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フィリピン渡航で一番気になるのが「治安」ですよね。
この記事では、フィリピンで最も多い軽犯罪「スリ」について解説します。
50回以上のフィリピン渡航歴があって、実際にスリにも遭った僕が、その時の様子やスリの典型的パターンと対策法を徹底解説します。
海外に慣れてない人は、特にスリ被害に遭いやすいので、これを見て対策して行ってください。
★この記事の要点★
僕が実際に遭ったケースですね(笑)
貧困層の多い街の繁華街を歩くとき、物乞いやストリートチルドレンがたくさんいます。特に危害を与えてくるわけじゃないので気にしなくていいですが、複数人に囲われたときは、高確率で「スリ」です。
対象エリア:マニラ・セブ・アンヘレス
動画のように、隣の人がバッグに手を隠してる時は、注意しましょう。
バッグの下から手を伸ばしてこちらのバッグから貴重品を取っている可能性が考えられます。
また、左右の人がグルということもあります。例えば、右隣の人が小銭を床にたくさん落としてしまい、それを拾ってあげてる間に左隣の人がバッグから貴重品を抜き取るという手口です。
対象エリア:マニラ・セブ・アンヘレス
特にパブリックマーケット(市場のような場所)で買い物をしているときは注意してください。
目の前の商品に気を取られている間に、後ろからすっと手が伸びてくるということがよくあります。
対象エリア:全エリア(特にマニラ・セブ)
繁華街やダウンタウンなど、人混みの中を歩くときは注意しましょう。
特にバッグを後ろに背負ってる時、後ろで何をされてるかわかりません。ひどい時には、バックパックをカッターで切って中身をとるなんて言う輩もいます。
対象エリア:全エリア(特にマニラ・セブ)
上で説明した典型的なスリのパターンをまずは知るということが、一番の対策になります。これを知るだけでも、日本とはだいぶ違うな~ってことがわかって周りに気を付けるようになりますからね。
ただ、そのようなシーンに遭遇した時に、どうしたらいいのかを紹介します。
スマホや財布などの貴重品を持ち運ぶときは、、
ということに注意してください。
貴重品は、ボディバッグに入れて必ず前掛けしておきましょう!そうすれば、スリの典型的なパターンの大半は防げます。貴重品はパンツの中に入れておきましょう!(笑)
海外では、引ったくり対策としてボディバッグ含めて何も持たないということもあります。
そんな時、貴重品はどこに入れておくのかというとなんとパンツの中です!
えーーーーって声が聞こえてきそうですが、一番安全な場所です(笑)
特に、夜間遅くあまり治安が良くない場所のナイトクラブに行った帰りなどです。クラブでは、踊るのにバッグが邪魔なのでポケットに貴重品を突っ込んだまま出かける人もいますが、クラブ帰りの人をストリートチルドレンが待ち構えてるなんてことが多々あります。
そんなシーンに出くわす前に、せめてスマホはパンツの中にしまっておきましょう(笑)
僕もクラブに行って普通にポケットにスマホを入れてた時に、ボディビルダーみたいなセキュリティの人にスマホはパンツに入れとかないと取られるぞ!って注意されたことがあります。
事実、クラブを出た直後に10人ぐらいのストリートチルドレンに囲まれて、すべてのポケットを一斉に弄られたので、まじでセキュリティの人に感謝しました。
ここまで対策をしてても、一瞬の気のゆるみで被害に絶対遭わないとは言い切れません。
ただ、スリ(引ったくり含む)の被害に遭ったとしても絶対にしちゃいけないことがあります。
取られたことが分かっても、相手から奪い返そうとしたり、深追いしたらダメです。
日本よりも簡単に銃などの武器が手に入る国なのでどんな反撃にあうかわかりません。
取られたら、だれでもムカっと来ますが、それよりも「命を取られたわけじゃないからよかった」と諦めることが肝心です。
昔、引ったくりに遭った学生が取り返そうとして銃で撃たれた人もいます。
ストリートチルドレンのような物乞いの子たちは、スリが非常にうまいです。
また、時には強引に奪おうとすることさえあります。ですが、どんなにムカついても手は絶対に上げないで下さい。
なぜなら、子どもへの暴力というのは、フィリピンではものすごく罪が重いからです。
もし、手を上げてしまった子どもが交番へ駈け込んでしまったら、どんなに説明しても勝ち目はないと思ってください。
フィリピンで最も多い犯罪は、「スリ」です。観光客や留学生は特に狙われています。僕もスリに遭って初めてもっと気を付けようと気が引き締まりました。
スリには典型的なパターンがあって、それらをきちんと知っておくことで、未然にほとんどの被害は防げます。また、対策として特に人通りが多いような場所、治安が良くない場所を歩くときは、ボディバッグを前掛けしてその中に貴重品をしまっておきましょう。
そして、万が一スリに遭ったとしても、反撃される可能性があるので、決して取り返そうとしたらダメです。運が悪かったと思って潔く諦めることが肝心です。現地人を見てればわかりますが、きちんと対策をして生活しています。
被害に遭う人は、被害に遭って当然というような行動をとってしまっています。せっかくの旅行・留学が台無しにならないよう、海外に行けば海外のルールをまずは知ることから始めましょうね!
▼次はスリ以外の軽犯罪とその対策法を知っておきましょう▼
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