バギオの気候ガイド|月別の気温・雨季とおすすめの時期・服装

バギオの気候ガイド | おススメの季節・服装を紹介

バギオはルソン島の北部、標高約1,500mの山の上にある高原の街で、熱帯高地気候に分類されます。

一年を通して日中は22〜25度ほど、朝晩は13〜16度ほどまで下がり、フィリピンの中でもとても涼しい街です。

その一方で、6〜11月の雨季、特に7月と8月は月700mm以上の雨が降り、学校で停電や断水が起きやすくなります。この記事では、月ごとの気温と雨の量、乾季と雨季の違い、雨季の過ごし方と停電への備え、留学におすすめの時期を、バギオに60回以上、どの季節にも滞在してきた代表の経験も交えて紹介します。

バギオ情報と留学情報については、「バギオ留学完全ガイド|語学学校一覧」を参考にしてください。

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バギオの月別の気温と雨の量

下の表は、月ごとの日中と朝晩の気温、雨の量、雨が降った日数をまとめたものです。服装の目安もあわせて載せています。

スクロールできます
月日中の気温
(平均の最高)
朝晩の気温
(平均の最低)
雨の量雨の日服装の目安
1月23.1度13.0度16mm3日薄手の長袖+上着
2月23.7度13.4度24mm3日薄手の長袖+上着
3月24.8度14.5度51mm5日薄手の長袖(朝晩は上着)
4月25.5度15.9度100mm8日薄手の長袖(朝晩は上着)
5月24.7度16.4度340mm18日薄手の長袖+折りたたみ傘
6月24.3度16.5度406mm19日薄手の長袖+雨具
7月23.1度16.2度773mm24日薄手の長袖+雨具
8月22.3度16.2度963mm25日薄手の長袖+雨具
9月23.0度16.1度537mm22日薄手の長袖+雨具
10月23.6度15.6度477mm13日薄手の長袖+雨具
11月23.9度15.1度96mm7日薄手の長袖(朝晩は上着)
12月23.5度14.1度42mm5日薄手の長袖+上着
1年23.8度15.2度3,824mm152日—
1991〜2020年の平均の値です

※雨の日は、1日に1mm以上の雨が降った日の数です。30年間の平均なので、年によって多い・少ないがあります。

日中の気温は一年を通して22〜25度台で、いちばん暖かい4月でも平均の最高は25.5度です。朝晩は13〜16度ほどまで下がり、12〜2月は13〜14度ほどになります。1年の平均気温は19.5度で、日本の春や秋に近い涼しさが一年中続きます。

乾季の12月〜4月は雨が少なく、雨の日は月に3〜8日ほどです。乾季の終わりの5月から雨が急に増え、7月は約770mm、8月は約960mmの雨が降り、月の24〜25日は雨の日になります。東京の1年間の雨の量(約1,600mm)の半分近くが、バギオでは7月の1か月で降る計算です。雨季の終わりの11月には、雨は約100mm、雨の日は7日ほどまで減ります。

湿度は一年中84〜93%と高めで、雨季の7〜9月は92〜93%になります。

セブ・マニラ・東京と比べたバギオの気温と雨

同じフィリピンでも、セブやマニラとバギオでは気候が大きく違います。1年を通した平均で比べると、次のとおりです。

スクロールできます
地域1年の平均気温日中の気温
(平均の最高)
朝晩の気温
(平均の最低)
1年の雨の量
バギオ19.5度23.8度15.2度3,824mm
セブ(マクタン島)28.1度31.3度24.9度1,685mm
マニラ28.6度31.6度25.6度2,243mm
東京15.8度20.3度12.1度1,598mm
どれも1991〜2020年の平均の値です

バギオの1年の平均気温は、セブやマニラより約9度低く、日中・朝晩の気温は東京の5月(日中23.6度・朝晩14.6度)とほぼ同じです。セブやマニラの日中の気温は、いちばん低い1月でも30度近くあり、1年の平均では31度台と、東京の8月の日中(31.3度)と同じくらいです。バギオは歩いて近くの店へ出かけても汗をかきにくく、冷房に頼らずに過ごせる日が多い街です。

一方で、1年の雨の量はセブの2倍以上あり、その多くが6〜11月の雨季に降ります。涼しさと雨の多さの両方を知っておくと、留学の時期を選びやすくなります。

バギオの乾季と雨季の違い

バギオの季節は、雨の少ない乾季と、雨の多い雨季の2つに分かれます。

乾季(12〜5月)のうち、12〜4月は雨が少なく出かけやすい

12月から4月にかけては雨の日が少なく、晴れる日が多くなります。週末に遠出をしやすいのもこの時期です。12月〜2月は朝晩が13度前後まで冷えるので、寒さが苦手な方は上着を1枚用意しておくと安心です。

5月は乾季の終わりで、雨が増え始める

平均の雨の量は、4月の約100mmから5月は約340mmへと一気に増えます。ここ数年は雨季が前倒しになっていて、5月ごろからパラパラと雨が降り始めます。5月はまだ外を歩ける程度なので、折りたたみ傘があれば過ごせます。

雨季(6月〜11月)は7月と8月に雨が集中する

6月ごろからは、ほぼ毎日のように強い雨が降ります。いちばん雨が多いのは7月と8月で、外を歩けないほど降る日もあり、台風が直撃することもあります。雨季は霧も出やすく、街全体が雲の中にいるような景色になる日もあります。

9月と10月も月に500mm前後の雨が降ります。雨季の終わりの11月に入ると、雨はぐっと少なくなります。

雨季の過ごし方と、停電・断水への備え

雨季のバギオで気をつけたいのは、雨に濡れることよりも、停電と断水です。7月・8月は大雨や台風の影響で、学校でも停電や断水が起きやすくなります。

▲ セブ・バギオ・クラークを比べた動画です。5分16秒ごろから、バギオの雨季の雨の量と、停電・断水について話しています

停電・断水の影響は、学校の設備で変わる

停電や断水が起きたときに、授業と生活をどこまで続けられるかは、学校に発電機や水の備えがあるかで変わります。

フィリピン留学Hubが紹介しているバギオの学校では、MONOL Main(モノル メイン)に自家発電機があり、水も自前でまかなっているため、停電や断水が起きても授業と生活が止まりません。同じ運営のMONOL Sparta(モノル スパルタ)にも発電機があります。

ほかの学校の発電機の有無は、それぞれの学校ページの設備の欄で紹介しています。7〜8月に留学する方は、バギオ留学の学校一覧から学校ページを開き、申し込む前に確かめておきましょう。

台風や大雨の日は、学校の中で過ごす日が増える

7〜8月は台風が直撃することもあり、外を歩けないほどの雨が降る日があります。過去には、台風で窓ガラスが割れたり、土砂が流れ込んだりする被害を受けた学校もありました。

大雨の日は無理に出かけず、校内で自習をして過ごす日が増えると考えておくと、週末の予定も立てやすくなります。

代表の体験:雨季のバギオで見た停電と断水

フィリピン留学Hub代表の僕にとって、最初のフィリピン留学の地は、2013年のバギオでした。2020年のコロナ禍には半年間バギオに住み、これまで60回以上、雨季も乾季も、どの季節にもバギオに滞在してきたので、雨の時期の暮らしもよく知っています。雨の時期になると、毎年のように、どこかの学校から停電や断水の被害の報告が届きます。学校によっては、数日から1週間ほど水が止まって、シャワーが使えないこともあります。僕自身も断水を経験していますが、断水すると、少し出る水でタオルを濡らして体を拭いて済ませるしかありません。雨季に滞在していたときには、台風のあと1週間ほど水が出ず、トイレも流せなくなった学校もありました。停電のときも、発電機があればすべて普段どおりとは限らず、教室や食堂など主な場所にだけ電気を回す学校もあります。涼しさはバギオのいちばんの魅力ですが、7〜8月に行くなら、学校の電気と水の備えまで確かめてから選んでほしいと思っています。

バギオ留学におすすめの時期

「雨季に留学しても大丈夫ですか」は、留学前によく聞かれる質問です。時期を選べる方には、雨の多い7〜9月、特に7〜8月を避けることをおすすめしています。年の前半に行く方は、雨季に入る6月までに帰国できる日程にすると安心です。乾季のほうが、週末に遠出もしやすいからです。

  • 12月〜2月:乾季で雨が少なく、涼しい時期です。朝晩は13〜14度ほどまで冷えます
  • 3月〜4月:乾季で雨が少なく、日中は25度前後まで上がります
  • 5月:乾季の終わりで、ここ数年は雨が降り始める時期です。まだ外は歩ける程度です
  • 6月〜11月:雨季です。特に7〜8月は雨が多く、停電や断水が起きやすくなります。11月に入ると雨は少なくなってきます

夏休みなどで7〜8月にしか行けない方は、発電機や水の備えがある学校を選べば、雨季の影響を抑えられます。日程に合う学校は、ご相談のときに一緒にお探しします。

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バギオの気候に合わせた服装

一年を通して、薄手の長袖と長ズボンで過ごせます。12〜2月の朝晩や、冷房の強いショッピングモール・長距離バスの中は寒いので、上着を1枚持っていくと安心です。雨季は折りたたみ傘などの雨具と、濡れてもよい靴があると便利です。

MONOL Main に12週間通った方の体験談でも、思っていたより寒く、現地で服を買い足したと書かれています。持っていく物の一覧は、次の記事にまとめています。

バギオの治安と語学学校

バギオは、フィリピンの留学地の中でも治安が良い街です。気をつけたい場所や、学校の門限・外出のルールは、フィリピン・バギオの治安の記事で紹介しています。

フィリピン留学Hubでは、バギオの語学学校9校を紹介しています。学校ごとの特徴と費用の目安は、バギオ留学の学校一覧で比べられます。

バギオの気候まとめ

  • バギオは標高約1,500mの高原の街で、日中は22〜25度ほど、朝晩は13〜16度ほどと一年中涼しい
  • 雨季は6〜11月(乾季は12〜5月)。7〜8月は月700mm以上の雨が降り、停電や断水が起きやすい。ここ数年は5月ごろから降り始める
  • 時期を選べるなら7〜9月(特に7〜8月)を避けるのがおすすめ。年の前半に行くなら、雨季に入る6月までに帰国できる日程に
  • 7〜8月に行くなら、発電機や水の備えがある学校を選ぶ
  • 服装は薄手の長袖が基本。上着と雨具を1つずつ持っていく

バギオの涼しさは、勉強に集中しやすく、街へも気軽に出かけやすいという大きな魅力です。雨季の特徴も知ったうえで、時期と学校を選んでください。

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この記事を書いた人

フィリピン留学Hub代表。2013年からフィリピン・セブ島留学の支援を続けて13年。自身も2度のフィリピン留学を経験し、TOEIC900・IELTS6.5を取得。

語学学校70校以上を現地で視察し、年間1,000件以上の留学相談に対応。学校の良い点も弱点も、見てきたまま正直に書いています。