【2026年10月最新】フィリピン入国条件を徹底解説

フィリピン入国条件を徹底解説

日本のパスポートを持っている人は、事前にビザを取らずにフィリピンへ入国でき、30日まで滞在できます。入国の条件は、パスポートの有効期限が滞在する期間より6ヶ月以上先まで残っていること、フィリピンを出国する航空券を持っていること、出発前にeTravel(電子入国登録)を済ませていることの3つです。本記事では、2026年10月の最新情報を元に、観光やビジネス、語学留学を目的とする人のための「無査証(ビザなし)入国」の条件と書類をまとめています。

最新・フィリピン入国条件チェックリスト

日本のパスポートを持っている人の、入国の条件と書類を1つの表にまとめました。手続きの詳しいやり方は、表の「詳しくは」の記事で説明しています。

スクロールできます
項目条件・必要なもの詳しくは
滞在できる日数ビザなし(観光ビザ)で30日まで。30日を超えて留学する人は、入国したあとにフィリピンでビザを延長する(語学学校が手続きを代わりに行うのがふつう)何週間でどの手続きが要るか(ビザの全体像)
パスポート有効期限が、滞在する期間より6ヶ月以上先まで残っていること。足りないと、日本の空港で飛行機に乗せてもらえないことがある—
出国用の航空券フィリピンを出る航空券(日本へ帰る便か、第三国へ行く便)のeチケット。片道の航空券だけでは入国できない(日本の空港で搭乗を断られることもある)捨てチケット(出国用の航空券)の用意のしかた
eTravelフィリピンに着く72時間前(3日前)から公式サイトで登録する(無料)。登録が終わると出るQRコードを、日本の空港のチェックインと、フィリピンの入国審査・税関で見せるeTravelの登録方法と画面の英語の意味
持ち込める現金フィリピンペソは1人5万ペソまで(超える額はフィリピン中央銀行の事前の許可が要り、旅行や留学のためには認められない)。円や米ドルなどの外貨は額の上限はないが、1万米ドル相当を超えるときは全額を申告する(申告はeTravelの税関申告の中でできる)—
15歳未満の子ども親(親権者)と一緒に渡航しないとき(祖父母や引率の人と行くときなど)は、WEG(入国管理局の許可)が別に要る未成年者の入国(WEG)の手続き
検疫(コロナ関連)不要(2023年7月22日からワクチン接種証明書・陰性証明書の提示は不要)—

フィリピンの空港の入国審査では、パスポート・eTravelのQRコード・帰りの便(または第三国へ出る便)のeチケットを出せるようにしておきます。留学の人は、学校の入学許可証も聞かれたら見せられるように手元に置いておきます。入国審査の場で聞かれることと英語での答え方は、「セブ島留学の入国審査の全手順」にまとめています。

フィリピン無査証(ビザなし)入国の基本条件

フィリピンに事前のビザ申請なし(無査証)で入国できる条件は以下の通りです。

滞在できるのは「30日間」まで

観光や商用、語学学校への留学の場合、事前にフィリピン大使館でのビザ申請は不要です。但し、滞在期間は「30日以内」となります。

パスポートの有効期限が6ヶ月以上

フィリピンに滞在する期間に加えて、パスポートの有効期限が6ヶ月以上残っている必要があります(たとえば3ヶ月留学するなら、入国の時点で9ヶ月以上が目安)。足りないと、日本の空港で飛行機に乗せてもらえないことがあります。航空券を手配する際に、必ずご自身のパスポート期限を確認するようにしてください。

出国用航空券を持っている

「いつ帰るか決めてないから片道チケットだけ持っておこう」という考え方は危険です。必ずフィリピンを出国するチケットの準備が必要です。長期滞在予定者は、安い捨てチケットを買っておくという方法もあります。

但し、留学の延長を検討していて具体的な帰国日が決まらないという人は、延長したときの航空券の変更のことも考えて、捨てチケットの日程を決めましょう。なお、留学に必要なSSP(特別就学許可証)の有効期限は、航空券の日付ではなく、学校に申し込んだ留学の期間(卒業予定日まで・最長6ヶ月)で決まるため、延長したときはSSPを取り直すことがあります。

フィリピン留学の「捨てチケット」完全ガイド

【対象者・状況別】フィリピン入国時の追加手続きや注意点

【全員必須】「eTravel(イートラベル)」の登録

現在、フィリピンへ入国する全員が「eTravel」というシステムで事前申請が義務付けられています。2024年5月のアップデートで、税関申告も同じシステム内で行えるようになりました。実際の入力画面やアプリの操作手順については、以下の記事に詳しくまとめています。

15歳未満の単独渡航または親権者以外との渡航

15歳未満の子どもが単独または親権者以外の人(例:親戚)と一緒にフィリピンに渡航する場合は、「WEG申請」という特別な事前手続きが必要です。ジュニアの単独留学などで該当する方は、以下の記事を参考にしてください。

30日超の滞在

31日以上滞在が必要な場合は、出国前にビザ申請を済ませるか、フィリピン入国後に入国管理局でビザ延長手続きを行うかのいずれかです。語学留学の場合、ほとんどの学校でビザ延長を含めた諸手続きを代行してくれます。

ビザ延長なしで30日を超えてしまった場合は、帰国時にフィリピンを出国できなくなるため注意してください。ビザの延長については、以下の記事で解説しています。

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日本出発からフィリピン到着までの流れ

渡航日の実際の流れは以下のステップ通りです。

STEP
日本の空港でチェックイン

チェックインカウンターでは、パスポートと併せて「フィリピンから出国する航空券」と「eTravelの登録完了画面(QRコード)」の提示が求められます。

STEP
フィリピン到着後の入国審査

飛行機を降りたら入国審査です。外国人専用レーンとフィリピン人専用レーンがあるため、外国人専用レーン(Foreigner)の方に並びます。審査時には、パスポートの提示後に「フィリピンから出国する航空券」と「eTravelの登録完了画面(QRコード)」の提示が求められます。

STEP
荷物をピックアップ

入国審査が終わったら、ターンテーブルで自分が預けたキャリーバッグを回収します。

STEP
税関申告

荷物を回収して出口に向かうと、途中で税関申告のエリアがあります。通常はそのまま通過できますが、職員が抜き打ちで荷物検査を行う場合があります。このエリアを通過すると、到着ロビーへ進むことができます。

日本帰国時の手続き

日本人が帰国する際の手続き自体は非常に簡素です。現在は、陰性証明書やワクチン接種証明書の提示は不要で、フィリピンを出るときのeTravelの登録も日本国籍の人は要りません。日本の入国審査と税関は、「Visit Japan Web」を前もって登録しておくと、空港を早く出られます。ただし、フィリピンに6ヶ月以上滞在した人は、帰国の前にECC(出国許可証)の手続きが要ります。

詳しく知りたい方は、「フィリピンから日本への帰国|スムーズな手続きと準備のポイント」で解説しています。

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この記事を書いた人

フィリピン留学Hub代表。2013年からフィリピン・セブ島留学の支援を続けて13年。自身も2度のフィリピン留学を経験し、TOEIC900・IELTS6.5を取得。

語学学校70校以上を現地で視察し、年間1,000件以上の留学相談に対応。学校の良い点も弱点も、見てきたまま正直に書いています。