フィリピン留学、本当に効果あり?効率的に英語力を伸ばす方法とは?

6ヶ月のフィリピン留学

今回の記事では、「フィリピン留学で得られる効果」についてまとめました! 

フィリピン留学は、欧米への留学に比べて、日本から近く、留学費用も安いため、今では幅広い世代の人たちに人気です。

一方で、留学費用の安さやフィリピンの母国語が英語でないことから、「フィリピン留学って本当に効果があるの?」と不安に思っている方も多いです。

そこで、今回は、6ヶ月のフィリピン留学を終えた私が、

  • 6ヶ月のフィリピン留学でどの程度英語力が伸びたのか
  • おすすめの留学期間
  • 英語力を効率的にあげるために、私が工夫したこと

についてお伝えします!

目次

半年のフィリピン留学で英語力はどのくらい伸びた?

 

結論から言うと、私は半年の留学で、話せる文法の幅が広がり、スピーキング力・リスニング力が大きく伸びました。

 

フィリピン留学前と留学後の比較

 

■留学前

  • 高校3年生までに習う文法の読み書きは大体できる
  • ゆっくり話してもらったり聞き返さないと日常英会話が聞き取れない
  • 初めて見る映画の理解度は3割(字幕なし)
  • TOEIC 610点

■留学後

  • 日常会話で困ることはなくなる
  •  初めて見る映画も8割理解できる(字幕なし)
  • TOEIC 790点(5か月時)

 

留学前に、一番問題だったのはスピーキングです。

文法はいくつも知っているはずなのに、口から出てくる英語はいつも同じ言い回しばかり。

言いたいことがうまく言えず、目の前の人とのコミニュケーションがうまくいかない!という状態でした。

ですが、留学して3ヶ月ほど経つと、英語で話したり話しかけられる恐怖感は完全になくなりました。

現地の友達と将来の話や恋愛相談なんかもできるようになったし、映画に関しては、字幕なしで8割方理解できるようになりました。

マンツーマンレッスンで、スピーキング力が伸びる!

 

フィリピン留学で、一番伸ばせる英語力は、スピーキング力です。

フィリピンの語学学校では、マンツーマンの授業形式が主体。限られた時間の中で、生徒が発言できる場を多く設けているのです。

マンツーマンレッスンでは、先生の質問に答えるのは自分しかいません。そのため、グループレッスンよりも、発言に対する恐怖心がなくなくなります。

人前で話すことを恥ずかしいと感じる傾向にある日本人には、マンツーマンレッスンのメリットは大きいはずです。

 

おすすめのフィリピン留学期間

6か月のフィリピン留学の効果と確実に英語が身につく方法

 

私がおすすめする留学期間は、2、3か月からの長期留学です。

フィリピン留学では、「1週間から!」と短期留学を謳っている学校も多いですよね。でも実際には、「1週間で英語は伸びるはずない」と思うのが普通だと思います。

留学の効果を実感でき始めるのは、はやくても3週間目頃から。

ここでは、私の半年のフィリピン留学体験談と、そこで得られた効果についてお話します。

 

1週目

初めての土地で、知らない先生とのレッスン。まず、この1週間は、フィリピンの生活環境に慣れることで精一杯。

英語面では、自分の英語力の現状を知る最も大事な一週間になります。

 

この一週間で打ちのめされた人ほど、後々しっかりと伸びることができます。

 

2週目

1週目より、生活にもレッスンにも慣れてくる時期。

マンツーマンのレッスンだからこそ、自分次第で吸収量は大きく変わります。

留学2週間目には、先生に聞かれたことを答えるだけでなく、積極性をもってレッスンに取り組むことが大切です。

 

3週目

2週目に、積極的にレッスンに取り組めていれば、3週目には1週目との差を実感できます。

 

先生の言っていることに対する理解度、自分の口から出てくる英語の単語数やその速さから、どれだけ自分が伸びたかが分かるはずです。

この時期は、自分の弱点を徹底的に探していました。 スピーキングでbroken english (文法のおかしな文)になりがちな文法項目を先生と探して、授業が終わってから自分で復習をしていました。

 

2ヶ月目

日常英会話にはだいぶ慣れて、聞き返しも減ってきました。

単語や文法など自分の苦手と思うところを総復習したり、携帯アプリを使ってTOEICの単語の勉強も始めました。

 

3ヶ月目

TOEIC対策の授業を取るようになりました。

映画を安く見ることのできるムービーハウスに通うようになったのも、3ヶ月目からでした。

 

6ヶ月目

ムービーハウスでは、初めての映画もほぼ理解できるようになっていました。

英語で話すことに対する恐怖心は全くなく、学校外の友達とも積極的に遊びに行ったり、 交流を持つことができました。

 

フィリピン留学は、2、3ヶ月などの長期がおすすめ

フィリピン留学で効果を得たいなら、最低でも3週間が必要だと思います。もちろん、この3週間もあくまで目安。自分自身のもともとの英語力との相談が必要です。

短期で得た知識は短期で抜けていくもの。

長期で滞在できるのならば2ヶ月、3ヶ月と滞在することをお勧めします。

 

効果的にフィリピン留学をする方法

フィリピン留学をより効果的にするために、私が留学中にしていたことは以下の二つです。

  1. 空き時間を有効活用する
  2. 自分が勉強しやすい環境を見つける

 

①空き時間を有効活用する

私は留学中に思っていたことは、「せっかくフィリピンにまで来ているのに、英語を使うのが授業だけではもったいない!」ということでした。

授業以外の時間に、単語の勉強などの自習はしていましたが、それは日本でもできること。

「どうせなら、英語にもっと触れていたい!」と思い、色んなことを試してみました。

 

■ムービーハウスに通う

ムービーハウス

「ムービーハウス」とは、映画を見ることのできる場所のことです。

600円~700円程度で部屋を借りて、好きな映画を見ることができるという、セブ島発祥の文化です。

私は、晩御飯を食べた後や机で勉強するのに飽きた時など、ムービーハウスに行って映画を見ていました。

もちろん日本語翻訳や日本語字幕はないので、最初は自分の知っている映画や好きな映画を見ていました。

ムービーハウスで映画を繰り返し見ているうちに、英語のスピードや言い回しに慣れていき、徐々に見たことのない映画も楽しめるようになりました!

最初に見る映画は、アクションよりもディズニーやミュージカル系がおすすめです!

 

■授業の合間は先生たちと雑談する!

授業の合間やお昼ごはんのとき、暇そうにしている先生を捕まえてみてください!

私は、授業の合間で自分の担当ではない先生たちとも仲良くなることができ、英語に触れる機会をたくさん作ることができました。

仲良くなった先生たちとチャットをしたり、休みの日には一緒に飲みに行ったりすることもでき、日本ではできない学び方で英語に触れることができました。

 

② 自分が勉強しやすい環境を見つける

カフェ軽食

留学して最初の1週間は、「授業が終わると、寮に帰ってご飯を食べて寝る」というサイクルで生活していました。

ですが、「少ない授業で効率よく英語を伸ばしたい」という思いが強くなり、自分の勉強しやすい環境を作ることを始めました。

自分の部屋では勉強がなかなか捗らなかったので、友達とカフェを探して勉強をするようにしました。

 

フィリピンのカフェは、Wi-Fi環境がよく、パソコンを持ち込んで仕事をする人も多いので、カフェでの勉強はおすすめです。

 

英語力を効果的に伸ばすための留学前の準備

 

また、留学前にも準備をしておくとさらに英語力の伸びが期待できます!

 

ここでは、実際に、私が留学前にしていたことをご紹介します。

 

単語、文法の復習

留学中に、単語帳や文法書を見る習慣づけにもなりました。

 

ラジオ英会話を聴く

ラジオを聞くだけで、英語に耳を慣れさせることができます。

 

 

留学前に少し工夫するだけで、留学中の効果が変わってくるので試してみて下さい!

 

さいごに

フィリピン留学は、他の国よりもお手軽に行けるので、「英語が本当に伸びるのか?」と不安になってしまう方は多いと思います。

 

  • 自分に合った授業科目の選択
  • 授業以外で英語に触れること

 

この2つに気を付けていれば、「留学で効果が得られなかった… 」なんてことにはならないはずです。

この記事を参考に、留学期間に自分に合った工夫をして英語力を伸ばし、実りある留学にしてください! 

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