イロイロにあるC&C(現GITC)の口コミ体験談
帰国子女の元カレに英語力のなさをバカにされたのを機に、銀行員の職を捨てて新たな人生を切り開くことを決意。
短期間でフィリピンへ4度の留学。2年後に日本大手電機メーカー(現地法人)の貿易部門で翻訳・通訳としてのキャリアを獲得。更に、外国人部下30人を抱えるスーパーバイザーとしてのキャリアを経たのち、結婚を機に帰国。
今は新たに得英語コーチングトレーナーとしてのキャリアを形成中。
日本で英語力の判断材料と言えば、TOEICですよね?
大学で必要な人、就職や転職活動で必要な人、昇進試験で必要な人などいらっしゃると思います。
私も日本で転職活動をすることを想定して、TOEICの点数800点以上は取りたいと意気込んで、イロイロにあるC&C(現GITC)という学校に3ヶ月間留学しにやってきました!!!結果的に800点を大きく超えた留学成功体験談です!
カリキュラム
授業内容
ESL、TOEIC、IELTS、親子留学、キャンプ(小学生から中学生対象の英語コース)など数種類のコースがありましたが、私はTOEICコースを受講しました。
- スピーキング(1対1)←TOEICとは関係のない授業でした。
- リスニング(1対1)×2←本来、1コマはボキャブラリーの授業ですが変更しました。
- リーディングPart 7(1対1)
- リスニング(グループ)
- リーディングPart 5 & 6(グループ)
- 文法(グループ)←ラッキーなことにほぼ1対1でした。
- 強制自習2時間
当時は韓国語クラスや中国語クラスもあり、英語7時間+韓国語 or 中国語クラスを取っている人もいました。
ただ、今はそれらのクラスはなくなっているようですね。
月1の確認テスト
TOEICコース受講者の場合は、以下の通りになります。
- TOEIC模試(リーディングとリスニング)
- スピーキングテスト(テーマに沿った2分間のスピーチ)
- ライティングテスト(テーマに沿った150ワード程度のエッセイ)
ちなみにテストのあとに、成績優秀者は表彰されます。私はライティングとTOEICのスコア伸び率で表彰されました!
講師の質
オデット先生というTOEICのカリスマ講師が在籍しています。韓国ではオデット先生は結構有名らしく、この先生目当てで留学に来る人もいるのだとか…!?
どうすごいかというと…
- TOEIC満点!
- TOEICの傾向分析を徹底している!
- 細かい英文法の法則を教えてくれる!
- 日本語で書かれているForest(英文法参考書)の内容を全部把握している!
- 韓国語で書かれているHackers(TOEIC参考書)の内容を全部把握してる!
- IELTSのライティング9.0(と本人が言っていた)!
- アメリカで弁護士として働いた経験あり!
私自身、すでにIELTSを勉強したあとだったにも関わらず、オデット先生から指摘されまくりで随分鍛えられました!
オデット先生には「翻訳者になりたいならボキャブラリーの勉強は一生続けないとね」とか、「勉強と並行して軽く運動もしたほうがいいよ」など、TOEIC以外でもいろいろとアドバイスをいただき、とてもかわいがってもらいました。
どれだけTOEICの点数が伸びたの?
実は留学前にTOEICを受験できなかったので、参考値ということになりますが…
初めて受けたTOEICスコア(大学時代):300点台
↓
欧米短期留学後のTOEICスコア(大学時代):525点
↓
C&C留学後に受けたTOEICスコア:895点
C&CでTOEICを勉強する前にIELTSを勉強していたので、さすがに525点から895点になったわけではありませんが、特にTOEIC対策等はしていなかったので、C&C留学開始時で600~700点台かなと思われます。
生活面
スタッフの対応
日本人対応
韓国経営の学校なので、日本人応対してくれるのはスチューデントマネージャーのみです。スタッフほどの権限はないようなので、頼んでもできること・できないことがあると思います。
何かあればとりあえずダメ元で相談してみる!というスタンスでいると良いと思います(笑)
ヘルパー
毎日決まった時間帯に掃除をしてくれます。洗濯物もネットに入れておけば掃除の際に持って行って洗ってもらえます。
一度、洗濯に出した服がなくなったことがあるのですが、ヘルパーさんにどんな服か説明したら、なんと!服が出てきました!!!
事務員
問題集をコピーをしたり、携帯電話のロードの補充、エアコン代金を払うときにレセプションの事務員にお願いします。基本的に対応が遅いので、こちらが早め早めに依頼をしましょう(笑)
食事
基本的に韓国料理でした。でも私が知っている韓国料理とは似て非なるものでした(笑)
私はあまり気にならなかったのですが、大半の生徒さんはおいしくないと言ってましたね。
金曜日の晩御飯時なんて食堂には一人か二人くらいしかいませんでした(笑)授業後みんな一斉に外出してるんだと思います(爆)
施設・設備
メリット
冷蔵庫
各部屋に1台ずつ冷蔵庫が設置されています!
ホテルにあるような小さいものです。ルームメイトとのシェアにはなりますが、飲み物やフルーツを入れておけるので重宝しました。ちなみに冷凍庫はないので、アイスクリームなんかは入れられません(笑)
プールとバー
リゾートホテル敷地内にある、プールやプールサイドにあるバーを利用できます!
よく晩御飯を食べた後にプールサイドで友達とマンゴーシェイクや瓶入りコーラを飲んでまったりしてました。
当時、プールで遊んだ後に熱を出す人やおなかを壊す人が続出していました。できるだけプールの水が口に入らないようにしましょう!また、体調が良くないときや、疲れているときはプールで泳ぐことは控えましょう!
デメリット
建物・部屋
清潔に保たれていますが、建物自体が古く、シャワーはぬるいお湯がちょろちょろとしかでません!
エアコン
エアコン料金を請求されます。3人部屋だと、1ヶ月の料金を3人で割ります。
私は最初韓国人2人と同室で、途中から台湾人2人と同室になりましたが、韓国人の子が常にクーラーをガンガンにかけて毛布をかぶるというよくわからないことをしていたので、月1500ペソ(3150円程度)ほど支払いました。台湾人と同室になってからは月500ペソ(1050円程度)と落ち着きました。
注意点
私が滞在した時期だけかもしれませんが、デング熱病が流行っていました。生徒さんの中にも発症者が出て、1週間ほど入院する人もいました。
デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患です。
デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に 出現します。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
デング熱について – 厚生労働省より引用
虫よけスプレーをしたとしても、蚊に刺されてしまうことは避けられないですが、当時のスクールナースに言われたことは、以下の通りです。
- 疲れないようにする
- 水をたくさん飲む
- ビタミンCを飲む
- オフローションを塗る←フィリピンで売っている蚊よけのローション
- コップに飲み物が入っているなら必ずふたをする
つまり、免疫力を高めて、蚊が繁殖しないように、蚊に刺されないようにしましょう!ってことですね。せっかく留学に来ているのに1週間も授業を受けられないのはもったいないですもんね。
インターネット
非常に微弱でした(笑)留学についてのブログを書いている人がいましたが、そうそうに諦めてました(爆)
滞在期間が長い人ほどSIMを購入したり、ポケットWi-Fiを借りていましたね。
ルール・ペナルティ
セミスパルタなだけあって、ルールが細かく決められていました。
例えば、
- 授業を休む時に事前に連絡しないとペナルティ
- 異性の部屋に入るとペナルティ
- 強制自習の時間までに戻ってこないとペナルティ…などなど
これらは記録されて、最終日にデポジットから差し引かれます。
厳密に管理されてるわけではないようなので、すり抜ける人もしばしば見受けられるという、いささか不公平な運用でした。
周辺環境
治安
治安の良さで言うと、
バギオ>イロイロ>セブ
という感じかなと思います。良くも悪くも田舎の街です。
特にトラブルに遭ったり、他の生徒さんが遭われたりというのは聞いたことはありません。
ただ、タクシーに乗るときはおつりを返してもらえないので、細かいお金を用意しておきましょう。
学校周辺
バーや食堂が並んでいる
学校のあるPunta Villaの敷地を出ると、隣にシンガプーラというバーがあります。生徒のたまり場になってます(笑)
そのほかにもローカル食堂が立ち並んでいます。フィリピン料理のみですがおいしかったですよ。
スーパー
最寄りのスーパーへはジプニーで1ライドです。あまり大きなスーパーではありませんが、お菓子・ジュース・インスタントラーメン・フルーツなどは手に入ります。
ショッピングモール
街にはSMとロビンソンズがありますが、どちらも学校からはジプニーを乗り換えるか、タクシーで行くくらい遠いです。平日の晩御飯と強制自習の間にショッピングモールまで出かけるのは無理がありますね…。
ショッピングモールは休日のお楽しみということで(笑)
まとめ
イロイロにあるGITCは以下のような人におすすめします!
- TOEICの点数を確実に上げたい人!
- 意思が弱いけど、スパルタほど厳しいのは嫌な人!
- 都会の喧騒から離れて田舎で滞在したい人!
興味のある方はぜひお問い合わせください!
帰国子女の元カレに英語力のなさをバカにされたのを機に、銀行員の職を捨てて新たな人生を切り開くことを決意。
短期間でフィリピンへ4度の留学。2年後に日本大手電機メーカー(現地法人)の貿易部門で翻訳・通訳としてのキャリアを獲得。更に、外国人部下30人を抱えるスーパーバイザーとしてのキャリアを経たのち、結婚を機に帰国。
今は新たに得英語コーチングトレーナーとしてのキャリアを形成中。