段階で気づくことができ、良い意味で焦ることができるからです。

「世界一周の旅に出る!」「バックパッカー」という人たちもフィリピン留学をしています。既に世界に一度出たものの、英語力不足を痛感して留学からやり直している人たちの多くがフィリピン留学をしています。

ワーキングホリデー前の対策をしたい

フィリピン留学1ヶ月は、ワーキングホリデー前の準備に最適です。

ワーホリ対策としてフィリピン留学をする人は非常に多いです。なぜなら、ワーホリ先の語学学校はすべてグループクラスになってしまい、マンツーマンが主流のフィリピン留学よりも効率が悪くなってしまうからです。

期間別(1ヶ月・3ヶ月・半年)の効果と到達度比較表

英語習得に必要な時間は、一般的に「約2,200時間」が必要とされており、学校教育を除いてもあと約720〜1,000時間の学習が必要と言われています。

フィリピン留学では1日10時間(授業+自習)学習すると、1ヶ月で約200〜240時間に達します。これを踏まえた期間別の到達目安がこちらです。

期間総学習時間(目安)期待できるレベル向いている人
1ヶ月約200〜240時間【英語への抵抗払拭】
耳が慣れ、リスニング力が向上。知っている単語で片言の意思疎通ができる。
休暇中の学生、転職合間の社会人、留学のお試し
3ヶ月約600〜720時間【日常会話の定着】
習得に必要な時間に肉薄。複雑な構文も口から出るようになり、日常会話で困らなくなる。
確実に成果を出したい人、TOEICの大幅スコアアップ狙い
半年約1,200〜1,440時間【ビジネス・専門レベル】
英語で議論やプレゼンが可能に。海外就職や進学が見えてくる「英語脳」の完成状態。
海外移住・就労希望者、長期休学中の学生

1ヶ月留学の「限界」と「価値」

結論、1ヶ月で「ネイティブ並みにペラペラ」になるのは不可能です。しかし、日本で何年も掛けて通う英会話スクール以上の密度(200時間超)を1ヶ月という短期間でこなすことができ、「英語学習の型」が身につくことで、帰国後の学習スピードが劇的に上がるという、数字以上の価値があります。

フィリピン留学1ヶ月のリアルな過ごし方とスケジュール

「1ヶ月」という限られた時間を有効に活用するために、1日の流れを把握しておくことが重要です。ここでは、フィリピン留学(一般的なセミスパルタ校)の標準的な1日をご紹介します。

【平日】英語漬けのタイムスケジュール(例)

  • 07:00:起床・朝食(学校の食堂でバランスの良い食事)
  • 08:00マンツーマンレッスン(4〜5コマ)
    • 自分の弱点(発音・スピーキング等)に特化して徹底トレーニング。
  • 12:00:昼食(多国籍な生徒と交流するチャンス)
  • 13:00グループ・オプションクラス(3〜4コマ)
    • 他者の英語を聞き、プレゼンやディスカッションで実践力を磨く。
  • 17:00:放課後・夕食
  • 19:00自習・宿題
    • その日に習った表現を「自分の言葉」として定着させる重要な時間。
  • 23:00:就寝

【週末】リフレッシュと異文化体験

  • 1〜2週目:近場のショッピングモールやカフェで現地の物価・文化を体験。
  • 3週目:アイランドホッピング(海のアクティビティ)でリフレッシュ。
  • 4週目:帰国準備と、現地で仲良くなった友人・講師との送別会。

1ヶ月をやり抜くコツ

「平日は全力で英語、週末は適度に遊ぶ」というオン・オフの切り替えが、短期間で燃え尽きずに成果を出す最大のポイントです。1ヶ月という期間は思っている以上にあっという間に過ぎるため、初週から積極的に講師へ話しかける姿勢が重要です。

1ヶ月のフィリピン留学にかかる費用と費用対効果の高さ

フィリピン留学の最大の魅力は、単なる「安さ」ではなく、支払った費用に対して得られる「学習量」の圧倒的な多さにあります。

短期間で圧倒的な学習量を確保できるコスパの良さ

フィリピン留学は、マンツーマンレッスンが主体のカリキュラムです。これを国内の英会話スクールや欧米留学と比較すると、その費用対効果(コスパ)の高さが顕著です。

  • マンツーマン主体の贅沢な環境: 欧米留学では1クラス15人前後のグループ形式が一般的ですが、フィリピンでは1日6〜8コマすべてが講師と1対1というケースも珍しくありません。
  • 日本での学習1年分を1ヶ月で: フィリピンでの1ヶ月の純粋な英語接触時間は、国内の週1回(40分)の英会話スクールに通った場合の約1年〜1.5年分に相当します。
  • 生活コストもすべて込み: 授業料だけでなく、宿泊費、1日3食の食費、掃除・洗濯サービスまで含まれているため、留学生は「勉強すること」だけに100%集中できます。

1ヶ月の留学費用の総額目安

2026年現在の為替や物価状況を考慮した、1ヶ月(4週間)の総額目安は以下の通りです。

  • 総額目安:約36.5万円〜
    • ※3~4人部屋・一般英会話(ESL)コースの場合の概算
    • ※授業料、宿泊費、食費、往復航空券、現地諸経費、お小遣いを含む

航空券代や、お部屋のタイプによって前後しますが、40万円弱の予算で「人生を変えるほどの英語体験」を確保することが可能です。

さらに詳しく内訳を知りたい方は、学費、現地費用(現地で支払うビザ費用・光熱費等)、食費などの細かい内訳については、以下の記事で徹底解説しています。

フィリピン留学1ヶ月の効果を最大限に出すためのコツ

3ヶ月の効果を出すためのコツ

ここまで1ヶ月のフィリピン留学で、どれだけの効果があるのか、そして意味があるものなのかについて説明してきました。しかし、実際にその効果を体感できるかかどうかはあなたの取り組み次第です。

次に、英語が伸びない人の2つの特徴についてまとめたので、こうならないように注意してください。

「サボる人」は効果が上がらない

当前ですが、サボるの人は効果を上げられません。

「留学に行けば何とかなるはず!」と信じてしまっている人はかなり多いと感じています。「留学に申込むことで8割+自分の努力2割」で効果が上がると考えている留学生が圧倒的に多いことから、留学先でよく見かけるのは「サボるタイプ」です。

もちろん、決して何もしていないわけではないのですが、「授業を受ける+適当に課題をこなす」といった感じの人が多いです。

こうした気持ちで留学している人たちは半年留学したとしても見込める効果を上げるができません。

留学というのは、学校によってカリキュラムや教える講師は違っても、日本にいるよりも圧倒的に勉強に集中できて英語漬けに慣れる環境を提供しているという事に変わりはありません。

そして、その環境を活かすも殺すも自分次第です。

先日、セブのある有名な語学学校に視察に行った時、僕のお客さんではない日本人留学生が固まっていたので、声を掛けて英語力の伸びがどれほど実感できているのかを聞いてみました。

今、ちょうど皆さんは1ヶ月ぐらいの留学生活を終えたころみたいだけど、英語の伸びってどうだった?

留学生1

私もそうです。定期的に行われるテストは合格したんですけど、「話せてる」という感じは全くないです(笑)授業ではタクシーの中の会話やショッピングでの会話などありきたりなものが多いし、特に自分から話題を広げられるわけでもないので、どうやったら実感できるほどの伸びが得られるんだろうってずっと考えてます。

留学生2

僕もそうですね。留学前にちゃんと準備してからくればよかったって今すごく公開しています。エージェントの人からは文法とかやっといた方がいいよって言われてたんですけど、何をどうしていいのかわからずそのまま来てしまった感じです。で、実際に明日でちょうど1ヶ月経つんですけど、思ってたほどの成果は全然まだ得られてないです。

これが実際の1ヶ月留学した人たちの大半の声です。

このような類の感想は、僕は8年間ずっと視察の時に見つけた日本人留学生に聞いているので特に珍しくありません。僕から言わせれば、留学に対する準備や姿勢が間違っていたというだけで、こうなるべくしてなったというだけです。

留学は効率的に勉強する場を提供するだけであり、力を付けるのは本人の努力以外の何者でもありません。実際に、現地にいる留学生の声を見て海外留学を適当にしたからといって奇跡なんてものは起こっていないというのが分かって頂けたと思います。

「能動的に授業に参加し、何を復習し、何を捨てるのかを決め、そして何回そこを繰返し復習して、どのようにアウトプットをどこで行うのか?」

これらが計画的に行われていなければ、ハリウッドムービーを英語で聞いてたら英語は理解できるようになるでしょうという絶対に実現しない奇跡を待つ必要はありません。

リク(留学経験者)

シンさんに先にこうしたことを注意喚起されて私は留学したので、ほんと現地の生活態度を見ただけでこの人は伸びるな~とか伸びないな~というのが留学中に分かりました。私は授業と自習で1日15時間ほどの勉強で毎日フラフラになっていたので、階段を踏み外して転げ落ちそうになりました(笑)

リクは、ほんと留学生活に懸けてた様子が分かるほど勉強してたもんね。でも、階段から転げ落ちなくて良かった(笑)でも、そこまで頑張ったおかげか、帰国後の見事に大学全国英語スピーチコンテストで堂々の優勝だったよね!おめでとう!

リク(留学経験者)

はい!スピーキングだけじゃなく、TOEICも800点以上取れて大成功でした!

神経質で余計なことをする人

意外でしょうが、神経質で余計なことをする人も効果を上げにくいタイプです。

これは、神経質すぎて今はそこは気にしなくていいよという箇所も気になってしまい、そこが解決しないといつも身動きが取れなくなってしまうからです。

日本語でもそうですが、言語には「なぜ?」という事が多々あります。勉強すればするほどそのような論理的に解決できない疑問が多数出てきます。

昔、芸人の厚切りジェイソンが漢字を勉強している時に「一・二・三の次になんで『四』になるの?Why Japanese people!?」と言って笑いを取っていました。

確かに日本人でもその理由を知る人はほとんどいなかったため、「たしかに!(笑)」と笑ってしまいましたが、英語でもそのような理屈では理解できないことが多々出てきます。

ですが、神経質な人はその謎になぜか果敢に立ち向かい、時間を大量に浪費してしまいがちです。

言語学習というのは、「こういうもんなんだな~、いつかその謎が解けたらいいな~。今はとりあえずそのまま覚えておこう」という割り切りも必要です。

また、我流の学習方法が長かった人ほど、留学先で提供されている教え方に納得せず、全然関係ない所でストレスを抱えてしまって、勉強方法を「あーでもない、こーでもない」と言って変え続ける人がいます。

これだと全く先に進みません。

そもそも我流でダメなので留学をしているはずなのに、そのプログラムを素直に受け入れられないという事態に陥っている人も一定数います。

こうしたことがなぜ起こるのかというと、数か月留学していると、どんなに正しいやり方をしていても必ず「停滞期」を迎えます。

その時に、色んな人に勉強法を聞いて試すようになります。

本来であればこれまでの勉強法を続けていたら、停滞期は脱したはずなのに、勉強法を変えてしまうため、余計に効果が出るのが先に延びてしまいます。

最終的に元のやり方に戻る人が多いのですが、この寄り道をしていた時間というのは何も成果を上げられないし、時間も相当浪費してしまいます。

カナ(留学経験者)

神経質すぎる人って、学校に一定数いますよね。で、大抵こうした人たちって学習スピードがすごく落ちるので、中々レベルアップしていないですよね。。。私が留学していた時も見かけましたが、一定数こういう人っているんですね。

フィリピン留学の効果を出す4つのコツ

次にフィリピン留学で効果を出しやすくするためのコツを4つ紹介します。

  1. 留学前の準備をしっかり行う
  2. 完ぺきにこだわらない
  3. アウトプットを戦略的に行う
  4. 適切なゴール設定で高望みしない

それぞれ確認しましょう。

①留学前の準備をしっかり行う

留学前の準備をしっかり行うことが重要です。

留学開始時に英語が苦手な人と、ある程度準備をした人とでは、1ヶ月後にはかなりの違いが出るからです。留学まで数か月しかなく、英語力が全くない場合でも、準備すべきことは多数あります。

例えば、英語の基本文法を学ばなければならない人は、そのまま留学すると効果が限られてしまう可能性が高いです。英語の文法用語には、形容詞(adjective)や副詞(adverb)などがあり、それらを英語で説明されると初心者は更に混乱します。

そういう意味で、基本文法は日本語のテキストを使って勉強する方が習得が早いです。

具体的には、『中学3年間の英語を10時間で復習する本』などで中学英文法を完璧にし、『Vintage』や『Next Stage』といった網羅系参考書で基礎を固めておきましょう。TOEIC対策が必要な方なら『1駅1題 新TOEIC TEST 文法特急』で頻出パターンを押さえておくのが近道です。

単語についても、留学までにTOEIC700点程度の単語力(『システム英単語』の必修編や、TOEIC L&R TEST 出る単特急 『金のフレーズ』の860点レベルまで)を目標に、中学英文法の範囲と合わせて徹底的に叩き込んでおくことが望ましいです。

留学前の準備は、高速道路に入る前の助走と同じです。留学前に助走をしなければ、高速道路に乗り込んでから準備することになり、事故を起こす可能性が高まります。

先にも紹介した思ったような効果が出せていない留学生の声を紹介した通り、困難に直面している留学生は今も大量生産されているため、留学前に必要な準備をすることは極めて重要なんです。

リク(留学経験者)

シンさんのアドバイスで「TOEIC700程度までの単語力と中学英文法の範囲は絶対に抑えた状態で留学しろ!それは高速(留学)に入るための助走区間だから!助走がなければ高速で必ず事故するよ。」って言うのを言われていて、留学前にも必死に対策して言ったのを覚えています。

カナ(留学経験者)

ですね!私も必死にこの準備をやっていったおかげで私の留学期間以上の成果を出せたと思っています。でも、実際にはこの準備全然してきていない人の方がほとんどでした。

だから留学してからバタバタしてるけど、何も準備してないからすごい初歩的な所でものすごく時間がかかってるようだったし・・グループクラスともなると発言すら全然できないし、数か月経ってもあまり上達しているように見えませんでした・・・・って、あ!これがシンさんが言っていた「事故」ってことなんですね!

②完ぺきにこだわらない

完璧にこだわりすぎないことも大事です。

完璧主義に固執する人は、思った成果を得ることができない傾向があるからです。これは学習において手順(プロセス)が必要であるためです。

例えば、英検に挑戦する場合、基本的には3級から始めて合格すれば準2級、次に2級、そして準1級という順序で受験します。3級レベルでは、初歩的な単語や文法の基本を学び、それから段階的に細部にまでこだわって理解していきます。

しかし、留学先では、大まかな理解がないままに細部に固執する人がいます。細かな疑問に答えを求めることは重要ですが、これは英語初心者が3級を飛ばして準1級や1級に直接挑戦することに似ています。

答えを見つけたとしても、基礎ができていないために、回答の意味を理解できないこともあるでしょう。完全に意味のない行為です。

大切なのは、細部の疑問については、時に「理解できないこともある」と割り切ることも必要です。何を重視するべきかわからない場合は、講師に疑問点を尋ねることもできます。

それは今解決すべきことなのか、それとも今は気にする必要がないのか、と尋ねてみましょう。

カナ(留学経験者)

英語を勉強していると、時々絶対わからないものって出てきていました。でも、それって時に文法とかのルールも超えていて、そういう言い回しなんだって思ってそのまま理解して次に進めていたんですけど、それが良かったんですね!

③アウトプットを戦略的に行う

アウトプットを戦略的に行うことも大切です。

英会話のスキルを向上させるには、インプットよりもアウトプットに注力することが大切だからです。

そのため、フィリピン留学を考える多くの人々は、レッスンを多く受けることでスキルアップが早くなると信じて、英会話コースのコマ数が多い学校を探し、受講を検討しています。

しかしながら、この考え方は前提が間違っているため、論理的には成り立ちません。レッスンはアウトプットの場ではなく、むしろ「レッスン=インプット(+少しのアウトプット練習)」であるため、たくさん受けたからといって必ずしもアウトプットが増えるわけではありません。

英語力を伸ばすためのアウトプットの場としては、レッスン以外が適しています。

レッスンはアウトプットのための知識をインプットする場であり、修正を行う場所であると認識することが大切です。

また、留学生とコミュニケーションをとることが英語力の向上につながると思われがちですが、国籍が違っても英語初心者同士の会話はスムーズに進まず、上達につながらないことが多いです。

そのためネイティブ級に話せる現地人との会話が刺激になり、英会話力が上達することが多いです。実際に僕は日本人率100%の学校に留学していましたが、数か月で英会話力が爆上がりしました。具体的な方法については、お客様にのみご提供しています。

リク(留学経験者)

これこれ!これ絶対にシンさんから聞かないと気づかないことでした!確か、シンさんの私たちの同級生もシンさんに留学お世話になりましたが、その子は英語超初心者だったのに数か月でスピーキング力めっちゃ上げて帰ってきましたよね!

佐野さんことだよね? 彼女は本当に信じてその通りやっていて、完全に自分の環境を英語漬けにしていたよ。実際に留学中に会った時も僕と英語で会話してたもん(笑)でも、そういう人僕のお客さんで意外と沢山いるんだよ。正直、本当にやるかどうかはその人次第なんだけど、でもアドバイス通りやってる人はかなりレベルアップして帰ってきてるね。

④適切なゴール設定で高望みしない

適切なゴール設定で高望みしないことも大事です。これは現実的な目標設定と、留学前の英語力や留学中の生活状況によって効果が大きく変わるからです。

多くの留学を検討している人たちは、過大広告や留学エージェントのうまい話に惑わされ、「留学すればペラペラになれる」という妄想を抱く傾向があります。

  • 現時点での英語レベル
  • 留学開始時点での英語レベル
  • どのような留学生活を送るのか

留学前の準備や留学中のアウトプット計画戦略など、留学開始時点での英語レベル以外にも影響を与える要素があります。

そのため、現実的かつ具体的な目標設定を行い、留学中は自分自身の成長を見極めながら、適切な方法で英語力を向上させていくことが重要です。

常にこの3つの掛け算によって効果の出方が変わるという事を意識しておきましょう。

カナ(留学経験者)

シンさんに、数か月の留学後の目標値と今の私の英語力の差からそれが現実的なモノかどうかのアドバイスをもらいました。そして、その目標が実現可能なものだとわかったら、あとはひたすら頑張れたのを覚えています。

でも、周りの留学生は何となく勉強していたり、いつになったらペラペラになれるんだろう~とぼやいていたり、適正な目標を立てられていなかった人ばかりでした。 だから、留学中盤にもなるとこんな調子じゃ絶対に目標に届かないことを感じ始めて、自習自体をサボってきて、あまり勉強に身が入っていないようになっていた人が増えてた気がします。

こういう現状を留学地で、先に達成可能な目標を作っておく大切さを思い知らされました。もし、漠然とした気持ちで留学していて私もそうなっていたと思うとゾっとしますね・・

⑤帰国後も学習を継続する(効果の維持)

1ヶ月の留学で手に入れた「英語の感覚」を、帰国後にどう扱うかが運命を分けます。

言語学習の世界には “Use it or lose it”(使わなければ忘れる) という言葉があります。特にスピーキング力のような運動スキルに近い能力は、使わない期間が続くと急速に衰えるということが、言語習得研究でも数多く報告されています。

短期留学で得た自信や瞬発力は、例えるなら「温まった筋肉」のような状態なので、帰国して英語を全く話さない環境に戻れば、わずか数週間でその感覚は失われてしまいます。そのため、留学の効果を一生の資産にするためには、帰国後のアフターケアが不可欠だと覚えておきましょう。

具体的には、「オンライン英会話の活用」「Youtubeやポッドキャスト」で英語のニュースや好きなジャンルの動画を視聴する習慣を作る、または英語学習コミュニティへの参加などが考えられます。

まとめ

フィリピンでの1ヶ月の留学がどのような効果があるかについて正しく理解してもらえたでしょうか?

初心者が1ヶ月の留学をしても、ネイティブスピーカーのようにペラペラになることは決してありません。英会話対策なら、外国人と英語を話すのに抵抗がなくなり簡単なコミュニケーションならできる程度、TOEIC対策なら100点程度のスコアアップが期待できます。

更にこの記事では、1ヶ月の留学で効果的に英語を学ぶためのコツや、英語が上達しない人の特徴についてまとめています。

復習ができない人や完璧主義者は上達しませんが、神経質すぎる人も学習効率が悪くなります。留学期間中は、適切な復習を行いつつ、完璧主義を捨て、アウトプット計画を戦略的に遂行するようにしましょう。

授業数が多ければ良いというわけではありません。アウトプットの質が重要であり、目的意識を持って計画を立てる必要があります。

また、実現可能な目標を設定し、それを短期・中期目標に分解することも大切です。ただ留学するだけで上達するわけではないことを忘れずに、留学地域・学校選びを慎重に行ってください。

この記事を書いた人

フィリピン・セブ島留学専門家//セブ&バギオ公認エージェント/ライフカウンセラー/2度のフィリピン留学でTOEIC900&IELTS6.5取得

ネットの情報があまりにも胡散臭いので、フィリピンに年間7~9回ほど視察に行って情報収集してます。

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