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【2024年最新】フィリピン・マニラ治安は悪化?最悪にならないための対処法

シン
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【2022年最新】フィリピン・マニラ治安は悪化?最悪にならないための対処法
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シン
フィリピン・セブ島留学専門家//セブ&バギオ公認エージェント/ライフカウンセラー/2度のフィリピン留学でTOEIC900&IELTS6.5取得

ネットの情報があまりにも胡散臭いので、フィリピンに年間7~9回ほど視察に行って情報収集してます。

【好き】世界一周、フィリピン、マンゴー丸かじり、カレーライス、糸の力(納豆)、ドローンはMavic Pro 2 Zoom、DJI Osmo Pocket
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マニラに行く予定があるんだけど、治安って大丈夫なの!?

マニラは日本からの直行便も多く、4~5時間ほどで行けるため、観光や留学で行く人も増えてきました。

ですが、一方でマニラの治安を不安視する人は多いはずです。

  • マニラに滞在するけど大丈夫?
  • マニラのどこなら安全?
  • マニラで避けた方がいい場所は?
  • マニラを経由してセブに行くけど空港は大丈夫?
  • マニラってコロナ禍で治安が悪化してるの?

この記事ではこんな疑問に全て答えます。

僕はマニラを含めたフィリピンにはこれまで50回以上渡航しています。また、マニラにもいろんなところに滞在していたことがあり、更にコロナ禍の国境封鎖時にもマニラに滞在していた僕が、最新のマニラの治安状況をお伝えします。

 

実際にいくつか犯罪に巻き込まれた僕が、マニラではどうやったら犯罪に遭う確率を提げられるのかもまとめたので、ぜひ参考にしてみてね。

マニラ基本情報

マニラ基本情報

フィリピンの首都マニラにあるメトロマニラ(マニラ首都圏)は、人口も面積も東京23区とほぼ同じです。東京も調布市だと裕福な層が住んでいる一方で、歌舞伎町は外国人が多く治安が良くない様に、マニラも場所によって治安も雰囲気も大きく変わるという事を知っておきましょう。

日本の主要空港(羽田・成田・関空・中部・福岡)から直行便が出ていておよそ4時間で到着します。到着後は、メトロマニラ内にMRTやLRTと言った鉄道が運行していますが、日本と違って鉄道が発達しているわけではないので、タクシーやバスで移動するのが一般的です。因みにフィリピンには地下鉄はありません。

マニラの気温と降水量

マニラの気候

マニラは、皆さんがイメージする通りの暑い地域です。年間を通して平均して30度前後の気温が続いているため、服装は夏服で構いません。但し、レストランやバスの中などはキンキンに冷えているところもあるため、薄手の長袖は持っておいた方が良いです。

フィリピンは乾季と雨季に分かれていて、マニラは5月頃からやや雨が目立つようになってきます。日本の梅雨どきと比べてもフィリピンの雨季の方が降水量が多いのが特徴ですが、日本の梅雨と違ってスコール(短時間で強い雨が降る)なのですぐに雨は止みます。また、マニラの観光シーズンは、雨量を見ると乾季の中でも1月~4月だという事が分かります。

利便性

メトロマニラ内には、アジア最大級の大型ショッピングモールと呼ばれるモールオブアジア(Mall of Asia)や高級ブランド店も多く立ち並び、自然と融合したラグジュアリーな空間を醸し出すグリーンベルト(Greenbelt)など数多くのショッピングモールがあるため、買い物等で困ることはまずありません。

マニラの語学留学

マニラには駐在員向けの語学学校が沢山ありますが、滞在しながら学ぶ寮付きの語学学校は多くありません。また、それらの数少ない語学学校もコロナ禍でほとんどが撤退してしまったため、マニラでの語学留学は現実的ではありません。

 

【2022年度版】マニラの治安世界ランキング

マニラの安全度は世界51位(60都市中)

マニラの治安(世界ランキング+セブ島と比較)

2年に一度NEC協賛の下で、ザ・エコノミスト・インテリジェンス・ユニットから発表される「The Safe Cities Index 2021(世界の60の都市の安全性指数ランキング)」によると、マニラの2019年ランキングは前回の43位から51位とランクダウン(60都市中)しました。

他国と比較してみると、シンガポール2位・日本5位・香港8位・ニューヨーク12位・韓国25位・北京36位・ホーチミン45位・ジャカルタ46位・ムンバイ50位・クウェート53位・ヤンゴン60位となります。いずれかの国に行ったことがある人であれば、少し比較できそうですね。

これは渡航者が巻き込まれる犯罪などの安全度ではなく、以下5つのカテゴリーで評価したものになります。

  • サイバーセキュリティ
  • 医療・健康環境の安全性
  • インフラの安全性
  • 個人の安全性
  • 環境の安全性

そのため、どちらかというと一時的に観光や留学で訪れるというよりもある程度長い期間滞在する人や居住者が気にするべき数値となります。

 

実際に50回以上フィリピンに渡航している僕の印象も合致するね。

 

マニラの治安は東京の3倍危険

  マニラ 東京
犯罪指数 85.50 24.69
安全尺度 34.50 75.31
  マニラ 東京
犯罪レベル 73.94 21.79
物が盗まれるリスク 61.30 21.37
強盗や盗難のリスク 68.69 21.49
傷害のリスク 62.29 24.01
窃盗のリスク 71.80 24.23
  マニラ 東京
日中の一人歩きの安心度 53.30 79.65
夜間の一人歩きの安心度 28.33 74.34

作成元データ:NUMBEO-「2021年マニラVS東京」

では、いわゆる犯罪に巻き込まれる治安はどうでしょうか? 次に犯罪面から治安レベルを考察します。東京と比べるとマニラの治安はどれほど違うのかを比較してみます。

マニラで、きちんとした犯罪数を示すデータが取れなかったため、NUMBEOというその地を訪れた人が評価する口コミデータを使って代りに説明します。色んな項目があるため、特に観光客や留学生が気にした方が箇所を抜き出して表を作ってみました。

ぱっと見でもわかりますが、観光客や留学生でも巻き込まれる可能性のあるマニラの強盗・窃盗・傷害などの犯罪発生率は、東京の3倍ほど高いことが分かります。

また、犯罪に巻き込まれる可能性のある時間帯も考慮すると、日中よりも夜間の一人歩きを極力避けた方がいいことがうかがえます。

 

正直、僕の肌感覚だと東京の5倍ほどは高いデータが出るのではないかと思っていたので、数値が若干低めに出ている印象だな。もちろん、後で説明するけどマニラの場所次第でこの数値もだいぶ変わるはずだよ。

参考:【2023年最新】フィリピン・セブ島の治安を実際の犯罪例を元に解説!

フィリピンの犯罪件数は年々減少傾向だが注意が必要

犯罪件数の推移

次に、マニラの犯罪はそもそも過去と比較した時に悪化しているのか、良くなっているのかをデータで見てみたいと思います。

マニラ単体の犯罪データが取れなかったので、フィリピン全体の犯罪発生推移を見てみます。マニラは、フィリピンで一番犯罪件数も犯罪率も高いことを考えると、フィリピン全体の数値は参考にしてもいいはずです。

このデータは、世界ビジネスデータプラットフォームで、150の国や地域の8万以上のトピックに関する市場および消費者データを提供しているStatistaの2019年~2021年までの犯罪タイプ別の発生件数推移です。

 

犯罪タイプ(件数) 2019年 2020年 2021年
窃盗 23,097 11,593 11,492
強姦 9,915 7,963 7,963
傷害 12,663 7,342 5,148
殺人 6,139 5,848 4,845
強盗 9,967 5,114 4,937

 

どのタイプの犯罪も年々減少傾向にあることがうかがえます。ドゥテルテ政権での強硬政策が功を奏したことやコロナ禍による外出制限などが減少要因として考えられます。実際に、在フィリピン日本大使館のデータでも、2021年のフィリピン全土の犯罪件数は前年比で4割以上減少しています。

 

でもコロナの感染状況が改善し、フィリピン政府の外出制限などの規制緩和により、2022年4月時点では、再び犯罪件数は増加してきている傾向が見えるため、油断は禁物だよ!

 

マニラで治安が良い場所

どこに滞在すれば安全なの?

ここからは、マニラの滞在にお勧めの場所を紹介します。

マニラと言っても、実は16市+1町によって構成されているマニラ首都圏(別名:メトロ・マニラ)の事を指します。東京23区よりも636km²大きいです。

僕はマニラの色んな街に滞在してきましたが、治安レベルは地域によってピンキリです。マニラの「マカティ」は治安が良いと言われますが、実際はマカティには治安の悪いエリアもあるため、マカティ内のどこが安全なのかを必要があります。

更に、マニラ首都圏とはいっても到底観光や旅行などでも行かないような離れた治安のいい場所を紹介しても意味がないですよね。そのため、ここではマニラ首都圏の中心地で観光時や滞在時にもアクセスが良い「マカティ市内の治安のいい場所」に絞って紹介します。

 

以下のような街はマニラの中でも比較的治安が良い場所になるので、宿泊するならアクセス面からもお勧めだよ。

BGC(フォート・ボニファシオ)

マニラ空港から車で30分の距離にあるタギグ市(Taguig)にの中にあります。街並みは日本の都会のように整備されていて、フィリピンで大都会を感じれる場所の一つです。

高層オフィスビルや商業施設が多く立ち並んでいたり、各国の大使館も多いため外国人も多く、日本人駐在員も多く住んでいる街です。自然とビルが融合したボニファシオハイストリートはオシャレな若者が多く立ち寄る場所です。

BGC(フォート・ボニファシオ)

交通整備もしっかりされていたり、オシャレなレストランも多く、滞在中も治安の悪さは殆ど感じられないよ。

アヤラセンター

グリーンベルトモール

グロリエッタ

マニラ空港から車で約30分の距離にあるアヤラセンターは、大型ショッピングモールのグリーンベルトモールやグロリエッタ、SMマカティといった商業施設が数えぎれないほど立ち並ぶエリアです。

何度行ってももしばらく迷う程巨大な商業施設が立ち並ぶエリアです(笑)高級ブランド店も多く、フラっと立ち寄ると場違いを感じることもあるほど・・

グリーンベルトモール

グリーンベルト(Greenbelt)は1~5までの店舗で分かれていて、とてもじゃないですが全部回ることは広さ的に難しいです。また、近くには、グロリエッタ(Glorietta)という1~5まで店舗で分かれているモールがあって、なんでこんなに店が沢山あるの?って思う程栄えたエリアになります。

グロリエッタ

ただ、日本食店も多く、多くの人が待ち合わせ場所としても利用しているので、マニラの人と合う時は良くグリーンベルトにあるスタバなどを使ってたよ。

レガスピ・ヴィレッジ

マニラ空港から車で約30分の距離にあり、コールセンターなどの多くの日系の企業も進出しています。

リトル東京というマニラでも美味しい日本料理が食べられる地帯として有名な場所からほど近い場所になるため、マカティでも多くの日本人が滞在しているエリアです。居酒屋、ラーメン屋、日本の日用品店などが数多く立ち並びます。

レガスピ・ヴィレッジ

このエリアに実際に滞在していましたが、そこまで治安の事は気にならなかったよ。

 

サルセド・ビレッジ

エリア内にはカップルの憩いの場でもあるアヤラ三角公園があり、そこにはレストランが立ち並ぶ場所です。また、近くにスーパーもありますが、サルセド・ビレッジ内の店は多くはありません。

但し、先に紹介したグリーンベルトモールのあるアヤラセンターからもほど近い場所にあるため、利便性は良いです。

サルセド・ビレッジ

この辺りに滞在した際も特に治安面で不安に思う事は殆どなかったよ。

マニラで治安が悪い地域

マニラで治安が悪い地域

ここからは、マニラの中でも治安の悪い地域を紹介します。

観光目的で行くのであれば、できれば避けた方が無難なエリアとなります。実際に遭った犯罪例と一緒に紹介します。

マラテ

マラテは、ゴーゴーバーやKTVやナイトクラブが多く集まる街で、昼と夜では全く違った顔を持ちます。特に中国・日本・韓国人などの渡航者が多いため、それらを狙った美人局(つつもたせ)などの犯罪が絶えません。

発生する確率の高い犯罪としては、以下のようなものが考えられます。

  • ホールドアップ(凶器を突き付けられて金銭を要求される)
  • 詐欺(お店で遊んで法外な金額を要求される)
  • 美人局(未成者と悪い警察のグループ犯罪)

 

僕もこの街を何度か訪れたことがありますが、そのうちに1度は発砲事件があってとある店がいきなり封鎖されてびっくりしたよ。

 

このようなことも日常茶飯事で起こるような場所です。それでも行く場合は外出時は必要最低限のお金しか持ち出さない、声を掛けてくる怪しい人は信用しない、夜間は出来るだけ1人歩きを避けるなどの対策をしてください。

エルミタ

エルミタは、以前ビジネス街として栄えていましたが、今では歓楽街として有名な場所に変りました。近くには観光地としてもよく紹介されているサンチャゴ要塞やマニラ大聖堂があります。

エルミタ内にはショッピングモールやレストランなども多いため、生活圏としては問題ありません。ですが、歓楽街がある街でマラテ同様の犯罪が多発するエリアなので、特別に用がなければ滞在も立ち寄りもお勧めはしません。

僕はこちらに滞在したことがありますが、周囲はおしっこくさいエリアも多く、夜は間違いなく危険な感じがするよ・・

 

エドサ通り

エドサ通りは、マニラ空港から40分ほどの距離にあるマンダルヨン市の中にあります。近くにはSMメガモールなどのショッピングモールが立ち並ぶ商業エリアです。

フィリピンのローカルな乗り物のジプニーやバスターミナルも多く、とにかく人も交通量も多いです。慣れていない人が歩くとすぐに迷い込んでしまう程細い道も多く、人通りの少ない場所も数多く見られます。

そのため、特に一人歩きをする場合は以下のような犯罪に気を付けて下さい。

  • 強盗
  • 強姦
  • スリ・ひったくり・置き引き

実際にこのエリアに滞在したことがありますが、上記犯罪以外にも事故に遭わないようにできるだけ歩道を歩くようにしてください。交通量がとにかく多く、ついつい歩道や陸橋を避けて渡りたくなってしまう事も多いのですが、事故の元です。

 

滞在した印象としては、女性の一人歩きや夜間外出、人通りの少ない場所を歩くなどをしなければ、他のエリア程神経質になる必要もないかと思う。

 

パサイ市

パサイ市にはマニラ空港やモール・オブ・アジアと呼ばれる巨大ショッピングモールがあるエリアです。

パサイ市にはバスターミナルがあって、長距離の移動でもよく使われます。また、モール・オブ・アジアや近くにはファイブスターホテルのオカダマニラもあり、安全だと案内されることもありますが、それは施設内に限っての話です。

このエリアでは、特に以下の犯罪に気を付けて下さい。

  • スリ・ひったくり
  • 強姦
  • ホールドアップ

また、モール・オブ・アジアの周囲にあるセブンイレブンでも浮浪者も多くみられるため、基本的に歩かずタクシーで移動するようにしてください。

 

僕は何度かこのエリアに滞在しましたが、ここでひったくりの被害に遭った日本人女性や強盗に遭った日本人男性の知人を知ってるから、ここを歩くときは割と注意しているよ。

 

ブルゴス

マニラ空港からタクシーで30分ぐらいの距離にある場所です。こちらは一般的に治安が良いと言われているマカティ市の中にありますが、このブルゴス地区は治安が悪いです。

歓楽街が多く、近くにはナイトクラブもあるためこのエリアは以下の犯罪タイプに気を付けて下さい。

  • 薬物の販売
  • 美人局(つつもたせ)
  • スリ・ひったくり

また、マカティ市にも関わらずストリートチルドレンも多いエリアになるため、物乞いも多く受けます。

ここに滞在したとき、他の治安の悪い地域とちょっと違ったのが「麻薬の路上販売」をしている人がいる事でした。「たいま、たいま(大麻)?」と声を掛けてくる人がいます。フィリピンでは大麻は禁止薬物ですので所持しているだけで逮捕されます。なので、絶対に買わないように!

トンド(スモーキー・マウンテン)

フィリピン・マニラの中でも一番近づかない方がいいと言われているのが、スラム街のスモーキー・マウンテンです。近くには、スタバやブランド店などの富裕層の生活圏もあって、フィリピンでは最も経済格差を感じられます。

トンド地区にあるスモーキー・マウンテンは、1960年ごろからマニラのゴミが集められるようになり、そこで廃品回収をして日銭を稼ぐ人たちが住み着くようになったことから世界的にも有名な東洋一のスラム街のゴミ山として認知されました。マニラ首都圏の最低月収の約1/6程の収入で生活する人たちが大半で生活しています。

こちらはNGOのスタディツアーが組まれていたり、危険地帯に行くユーチューバーの間でも有名な場所ですが、必ず専門のガイドを付けています。低所得者層がメインで住むエリアになるため、以下の犯罪に気を付ける必要があります。

  • 強盗
  • 窃盗

 

ここは観光でフラッと訪れる場所ではなく、何か社会学習などの目的があって行く場合に限られると思いますが、必ず専門のガイドを付けるなど1人で中に入ることは避けた方がいいよ。

 

注意した方がいい犯罪と対策方法

ここからは、マニラで特に起きやすい犯罪タイプに特化して紹介します。また、同時にその対策法も書いているのでマニラ渡航予定の方は何度も読み返してください。

スリ・置き引き

スリ・置き引き

マニラに限らず圧倒的に多いのがスリです。日本人観光客や留学生から多く報告が上がっているタイプの犯罪です。マニラでは以下のような形で発生しています。

  • ポケットの中のモノを盗られる
  • 人に話しかけられて気を取られている内に別の人にバックのモノを抜かれる
  • 人ごみの中で後ろの人にリュックを切り裂かれて中身を盗られる
  • レストランなどでテーブルに置いていた貴重品を持っていかれる
  • 集団のストリートチルドレンによって貴重品を盗られる

実際に経験したスリ被害

僕はストリートチルドレンのスリ被害に一度逢ったことがあります。その時は、現金をポケットに入れていましたが、路上の子どもたちに物乞いされ、気を取られてる間に全額ポケットからスラれていました。

幸いすぐに気づいて取り返しましたが、反撃される可能性のある危ない行為なので、本来は諦めるべきです。以下の漫画はその時を再現したものです。

フィリピンでスリの被害に遭った

スリの手口

スリは深追いしてはいけない

スリの対策方法

  1. 気付かない所で盗られるため、飲食店でスマホやパソコンをテーブル上に放置しない。
  2. 貴重品はポケットに入れず、できるだけバッグに入れて体の前に背負う。そうすることで、背後でやられてたという事が防げます。
  3. ジプニー(フィリピンのローカルな乗り物)もスリの被害に遭いやすい場所でが、マニラの治安面からジプニーに乗る事自体を避ける。実際によくある被害例は、誰かがお金を落とし、あなたが拾ってあげてる間にポケットや隣に置いたバッグの中から貴重品を別の人が抜き取るというパターン。
  4. ストリートチルドレンが複数人で近づいてきたら、集団スリの可能性があります。連係プレイでポケットやバッグ内の貴重品を取らる可能性があるため注意。
  5. 万が一スリ被害に遭ったとしても、必要最低限のものを持ち出していれば被害を最小限に抑えられます。そのため、お金は少し分散して持っておくこと。

タクシーのボッタクリ

タクシーのボッタクリ

マニラのタクシーはフィリピンで一番ボッタクリます。要は、メーターを回しません。相手が土地勘がないとわかると、到着した時に無茶苦茶な金額を吹っかけてきます。

実際に経験したボッタクリ被害

僕は、ショッピングモールからホテルに戻る際、どの流しのタクシーを捕まえてもメーターを使わないと言われ、そこに行きたいなら●●(金額)だと言われした。相場の3倍ぐらいの感じで、どのタクシーも同じで埒が明かないので、ボッタクリ金額ができるだけ少ないボッタクリタクシーを選んだほどです(笑)

特にマニラの中心地や治安が悪いエリアは、こんなことは当たり前なので、むしろボッタクリが当たり前の世界だと思わないとやってられません。

タクシーのボッタクリの対策方法

  1. 乗車してメーターを回さない場合、必ずメーターを回すように伝えましょう(Please use the meter.)。それでも回さないドライバーなら、それなら降りると伝えましょう(I would like to get off here. )
  2. 流しのタクシーを捕まえると、いちいちメーターを回してくれとお願いしなきゃいけないことが多いです。ちゃんとしたタクシーに乗りたければ、ホテルやショッピングモールからタクシー乗り場で順番に待機しているタクシーを使うようにするとメーターを回してくれることが多いです。
  3. Glabタクシーなどの配車アプリを使う場合、搭乗場所と目的地を入力すれば、その時の金額(混雑状況などによって金額が変動)が表示されるため安心です。

睡眠強盗・トランプ詐欺

睡眠強盗・トランプ詐欺

道や空港で出くわした人と仲良くなり、意気投合して一緒に飲んでたら、知らない間に睡眠薬を盛られて眠ってしまい、起きたら貴重品が全てなくなっているというパターンです。

実際に経験した睡眠強盗被害

僕が留学していた時の同じ留学生が睡眠強盗に遭いました。空港で仲良くなった人と時間があるからと一緒に飲んでいたら、ふと意識を失って起きたらスマホ・財布・パスポートを全て失っていたという事です。余りのショックでその後予定していた世界一周の旅は諦めたようです。。

また、オーストラリア人詐欺師が話題になったことがあります。そのオーストラリア人は、自分がフィリピンで盗難に遭ってしまい、わずかなお金しかなくホテル代や航空券代などを貸してほしいとかわいそうなふりを演じてきます。親切心で助けてあげようとすると、後ほどそれが詐欺だったという事が判明。かなり多くの日本人被害者もいて有名な話です。

睡眠強盗・トランプ詐欺の対策方法

対策はいたってシンプルです。路上でいきなり声を掛けられたとしてもその人を信用しないことです。また、当たり前ですがその人にどこかに一緒に行こうと言われても着いていかないことです。

僕も何度も声を掛けられたことがありますが、全て断るため50回以上フィリピンに行っていても未だにこの被害には1度も巻き込まれたことがありません。

美人局(つつもたせ)

美人局(つつもたせ)

マニラの歓楽街のみならず、前述したマニラの治安が悪い地域でよく起こるのがこれです。美人で若い女性が現れて、ホテルに行かないかと誘ってくるパターンです。

もし美人局の場合、相手がやたらとキレイだったり若かったりします。しかし、ホテルを出た直後またはホテルに入ったところで悪徳警察(または偽警察)が表れて多額の金銭を要求されるという事が起こります。

この手口にはまると最悪です。なぜなら、フィリピンでは未成年との性行為は重罪に当たるため、中々出てこれなくなるか、又は罰金数千万円などを課せられる可能性があるからです。

実際に経験した美人局(つつもたせ)被害

有名なのが、日本の芸人長井秀和さんで、マニラでこの被害に遭っています。この手の被害は男性が主なターゲットになるため注意しましょう。

美人局(つつもたせ)の対策方法

こちらの対策も簡単です。誘惑に勝ってください(笑)僕も歩いていたらたまに声を掛けられますが、全て丁寧に断ります。

強姦(女性は注意)

強姦

夜間の女性の単独行動は、グンとリスクが上がります。フィリピン全土で言えることですが、強姦の被害件数は多いため、夜間女性が一人で外出することは避けてください。

実際に起こった強姦被害

いずれもフィリピン人女性相手に行われた犯行ですが、特に未成年者への強姦被害報告が上がっています。例えば、マバラカット市では、2021年10月に10代の少女が強姦の後に殺害されたとする報告が上がっています。治安の良いとされるバギオでも日本人留学生が被害に遭った人がいます。

強姦の対策方法

夜出歩かないことが最大の対策となりますが、それでも外出することはあるでしょう。そのため、移動が必要な時はタクシーでドア・トゥ・ドアで移動することをお勧めします。

暴行 

暴行

お酒が絡んだり、そのような場所にいた場合に起こりやすくなります。但し、ほとんどの場合、フィリピン人ではなく外国人から手を出すことが多いため、カッとなって自ら手を出さない様に、また他の外国人の揉め事に巻き込まれないようにしましょう。

実際に起こった暴行被害

マニラではないですが、韓国人の留学生がクラブで踊っていた時に背丈の小さなフィリピン人とぶつかったのを理由に、そのフィリピン人を殴ったのがキッカケで起こった事件があります。

その騒動を聞いてすぐに駆け付けた体格のいいセキュリティーが、その韓国人を取り押さえ、馬乗りになってボコボコにしたということでした。

暴行の対策方法

マニラには、いくつものナイトクラブのような夜遊び場が多くあります。夜間、ストレス発散で騒ぎたくなる気持ちもわかりますが、くれぐれも外国人と揉め事を起こさないようにしましょう。

何か揉め事になった時に酒の勢いに任せて手を出してしまう人もいますが、そこはフィリピン。仮に裁判沙汰になったとしたらフィリピン人相手に勝ち目はありません。また、実際に発生した上の事件のように、基本的には自国民を守ることが優先されます。

こちらから手出ししなければ問題にならないことの方が多いため、酒に酔って手を出すことは間違っても避けてください。

ひったくり・窃盗

セブ島で夜によくある危機体験

フィリピン全体で気を付けた方がいいことになりますが、マニラでは特に多くの被害が上がっています。特に夜間は暗く一目が付きにくくなるため、拳銃や刃物を突き付けられて金銭を要求されるホールドアップといった犯罪も起こりやすくなるため注意してください。

実際に経験したひったくり・窃盗被害

マニラではありませんが、私のお客さんである留学生の友人(別の留学生)は、ある大通りを夜間歩いていたら、バイク2人乗りの男に、バッグを強奪されました。彼は夕食を済ませた後、バーに向かっている途中のことでした。

しかも、同じ被害に同じ場所で3度遭うという不運の持ち主で、最後はバッグを話さなかったため、バイクに引きずられた形になってしまい、手にひどい怪我を負っていました。

ひったくり・窃盗の犯罪の対策方法

1人で路地を歩くのは犯罪に遭うリスクが高まるため、夜に外出するときは、昼間よりもドアトゥドアを意識してください。「外出元から外出先までタクシーで行く、そして帰りも同じ」これが鉄則です。

また、万が一ひったくられそうになった場合、敢えてひったくられた方が安全です。というのも、むやみに抵抗すると相手が凶器を持っている場合、反撃に遭う可能性があるからです。実際に取り返そうとした結果、反撃を食らってしまったために大ごとになったというパターンもあります。

最低限のもの(盗られても諦めがつくぐらいもの持ち物)に限定して持ち出していれば、そのような被害に遭ったとしてもダメージは少ないため、まずはここから意識しましょう。

「どこどこを歩いたけど、俺全然平気だったよ!」と無責任に発言する人もいますが、そうした助言はスルーし、できるだけリスク回避に努めてね!

マニラ空港の治安

マニラ空港の治安

マニラ空港で乗り継ぐけど治安は大丈夫?

ここからは、マニラ空港を経由してセブ島など別の地域に移動する人も含め、特に気になる「マニラ空港の治安」について詳しく説明します。

マニラ空港を使う人は、

  1. ニラ空港で乗り継いで他の地域に行く人(空港の中で完結するパターン)
  2. マニラ空港で到着の人(空港の外に出るパターン)

の2パターンありますが、実は空港の中と外では危険度が全然違うって知っていましたか? ここを解説してるような記事は殆ど見当たらず、一色単に無意味に心配している人も多いためここで解決してください。

マニラ空港の中と外の危険度を感覚的に10段階(数値が高い方が被害に遭う確率が高い)で表すとこうなります。全然違います。

  空港の中 空港の外
危険度 2 6

 

マニラ空港の中の治安(対象:乗継ぐだけの人)

フィリピンの空港は、日本とはシステムが違います。実は、航空券を持っていない人は、セキュリティ上そもそも空港内に入れないんです。

貧富の差が激しいフィリピンですが、たいてい悪いことをする人の収入はすごく低いし、そもそも稼ぎが全然なかったりします。これを前提に考えると、そのような人たちが航空券を購入することはなく、例え空港に来たとしてもゲートで警備員によってシャットアウトされます。

僕でも知人の付き添いで空港に来ても航空券を持ってなければ中に入れてくれなかったよ(笑)

 

そのため、マニラ空港の中は、例えマニラであってもこれまで説明してきたような「マニラの治安の悪さ」とは無縁なんです。乗り継ぎなどでマニラ空港を経由する人は、空港からでなければ、そんなに過剰に心配する必要もありません。乗り継ぎだとそもそも空港の外には普通出ませんが、ターミナル移動をする場合は、「ターミナル・トランスファー・シャトル」というマニラ空港ターミナル1~4を巡回するバスがあるため、極力それで移動してください。

但し、空港内ではマニラの治安よりも以下のようなことに気を付けて下さい。

濡れ衣犯罪

濡れ衣犯罪

以前よく発生したのが、空港職員によって恐喝されてしまうという事件です。マニラ空港から出発時、手荷物検査の時に知らない間にバッグに銃弾を職員に仕込まれ、それをその職員が見つけたふりをして恐喝して来るという質の悪い犯罪です。そんなものを持っていなかったと主張した所で、拒否すれば逮捕されるため、払わざるを得ないという事態に陥ってしまいます。

当然ながら、これを報告する人も続出するわけで、ドゥテルテ大統領がこのような犯罪に激怒しすぐに動いたため、この手の犯罪はかなり減りました。その名残で、キャリーバッグをサランラップのようなビニールでぐるぐる巻きにしている人をマニラ空港でたまに見かけますが、それはこの犯罪対策の名残です。

因みに、これはマニラ空港に到着時ではなく、マニラ空港から出発する時の話です。

100%なくなったわけではないので、このような被害対策としてキャリーバッグならボールペンなどを刺せばすぐに空いてしまうファスナー式のモノではなく、ガチっと閉まるフレームタイプの方がおススメだよ。

置き引き

置き引き

至る所に警備員が配置されている空港内で、窃盗などの悪さをする人はあまり聞いたことがありません。ですが、やはりレストランやカフェ、またはベンチでウトウトしてしまったり見ていない所でモノを盗られるというリスクはあります。

そのため、空港内で飲食している際やベンチなどに長く座る時、又はトイレに行くときは持ち物に注意してください。

このように、空港の中での犯罪タイプは空港の外とは違ってかなり限定的です。そのため、乗り継ぎでマニラ空港を使う人はこの辺りを特に意識しおいて下さい。

マニラ空港の外の治安(対象:到着後に外に出る人)

マニラ空港を出てどこかに移動する人が気を付けた方がいいことをまとめます。

マニラ内で治安の悪い場所や起こりやすい犯罪タイプに関しては、前述したのでここでは空港を出る際によく起こる「タクシーのトラブル」に特化して説明します。

50回以上フィリピンに渡航している僕が断言できる空港を出るときに注意した方がいい事のNo.1がこれ。タクシーって色んなタイプがあるので、まずはここを押さえておいてね!

 

マニラ空港は国際線・国内線ターミナル1~3、国内線専用ターミナル4があって。海外からマニラ空港に飛ぶ便は1~3のいずれかに到着します。そして、空港には以下のタクシータイプがあります。

・レギュラータクシー(白色のタクシー)
最安で走ってくれるため、一番長い行列ができている。30分ぐらいは並ぶことを覚悟すること。因みに、外国人は殆どこの列には並んでいない。
・イエロータクシー(黄色のタクシー)
レギュラーの次に安く、列ができててもあまり待たずに乗れる。外国人が乗るなら大体このタイプ。レギュラーより高いと言っても100~300円程度しか変わらない。
・クーポンタクシー(バンタイプ)
「タクシー?」と声を掛けてくる人はほぼこのクーポンタクシーのスタッフ。通常のタクシー比べると10倍以上高いので普通使わない。土地勘がない人が安心だからという理由でダマされて乗るタイプのタクシー。
・配車アプリのタクシー(Grabタクシーなど)
自分でGrabなどのアプリを入れて、アプリで一般の車を捕まえるタイプ。最初から金額がアプリ上に表示されているため、ボッタクリなども気にせず乗れるのが特徴。
・ターミナル・トランスファー・シャトルバス(ターミナル移動時)
タクシーではないが、空港ターミナルの移動が必要な時に使えるシャトル。空港内に乗り口があるので、これが使えるならタクシーは必要なし。空港内の「Terminal Transfer」という看板を見つけたら、そこに行って時刻表を確認。

僕がマニラ空港から出るときに一番使うのは「配車アプリ」です。ただ、配車アプリを使う人が非常に多く、全く捕まらなかったりアプリ自体がパンクしているということもあるため、その時はイエロータクシーを使います。そして、なぜかそのイエロータクシーさえもいない時は、しぶしぶレギュラータクシーの行列に並ぶという感じす。

空港内に並んでいるレギュラータクシーやイエロータクシーは、空港警備員によって管理されていて、乗車時に非常連絡先や車体番号などが書かれた紙をもらいます。そのため、ドライバーも法外な金額を吹っかけたりするという事が以前よりもかなり減った印象です。

また、「タクシー?タクシー?」って空港の出口付近で声を掛けてくるのがクーポンタクシーと呼ばれるスタッフの人たちです。特に詐欺などではありませんが、行先ごとに表示された金額は普通のタクシーの10倍以上だったりするので、相場を知っている僕は笑ってしまいます。ですが、初めて来た人などは訳が分からず使ってしまうと思います。

お金が沢山ある人は気にせず使うとストレスもなく安心して目的地に連れて行ってくれますが、節約したい人は間違っても使ってはいけないタイプのタクシーです(笑)

タクシーのボッタクリ

タクシーのボッタクリ

ここまで説明してきて、どこにボッタクられる要素があるの?と思ってしまうかもしれません。そうなんです、基本マニラ空港でキチンと管理されている上記のようなタクシーを使っていれば実はボッタクリの被害はそれだけで少なくなります。

では、どこからボッタクリタクシーの話が出てくるかというと、その正体は「流しのタクシー」でした。要は、空港に管理されていないタクシーの事です。僕も空港で流しのタクシーに乗ったことが何度かありますが、だいたいこんなパターンです。

  • 乗客に声を掛けてタクシーまで連れて行ってくれるパターン

荷物を運んでくれたり、とにかく到着したてで右も左もわからない人にはすごくありがたいように見えますが、世の中そんなに甘くありません。だいたいボッタクリタクシーです。絶対メーターを回してくれることはないため、到着してから言い値になってしまう事が大半です。または、乗った時に聞いていた金額と全然違うという事もよくあります。

  • マニラ空港のターミナル間の移動時、その辺にポツンと止まっているタクシーに乗るパターン

これも経験上95%の確立でボッタクリタクシーです。空港は、到着フロアと出発フロアに分かれていますが、空港内に乗り入れするタクシーが管理されているのは、「到着フロアのみ」です。そのため、出発フロアにいるタクシーはほぼボッタクってきます。自分がどっちのフロアにいるのか確認しておいてください。

ユーチューバーなども「マニラ空港のタクシー最悪!」って動画をあげていたりするけど、この知識がないだけだです。だからちゃんとこのタクシーのタイプやボッタクられるパターンを知っておけば被害はかなり防げます。

タクシー運転手によるホールドアップ

タクシー運転手によるホールドアップ

ケースとしてはボッタクリよりも圧倒的に少ないですが、それでも無いと言えないのが、運転手に銃器を突き付けられて金銭を要求されるホールドアップです。空港から移動する際は、とにかくボッタクリに注意してればいいですが、街中で流しのタクシーに乗る際は、一応この辺も頭の片隅に入れておきましょう。

でも、どうやってそのようなタクシーを見分けたらいいのでしょう?残念ながら見分けることは困難です。ただ、タクシー内で座る場所を変えることで、被害に遭いにくくなるかもしれません。ちょっとした対策ですが、この辺りも知っておくといいです。

安全な座席

ホールドアップにあいにくい座席は後部座席の左側(運転手の真後ろ)です。万が一、運転手が凶器を出してきたとしても、一番襲いにくい場所がそこだからです。そこに座られるとかなりきついはずです。

 

実際に僕も、少し用心するときは敢えてこちらの席に座るよ。

 

トラブルにあった時の連絡先

  • 警察・消防・救急(National Emergency Hotline):911
  • 診療救急(フィリピン赤十字):143
  • 警察署
エリアごとの連絡先

(ア)マニラ首都圏警察署(市外局番02)
(イ)マニラ首都圏共通 :911または117(日本の110番、119番に相当)
(ウ)マカティ市 :168
(エ)タギッグ市(BGC) :8642-2060、8642-3582(Tel/Fax)

  • 病院(24時間受付可能な救急外来有り)
日本人にお勧めの病院

セント・ルークス・メディカル・センター 病院

フィリピンで最も高級な5つ星の病院です。病院なのに高級ホテルのような作りで、スターバックスやレストランなども完備しています。治療費が高めなので、海外旅行保険に加入していて余裕があれば選びたい病院です。

https://www.stlukes.com.ph/

マカティメディカルセンター病院

マニラの中心地であるマカティ内にある病院で、フィリピンで最大規模です。4つ星の病院で、多くの日本人が利用しています。

http://www.makatimed.net.ph/

エリアごとの連絡先

(ア)マニラ市
 ・メディカル・センター・マニラ(Medical Center Manila):8523-8131~65
 ・マニラ・ドクターズ・ホスピタル(Manila Doctors Hospital):8558-0888、8558-0797~0799
(イ)マカティ市
 ・マカティ・メディカル・センター(Makati Medical Center):8888-8999(ジャパニーズ・ヘルプ・デスク:7618-9802、0917-716-9007)
 ・マニラ日本人会診療所:8818-0880、8819-2762
(ウ)パサイ市
 ・サン・ファン・デ・ディオス・ホスピタル(San Juan De Dios Hospital):8831-9731~9736
(エ)ケソン市
 ・セント・ルークス・メディカル・センター(St. Luke’s Medical Center):8723-0101
(オ)アラバン(モンテンルパ)
 ・アジアン・ホスピタル・メディカル・センター(Asian Hospital and Medical Center):8771-9000(ジャパニーズ・ヘルプ・デスク:0917-819-5461)
(カ)タギッグ市(BGC)
 ・セント・ルークス・メディカル・センター(St. Luke’s Medical Center):8789-7700(ジャパニーズ・ヘルプ・デスク:7506-7985、0917-592-5732

  • 消防
エリアごとの連絡先

(ア)マニラ地区(指令センター) :8527-3653 / 8527-3627
(イ)マカティ地区 :8818-5150 / 8816-2553 / 8844-3313
(ウ)タギッグ(BGC)地区 : 8837-0740 / 8837-4496
(エ)パサイ地区 :8844-2120 / 8843-6523
(オ)ケソン地区 :8924-1922 / 8330-2344

  • フィリピン観光省(ツーリスト・インフォメーション・センター) :8459-5200 (loc.101、102)

滞在先(ホテル・学校・留学エージェント)

観光・旅行中なら滞在中のホテルの電話番号は必ず知っておきましょう。

また、留学中なら語学学校のスタッフや友人の他、手配してもらった留学エージェントも緊急時に相談できる心強い味方になるはずです。

これらは、マニラの出発前にできればすぐに取り出せるよう、以下の様にメモとして連絡先を残しておいた方がいいです。

関係 連絡先
語学学校 ※電話番号のほか、LINE等
学校スタッフ ※電話番号のほか、LINE等
留学エージェント ※電話番号のほか、LINE等
友人A ※LINEなど
友人B ※LINEなど

旅レジと在留届の登録

たびレジ

フィリピンに限らず、「たびレジの登録は推奨」しています。たびレジは、渡航先の安全情報をリアルタイムでゲットできるツールだからです。3ヶ月未満の渡航者が登録しておかれるのをお勧めします。

主に以下の案内が日本語で入ります。

  • 海外渡航者の安全のために現地の重大事件・事故
  • 注意が必要なイベント・トラブルについて事前の注意喚起
  • 外務省海外安全ホームページの更新情報

参考:たびレジ

在留届

在留届は、海外にいる日本人の実態を把握し、海外で日本人が巻き込まれる可能性のある緊急事態やその他の事件・事故が発生した時に、外務省(大使館・領事館)から安否確認や支援ができるようにするためのものです。

3ヶ月未満は「たびレジ」の登録でいいですが、3ヶ月以上の渡航予定の方は「在留届」を登録しておくようにしてください。また、在留届の登録タイミングは以下の通り外務省から案内されています。

在留届は旅券法第16条によって、外国に住所又は居所を定めて3ヶ月以上滞在する日本人に、その住所や居所を管轄する日本の大使館又は総領事館への提出を義務づけているものです。提出は現地に到着して住所等が決まった後で提出するようにしてください。

引用元:外務省オンライン在留届

参考:外務省オンライン在留届

まとめ

フィリピン国際警察と一緒に夜間警備

マニラの治安は総じて悪いです。ただ、それでもマニラに行く理由がある人、又はマニラ空港を経由して別の地域に行く人など、マニラの治安を気にする人は多いはずです。

マニラ首都圏の中心部に用がある人は、マカティ市のアヤラセンター、グリーンベルトモール、グロリエッタ、レガスピ・ビレッジ、サルセド・ビレッジ辺りに泊ると安心度が増すはずです。一方でマラテ、エルミタ、エドサ通り、パサイ市、ブルゴス周辺など治安の悪い地域を歩く際は特に気を付けて下さい。

また、マニラ空港を経由して他の地域に行くだけの人であれば、空港からでなければ基本的にそんなにビクビクする必要もありません。

僕の知人に、マニラに何年も住んでいる日本人がいますが、特に大きな犯罪に巻き込まれたことはありません。住んでいれば、色んな情報が入るので徐々に治安の良い所と悪い所、そして治安対策が身についてくるからです。

ですが、これから初めてマニラに行く方は、マニラに用がある人も経由するだけの人も場所やシチュエーションごとに犯罪タイプとその対策方法をこの記事で丁寧にまとめているので、繰り返し読んでぜひ参考にしてください。

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
シン
フィリピン・セブ島留学専門家//セブ&バギオ公認エージェント/ライフカウンセラー/2度のフィリピン留学でTOEIC900&IELTS6.5取得

ネットの情報があまりにも胡散臭いので、フィリピンに年間7~9回ほど視察に行って情報収集してます。

【好き】世界一周、フィリピン、マンゴー丸かじり、カレーライス、糸の力(納豆)、ドローンはMavic Pro 2 Zoom、DJI Osmo Pocket
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