
0120-504-216
営業時間:平日9時〜18時
今回は、フィリピンの大学留学についてお話しさせて頂きたいと思います!実は何を隠そう、私もバギオ市内の大学を卒業しています。
フィリピンといえば英語留学だけかと思われがちですが、実はフィリピンで大学留学という選択肢もあるのです。
フィリピンの大学留学を一言で説明すると、、
『安い・英語授業・しっかり勉強出来る』なのです。
早速紹介していきます!!
フィリピンの大学正規留学についての詳細は「フィリピンの正規留学を徹底解説」をご参照ください。
フィリピンと言えば、格安英語留学で日本でもグングン知名度を上げています。欧米留学と比べてアジア圏なので距離も近く、何より学費が安いことで有名です。
でも実は、フィリピンには語学留学だけではなく、大学留学等の選択肢もあるのです。
私も実はバギオ市内の語学学校を卒業し、その何年か後にバギオ市内の大学に入学したのです。そして勿論無事卒業しました!!そんな体験を基にフィリピンの大学留学の全貌をお話しさせて頂きます!
地域にも大学にもよりますが、国公立の大学であれば授業料は本当に安いです。
年間約10万円!!
と言ったところじゃないでしょうか。日本の大学であれば授業料だけで10倍近くする事もありますよね。
大学にもよりますが、私の在籍していた大学は、月曜日から土曜日まで毎日朝から夜まで授業がありました。大変ですが、とてもやりがいがありました。
フィリピンの留学は、学費以外の出費もかなり安く抑えられるのです!
私の住んでいた学園都市で有名なバギオ市の物価はかなり安いんです。
アパートを借りて一人暮らしをしている人がほとんどですが、おおよそ1ヶ月でP6,000くらい(日本円で13000円程)が家賃の相場です。
本当、驚く程安いですよね。。。
食費に関しても朝食はバナナとホットチョコ、昼食は学食(約80円)、夕食は外食しても1食約300円程です。自炊すればもっともっと安くなります。
フィリピンの大学では、授業は英語で行われます。中にはタガログ語(ローカル言語)で行われる事もありますが、それ程多くはありません。
語学学校に何か月か通った後に、そのまま大学に入学なんてルートも良いかもしれませんね!
テキストや授業内容は全てアメリカのものがベースとなっていますので、教育の質や内容というのもしっかりしているのです。(元々フィリピンはアメリカの植民地でした)
大学での専攻科目も、日本と比べてかなり細かく具体的なものが多いのも特徴です。例えば、マネジメント、マーケティング、起業家専攻、国際経済学部、ファイナンシャルマネジメント学部、観光学科、本当に色々あります。
授業では、毎日のプレゼンテーションをしたり、ディスカッションの機会が多かったりと、日本の大学にはないアウトプット中心の授業がほとんどです。
先程も少しだけお話しさせて頂きましたが、月曜日~土曜日まで毎日授業があるのです。
課題も毎授業出たりしますし、「次の授業で小テストやりますよ!」なんて事も日常茶飯事なので、私も大学が終わって毎日夜まで勉強していました。
日本の大学とは違い、アルバイトなんてする暇はないのですが、とても充実した大学生活を過ごす事が出来ます。
日本での大学生活を想像していると、その差に驚きます。まずそもそも国が違います。国が違えば、人、生活環境、慣習、全てが違います。大学に行けばほとんどが現地のフィリピン人です。
大学の授業は英語ですが、授業が終わればクラスメイトはタガログ語で話しています。
そんな環境に馴染み、慣れるまではかなり大変だと思います。
と言っても、フィリピン人は皆優しいので困っていると助けてくれます。
私も最初の3か月は本当にすごく助けられました。今ではその友人は人生で繋がる親友です。
これなんです、、本当に困りました。
大学に入るまでタガログ語に触れる事すらなかった私は、本当に苦労しました。講義の内容もまるで理解出来ませんし、教授からのInstructionも分からず。。
ただし、そんな環境の中でも勿論助けてくれる友人の存在はとても大きかったです。
『とにかくこの文章全て丸暗記して!!!!』(勿論内容は全部タガログ語)
なんて何とかテストを乗り切った事もあります。タガログ語も一時期はかなり本気で勉強しました。でも今となれば良い思い出です。
フィリピンでの一人暮らしにも、慣れるまではとても大変でした。
日本のようにコンビニに行けばおにぎりやパンが売っているわけでもなく、スーパーに行けば日本の調味料なんて勿論売っていないわけで。
自炊しようにも、炊飯器も使い勝手が悪いし、お米の炊き方も少しコツがいるし。。生活用水以外の水は定期的に買わなければいけないし。。もっと悪いときは3日以上電気、水が止まる事もありますし。
まず、「ここは日本じゃないんだよ。」という所からしっかり意気込んで、心の準備をしなければ到底フィリピンの大学留学なんて無理です。
フィリピンの語学学校に留学した事がある人ならわかると思いますが、そこでは毎日食事が出る事は当たり前だし、学校の中に宿泊寮が付いてるし、日本人のスタッフもいてシャワーが出ない等、何かあればいつでも相談出来ましたが、一人暮らしはその全てがありません。
食事も自分で何とかしなければならないし、自分で部屋の掃除もしなければならない。部屋の事で何か起これば自分で全て解決しなければいけない。一切の甘えはありません。
先程も少し紹介しましたが、1年間の費用はざっくり以下のような感じになります。
授業料:10万円(1年)
家賃:15万円(1ヶ月約12500円)
食費:17万円(1食150円×3×365日分)
学生ビザ代:2万円(1年に1回)
お小遣い:12万円(1ヶ月1万円)
合計 56万円
安すぎませんか、、、、?4年間通っても約200万円程度ですよ。私も昔はお金が無かったので、フィリピンという選択肢があって本当に良かったなと思っています。
フィリピンの大学の1年の流れは、日本と同じように2学期制です。秋に入学し(9月頃)、1年に2回の休み(主には夏の時期と年末年始の時期)があります。
テストは1つの学期に3回。その合計でその該当学期の成績が決定します。
フィリピンで大学生をやっていた頃の1日のスケジュールを簡単に紹介します!
6時 | 起床 |
8時 | 登校・授業 |
19時 | 授業終了・帰宅 |
21時 | 夜からオンラインで講師業のアルバイト |
23時 | 課題や復習 |
0時半 | 就寝 |
こんな感じで、かなりタイトな生活を送っていました。
慣れるまでは大変でしたが、今振り返ってみると人生で1番充実していたなと思います。
基本的に日曜日は休みだったので、部屋の掃除と1週間分の食事作り(冷凍保存用)、昼からは毎週お気に入りのマッサージ屋さんに行き、夜は友達と外食。そんな生活を送っていました!
私が通っていた大学を含め、バギオ市内の大学だけにはなりますが、ざっくり紹介したいと思います。
私が大学を決めるときは、実際にバギオの各大学を訪問して、その雰囲気や、学生層、コース、立地などを見て決めました。
こちらは私の通っていた大学で、外国人学生がかなり多いです。
この条件が揃っていたため、私はコーディリアラ大学に決めました。
キャンパス内では、EOP制度を実施しています。(全然不完全でしたが。。)学生はアジア圏、中東圏がかなり多いですが、日本人はほとんどいません、、
シティの中心地にあるので立地は抜群。フィリピン国内でも国内大学ランキングでは10位以内に入っていました(私が入学した当初)
BSBA (Bachelor of Business Administration)はかなり優秀な教授が揃っていた印象です。施設もバギオ市内では一番きれいですし、床で寝られるくらいいつもピカピカです!(笑)
各国から学生が集い、タウンから徒歩15分程の所にある大学です。
英語初心者でも入学できるという事もあり、外国人留学生が最も多い大学です。
日本の大学からも時々交換留学生(1週間程)が来たり、と国際交流も盛んです。ただし、勉強自体は割と楽ちんという声もよく聞きます。
バギオ市内で最も有名な大学。付属の大学病院もありますので、看護コースを専攻されている学生を多く見かけます。
こちらの大学はキリスト教の大学ですので、毎日朝には大学内の教会でお祈りの時間があったりと、宗教色が強い大学です。施設は古く、外国人学生はほとんどいないみたいです。(授業があまり英語ではないみたいです)
バギオ市内にも分校があり、ハイレベルな学生が集います。
ただし、こちらは外国人学生の受け入れをしておらず(交換留学生は可能)、現地の学生のみが入学できるみたいです。(私も昔聞きに行って断られました。。)
お金の無かった自分でも、海外で英語をつかって授業を受けることができ、最終的にはとても満足しています。
現地の学生とグループプロジェクトで毎日夜中を過ぎるまで一緒に作業していた日々は本当にかけがえのない価値、そして宝物になりました。
生活環境から人から食べ物、学習スタイル、慣習、何一つ日本と同じところはなかったような気がしますが、それでも新しい文化に触れ、たくさんの人の輪が出来ました。
一人では生きていけない環境だからこそ、素敵な出逢いに恵まれました。フィリピンの大学生活は、私の中で一生記憶に残り続けます。何よりフィリピン、バギオという街が心から好きになりました。
もっと多くの日本人学生に、『フィリピンの大学に通う』という選択肢を持って頂けたら本当に嬉しいです!