【2024】フィリピン留学2週間の費用を大解剖

2週間のフィリピン留学ってどうですか?費用とあわせて解説
目次

2週間のフィリピン留学費用を大解剖

留学費用は、地域×部屋タイプ×コースなどの組合せなど諸条件によって大きく違ってきます。フィリピン・セブ島留学1週間の費用総額は280,902円です。この金額は「セブ島で2週間、一般的な英会話コースで4人部屋」を条件とした総額目安です。

他のサイトでは、留学費用が安く抑えられている場合がありますが、その理由は、紹介されている費用が学費のみであり、その他の費用が含まれていないためです。留学費用は、学費以外にも、滞在費、食費、ビザ代、光熱費、管理費、海外航空券代、海外旅行保険代など、様々な費用が発生します。そのため、この記事では、実際にかかる諸経費を考慮した現実的な金額を紹介しています。

ただし、留学先の地域や宿泊条件によって費用が大きく変動することがあるため、280,902円はあくまでもセブ島での平均的な2週間の費用相場であり、参考程度にとどめておいてください。具体的な費用については、以下のリンクから2週間の費用総額を確認してください。

 

①渡航前に払う費用_152,315

*USD/JPY=135円時

  • 入学金(14,400円):学校に登録するための費用
  • 授業料(83,115円):マンツーマン+グループクラスの授業料+滞在費+1日3回の食費
  • 海外送金手数料(3500円):学校の銀行口座に海外送金する際の銀行の手数料

この金額は、セブ島で2週間留学する際の平均費用です。安い学校を選ぶと、約50,000円安くなる可能性がありますが、まずはこの平均費用を目安にすることをお勧めします。

②渡航後に払う費用_32,417円

  • SSP費用(17,167円):フィリピン政府から発給される特別就学許可証の費用
  • 寮保証金(5,417円):寮の保証金 ※退寮時に全額返金
  • 水道光熱費(1,708円):現地で使う水道光熱費
  • 管理費(1,750:施設メンテナンス費用
  • 空港ピックアップ費用(2,000円):学校最寄の空港から学校スタッフが迎えに来てくれる費用
  • ID費(625円):学生IDの発給費用
  • テキスト代(3,750円):学校で使う教材費用

これらは「現地費用」と呼ばれ、留学先の学校が変わっても、大きな費用差はあまり出ません。したがって、留学の予算を計画する際には、これらの費用も考慮する必要があります。

③その他費用_96,170円

  • 海外航空券(80,000円):往復の海外航空券代
  • 海外旅行保険(6,170円):留学期間中の保険代(タビホ保険の場合)
  • お小遣い(10,000):タクシー代、外食代、観光費用等

格安航空券を利用することや、クレジットカードに付帯する海外旅行保険を使用することで、費用を節約することもできます。このようにすると、数万円安く留学することも可能です

フィリピン留学の期間ごとに費用の差とは?

長期留学を考えている人も多いでしょう。そんため、留学期間ごとに目安の金額を表にまとめました。再度お伝えしますが、これらは「セブ島留学」の費用相場です。地域や学校、部屋のタイプなどを変更することで、さらに安く留学することもできます。

期間セブ島留学総費用の目安
(①+②+③)
1週間219,766円
2週間280,902円
3週間337,608円
1ヶ月(4週)382,095円
2ヶ月(8週)660,112円
3ヶ月(12周)946,348円
4ヶ月(16週)1,222,020円
5ヶ月(20週間)1,498,068円
6ヶ月(24週)1,774,053円
1年間(48週)3,411,530円

 

全期間のフィリピン留学費用について、詳しくは「【2023】フィリピン留学の『費用』はこれだけ知っとけ」を参考にしてください。

フィリピン留学2週間の費用を安くする5つのテクニック

フィリピン留学費用を安くする5つのテクニック

2週間で必要な留学総費用は約29万円ですが、もっと安くできちゃうんです。

節約テクニック6選

A. 円建ての学校を選ぶ

A. 円建ての学校を選ぶ

2022年は円安がす進んだため、ドル建てで支払う語学学校は日本人にとって以前と比べて割高感があります。

でも、円建てで支払う学校を選ぶと安くなるんです。円建ての学校を選んだ時の費用を見てみましょう。

ドル建て学校の場合:280,902円

円建て学校の場合:275,787円

約0.5万円の差額!

 

同じ条件でも飲み会代分ぐらい変わるんですね。

ドル建てでも「ドル円レートを固定の学校」を選ぶのも同じ節約効果があるよ。

 

A. 節約金額:0.5万円

B. 留学地域を郊外にする

B. 郊外の地域を選ぶ

更に大きな節約をするコツがあります。

マニラやセブ島以外の郊外に行くと、地価・人件費が低く抑えられるので、留学費用もまた安くなります。ここでは、テクニックAの費用から郊外で人気の留学地「バギオ」に変えたらどれだけ差が出るかを確認してみます。

セブ島の学校の場合:275,787円

バギオの学校の場合:248,187円 

約2.7万円の差額!

 

なるほど、人件費の分だけ郊外にしたら3万円近くも安くなるんですね!考えるな~

B. 節約金額:2.7万円

C. 大人数部屋を選ぶ

C. 寮はできるだけ大人数部屋を選ぶ

次に、A・Bで節約できた金額248,187から大人数の6人部屋を選んだらどうなるかを見てみます。

3人部屋:248,187

6人部屋:243,187円 
0.5万円の差額!

 

2週間で大人数部屋にすると0.5万円の差額ですね。これを高いとみるか、そんなものかと見るかは人次第ですが、抵抗がない人はぜひ大人数部屋を選んでみてね。

C. 節約金額:0.5万円

D. 格安航空券を選ぶ

D. 格安航空券を選ぶ

往復チケットは、大手からLCC(格安航空)にするだけで、なんと半額で取れることだってよくあります。フィリピン・セブ島留学でよく使われるLCCは、以下2社です。

  • ジェットスター航空
  • セブパシフィック航空

こちらでも、A・B・Cで節約した金額243,187円から格安航空を使った場合で比較します。

大手航空会社:243,187円

格安航空会社:203,187円

4万円の差額!

 

大手航空会社のチケットが往復80,000円なら、LCCで往復3~5万円だったということもよくあるよ。4万円も浮くので大人数部屋にする以上の効果! ただ、注意点として急なの遅延や欠航が起きたとしてもLCCは補償がないのが普通なので、自分で対応できないなら控えましょう。

D. 節約金額:4万円

E. クレカ付帯の海外旅行保険で賄う

E. クレジットカード付帯の海外旅行保険で賄える

2週間の海外旅行保険代は6,170円(タビホ保険の場合)です。でも、海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っていれば90日間(約3ヶ月)以内の渡航なら保険代がタダになります。

A・B・C・Dで節約した金額203,187円から、さらにクレジットカード付帯の保険を使った場合を見てみると、、

海外旅行保険の場合:203,187円

クレカ付帯の海外旅行保険の場合:197,017円
 
約0.6万円の差額!

 

但し、補償額は一般の保険会社の数分の1と少額なので、持病を持っている人は、必ず一般の海外旅行保険にも加入しておこうね!

E. 節約金額:約0.6万円

F. 学校の割引・キャンペーンを使う

F. 学校の割引・キャンペーンを使う

学校は、閑散期になんとか寮の部屋を埋めるために、キャンペーンを突発的に発表したりします。例えば、「10/1~12/15までの期間に4週間以上留学する人が対象で、9/30までにお申込み完了できるなら、6000円割引」とかです。

どんなキャンペーン発表があるのか、前もって知ることはエージェントでもできません。なのであったらいいな~ぐらいに思っておきおこう。ただ、見つけたとしても、キャンペーンをやってる学校だけで決めてしまうと学校選びを失敗する原因になるので注意だよ。

F. 節約金額:0円 ※タイミング次第

留学費用最大の節約効果

節約方法 節約金額
A. 円建ての学校を選ぶ 0.5万円
B. 郊外の地域を選ぶ 2.7万円
C. 大人数部屋を選ぶ 0.5万円
D. 格安航空券を選ぶ 4万円
E. クレカ付帯の海外旅行保険で賄う 0.6万円
F. 学校の割引・キャンペーンを使う ※タイミング次第
節約金額合計 約8.3万円

以上、Eは期待できませんが、A~Dの3つのテクニックをフルに活用することで、最大で8.3万円まで安くできました。気になる人は出来る範囲でやってみて下さい。

280,902円→最大197,017円まで節約!

2週間の留学中のスケジュールと生活

留学中のスケジュールと生活
 
殆どの学校では日曜日にピックアップ指定があります。なので、次の日の月曜にオリエンテーションとレベルチェックテスト、それに日用品の買出しがあります。
 
本格的な授業が始まるのは火曜日からだと思ってください。
 
(1日の流れサンプル)
 
1日の流れ
 
朝ご飯を食べてからすぐに授業が始まります。昼休みは1時間あるので食事をしたらおしゃべりしたり、部屋で休憩したり自由にできます。
 
夕食を食べ終わったら無料のグループクラスが開講されるところが多いです。
 

参加率は50%以下です。余裕があれば参加し、なければ参加しなくて構いません。睡眠まで課題をこなしたり、復習をしながら次の日に備えます。

 

フィリピン留学2週間の費用に見合う効果とは?

2ヶ月留学の効果
 
2週間の留学期間は確保できそうだけど、いったいどれぐらい身につくんだろう!?
 
もし、日本で週に1回英会話スクールに通っているような人なら、1週間の留学で9ヶ月相当、2週間の留学で18ヶ月相当の授業を一気に行っていくような密度だと聞けば驚くでしょう。
 
2週間留学時の授業数:平均8時間/日×10日間(月~金の2週間分)=80時間
80時間は、週1ペースで英会話スクールに行く人の19ヶ月相当分
 

へー、たったそれだけの期間でそんなに勉強できるんですね!

 
これまで2週間の短期留学をしたお客さんで、TOEIC600から700以上に伸ばした人もいます。その人も、英会話スクールに1年以上通っててもTOEICで100も伸びなかったことを考えると、ちゃんと効果が出ていますね。

 

フィリピン留学の効果については、「【フィリピン留学】2週間の効果を測定してみ結果」を参照してください。

2週間留学のデメリットと解決策

デメリット
 

デメリット

 
フィリピン留学の場合、日曜日に到着し月曜日にテストを受けるので本格的な授業は火曜日からとなります。
 
月曜日に授業がないということは、「1週目は実質火曜~金曜の4日間しか授業がない」ということに気づいたかと思います。
 
最低でも1ヶ月ほど留学期間があればいいですが、(もともと10日間しか実授業数だけの)2週間留学の人にとって1日授業がないとかなりの痛手です。更に祝日が入ればもっと短くなって勉強時間も減ってしまいます。。
 

わー、それせっかく行く気になってきたのに~、なんともならないんですかね?

≫【フィリピン短期留学】2週間の効果をメリットとデメリットから測定してみた

 

デメリットの解決策

実は、同じ2週間留学しても短期間留学コースがある学校を選ぶだけで、十分に授業時間を確保できたりします。
 
例えば、ラピッドコースと言われるコースがある学校に行くことで、授業時間が保証されます。
 

どういうことですか?

 

仮に留学期間中に祝日などで学校がお休みになっちゃった場合、その日あるはずだった授業数をほかの日に振替てくれるってコースなんだよ。

 

へー、そのコースだったら短期間でも留学の効果を得られそうですね!

 

じゃあ、ラピッドコースがある学校を紹介するよ!

Cebu Pelice Institute(CPI)

cpi-cebu
 

▼ラピッドコースのあるセブのCPIを解説▼
【フィリピンセブ島留学2022】CPIに行って分かった、口コミは信じるな!

 

EV English Academy

セブ島で一番綺麗なEV Academy(イーブイ・アカデミー)の教科書
 
▼1~2週間の人は特別に月曜日から授業があるEV Academyを解説▼
【2022最新版】EV English Academy(アカデミー)の教科書

 
両校とも1~2週間の短期留学生向けに配慮がある語学学校です。
 
1週間の短期の方にとって、1日授業がなくなるというのは留学の20%の授業を失う事を意味します。そのため、短期留学の方はこうした実授業日数が多い学校を選ぶようにしましょう。
 

【2週間のフィリピン留学】地域・学校選びのコツ

留学地域と学校の選び方
 
ここまで読んできて、2週間の留学費用とその効果やデメリットが理解できたと思います。
 
これで「良し行ける!」と思った方は次に進みましょう!
 
 
まず、①留学地域選び、次に②語学学校選びです。
 
なかなか一人で情報集めて正確に判断していくのは難しいですよね。 でも、以下の記事で丁寧にわかりやすく解説したので安心してください。

 

▼自分に合った留学地域の正しい選び方▼

▼成果を最大限にするための学校選び▼

フィリピン留学に持っていくもの

留学中に持っていくもの・あった方が良いものを全て解説したので、これを見ながら準備しましょう。
 

▼フィリピン渡航で欠かせないもの▼
【印刷可】フィリピン留学持ち物リスト完全版

フィリピン留学「2週間費用」のまとめ

2週間で掛かる費用総額は28万円です。更に、節約テクニックをいくつか使うことで、8.3万円以上も安くできます。 

ただ、2週間留学の人は、たった1日でも長期留学の人と比べたら割合が大きいので、祝日が1回でも入っちゃうとかなり痛いってことです。でも、そんなときは、授業数を保証してくれるようなコースを選択することで解消できます。

芸人の品川さんも実はセブに2週間の留学をしてその成果(※1分20秒~から「2週間での英語の伸びは?」という質問にたいして)をぶっちゃけ語ってます。

2週間行ったからといって、いきなりペラペラになったりすることはありません。ですが、授業外の時間でもしっかりと予習・復習を怠ることなくやることで、少しずつですが効果が表れてきます。(動画の中で)それを品川さんも体感したと話しています。

「地域・学校選び」がきちんとできていて、正しい準備をしていけば耳が慣れてきたり、英語をもっと勉強したいというモチベーションになったりという効果はほとんどの方に起きています。

その効果に22.4万円払うのがもったいないと思うなら行かなければいいし、時間を買うと思ったら安い!と感じれるなら留学すればいいです。

行くと決めた人は、時間を無駄にしないようにどうしたらいいのか、留学前からしっかりと対策しておきましょうね!!

 

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