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フィリピン留学でTOEICの点は上がります。当社のお客様と体験談の10人のうち、受けた授業が分かる6人を比べると、TOEICの授業を受けた人は+150〜355点、TOEICの授業を受けずに英会話を目的にしていた人は+75〜115点でした。この6人の中では、留学の長さよりも「TOEICの授業を受けたかどうか」で差がついています。当社のお客様には、6週間で400点台→845点、2か月で300点台→800点台になった人もいます。
この記事では、10人の期間・留学前の点・留学後の点・学校と受けた授業を1つの表にまとめ、「留学してもTOEICは上がらない」「TOEICは留学では使えない」と言われる理由と、点を上げたい人のコースの選び方を説明します。
この記事の30秒まとめ
当社のお客様と、このサイトの体験談から、留学でTOEICの点がどう変わったか分かる10人を、期間の短い順に並べました。ここでいうTOEICは、ふつう「TOEIC」と呼ばれる聞く・読むの試験(TOEIC Listening & Reading)です。
| 期間 | 留学前→留学後 | 上がった点 | 学校・受けた授業 | くわしく |
|---|---|---|---|---|
| 1か月(大学生の夏休み) | 帰国後に受けて約150点アップ | 約+150 | CIPのTOEICコース | 体験談 |
| 6週間 | 450点→620点 | +170 | TOEICのリスニング・リーディングの授業 | 体験談 |
| 6週間 | 400点台→845点 | +350以上 | バギオのPINES(当時のチャピス校) | 当社のお客様 |
| 6週間 | 775点→850点 | +75 | TOEICの授業なし。スピーキングを伸ばすのが目的で、音読と単語に力を入れた | 体験談 |
| 2か月 | 300点台→800点台 | +400以上 | バギオのTALK(閉鎖) | 当社のお客様 |
| 3か月(前半) | 540点→2か月目に750点→3か月目に895点 | +355 | TOEIC対策に専念(後半の3か月は英会話) | 下の動画 |
| 12週間 | 510点→625点 | +115 | リスニングとスピーキングを伸ばすのが目的(TOEICのための留学ではない) | 体験談 |
| 24週間 | 目標の700点以上を達成 | — | 英会話→スピーキング→TOEICの順にコースを変えた(SMEAG キャピタル校) | 体験談 |
| 6か月(5か月目に受験) | 610点→790点 | +180 | 3か月目からTOEICの授業(それまでは話すことに慣れるのが中心) | 体験談 |
| 期間の記載なし | 約550点→約850点 | 約+300 | バギオのPINES(当時のチャピス校)のスパルタ。マンツーマン半日・グループ半日、平日は外出なし | 体験談 |
表の10人のうち、当社のお客様2人と期間の記載がない人は、TOEICの授業を受けたかどうかが分からず、24週間の人は上がった点が分からないため、残りの6人で比べます。同じ500点台から3か月(12週間)留学した2人でも、TOEIC対策に絞った人は540点→895点(+355)、リスニングとスピーキングを伸ばすのが目的だった人は510点→625点(+115)でした。授業が分かる6週間の2人も+170点と+75点ですが、+75点の人は775点からで、もともと点が高いぶん上がり幅が小さくなりやすいことは差し引いて見てください。この6人の中では、期間の長さより、TOEICの授業を受けたかどうかで差がついています。
英米科の大学3年生で、留学前のTOEICは540点でした。休学して半年間フィリピンへ行き、前半の3か月はTOEIC対策だけに絞りました。1か月で100点近く上がり、2か月目の公式試験で目標だった750点に届き、3か月目には895点まで届いています。後半の3か月は英会話に強い学校へ移り、覚えたことを話す力に変えました。
12週間で510点→625点だった人は、点を上げることより、聞く力と話す力を伸ばすことを目的に留学していました。リスニングは約100点上がりましたが、リーディングはあまり上がっていません。775点から6週間で+75点だった人も、TOEICの授業は受けず、スピーキングを伸ばすために音読と単語の暗記に力を入れていました。
英会話の授業でも、英語を聞く時間が長いのでリスニングは上がります。一方、TOEICの形式の長文を、時間を計って解く練習は、英会話のコースにはふつう入っていません。TOEICの点が目的なら、リーディングの練習が入ったTOEICのコースを選ぶのが近道です。
「留学してもTOEICは使えない」という声には、大きく2つの意味があります。
海外の大学・大学院・カレッジに出願するときの英語の条件は、TOEFLやIELTSの点で決められていることが多く、TOEICの点では出願できない学校が多くあります。IELTSなら6.0〜7.0(コミュニティカレッジは5.5)を求められるのが一般的です。出願のために点が要る人は、先に出願先の募集要項で「どの試験の何点か」を確かめ、IELTSやTOEFLが要るなら、最初からそのコースを選ぶほうが近道です。今のTOEICの点がIELTSのどのくらいにあたるかは、IELTSの一覧の換算表で見られます。
IELTSが要る人は「フィリピンのIELTS対策におすすめの学校」、TOEFLが要る人は「TOEFL対策ができる学校」を見てください。
フィリピン留学はマンツーマンの授業が中心なので、いちばん伸びやすいのは話す力です。ところが、ふつうのTOEICは聞く・読むの試験なので、話す力そのものは点に出ません。上の表で、英会話を目的にしていた人の上がり方が小さいのはこのためです。逆に、TOEICの点が高くても話せるとは限りません。540点から3か月で点を上げた大学生も、後半の3か月は英会話の学校へ移り、覚えたことを話す力に変えています。
話す力を点で見せたいときは、別の試験の「TOEICスピーキングテスト」があります。対策は「TOEICスピーキングテスト対策(前編)」「(後編)」にまとめています。
10人の例から、点を上げたい人が留学の前に決めておきたいのは次の3つです。
同じ学校でも、英会話のコースとTOEICのコースでは授業の中身が大きく違います。TOEICのコースはリスニングとリーディングの問題の解き方を、マンツーマンで弱いところから教わります。英会話も伸ばしたい人は、半年をTOEICと英会話に分けて組むこともできます。早く点が要るなら前半をTOEICに(上の表の540点→895点の人)、まず英語で話すことに慣れたいなら、最初の2か月は話すことを中心にして、3か月目からTOEICの授業を取る組み方もあります(610点→790点の人。24週間の人も、英会話→スピーキング→TOEICの順にコースを変えています)。
TOEICのコースがある学校では、決まった間隔で模擬試験を行うところが多くあります。たとえばSMEAG キャピタル校は毎週木曜、CG スパルタ校は2週間に1度です。点の動きを見て、弱いパートの授業を増やすなど、授業の中身を講師と相談して変えられます。
留学の成果を就職活動などで見せるには、公式試験の点が要ります。就職活動で留学そのものがどう見られるかは「留学は就活で有利になる?元面接官が話す、評価される留学とされない留学」で書いています。フィリピンでも公式試験は受けられ、校内が公式試験の会場になっている学校もあります。帰国してから受けるなら、日本の試験日も先に調べておきましょう。受け方は「フィリピンのTOEIC受験方法」で説明しています。
「期間内に目標の点に届かなかったら、授業料なしで延長できる」点数保証コースがある学校もあります(延長中も、滞在費などの現地の費用はかかります)。入学のときに要る点や期間は学校ごとに違うので、TOEIC対策ができる学校の一覧で比べてください。
この記事の例では、クラークのCIPでTOEICコースを1か月受け、帰国してから受けたTOEICで約150点上がった大学生がいます。540点から始めてTOEIC対策に絞った大学生も、1か月で100点近く上がりました。1か月でも上がりますが、目標の点がはっきりしているなら、2〜3か月あると目標までの計画を立てやすくなります。
上がりますが、上がり方は小さくなりやすいです。この記事の例では、TOEICの授業を受けずに英会話を目的にしていた人は、12週間で+115点、6週間で+75点(775点から)でした。リスニングは上がっても、リーディングはTOEICの練習をしないと上がりにくいためです。
海外の大学・大学院の多くは、出願の英語の条件をTOEFLやIELTSで決めています。TOEICの点では出願できない学校が多いので、出願先の募集要項で確かめてください。IELTSやTOEFLが要るなら、フィリピン留学でもそれぞれの試験のコースがあります。
受けられます。校内が公式試験の会場になっている学校もあり、ふだん勉強している場所で受けられます。会場の学校と申し込み方は「フィリピンのTOEIC受験方法」と「TOEIC対策ができる学校」で紹介しています。
フィリピン留学でTOEICは上がります。10人のうち受けた授業が分かる6人では、TOEICの授業を受けた人は+150〜355点、受けずに英会話を目的にしていた人は+75〜115点でした。TOEICの練習をしないままだと、上がり方は小さくなりやすいです。
今の点と、いつまでに何点が要るかが分かれば、期間とコースの組み方は決められます。迷ったら、今の点と目標の点を添えてご相談ください。




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フィリピン留学Hub代表。2013年からフィリピン・セブ島留学の支援を続けて13年。自身も2度のフィリピン留学を経験し、TOEIC900・IELTS6.5を取得。
語学学校70校以上を現地で視察し、年間1,000件以上の留学相談に対応。学校の良い点も弱点も、見てきたまま正直に書いています。

フィリピン留学Hubは、セブ島を中心としたフィリピン留学専門のエージェントです。2013年から13年、代表が現地で70校以上を視察してきました。1週間~1ヶ月の短期留学、3ヶ月以上の語学留学、大学正規留学まで、お一人ずつに合う学校と費用をご案内します。
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