フィリピン留学半年間(6ヶ月)の費用で効果が出るのか実証してみた!

【徹底分析】フィリピン留学半年間(6ヶ月)の費用で効果が出るのか実証してみた!

こちらの記事では、フィリピン留学で6ヶ月でどれぐらいの費用が必要なのかを解説しました。

他の期間の留学費用については「フィリピン留学の『費用』はこれだけ知っとけ」を参考にしてください。

目次

フィリピン半年間(6ヶ月)の費用内訳

フィリピン留学の半年(6ヶ月)費用総額は「1,785,304円」です。

この金額は「フィリピンの半年間(6ヶ月)の留学で、一般的な英会話コースで3~4人部屋」を条件とした総額目安です。

留学費用は、学費に加えて滞在費・食費・ビザ代・水道光熱費・管理費の諸経費・海外航空券代・海外旅行保険代など全てを合計して計画する必要がありますよね?

そのたため、こちらの記事では最初から諸経費全てを含めたできるだけ現実的な金額で紹介しています。

因みに1,785,304円はフィリピンでの相場ですが、地域や部屋タイプの条件を変えるだけでも費用が大きく前後することを知っておいてください。

①フィリピン渡航前に払う費用_1,289,600円

*USD/JPY=135円時

  • 入学金(14,400円):登録費用
  • 授業料(1,271,700円):授業料+滞在費+食費 ※食費の有無は各学校ごとに異なる
  • 海外送金手数料(3,500円):外国口座へ送金する際の手数料

「授業料」は学校によって大きく違います。安い所では、上記のマイナス10万円ほど、高い学校では、プラス10~30万円までかなり差があります。ただ、今の段階では平均的な上記の金額を目安にしておきましょう。

②フィリピン渡航後に払う費用_181,834円

*PHP/JPY=2.5円時

  • SSP費用(17,167円):特別就学許可証 ※各学校ごとに必要で半年間有効
  • SSP Eカード費(10,000円):SSPに付属する留学生が取得必要な外国人登録証の費用
  • ビザ延長費用(49,875円):31日目の滞在から毎月更新が必要
  • ACR-Iカード(9,417円):60日以上の滞在から外国人登録手続きが必要
  • 寮保証金(10,000円):寮・ホテルの保証金 ※返金あり
  • 水道光熱費(25,500円):水道代・光熱費
  • 管理費(26,000円):施設利用のメンテナンス費用
  • 空港ピックアップ費用(2,000円):フィリピンの空港に学校スタッフがお迎え(片道)
  • ID費(625円):学生IDの発給費用
  • テキスト代(31,250円):学校で使う教材費用

上記費用は「現地費用」と呼びます。留学をするために必要な法的手続き費用や水道光熱費なので、学校が変わっても大きく金額が変わることはありません。留学費用とは別途日本円で準備しておきましょう。

③その他費用_313,870円

  • 海外航空券(80,000円):フィリピン―日本間の航空券代
  • 海外旅行保険(113,870円):タビホ保険使用時
  • お小遣い(120,000円):週末の交通費・お茶代等

格安航空を買ったり、より御人の部屋タイプを選ぶことで、これらの費用をグンと抑えることができます。

半年間留学の「ビザ」はどうなる?

半年間(6ヶ月)のフィリピン留学の場合、ビザの延長費用で約49,875円(上の「②フィリピン渡航後に払う費用」で説明)掛かります。

まず、フィリピン留学では日本国籍の人であれば、出国前にビザの手続きは必要ありません。なぜなら、フィリピン入国時に自動付与される「観光ビザ」が30日間有効だからです。

そして、31日以上の滞在となれば語学学校が代わりに観光ビザの延長手続きをしてくれます。この時に学校スタッフからビザ延長費用の請求があるため、その時に現地通貨で支払えばOK。

そのため、フィリピンに何ヶ月滞在しても現地で観光ビザの延長をすればいいだけで、欧米の留学と違って気にする必要はありません。

楽ちんですね!

在日で韓国籍の人は、日本と条件がほぼ同じですが、中国籍の人は無料の観光ビザで滞在できる期間が2週間しかありません。なので、事前にフィリピン大使館(東京)かフィリピン領事館(大阪)で手続きが必要なので注意してください。

半年間(6ヶ月)以外の留学費用(一覧)

半年間(6ヶ月)以外の留学費用を知りたい人のために、期間ごとに目安が分かるように表にしたので参考にしてください。

期間費用の目安(①+②⁺③)
1週間234,762円
2週間295,485円
3週間351,775円
1ヶ月(4週間)395,845円
2ヶ月(8週間)672,195円
3ヶ月(12週間)957,599円
4ヶ月(16週間)1,233,271円
5ヶ月(20週間)1,509,319円
6ヶ月(24週間)1,785,304円
1年(48週間)3,422,781円

半年間(6ヶ月)の費用を安くする6つのコツ

フィリピン留学費用を安くするテクニック

半年間(6ヶ月)で留学総費用約179万円ですが、さらに安くできるってご存じでしたか?

A. 円建ての学校を選ぶ

A. 円建ての学校を選ぶ

近年は円安が進んだため、ドル建てで支払う語学学校は日本人にとって以前と比べて割高感があります。

でも、円建てで支払う学校を選ぶと結構安くなります。円建ての学校を選んだ時の費用を見てみます。

ドル建て学校の場合:1,785,304円

円建て学校の場合:1,685,304円
約10万円の差額!

同じような条件でも10万円も変わるんですね!

ドル請求の語学学校でもレートを固定しているところもあります。そうしたところを選ぶのも節約方法の一つです。

※例えば、今のレートが1ドル160円でも、1ドル140円や130円で請求してくれるなど。

B. 留学地域を郊外にする

B. 郊外の地域を選ぶ

節約テクニックAを使った場合の留学総費用は「1,685,304円」ですが、これってセブ島にした場合の目安です。

実は、郊外にすると地価も人件費も安くなるので、質が保てたまま留学費用は安くなります。郊外で有名な「バギオ」に地域を変えてみたときの費用を見てみましょう。

セブ島の学校の場合:1,685,304円

バギオの学校の場合:1,465,304円
約22万円の差額!

えーーーー!郊外にしたら。22万円以上も安くなっちゃった。。。

C. 大人数部屋を選ぶ

C. 寮はできるだけ大人数部屋を選ぶ

次に、A・Bで節約した金額1,465,304円を6人の大部屋にした時の金額を見てみます。

3人部屋:1,465,304

6人部屋:1,405,304円 
6万円の差額!

同じ授業受けてるのに、部屋タイプが違うだけで6万円も安くなってるのが分かりますね。大人数で生活するのに抵抗がないなら検討価値ありですね。

D. 格安航空券を選ぶ

D. 格安航空券を選ぶ

航空券は、大手航空会社のものから格安航空会社LCCにするだけで、半分の金額で取れることもよくあります。フィリピン留学でよく使われている格安航空LCCは、以下2社です。

  • ジェットスター航空
  • セブパシフィック航空

こちらでも、A~Cで節約した金額1,393,962円から格安航空会社LCCを使ったらどうなるか見てみましょう。

手航空会社:1,405,304円

格安航空会社:1,365,304円
4万円の差額!

大手の往復チケット80,000円の時に、LCCの往復チケットなら3~5万円なんてこともよくあります。40,000円も浮いちゃいますね。でも注意したいのが突発的な遅延・欠航が起きたとしても補償がないことも普通なので、自力で対応できるなら検討してみましょう。

E. クレカ付帯の海外旅行保険で賄う

半年間(6ヶ月)の海外旅行保険代は113,870円(タビホ保険の場合)です。ですが、海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っている人であれば90日間以内の渡航がなんと「無料」になります。

ということは、前半90日はクレジットカード保険をつかって、後半90日は普通の海外旅行保険に入れば良いってことですね。

でも、それにはちょっと落とし穴があって、、日本の海外旅行保険加入は、出国前でないと加入できないようになってるんです。

海外の保険会社なら、日本を出国後に入れるものもあるんだよ。でも、営業してる時間が日本やフィリピンとは真逆だったり、英語サポートになってしまうのが普通なんだ。

私のような、英語初心者のペーペーなら一般の保険屋さんに入っていた方が良さそうですね。。

F. 学校の割引・キャンペーンを使う

F. 学校の割引・キャンペーンを使う

学校キャンペーンは主に閑散期に突然発表されます。例えば、「4/1~6/30までの期間に8週間以上留学する人が対象。2月末までにの申込で10000円割引」とかです。

不定期の発表なので、たまたま行く時期と学校が被ったらしたらラッキーぐらいに思うぐらいが良いよ。

「キャンペーン・割引を狙えば学費が安くなる!」という記事を見かけたことがありますが、それだけ学校を選んでしまうと失敗する原因になります。いくら安く行けてもマッチしていない学校なら、むしろ高くつくからね。

留学費用最大の節約効果

節約方法節約金額
A. 円建ての学校を選ぶ10万円
B. 郊外の地域を選ぶ22万円
C. 大人数部屋を選ぶ6万円
D. 格安航空券を選ぶ4万円
E. クレカ付帯の海外旅行保険で賄う0万円
F. 学校の割引・キャンペーンを使う※タイミング次第
節約金額合計約42万円

以上、E・Fの方法は無理そうですが、A~Dの4つのテクニックを使うことで、最大42万円まで安くなりました。可能なところからトライしてみて下さい。

1,785,304円→最大1,365,304円まで節約!

【効果検証】休学してフィリピン留学に『半年間(6ヶ月)』全振りした大学生

実際にあった半年間(6ヶ月)のフィリピン留学相談

半年間(6ヶ月)の留学で最も多い相談は、「大学生が半年間ガチで留学」というケースです。今回は、実際に半年間フィリピンに留学した大学3年生の徳永君の様子を紹介します。彼の留学前のTOEICスコアは540点ほどで、半年の留学で750点まで上げたいという相談でした。

【フィリピン留学0か月目】就活戦線を離脱。留学で起死回生を狙う!

大学で英米科専攻の徳永君は、当時3年生。既に就活が始まっているものの、英語の成績が芳しくないため、休学中にフィリピン留学して「何とか履歴書に書けるTOEIC750を取りたい!」という相談から始まりました。

徳永君

このまま就活しても行きたい所に受かりそうにありません。英語専攻してるからTOEIC750は欲しいし、できればある程度話せるレベルにまでなりたいんですけど、可能でしょうか?

シン

なるほど。TOEICなんて英会話にあまり役に立たないし、就活の時に見せるためのスコアでしかないからさっさと終わらせたいよね。だからできるだけ最短でTOEICの目標スコアを奪取して英会話対策に移りたいね! 徳永君の実力なら「TOEIC対策2ヶ月+英会話対策4ヶ月」のプランで考えるといいよ!

徳永君

 

えー!TOEIC750の対策はたった2ヶ月でいいんですか!? てっきり半年は必要かと思ってましたが・・ これまで3年間英語勉強してきてもこのスコア(540点)なので、、(そんな短期間で取れだなんてこの人大丈夫かな・・?)

シン

英語初心者の人だったらそんな提案しないけど、徳永君の様に英語専攻している人にはこれぐらいでもいいと思うけどね。もちろん日本での準備もしっかりやってもらうという前提だからね! まあ、少し不安ならTOEIC対策3ヶ月にしてもいいよ。ただ、個人的には英会話対策に時間をできるだけ使ってほしいね。

徳永君

は、はい!TOEICは3ヶ月でお願いします。でも、ほんとに3ヶ月で大丈夫ですか!? (ほんとにこの人大丈夫かな・・・)

シン

TOEIC3ヶ月ね~。徳永君の実力なら余裕はなはず。でも、3ヶ月留学してTOEIC750は低すぎる!目標850に上げようか? そこまでいかなくても最低800は行こう!

徳永君

えーーーーーーーーーー! 850!? そんなむちゃな・・・(この人信じて大丈夫かな・・不安しかない) せめて4ヶ月とか5ヶ月とかにした方が良いのではないでしょうか?

シン

大丈夫、大丈夫! 徳永君みたいな人はこれまで沢山世話してきたけど、3ヶ月だったらみんなそれぐらいのスコアは到達してるよ。で、800ぐらい取らないと俺もキレるからね(ニヤリ)

徳永君

そ、そんなーーーー! わ、わかりました。とりあえずTOEIC3ヶ月と英会話対策3ヶ月で頑張ります!(不安でしかない・・)

実際のカウンセリングはもっと長いのですが、ざっくり言うとこんな感じのやり取りでした。提案自体は個別の英語力や勉強に対する姿勢等々を考慮して変えます。徳永君の場合は僕は2ヶ月で十分だと踏んでいましたが、本人がビビリ過ぎたためにTOEIC対策を3ヶ月と英会話対策を3ヶ月の合計半年間(6ヶ月)の留学に決まりました。因みに、TOEICと英会話は別の学校で対策をしてもらいました。

因みに、TOEIC500点台の留学前の徳永君の英語力は以下の通りです。

【TOEIC 500レベル】

  • I usually take the train to work. It’s cheaper than driving. 私は通常電車で仕事に行きます。車で行くよりも安いです。
  • The meeting was postponed until next week. I need to inform my colleagues. 会議は来週まで延期されました。同僚に連絡しなければなりません。

【フィリピン留学2週間後】ホームシックが爆発!大男が号泣

徳永君が日本を出発して2週間後。僕はフィリピン出張があったため、徳永君の様子を見に会いに行くことにしました。

シン

久しぶり、徳永君。少しは環境に慣れた? ん?なんか浮かない様子だけど、大丈夫?

徳永君

シンさん、お久しぶりです・・・(どんより) 勉強の方はこれまでにない位集中してるんですけど、毎日模試があってテスト結果が掲示板に全員貼りだされるので辛いです。また、周りの韓国人留学生のレベルが高すぎて、自分はここでは赤ちゃんみたいなレベルです・・ 正直、逃げて帰りたいです・・・

シン

おーーーーー、めちゃくちゃ落ち込んでるし、ホームシックじゃん! まあ、環境への適応は2週間ぐらい掛かるのが普通だから、まあそれが普通かな。でも1ヶ月もいたら全然気持ち変わってると思うよ!周りの留学生のレベルは気にしなくて良いから、今は自分がやることに集中して、それだけ頑張ろう! 

徳永君

そうですね・・ ここで逃げだしたら、何のため休学して来たのかわかんないっすよね・・。

シン

そうそう! まだ始まったばかりだし、最初慣れるまでは辛いけどとにかく今は気持ちを途切れないように頑張れ! そういえば留学前に伝えた課題もきちんとやってきた!?

徳永君

はい、シンさんから与えられた留学前の準備は全部やってから来ました! ありがとうございます!とにかくめげずに頑張ります!なんだか元気出てきました。

【フィリピン留学1ヶ月後】スコアが上がったり下がったりの一喜一憂

1ヶ月経った頃、徳永君はTOEICスコアが100点近く上がったと思えば、50点ほどに下がったりと500~600点台を行ったり来たりという事を繰り返していました。TOEIC500点台の人だとまだ基礎固めが足りていない状態で、このように点数に大きな変動が見られることがよくあります。

正直、実力的には500も600も大した差はないものの、TOEICを評価基準にする企業は600以上が必要で、社会的な評価としては大きな意味を持ち始めるのが600です。また、次の大台700点に乗せるためには、500~600を行ったり来たりという事がないように基礎はガチガチに固めて行く必要があり、まさに徳永君はその基礎固めをやっている期間であったと言えます。

一般的には、TOEIC500から600に上げるためには200時間以上掛かると言われています。会社勤めや大学に通いながらだと、毎日2時間勉強しても3ヶ月は掛かってしまいます。ですが、フィリピンでは1日8時間ほど勉強するので、25日ほどで到達する計算になります。

まさに、1ヶ月で徳永君はその状態になろうとしていることが分かりました。その時の徳永君の英語力は以下のレベルです。

【TOEIC 600レベルの文章力】

  • The company is considering expanding its business overseas. They are conducting market research. 会社は海外での事業拡大を検討しています。彼らは市場調査を行っています。
  • The customer complained about the quality of the product. We offered a refund or a replacement. 顧客は製品の品質についてクレームを言いました。私たちは返金または交換を提供しました。

【フィリピン留学2ヶ月後】さらに上を目指したいという気持ちに

さて、2ヶ月が経過したころ、徳永君から再び連絡がありました。

徳永君

シンさん!2ヶ月経たないうちに公式テストで750達成しました!今は、800到達に目標を変えました!

連絡を受けたとき、出発して2週間後にホームシックになって帰りたいと言っていた人とは思えないほど、生き生きしているのが伝わってきました。そして、大学3年間では全く到達できなかった750を1ヶ月ちょっとで達成した自分に自信を持つようになっていました。

まさに僕が初回のカウンセリングで予定していた通りの進捗状況でした。徳永君の実力なら2ヶ月で750に到達できると話したのはまさにこのことです。でも余裕をもってTOEIC対策は3ヶ月することになったため、まだまだ伸ばしてもらいましょう。次の目標は「850」。

因みに、TOEIC600レベルと750レベルでは、500と600にはない大きな英語力の差があります。TOEIC 600レベルでは、基本的な文法ルールを理解しているものの、時制の使い方や品詞の区別が苦手な場合がありますが、 750レベルでは、より複雑な文法ルールを理解し、正確な文法で文章を作成できます。また、文法の誤りを発見し修正する能力も高くなります。これを徳永君は1ヶ月の留学で埋めたことになります。

【600レベル】

  • 現在形の使い方が理解できる
    例:I usually take the train to work. (私は通常電車で仕事に行きます。)
  • 簡単な文章を理解できる
    例:The meeting was postponed until next week. (会議は来週まで延期されました。)

【750レベル】

  • 仮定法の使い方が理解できる
    例:If I had more time, I would study English more. (もし私にもっと時間があれば、英語をもっと勉強するでしょう。)
  • 長文や複文を理解できる
    例:The company is considering expanding its business overseas, and they are conducting market research to determine the feasibility of such a move. (会社は海外での事業拡大を検討しており、そのような取り組みが実現可能かどうかを判断するために市場調査を行っています。)

つまり、750レベルではより高度な文法や語彙を理解できるため、より複雑な文章や会話も理解できるようになるということです。ただし、英語力は人によって異なるため、個人差があることを念頭に置く必要があります。そして、徳永君はこの時点でこのレベルにあります。

【TOEIC 750レベルの文章力】

  • The new software has many advanced features. It’s worth the investment. 新しいソフトウェアには多くの高度な機能があります。投資する価値があります。
  • The company is planning to introduce a new product line. They are looking for distributors. 会社は新しい製品ラインを導入する計画です。彼らはディストリビューターを探しています。

【フィリピン留学3か月後】想定以上の効果。900の壁に挑戦する自分に衝撃

TOEIC対策約束の3ヶ月がもうすぐ経過するころ、徳永君からの再び一報が。。

徳永君

シンさん!!実は、今895点でもう少しで900行きそうです!! TOEIC対策ができる期間は残り1週間ぐらいしかないですがなんとか900超えたいです!!!

徳永君の実力があれば、3ヶ月なら850は目指せるといった通り、彼は既に3ヶ月を待たずに850を突破していました。彼が半年かけて達成したいと言っていた「最初の目標」を覚えているでしょうか? TOEIC750です。

それが今、900へと変わっていました。「もう何がなんでも900取るんだ!!」という気持ちしかない状態。完全に覚醒状態です(笑)

因みに、彼の到達しそうな900のレベルは1か月前の750~800のレベルとは英語力の違いは以下の通りです。

【750レベル】

  • 受動態の使い方が理解できる
    例:The report was written by John. (レポートはジョンによって書かれました。)
  • 長文や複雑な文章を理解できる
    例:Although the company’s profits have increased, they are still facing challenges in terms of market saturation and competition from other companies. (会社の利益は増加していますが、市場の飽和や他社からの競合に直面している課題が依然として存在しています。)

【900レベル】

  • 慣用句やスラング理解できる
    例:I’m gonna hit the sack. (寝るとするよ。)
  • 原文を読んで意味を理解できる
    例:The author’s use of metaphorical language conveys a sense of despair that is palpable throughout the entire novel. (著者の隠喩的な言葉の使用は、小説全体にわたって感じられる絶望感を伝えています。)

つまり、900レベルでは、高度な表現やニュアンスを理解できるため、より高度なコミュニケーション能力を身につけることができます。但し、TOEICでの対策はあくまでもリスニングとリーディングの対策に特化しているため、スピーキングやライティングの力はまだまだです。

ですが後半3ヶ月では、これまでに培った英語力を今度は誰もが目指しているスピーキング対策に専念してもらう事でこれを解決します。

【TOEIC 900レベル】

  • The CEO announced a major restructuring of the company. It will involve job cuts and new hires. CEOは会社の大規模な再編成を発表しました。人員削減と新規採用を含みます。
  • The company’s sustainability efforts have been recognized with an award. The CEO accepted it at the ceremony. 会社の持続可能性の取り組みが賞で認められました。CEOは式典でそれを受け取りました。

【フィリピン留学4ヶ月後】インプットとアウトプットレベルの差を痛感

フィリピン留学3ヶ月で900の超大台の壁を打ち破ることに成功した徳永君。そんな彼は後半3ヶ月を英会話対策の強い学校でスピーキング力の強化に努めます。

シン

前半3ヶ月のTOEIC対策お疲れ様! ね!言った通り3ヶ月で850は余裕でクリアできたでしょ!?

徳永君

はい! もうほんとにシンさんのおかげです!感謝しかありません。 当時カウンセリングを受けた時点では、2ヶ月で750をクリアするとか3ヶ月だと最低800はクリアしろとかって頭おかしいんじゃないかって思ってました(笑)

シン

はは、だろうね! もちろん誰でもその短期間でそのスコアを達成できるわけじゃないんだけどね。でも、徳永君の実力があれば750は2ヶ月で十分だと最初から確信していたんだよ。

ところで、今は別の学校で英会話対策して1ヶ月経った頃(留学開始から4カ月経過)だと思うけど、調子はどお?

徳永君

いや~、英会話結構むずくて苦しんでます(笑)読む・聞くってことはあまり苦にならないんですけど、ビジネス英語のTOEIC対策と違って日常会話で使う単語って意外と知らないですね。この前も、講師と話していたときにエアコンの室外機のドレンホース(湿気を外に出すホース)の位置とかを説明しようとしていたんですけど、中々細かな説明ができずに四苦八苦していました。

日常のたわいもない会話なら全然大丈夫なんですけど、そういう細かな説明とかっていうのがまだ全然ですね。

TOEIC900まで達成した徳永君のインプット力は既にすさまじい所まで来ています。ですが、インプットとアウトプットの力はイコールではありません。TOEIC対策はインプット中心の学習になるため、徳永君は自分のアウトプット力との差を痛切に感じていたはずです。

ただ、TOEIC750以上ある人なら、基本的な英会話の基礎作りはほぼできているため、あとはどれだけ実践でアウトプットの場を作るのか次第です。徳永君には、レッスン以外での実践のやり方や実践を想定した学習方法を伝授していたので、あとはサボらずに淡々とやってもらえれば、着実なレベルアップは図れると確信しました。

【フィリピン留学5ヶ月後】外国人の彼女ができた・・

平日の日中はガッツリ授業を受け、そして夕方からは寝るまで復習の毎日。そんな生活をして早5ヶ月。徳永君は、2校目の学校にもすっかり溶け込んでいる様子でした。

ちょうどその頃、彼とばったり会ったのは、なんと現地のナイトクラブ(笑) 学校スタッフと夜の街を徘徊していた時に、バーのスタッフに声を掛けられたのかと一瞬思ってしまいました。

徳永君

May I help you, sir? 

シン

Well….. って、おいおいおい! 徳永君!???(ビビりまくってる)

徳永君

ははははははははは! シンさん、こんなところで何してるんですか? 向こうからシンさんに似てる人入ってきたな~って思ってたらシンさんだったので、びっくりさせようと思って声かけちゃいました(笑)

シン

店のボーイさんかと思ったよ(笑)

まさに、こんな感じで徳永君とフィリピで3度目の再開を果たすとは完全に予想外でした。ちょうど彼女とデート中だったとのことで、そのお相手はフィリピン人のお嬢様。身長190センチの長身でイケメンの彼が人生で始めてゲットしたのが外国人の彼女でした。

なんと既に彼女の両親にも挨拶しに行ったとのことで、もう彼は留学中に突き抜けるところまで突き抜けていました(笑)

シン

いや~、もう英語力も爆上がりでめちゃめちゃエンジョイしてるじゃん! まだ留学は終わってないから週末は良いけど、平日はしっかりと勉強続けて頑張るんだよ!

徳永君

Yes, sir ~ ! 

5ヶ月経った彼の英語力は、まだまだたどたどしい所もありますが、一般の人と絡むのにはほとんど問題ないレベルにまで成長していました。細かな説明などには1か月前と同様に苦慮している部分はありますが、これからは地道にコツコツと磨いていくステージです。

一般的に言われる「英語がペラペラに話せるようになりたい」という目標であれば、まさにこの段階の徳永君のレベルがその理想形でしょう。特にネイティブとも対等になんでも話せるというレベルではありませんが、相手も気を使ってくれれば殆ど問題なくコミュニケーションもできるし、英語を使った仕事もすぐにこなせる様になるレベルです。

【フィリピン留学半年(6ヶ月)後】英語講師に合格

徳永君との4度目の再開は、彼が通う日本の大学のキャンパスでした。帰国直後、彼の後輩の留学相談をするために大学に向かった時、彼は僕を待っていました。

シン

現地でも沢山会ったからあんまり久しぶりって感じがしないけど、ようやく半年間の留学が終わったね!ホントお疲れ様でした!

徳永君

本当に本当に本当にありがとうございました! おかげさまで無事就活も第一志望だった塾に合格し、晴れて来年から英語講師として働くことが決まりました!

シン

おーーー、あの6か月前にホームシックで泣いてた徳永君が!? すごいじゃん!

徳永君

いや~、そういうこともありましたね! ははははははははは

【実例あり】フィリピン留学半年の『効果』とは?

実際にフィリピンに半年留学した徳永君の例を挙げて効果を説明しましたが、これは一部に過ぎません。この記事を読んでいる読者の中には、英会話対策だけで半年間(6ヶ月)の留学を検討している人もいるでしょう。

そこでここからは、TOEIC対策と英会話対策で期間ごとにどれほどの効果が見込めるのか、できるだけわかりやすく表を使って説明してみたいと思います。

【フィリピン留学】半年後のTOEICスコアアップの効果を月別に紹介

フィリピン留学半年間(6ヶ月)の効果ーTOEIC上達プロセス

仮に全くの英語初心者がTOEIC対策で半年留学した時の期待値(効果)はどれほどなのかを見てみましょう。仮に留学開始時に300点台だったとしたら、前半の2~3ヶ月ほどで基礎固めをし、4ヶ月経過ぐらいで簡単な英会話も可能な700点台に乗せることが予想できます。

フィリピン留学半年間(6ヶ月)の効果ー英語上達プロセスー準備あり

ただ、留学の効果を上げるために十分な対策をしていくことができれば、留学開始時点でTOEIC500点台に上げておくことも現実的に可能です。その場合、700点台は2ヶ月で達成し、4ヶ月には超大台の900点台というのも視野に入ってきます。

もちろん、個人差があるので一概にこの通りになるとは限りませんが、ある程度の目安としてとらえておくと良いでしょう。

【フィリピン留学】半年の英会話対策はどれほどの効果が得られるのか?

フィリピン留学半年間(6ヶ月)の効果ー英語上達プロセス

半年のフィリピン留学でどれほどの効果があるのかを見てみます。全く聞き取れない、Be動詞から勉強するような初心者が留学したと仮定します。

2ヶ月ほどで単語や簡単な文章であれば会話がやや成立するという状況まで到達します。4ヶ月経過するころには割と文法を使いこなしてやや長めの文章も意識しながら英会話を楽しんでいるはずです。

そして、半年間(6ヶ月)経つ頃にはきちんと理由や根拠を含めながら会話を組み立てているような英語力になっていることが想定できます。

フィリピン留学半年間(6ヶ月)の効果ー英語上達プロセスー準備あり

ただ、英会話対策も留学前に出来るだけ準備をしておくことで、開始時のレベルを誰でも2段階ほど上げておくことが可能です。

仮に留学前にSVO(主語+動詞+目的語)の簡単な文章まで自分で作れるようになって入れば、6ヶ月後の達成レベルも準備をしていかない場合と比べ、2段階ほど上を目指すことができます。

具体的な準備の仕方や留学中の効率的なスピーキング力アップの秘訣については、留学申込者だけに伝えてるよ!

留学半年間(6ヶ月)の生活ってどんな感じ?

半年間(6ヶ月)どんなところに寝泊まりして生活するのか? そんな疑問を持ってる人は、こちらを見てみてください。既に知ってる方はこちらのパートは読み飛ばしてOK。

留学生活

キャンパスマップ

留学先では、敷地内に滞在する内部寮タイプと外部寮タイプ(ホテルの場合もあり)に分かれています。半年間(6ヶ月)滞在するので慎重に考えてみましょう。

ただ平日は毎日学校で勉強をするので、外部寮から通学してくるよりも、疲れたときにすぐに仮眠したりできる内部寮の方が何かと便利だよ。

3人部屋

寮は1~3人部屋(学校によっては4人・6人部屋も有り)が一般的です。半年間(6ヶ月)というやや長めの期間滞在するので、少しでも節約したい方は3人部屋以上のタイプを選ぶといいです。

「できるだけプライベート優先+金銭的に問題ない」という方であれば1人部屋を選ぶといいですが、数が少ないタイプの部屋なので早めの予約が必要です。

クラスルーム

教室はマンツーマンとグループクラス専用に分かれています。

入学してから時間割をもらうので、毎回指定の部屋に行って授業を受けます。ちなみに、全員スケジュールが違いますよ。

食事

学校の食事は、1日3回(学校によっては1日2回やなしのところもあり)出るので、外食する必要はないです。ただ、週末はほとんどの方が外食されます。

食事内容は、フィリピン・韓国・日本・台湾料理など様々なものが提供されます。今では、韓国資本の学校でも辛くない味付けの料理に変わってきたので、日本人でも安心して食べられます。

辛くない料理も出るんですね~、それなら安心。

ジム

ジムやグラウンドがある学校では、放課後に留学生が汗を流しています。また、ジムが設置されてない学校でも、外部にスポーツジムがあるので、そちらに通うことは可能です。

ダイニング

こうしたラウンジを持つ学校では、ここで自習をしたりイベントで使われたりします。

なんかおしゃれカフェみたいですね~

プール

ジムのほかに、フィリピンではプールが設置された学校も多いです。決められた時間内であれば自由に泳げます。

私のセクシービキニに悩殺されて、みんな勉強できないんだろうな~ ふふふ

その腹で良く言えるな・・・

シンさん、人のことはいいから・・・健康診断行かないとやばいんじゃないですか~~ ヒヒヒ

クラス

マンツーマン授業

コースは、英会話・TOEIC・TOEFL・IELTS・ビジネス・英語教授法(TESOL)などのコースがあります。マンツーマンクラスと4人前後のグループクラスで編成されるのが一般的です。

また、夜間に無料で受けられるオプションクラスがあるのも普通なので、レギュラークラスとオプションクラスを全部受けると10時間ほどになることもあります。

頑張って受けすぎても消化できないから、ほどほどにね~

マンツーマンクラスの様子

マンツーマンクラスのメリットは、何と言っても「講師を独占できる」ので、わからないことを徹底して解決できるということです。

レベルに応じて授業をしてくれたり、授業内容を先生に相談すればアレンジしてもらう事も可能なので、最大限活用してください。

マンツーマンクラスなら、恥ずかしがらずに何でも質問できますね!

グループクラス

4人前後のグループクラスです。ここでは、同じレベルの生徒と一緒に行うので心配無用です。

グループクラスは一緒に勉強をするだけじゃなく、ディスカッション力を養う場でもあります。グループクラス(3~5人)では、他の留学生とディスカッションをできるので自分の英語力を客観的に測れます。

健康管理

病気の時

学校には看護師(もしくは看護師の資格保持者)が在籍しているので、「体調が悪い」「怪我した」時はキャンパス内で診てもらえます。

ジャパニーズヘルプデスク

引用元:Primer

また、「ジャパニーズヘルプデスク」(病院内の日本人専用サポートデスク)がある留学地域(マニラ・セブ・クラーク)では、診察時の通訳や保険支払いまでを専門日本人スタッフが無料でサポートしてくれます。

それめっちゃいいですね!ってことは、英語できなくても問題ないってことですね!

日本人スタッフ

日本人スタッフ

日本人スタッフはどの学校にいます。なので、何か相談事があれば日本語で対応してもらえます。

韓国資本の学校にも日本人の現地スタッフっているんですね!

韓国資本でも、日本人の方が多い学校も今じゃ当たり前になってきたからね。だからどの学校でも大抵日本人スタッフはいるよ。

正規社員がいない学校には注意しましょう。インターンスタッフしかいない学校は、「突然辞めていなくなる」「責任感がない」ことがよく発生しているので、トラブル時にいつでも対応してくれるとは限りません。

留学中のスケジュール

時間割サンプル

だいたいどの学校もこんなスケジュールです。最初はみんな週末に寮に入って、月曜日にオリエンテーションやレベルチェックテストを受け、火曜日から授業がスタートします。

休みの日(土日祝日)は自由なので、留学生はショッピングや観光をして過ごしてますよ。

週末の観光楽しみ~

授業後は基本自由で、留学生は自習したりナイトクラスやアクティビティに参加したりしています。

オプションクラス
グループクラス

因みに土日祝日はお休みなので、留学生は観光やショッピングをして過ごしてたり。また、外泊届を出せば、遠方に旅行することもOKです。孤児院などを訪れるボランティアに参加する学生もいます。

観光も楽しめる
小学校でのボランティア

どの学校も入寮する日は、土日のいずれかと決まっています。入寮翌日には、英語レベルチェックテスト、オリエンテーション、両替・日用品の買い出しがあります。なので、入校後初めての授業は基本火曜日からになります。

留学中の持ち物

留学生活中になくては困るものをリストにまとめました。正直、まだこの段階では気にしなくていいです。留学先が決定してからでも全然遅くないですが、先に気になる人は参考にしてみてください。

フィリピン留学半年間(6ヶ月)の効果

2ヶ月留学の効果

「果たして半年間(6ヶ月)の留学でどこまで成長できるのかな?十分かな?」

次は、そんな疑問に答えていきます。

(超)初心者からスタートした場合

日常の英会話であれば、あまりストレスを感じることなく色んな人とコミュニケーションをとれているレベルです。

でも、映画を字幕なしで見れるようになっているという域にはまだ到達していない状態です。

但し、ここまで来ると、大半の人がさらにブラッシュアップしたいときにどんな勉強をしていくべきかが自分自身でわかっている状態です。また、ここから専門的な分野を勉強し始めたりするのもいいでしょう。

また、欲張りすぎは危険です。

留学期間中にTOEICの勉強も合わせてやりたい人も出てきますが、特に必要がない限り英会話とTOEICの勉強両方をするのはお勧めしません。なぜなら、同じ英語といっても英会話とTOEICの対策は全く別物だからです。

仮に初心者の人が3ヶ月英会話コース+3ヶ月TOEICコースを受講すると、効果は単純計算でそれぞれ3ヵ月の効果にまで半減してしまいます。どうしてもTOEICスコアが必要だという人を除き、出来るだけ英会話にフォーカスして半年間(6ヶ月)分の効果を狙うべきです。

中級者からスタート

ある程度英語の勉強をしてきた英語専攻の学生などは、基礎が固まりつつある状態からスタートするので、初心者の人と比べて次のステージから留学が可能になります。

「一般の英会話4ヶ月+ビジネス/TOEIC/IELTS2ヶ月」と組み合わせても十分どちらとも伸ばせる基礎体力を持っているので、必要なジャンルがあれば後半に対策してみてもいいです。

  • 英会話では、細かな説明~交渉スキルまで
  • 2~3か月のTOEIC対策では800~900程度まで
  • 2~3か月のIELTS対策ではオーバーオール6.0前後まで

スピーキングが初心者レベルの人も心配無用です。

英語専攻の学生でもスピーキングに関しては、語学学校のレベルチェックテストを受けてみると初心者のレベルと変わらなかったという人も少なくありません。

そうした場合でも、アウトプットが苦手なだけなので、アウトプット対策をしていけばすぐに話せるようになります。

こんな人は留学をダメにする

こんな人は留学をダメにする

僕が1000人以上の留学生を見てきて、半年間(6ヶ月)でもそこまで英語を伸ばさなかった人たちのパターンがあるので必ず知っておいてください。

問題が起こった時にすべて他人任せ

これは実際にあった例で、おなかが痛くて学校の寮で休んでいる留学生がいました。「腹痛が激しいので、誰かに診てほしいんだけどどうしたらいいかわからない。」という相談をLINEで受けました。

ただ、学校にはクリニックもあれば看護師の人も居て、日本人スタッフも常駐しています。さらにそのスタッフさんとも皆さんいつでも連絡ができるようにLINEで繋がってたりします。それにも関わらず、わざわざ日本にいる親御さんに連絡をし、その親御さんから僕に相談がきました。

これは一つの例ですが、何か問題が起こった時に、「とにかく近くにいる人に相談してみよう!」という発想にならない方が一定数います。こんな方は、すでに近しい人以外とのコミュニケーションを全く図ろうとしないので、英語は伸びません。

私、英語はできないけど、誰にでも声かける度胸だけはあるから大丈夫!(笑)

日本人としかつるまない

英語の授業数が世界一多いフィリピン留学ですが、授業はあくまでも授業です。講師は自分のレベルに合わせて進行してくれるし、忍耐強く自分が発言をするまで待っててくれます。

なので、あなたの英語力を本当に試す機会は、授業以外の時間帯しかありません。「休憩中・放課後・食事の時間・週末の休み」などを誰とどのように過ごしているか次第で、その人の英語力は大幅に変わります。

英語ができないうちは、深い話が出来ないのでどうしても日本人の友達とつるんでしまいます。ただ、英語をできるだけ伸ばしたいという目的の人にとって、それは「逃げ」でしかありません。

わちゃー、私そうなりそう・・・

「伝えられないもどかしさ」「聞き取れないもどかしさ」を幾度となく経験することで、もっと勉強しないといけない!と学習意欲が強化されます。また、伝えられなかったことを寝る前に辞書で調べたりすることを繰り返すことで、感情に結びついてその単語やフレーズが瞬時に身体に入ってきます。

「あーーー、こういえばよかったんだ!!」って

こうしたことを繰り返している人と、いつも日本人留学生とばかりつるんで逃げている人が半年後にどれだけ差がつくかはわかりますよね?

た、確かに・・・

留学地域・学校の選び方

留学地域と学校の選び方

留学の様子や費用がわかったら、①地域選び、そして②学校選びに入りましょう。

留学する学校はエージェントに完全丸投げではなく、最低限自分でもどの学校が気になるかを調べておくとスムーズです。

ただ、何を基準に選べばいいのかわからないと思うので、以下の記事を参考にしてください。

フィリピン留学におすすめの語学学校

CPI

CPIセブ

セブ島にある人気校の1つで、リピーターの留学生も非常に多い学校です。リゾートチックなつくりの学校で、施設・雰囲気ともに安心してフィリピン留学を楽しめる学校と言えます。

放課後は自由時間ですが、CPIでは月~木の19:30~20:30(3時間)は別途無料でマンツーマンが受けられます。

更に、放課後のアクティビティやクラブ活動が毎日充実しているなどの理由で、特に若い層に支持され続けている定番校です。

CIA

CIAセブ

2022年、セブのマクタン島に新しいキャンパスができたフィリピンでダントツで綺麗でリゾート感満載の学校です。

本格的なカフェの作り、フィットネスジム、ラウンジなど施設面では他の追随を許さないほど突き抜けていて、多様な国籍の留学生が勉強しています。とにかく綺麗なキャンパスを求める方は絶対に見ておいたほうが良い学校です。

セブブルーオーシャンアカデミー

セブブルーオーシャンアカデミー(Cebu Blue Ocean Academy)

CIAと同じくセブのマクタン島にある語学学校です。学校の目の前に広大なオーシャンビューを眺めることができる立地にあります。

バギオにあるPINESという名門校の姉妹校で、講師の質やこだわりを持っている学校です。そのため、わざわざバギオやドマゲテといった別の教育都市から質の高い講師を確保しており、IELTSやビジネスコースといったレベルの高いプログラムも自社で開発しています。

セブのロケーションにも拘りながら、質の高い教育を受けたいと考えている人に選ばれています。

EV English Academy

EVアカデミー

セブ島で圧倒的人気を誇るEV Academy。施設の規模や清潔感、華やかさが印象的な学校でフィリピンでは珍しく紙がトイレに流せます。

スパルタとセミスパルタのルールが選べる珍しい制度を持っているため、設備の整った学校で厳し目に留学したい人やあまり拘束されずに留学したい人の両方にニーズに合わせられます。

CIP

Clark Institute of the Philippines(CIP)

クラークにある「CIP」は、ネイティブが10名ほど常駐しているというフィリピンでは珍しい学校です。

日中のレギュラーのクラスだけでなく、早朝や夜間の参加任意の無料グループクラスでもネイティブ講師の授業を取ることができます。更に、講師と留学生の距離が非常に近い学校なので、休み時間や放課後なども講師と留学生が談笑している光景が珍しくない学校です。

こうした学校でも3週間みっちりと授業時間外でもアウトプットの強化が図れそうですね。短期間でも英語脳に変えるコツは、やはり普段の生活から多くの外国人留学生や講師と積極的に会話をすることです。

まとめ

フィリピン留学半年間(6ヶ月)の費用と効果について解説しました。

半年間(6ヶ月)の留学費用は約179万円です。留学地域を郊外にしたり、大人数の部屋を選ぶなど節約テクニックを駆使することで42万円も安くすることもできます。ただ、節約ばかりに目が行くと「きちんと勉強できなかった」などと本末転倒になることもあるので気を付けてください。

フィリピン留学では、Wi-Fiが遅かったりシャワーの水圧が弱かったりなどということはありますが、それ以外の点では寮完備・食事3食提供・掃除洗濯まですべてやってくれるので、生活面で困ることは少ないはずです。

滞在中の法的手続きやビザ管理なども学校側が勝手にやってくれます。

また、半年間(6ヶ月)の留学では、初心者であればストレスなく英会話ができるレベル、中級者であればTOEIC・IELTSやビジネスなど専門分野の勉強を合わせてやっても目標スコアもダッシュできて英会話も目指すレベルに近いところまで到達するでしょう。

但し、映画が字幕なしで見れるレベルになるほどのレベルにはなりません。ここはさらに上のレベルになりますが、継続的に勉強を進めることで7割前後は字幕なしの理解も可能になります。

それでは、半年間(6ヶ月)留学に向けてしっかりと準備してやっていきましょう!!

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