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留学相談者:フィリピン語学留学を3ヶ月から6ヶ月ほど考えています。そこで悩むのが50人程度の語学学校なのか100人から200人くらいいる語学学校にするべきなのかということです。また、日本人が沢山いる学校ってどうですか?その辺りを教えていただけると幸いです。
フィリピン留学は、語学学校にはいろんなタイプがあって、定員数も様々です。一番小さいものだと、10人前後という語学学校もあります。あまりネットの中では目立ってなかったりするんですが、そういったところにも生徒の生徒が集まっています。
その次に多いもので、50人程度の語学学校です。一番多いタイプが100人前後の語学学校です。もうちょっと大きくなると、200人入るという語学学校もあります。もちろん、定員の数が違うってことは、雰囲気も違ってきます。私が見ていて思ったのが、小規模になればなるほどアットホーム感が出てくるなーということです。
ひとつ例をあげます。大規模校(100人以上の語学学校)に入学するときは、毎週いろんな人が、出ては入ったりという状況ですので、入ってくる人に対して、わざわざ積極的に声をかけにいって仲良くなろうっていう人は、割合的には少ないと思います。そういう人もいるにはいますが小規模校(50人以下)ほどではないです。小規模校だとみんな家族みたいな感じになりやすいので、入ってきた途端にいきなり「どこから来たの?」と声をかけられるということが多々あるようで、入ってきたときの打ち解け具合や友達の作りやすさというところでは小規模校に多少分があります。
大規模校でも、時間がたてば顔をあわせている限り仲良くなるので、どちらが絶対とはいいとは言いきれませんが、「私はアットホーム感が好き」という人は、小規模校から選んでみてもいいと思います。逆に積極的にいろんな人に絡んで声をかけていけるようなタイプの人だと大規模校の中から選んでみてもいいです。
語学学校の考え方としてもちょっと差がでてきます。たとえば、小規模校の経営者に対して、「これだけ人気のある語学学校なら、もうちょっと定員増やして大きくしたらいいんじゃないですか」と聞くことがあります。ところが、経営者は否定します。理由は、「50人以上になってしまうと、そもそも顔をひとりひとり覚えてられないし、それは顧客に対して失礼だと思っている」ということからです。そのような小規模な語学学校に入学できると、普通だと中々会えない経営者と留学生の距離が近いので、直接話す機会があったりします。経営者自身がそういう考えなので、できるだけ一人一人伸ばしてあげようという柔軟性のあるカリキュラムになっていることが特徴です。
大規模校がそうじゃないというふうには思いませんが、やはり100人以上になってくると、どうしても経営者と留学生の距離はあるし、経営者が生徒一人一人に対して直接会って話をしてケアするというのは難しい環境です。でも、そこはきちんとスタッフを配置して担当制でケアができるようにしているのでそんなに心配する必要はありません。ただ、中には残念ながらそうじゃない大規模校もあるので、そのような語学学校では、孤独を感じてしまったり、相談できる人がいなくなったりする可能性も出てきます。小規模校、大規模校のメリット・デメリットがあるので、自分はどちらに向いているのか、まずは考えてほしいと思います。
日本人経営の語学学校であれば、日本人が集中するのは当たり前です。むしろ、日本人しかいない語学学校が殆どなので、日本人の割合とかそういう問題でもなくなってきます。
外国人留学生の多い語学学校と、日本人の多い語学学校、どっちがいいのかという話なんですが、これに関しては、その人の志向、もしくは目標によってだいぶ異なってきます。日本人の留学生しかいないからダメかというと、必ずしもそうではありません。もちろん、日本人ばかりの語学学校だと、授業が終わればとたんに日本語が話されてしまいます。せっかく英語漬けになりかけても日本語がすぐに飛び交うので一気に日本語に戻されてしまいます。
ただ、帰国後もすぐに会える友達をたくさん作ったり、英語ではそこまで深く会話できないけど日本語だからお互いのことをより深く知れるというメリットもあります。特に人生をテーマに語ったりするのも面白いという声がよくあります。なぜかというと、同じ日本人であっても、日本の中で自分の周りにはいない珍しいタイプの日本人が集っているからです。そうした違う価値観や世界観を持っている人たちの話を聞くのはすごく刺激になるものです。
対して、外国人の多い語学学校(殆どが韓国人経営)であれば、インターナショナルフレンドが多くできるので、勉強以外にそういったこともいろんな経験をしたり、外国人の友達をたくさん作りたいということであれば、韓国人経営の語学学校を選ぶほうがいいと思います。
実際に留学が終わってからも韓国・台湾・ベトナムとかもしくは、中東の留学生とフェイスブックとかLINEやカカオトークで繋がったりする留学生がたくさんいます。その後の交流では、自分たちの国を行き来して、実際に会っているという例も多く聞きます。
このように、日本人経営と韓国人経営のどちらを選ぶのかということも自分の目的次第です。ただいえるのは、日本人留学生の割合だけでは英語漬けの環境になりやすいとは言えません。もし、そこが気になるような人は、きちんと語学学校に滞在しながら視察をして、どういう雰囲気だったのかということを知っている代理店に確認をしたほうがいいです。