フィリピン留学の持ち物リスト|セブ島留学の必需品と印刷用PDF

フィリピン留学持ち物

フィリピン留学の持ち物で迷うのは、「日本から持っていくもの」と「現地で買えばいいもの」の線引きです。結論から言うと、日本から必ず持っていくのは書類・お金・常備薬・電子機器の4つだけ。衣類も日用品も、ほとんどは現地のショッピングモールで安く買えます。

ここでは、当サイト運営者が50回以上フィリピンに通って見てきたことと、実際にセブ島へ留学した弊社スタッフの体験をもとに、フィリピン留学ならではの持ち物とその理由をまとめました。印刷して荷造りに使えるチェックリストも用意しています。

目次

日本から持っていくもの・現地で買えるもの(結論)

ほとんどの語学学校の近くには、大型のショッピングモールがあります。スーパーもコンビニもあり、日用品・衣類・食料品はその都度買えます。モールには日本のダイソーにあたる「日本城」も入っています。

つまり、荷造りで本当に考えるべきなのは「無いと困る」ものと「日本製でないと困る」ものだけです。下の表が結論です。

分け方中身
日本から
必ず持っていく
パスポート・航空券の控え・海外旅行保険の証書・現金・クレジットカード・常備薬・電子辞書・各種充電器・眼鏡やコンタクトの予備
日本製がいいので
持っていく
歯みがき粉・虫刺されの薬・生理用品・基礎化粧品・日焼け止め・爪切り・文房具・ふりかけ・インスタント味噌汁・スティックコーヒー
現地で買えば足りるシャンプー・ボディソープ・石鹸・トイレットペーパー・洗剤・Tシャツ・下着・水着・帽子・ドライヤー・バケツ

パソコンは、IELTS・TOEFLの対策コースを受ける人だけ必須です。それ以外の人は、電源アダプタを含めると重いので置いていって構いません。クレジットカードは、いざというときの備えとして持っていくもので、ふだんの買い物では使いません。タオルとサンダルは、日本から1〜2枚・1足だけ持っていき、足りない分を現地で買い足すのがいちばん身軽です。

あまり神経質になって何でもかんでも持っていく必要はないよ。むしろ、ちょっと足りないんじゃないかと思うくらいがちょうどいい。足りなくなったら買い出しに行くから、「◯◯はどこにありますか?」「この商品とこの商品はどう違いますか?」と英語で聞く練習にもなるからね。

もうひとつ、行きの荷物を軽くしておくべき理由があります。帰りの荷物は必ず重くなるからです。学校で配られるテキストや現地で買ったお土産が加わるので、日本を出るときは預け荷物の上限から5kgほど余裕を残しておいてください。航空会社ごとの重量制限はフィリピン留学のスーツケースはM・Lどちらが正解?にまとめています。

日本から必ず持っていく持ち物

ここで挙げるものは、忘れると留学そのものが止まってしまうか、現地では手に入らないものです。荷造りの一番最初に、この4つから準備してください。

書類(パスポート・航空券・保険証書)

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書類確認すること必要な人
パスポート入国時に有効期限が6ヶ月以上残っていること。紛失に備えて顔写真のページのコピーを別に持つ全員
航空券(控え)フィリピンを出国する航空券がないと入国できません。Eチケットの控えを印刷して持つ。帰国日が未定の人も、仮の日付で控えを用意する全員
海外旅行保険の証書加入は必須。クレジットカード付帯の保険は、現地で自己負担が出る場合があるのでカード会社に事前確認する全員
証明写真(5cm×5cm)背景白・眼鏡なし。ビザ延長と外国人登録証の手続きで使います。現地でも撮れますが、持っていくと早く済みます30日を
超える人
学生証・在学証明学割の航空券を使う人や、休学して行く人が提出を求められることがあります大学生

フィリピン留学に学生ビザなどの特別な準備は要らないよ。パスポートと航空券があれば留学ができるんだ。就学許可証(SSP)やビザの延長、外国人登録証(ACR I-Card)の手続きは、全部渡航後に学校のスタッフが代行してくれるので、出発前に自分ですることは何もない。

半年以上滞在する人だけは、出国の前に本人が入国管理局へ出向いて指紋を取る手続き(ECC)があります。行く日も手順も学校が案内するので、こちらも事前の準備は要りません。

ただし、15歳未満のお子さんが、保護者と一緒ではない形で入国する場合だけは、出発前に在日フィリピン大使館での手続き(WEG)が必要です。お子さんだけで行く場合はもちろん、祖父母や叔父叔母など保護者以外の大人と一緒に行く場合も要ります。申請には戸籍謄本などの書類がいり、時間もかかるので、未成年者のフィリピン入国方法【WEG】を早めに読んでおいてください。保険の選び方で迷ったら海外旅行保険の選び方を参考にしてください。

お金(現金・両替・クレジットカード)

フィリピン留学では、現地に着いてから学校の窓口で払うお金(就学許可証・ビザ延長・電気代など)と、生活のお小遣いを現金で持っていきます。現地で払う額は学校と留学の長さで変わるので、申し込みのときにお渡しする見積もりで確かめてください。お小遣いの目安は1ヶ月あたり1〜3万円。3ヶ月行く人なら2万円×3ヶ月で6万円ほどを見ておけば足ります。

両替は現地のほうがレートがよいので、日本ではほとんど両替せずに出発して構いません。フィリピンの空港でタクシー代と数日分の生活費として5,000円ほど替え、残りは学校の近くのモールにある両替所で替えれば十分です。レートのよい両替所は、学校のスタッフや先に留学している学生に聞くのが確実です。

3ヶ月以内の留学なら、手持ちの現金は10万円以下という人が多くて、現金だけで生活しているよ。それより長い人は現地費用とお小遣いで数十万円になることもあるので、必要なときに現地通貨で引き出せる国際キャッシュカードを作っておくと安心。留学中にクレジットカードで決済する場面はまずないし、スキミングのリスクを考えると日常の買い物では使わないほうがいいよ。

財布は、長財布よりも小さいものが使いやすいです。外出するときは必要な分だけ持ち、残りは寮の金庫かスーツケースの鍵付きの場所に入れてください。現金の管理と持ち込みの上限についてはフィリピン留学のお金の持ち方に詳しくまとめています。

常備薬(胃腸薬・風邪薬・虫刺され)

留学の最初の1週間は、水や食事、冷房の環境が変わってお腹を下す学生が多くいます。胃腸薬・風邪薬・鎮痛剤・虫刺されの薬は、普段使っているものを持っていってください。フィリピンの薬局では1錠単位で薬を買えて便利ですが、日本のものより効き目が強いものもあります。

特に虫刺されの薬は日本製をおすすめします。現地の薬にはメントールが入っていないものが多く、かゆみが止まった感じがしません。逆に、虫除けスプレーは成分の濃いものを選んでください。街なかで売られている一般的なものは成分がうすく、フィリピンの蚊には力不足です。日本でも成分の濃いタイプ(ディート30%・イカリジン15%)が薬局で買えるので、そちらを1本。現地の製品もよく効きますが、肌に合うかどうかは人によります。

持病の薬がある人は、留学期間分をまとめて持っていき、薬の名前と量がわかる説明書を一緒に入れておくと入国時も安心です。虫の対策はフィリピン留学は虫たちとのバトル、出発前の予防接種については予防接種はフィリピン留学前に受けるべき?にまとめました。

電子機器(電子辞書・充電器・パソコン)

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もの理由現地で
買えるか
電子辞書授業中にすぐ引けます。スマホの辞書アプリで代用する人は、Wi-Fiがなくても使えるオフライン版を入れておいてください×
充電器一式充電器だけを現地で買い直すのは難しいので、必ず持っていってください。ほとんどの充電器は変圧器なしでそのまま使えます×
パソコンIELTS・TOEFLの対策コースではライティングで使います。それ以外のコースなら必須ではありません。共用パソコンを置いている学校も多くあります△
スマホ(SIMフリー)現地のSIMカードを入れればすぐ使えます。買い替え予定があるならSIMフリーにしておくと便利です○
イヤホン自習室でも部屋でも使います。リスニングの復習に欠かせません○
USBメモリ授業で使った音源データを講師からもらうときに使います。SDカードは講師のパソコンが対応していないことが多いので、USBのほうが確実です△
延長コード寮のコンセントは1〜2個で、使いたい場所から離れています。1.5〜3mのものを1本○

フィリピンの電圧は220V、コンセントの形は日本と同じAタイプが主流です。スマホとパソコンの充電器は、ほとんどが100〜240V対応なのでそのまま使えます。問題になるのはドライヤーやヘアアイロンで、日本国内専用のものは変圧器を使っても消費電力が大きすぎて動かないことがほとんどです。海外対応の製品を買っていくか、現地で1,000円ほどの安いものを買ってください。

電圧と変換プラグの詳しい話はフィリピンの電圧・変圧器・変換プラグ完全ガイド、現地のSIMカードとWi-Fiについてはフィリピン留学のスマホとSIMカードで解説しています。

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寮での生活に要るもの(日用品・衣類・勉強道具)

フィリピンの語学学校は全寮制で、学校の敷地内か近くの寮で生活します。多くの学校では、タオルもシャンプーも自分で用意します。ホテルを寮にしている学校や、タオルが備え付けの学校もあるので、申し込む学校が決まっている人は先に確かめてください。ここでは、寮に入った初日から要るものを、日用品・衣類・勉強道具に分けて説明します。

日用品(初日から要るもの)

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ものひとこと現地で
買えるか
タオル備え付けのない学校が多いので、日本から1〜2枚。洗濯で黄ばむので、足りない分は現地で買い足せます○
洗面用具一式シャンプー・リンス・ボディソープ・歯ブラシ・歯みがき粉・カミソリはすべて自分で用意します。最初の1週間分だけ持っていけば足ります○
歯みがき用のコップ洗面所は共同で、置き場所が限られます。ふた付きか使い捨てのものが衛生的です○
ポケットティッシュ学校のトイレにも公衆トイレにも紙がないことがあります。外出時は必ず持ってください。使った紙は便器に流さず、備え付けのごみ箱に捨てます○
ウェットティッシュ・消毒液外食のときにおしぼりは出ません。手を洗おうとしても石鹸がないことがあります○
室内用のスリッパ寮の部屋は土足のところがほとんどです。ビーチサンダルは靴ずれするので、底が平らなものを選んでください○
洗濯ネット・小さい袋手洗いした下着を分けたり、洗濯物を仕分けたりするときに使います。日本城(現地のダイソー)でも買えます△
爪切り・耳かき・綿棒寮にはありません。日本と同じ形のものは現地で見つかりにくいので持っていってください×
眼鏡・コンタクトの予備必ず予備を持っていってください。度の合うものは現地で作り直せません×
コンタクトの洗浄液現地の眼鏡店で買えます。足りなくなったとき用に1日使い捨てを数枚入れておくと安心です○

衣類(洗濯の事情に合わせて選ぶ)

服選びで大事なのは枚数より「汚れても、なくなっても困らないものにする」ことです。洗濯は学校のサービスで出せますが、大人数分をまとめて洗うので色移りや黄ばみが起きます。白いTシャツは黄ばんで戻ってくることがあり、高価な服やデリケートな素材は向きません。

枚数は洗濯の回数で決めてください。週2〜3回出せる学校なら5日分、週1回の学校なら7〜10日分が目安です。雨季(6〜11月)は乾きが遅くて戻りが遅れることがあるので、少し多めに見ておくと安心です。

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衣類目安ひとこと
Tシャツ・トップス5日分日本の夏の服装で足ります。学校の中はジャージのような動きやすい服で過ごす人がほとんどです
下着5〜7日分自分で手洗いする人が多い持ち物です。足りなくなったら現地で買えます
半ズボン・スカート2〜3枚トイレの床がぬれていることが多いので、裾が長くないほうが汚れません
靴下3〜5足冷房が効いた教室で冷えるときと、蚊よけに使います
パジャマ・部屋着2枚夜に冷え込む日があるので、薄手と厚手を1枚ずつ
羽織るもの1枚モールやバスの冷房が強いので1枚あると快適です。日焼け対策にもなります
運動靴1足履いていけば荷物になりません。課外活動でも使います
サンダル1足日本から1足。シャワー用と外出用に、現地で安く買い足す人が多いです
水着1着週末に海やプールへ行くなら。現地でも買えます
帽子・サングラス各1日差しが強いので外出時に。現地でも買えます
フィリピン留学に持っていく水着と帽子
▲ 水着は、週末に海やプールへ行く人だけ。現地でも安く買えます

ほとんどの学校に週2回以上の洗濯サービスがあるから、5日分の服があれば大丈夫。週1回の学校もあるから、申し込むときに回数を確かめておこう。足りなくなっても現地で買えば安いしね。僕も留学中に下着が足りなくなって現地で買ったよ。

勉強道具(現地では買えないもの)

テキストは学校で配られるか、現地で買います。日本から持っていくのは日本語で書かれた文法書と単語帳の2冊までにしてください。1日6〜8時間の授業と宿題があるので、持参したテキストを開く時間はほとんどありません。日本語の解説が付いた参考書だけは現地で手に入らないので、使い慣れたものを選びます。

ノートは1ヶ月の留学で2冊ほど使います。現地でも買えますが、書き味は日本製が上です。プリントが多く配られるので、クリアファイルと付箋があると整理が楽になります。筆記用具は、書き慣れたボールペンとシャープペン、消しゴムを持っていってください。

荷物を20kgに収める考え方

預け荷物の枠は、乗る航空会社で大きく変わります。日本航空・全日空・フィリピン航空の直行便なら、23kgのスーツケースを2個まで無料で預けられるので、ここから先は読み飛ばして構いません。一方、格安航空会社(LCC)は預け荷物が有料で、多くの人が選ぶのが20kgの枠です。

この20kgに収まるかどうかは、持ち物の数ではなく「現地調達で我慢できるか」で決まります。そこで、持ち物を「どれくらい要るか」と「どこで買うか」の2つで見た表を作りました。「迷うところ」は、現地でも買えるものの品質が日本製に届かないものを指します。

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持ち物どれくらい
要るか
どこで買う考え方
電子辞書必須日本から大半の留学生が持ってきています。スマホで代用すると、通信環境しだいで使いたいときに使えません
ノートパソコン減らす日本から試験対策コース以外では必須ではありません。電源アダプタを含めると重くなります
参考書減らす日本からまず減らすべきは本です。1日6〜8時間の授業があるので、持参したテキストを開く時間はほとんどありません。文法書と単語帳の2冊で足ります
文房具必須迷うところ現地でも買えますが、書き味は日本製が上です。使い慣れたボールペンとシャープペンだけで十分です
耳栓あると安心日本から相部屋が基本なので、寝る環境は自分で整えます。ルームメイトのいびきで寝不足になるのは避けたいところです
Tシャツ・下着減らす現地で買う洗濯は大人数分をまとめて洗うため、色移りや黄ばみが起きます。高価なものは持っていかず、数日分だけにしてください
長袖・羽織るものあると安心現地で買うモールやバスの冷房が強いので1枚あると快適です。バギオ留学の人は厚手のものが要ります
サンダル減らす現地で買うかさばるわりに現地で安く買えます。シャワー用と外出用の2足を現地で買う人が多いです
運動靴必須迷うところ道路の整備が行き届いていない場所もあり、課外活動でも使います。履いていけば荷物になりません
水着あると安心現地で買う週末に海へ行くセブ島留学なら必要です。現地でも安く買えます
ドライヤー減らす現地で買う日本国内専用のものは使えません。海外対応品を買うか、現地で安いものを買ってください
シャンプー・ボディソープ減らす現地で買う重さの割に現地でいくらでも買えます。最初の1週間分だけ小分けにして持っていけば十分です
歯みがき粉必須迷うところ現地のものは味が独特で、毎日使うと気になります。歯ブラシもヘッドが大きいので日本から持っていってください
タオルあると安心現地で買う備え付けのない学校が多いので1〜2枚。現地でも品質のよいものが買えます
トイレットペーパー減らす現地で買う学校や公衆トイレには備え付けがないので必ず要りますが、現地で買えば済みます。外出用にポケットティッシュだけ日本から持っていってください
生理用品必須迷うところ現地でも買えますが、品質は日本製が上です。滞在分を持っていく人が多くいます
基礎化粧品必須迷うところ日本で使い慣れたものを持っていってください。現地で売られているものは外国製が中心で、日本製は割高です
日焼け止めあると安心迷うところ現地のものは紫外線をふせぐ強さが控えめです。日差しは日本より格段に強いので、使い慣れたものを持っていくと安心です
爪切り・耳かき必須日本から日本と同じ形のものは見つからないことが多いです。軽いので持っていってください
サプリメント減らす現地で買う長期留学分を持つと相当な重さになります。現地でも各種そろいます
圧縮袋あると安心日本からかさばる衣類をまとめられます。買うなら掃除機のいらないタイプを選んでください

迷ったら「現地で買えるか」で判断していいよ。学校の近くにはたいていモールがあるし、週末に買い出しに行くのも留学の楽しみのひとつ。日本から全部そろえていくと、帰りに荷物が入らなくなるからね。

フィリピンならではの「あると便利な持ち物」

ここからは、一般的な持ち物リストにはあまり出てこないけれど、フィリピンの語学学校で生活すると必ず「持ってくればよかった」と言われるものです。どれも軽くて小さいものばかりなので、すき間に入れておいてください。

▲ 実際に留学した女子大生が、持っていってよかったものを動画で解説しています

ハンガー・洗濯ばさみ・S字フック

寮にクローゼットはあっても、ハンガーは置いていない学校がほとんどです。日本から3〜5本持っていってください。下着は自分で手洗いする人が多いので、洗濯ばさみの付いたハンガーか、旅行用の物干しロープがあると便利です。収納が足りない部屋では、S字フックがあると小物を掛けられます。忘れても、現地のモールに入っている日本城で買えます。

石鹸置き・シャワー用のサンダル

意外に思われますが、シャワールームに石鹸を置く場所がない学校は珍しくありません。ふたの付いた石鹸入れを1つ持っていくと困りません。シャワールームの床はタイルで、共同で使うため髪の毛が落ちていることもあります。シャワー用のサンダルを履いて入る学生がほとんどです。

延長コードとモバイルバッテリー

見落としがちなのが延長コードです。寮のコンセントは1〜2個しかなく、しかも使いたい場所から離れたところに付いています。相部屋なら、ルームメイトと取り合いにもなります。1.5〜3mのものを1本入れておいてください。日本の延長コードはフィリピンでもそのまま使えます。機内に持ち込んでも、預け荷物に入れても構いません。

外出先で自由に電源を使える店は多くありません。1日出かける日のために、モバイルバッテリーを1つ持っておくと安心です。ただし2026年4月24日から、飛行機でのモバイルバッテリーの扱いが世界的に厳しくなりました。守らないと注意を受けるので、次の4つを覚えておいてください。

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決まり中身
預け荷物に入れない必ず手荷物で機内に持ち込みます。スーツケースに入れて預けることはできません
頭上の棚に入れない座席前のポケットなど、自分の目の届くところに置きます。熱を持ったときにすぐ気づけるようにするためです
機内で充電しないモバイルバッテリー本体を充電することも、モバイルバッテリーからスマホを充電することもできません。機内で充電したいときは、座席のコンセントかUSB端子を使ってください
容量と個数160Wh以下のものを1人2個まで。市販のものはほとんどが100Wh(27,000mAhほど)以下なので、よほど大きなものを選ばなければ問題ありません

端子の部分はテープを貼るかケースに入れて、ほかの金属と触れないようにしてから荷物に入れてください。ふくらんでいるものや壊れているものは持ち込めません。フィリピンまでの機内は4〜5時間あるので、出発前にスマホを満充電にしておくと、機内で充電したくなる場面自体が減ります。

耳栓・アイマスク・腕時計

フィリピン留学は2〜4人の相部屋が基本です。生活の時間帯が違う人や、いびきをかく人と同じ部屋になることもあります。勉強に集中できる環境と睡眠は、自分で用意するものだと考えてください。耳栓とアイマスクは軽くてかさばらず、効果がはっきりしている数少ない持ち物です。

腕時計も1つ。寮の部屋にも教室にも時計が置いていないことが多く、授業の残り時間を見るのにも使います。寮の明かりや自習室の照明が手元には足りないこともあるので、小さなデスクライトを持っていく人もいます。

マイボトル・粉末のスポーツドリンク

学校にはウォーターサーバーがあるので、マイボトルに入れて教室に持っていけば、1日中いつでも飲めます。粉末のスポーツドリンクも持っていってください。暑さと慣れない環境で体調を崩したときに、水に溶かすだけで水分と塩分を補えます。軽いので荷物にならず、体調を崩した友達への差し入れにもなります。

ふりかけ・味噌汁・日本のお菓子・スティックコーヒー

ほとんどの学校で食事が付きます(平日3食・土日は2食の学校もあります)。それでも留学が長くなるほど日本の味が恋しくなります。ふりかけとインスタント味噌汁があれば、食事が口に合わない日でもご飯は進みます。現地の日本食レストランや日本製品を置くスーパーもありますが、日本で買うより割高です。

見落とされがちなのが飲み物です。フィリピンのコーヒーは、最初から甘いのが普通です。部屋に置いてあるインスタントも砂糖とミルクが入った3種混合、コンビニの緑茶もジャスミン茶も甘く作られています。苦いコーヒーやお茶が好きな人は、スティックコーヒーとティーバッグを持っていってください。

日本のお菓子は、自分で食べる分だけでなく講師やほかの国の留学生へのおみやげとして効きます。話しかけるきっかけになり、どこの国の人にも喜ばれます。ただし、生の植物や肉の加工品は持ち込みが禁止されています。プリンやゼリーのように液体とみなされるものも、機内に持ち込む手荷物には入れられません。

外出用の小さな斜め掛けバッグとサングラス

学校の中は安全ですが、外出するときにポケットへスマホや財布を入れるのはやめてください。ファスナーの付いた小さめの斜め掛けバッグを、体の前に掛けて持つのが基本です。必要以上の現金を持ち歩かない、道端でスマホを出さない、高価なものを身につけない。この3つを守っていれば、軽い犯罪の被害はほとんど避けられます。

サングラスも1つあると便利です。日差しが強いので目が疲れませんし、長時間の移動で仮眠を取るときにも使えます。現地では多くの人がかけているので、いかにも慣れていない旅行者に見られにくくなる効果もあります。危ない場所と対処についてはフィリピンの治安と安全対策にまとめています。

アリ対策の置き薬

フィリピンはどの地域もアリが多く、建物の造り上、部屋にすき間があることも珍しくありません。お菓子を開けたまま机に置いておくと、翌朝にはアリの行列ができています。日本から小さな置き薬(アリの巣ごと退治するタイプ)を1つ入れておくと、部屋で食べ物を扱うときに安心です。現地のスーパーにも殺虫剤はありますが、置くタイプは見つけにくい品です。

持っていかなくていいもの

持ち物リストに載っていることが多いけれど、フィリピン留学では要らないものもあります。ここに挙げるものをやめるだけで、スーツケースが数kg軽くなります。

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やめるもの理由
変圧器スマホとパソコンの充電器は100〜240V対応なのでそのまま使えます。変圧器が要るのはドライヤーなどの消費電力が大きい機器だけで、それも変圧器では動かないことがほとんどです
日本国内専用のドライヤー220Vでは使えません。海外対応品を買うか、現地で1,000円ほどのものを買うほうが安く済みます。相部屋なら借りられることもあります
シャンプーや洗剤の大きいボトル重量のほとんどが水です。1週間分だけ小分けにして、あとは現地で買ってください
洗濯用の桶・物干し一式手洗い用のタライは現地で安く買えて、帰るときに処分できます。持っていくのはハンガー数本と洗濯ばさみで足ります

傘も、フィリピンではあまり使いません。雨季のスコールは短時間でやむので、現地の人は降り出したら止むまで待ちます。1日中降り続く雨が多いバギオへ留学する人だけ、折りたたみ傘を1本持っていってください。

セブ島留学の持ち物|現地で実際に買ったもの(スタッフの体験)

ここからは、実際にセブ島へ留学した弊社スタッフが、現地で何を買ったかという話です。持ち物リストを見るより、こちらのほうが荷造りの感覚がつかめると思います。

セブ島のモールの日用品売り場
▲ セブ島のモールの売り場。日用品も化粧品も、ひととおりそろいます

セブ島で買ったのは、ワンピース・サンダル・Tシャツ・トイレットペーパー・ウェットティッシュ・シャンプー・コンタクトレンズの洗浄液・酔い止めの薬。服とサンダルは「コロン」という市場で、ワンピースが400円ほど、サンダルが200円ほどでした。日用品は学校の近くの小さなモールで買っています。

酔い止めは、週末にアイランドホッピングとダイビングに行くことになって、現地の薬局で買いました。処方せんなしで買えますが、効き目が心配なら日本から持っていくほうが安心です。

セブ島の海とバンカーボート
▲ 週末は海へ出る人が多く、水着と日焼け止めの出番になります

逆に「持っていってよかった」と言っているのは、日焼け止め・基礎化粧品・生理用品の3つです。セブの日差しは日本の夏とは比べものにならない強さで、曇りの日でも焼けます。基礎化粧品は、現地で売られているものが外国製中心で、肌に合わないと留学どころではなくなります。日本製も置いてありますが割高です。

スタッフが行った学校では洗濯が費用に含まれていて、週2回ほど出せました。下着とタオルだけは自分で手洗いして部屋に干す人が多いです。フィリピンは香りの強い柔軟剤が豊富なので、好きな香りのものを買って手洗いするのも楽しみのひとつになります。セブ島の学校と街の様子はセブ島留学完全ガイドにまとめています。

女性・バギオ・スーツケース・電圧は専用ページへ

持ち物には、人や行き先によって答えが変わるものがあります。次の4つは、それぞれ専用のページで詳しく書いています。

フィリピン留学の持ち物でよくある質問

薬は何錠まで持ち込めますか?処方薬はどうすればいいですか?

市販の常備薬を留学期間分持っていく程度なら、問題なく持ち込めます。処方薬は、留学期間分をまとめて持っていき、薬の名前と量がわかる説明書を一緒に入れておいてください。心配な人は、かかりつけの病院で英文の証明を出してもらうと確実です。現地の薬局でも1錠単位で買えますが、日本の薬より効き目が強いものもあります。

洗濯はどうなりますか。洗剤は持っていくべきですか?

ほとんどの学校に洗濯のサービスが付いています。回数は週2〜3回の学校が多く、週1回のところもあります。費用に含まれる学校が多いものの、1回ごとに料金がかかる学校もあるので、申し込むときに確かめてください。洗剤は学校が用意するので持っていく必要はありません。ただし大人数分をまとめて洗うため、色移りや黄ばみ、まれに紛失も起きます。白いTシャツや高価な服は持っていかないでください。下着とタオルは自分で手洗いする人が多く、手洗い用の洗剤は現地で好きな香りのものが安く買えます。

セブ島留学で、ほかの地域と違う持ち物はありますか?

セブ島は1年を通して27〜30℃の常夏なので、日本の夏の服装がそのまま使えます。週末に海へ出る機会が多いので、水着と日焼け止め、船に乗るなら酔い止めがあると安心です。上着はモールの冷房よけに薄手を1枚あれば足ります。標高1,500mのバギオは朝晩が冷えるので厚手の上着が要り、ここが大きな違いです。

親子留学では、子どもの持ち物で気をつけることはありますか?

子どもの常備薬(解熱剤・胃腸薬・虫刺され)は、日本で使い慣れたものを必ず持っていってください。現地の薬は量の決め方が日本と違います。体温計も1本。おむつと粉ミルクは現地のモールで買えますが、銘柄は限られます。学校によってベビーシッターや保護者の食事の扱いが違うので、申し込む学校が決まったら確かめてください。

服は何日分あれば足りますか?

洗濯を週2〜3回出せる学校なら5日分、週1回の学校なら7〜10日分が目安です。雨季(6〜11月)は乾くのに時間がかかり、戻ってくるのが遅れることがあるので少し多めに見ておくと安心です。学校の中で着るのは動きやすい服で十分です。足りなくなったら現地で買えば、Tシャツが数百円で手に入ります。

食べ物は持ち込めますか?

ふりかけ・インスタント味噌汁・袋菓子のような加工食品は持ち込めます。持ち込めないのは、生の果物や野菜とその加工品、肉と肉の加工品です。プリンやゼリーは液体とみなされるので、機内に持ち込む手荷物には入れず、預け荷物に入れてください。

スーツケースの鍵や貴重品の管理はどうしていますか?

寮の部屋に金庫かロッカーがある学校が多いので、パスポートと現金はそこに入れてください。金庫がない学校では、鍵付きのスーツケースに入れたまま保管する学生が多いです。外出するときは、その日に使う分だけを小さな財布に入れて持っていきます。パスポートは持ち歩かず、コピーを1枚持てば足ります。

ここにない質問は、フィリピン留学のよくある質問にまとめています。

まとめ

フィリピン留学の荷造りは、書類・お金・常備薬・電子機器の4つをそろえたら、あとは足りないくらいでちょうどいいと考えてください。ほとんどの学校の近くにモールがあり、衣類も日用品もその都度買えます。日本から持っていくべきなのは、歯みがき粉や虫刺されの薬のように「日本製でないと困るもの」だけです。

行きの荷物は、預け荷物の上限から5kgほど余裕を残してください。帰りはテキストとおみやげで必ず重くなります。

上にある印刷用のチェックリストを使えば、荷造りのときに抜けがないか確かめられます。学校ごとに寮の設備(タオルの有無・金庫・洗濯の回数)は違うので、申し込む学校が決まっている人は、その学校の設備に合わせて減らせるものがあります。気になることがあれば気軽に聞いてください。

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この記事を書いた人

フィリピン留学Hub代表。2013年からフィリピン・セブ島留学の支援を続けて13年。自身も2度のフィリピン留学を経験し、TOEIC900・IELTS6.5を取得。

語学学校70校以上を現地で視察し、年間1,000件以上の留学相談に対応。学校の良い点も弱点も、見てきたまま正直に書いています。