フィリピンの治安と犯罪

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シンさん(田中慎一)

ネット情報と現実は全然違う!ビックリするぐらい違う!ネットや経験の浅いエージェントの話を信じて、後悔する人が後を絶たない。そん人たちをごまんと見てきた。しつこいくらいの現地視察・情報収集で迷った人を救います。

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治安には、テロなど国家レベルのものから、殺人や詐欺など個人レベルのものまで様々です。
 
前回、フィリピン最新のテロ情報とその回避法を記事にしました。今回は、もう一つの不安材料である「強盗・殺人」について取り上げています。
 
テロのリスクは、世界中にあるので運が良いか悪いかという要素も含まれますが、「殺人・強盗・強姦」はより身近なリスクです。
 
しっかり見て対策しておきましょう。
 

治安で注意したい3つの重犯罪を欧米諸国とフィリピンで比較

(人口10万人あたりの発生件数)
フィリピンの犯罪
参考:国連犯罪事務所の統計、駐フィリピン日本国大使館

「フィリピンは危ない」とイメージだけで捉えると大きな過ちを犯します。
 
上のグラフを見てください。 一般的に重犯罪といわれるトップ3に殺人・強盗・強姦があります。 
 
英語留学で代表的な欧米5カ国と治安のいい日本、そしてフィリピンで比較しています。
 
 
このようにきちんとデータで見ると、それぞれの国でどれくらいの危険度がわかります。
 
欧米諸国の強盗・強姦の発生率とフィリピンを比べたら圧倒的に少ない方ですが、それでも被害に遭わないとは限りません。「周り全員が敵だ!」と思う必要はありませんが、悪いことを考えている人がいるところで目立てば、確実に標的になりえます。
 
裏を返せば、そのような場所に居合わせてしまったとしても、標的にさえならなければそのリスクは回避できるはずです。なので、その回避法をシーンに合わせて解説します。 
 

フィリピン留学で殺人の被害に遭う可能性

(人口10万人あたりの発生件数)
フィリピン犯罪発生率

上の犯罪統計グラフでは、欧米の方が強盗・強姦のリスクが圧倒的に高いですが、「殺人」の発生率はフィリピンが高いことがわかります。

怖いですか?

でも、冷静に見てみましょう。

2004年~2010年までにフィリピンで殺された日本人は36人(年間平均5人)。この数値だけを見ると、確かに怖いですよね。

でも、もうちょっと突っ込んでみると興味深い事実がわかります。

 

それは、殺人の被害に遭った日本人の特徴はこんな人たちです。

  • 「暴力団」
  • 「麻薬密売」
  • 「女性関係でのトラブル」

あれ?あまり留学生とは関係なさそうだということがわかります。

 

フィリピンでの殺人事件は、ターゲットが明確に決まっている場合が多く、闇組織やフィリピン人の女性関係でトラブルを起こした中年男性が主な内訳です。なので、何の理由もなく留学生が無作為にターゲットにされることはないということがわかります。

※2017年にコロン島付近で起こった2人の日本人殺人事件も保険金殺人でした。 

闇組織・フィリピン人女性と関係を持ってトラブル・保険金殺人事件・・・「まじめに英語を勉強してる留学生にどれだけ関連性があるだろうか?」ということを考えてみると、リスクの度合いが見えてくると思います。

 

2017年現在までにフィリピン留学をした日本人が殺害の被害に遭ったという例もありません。

3つの重犯罪の内、一つがこれで解決ですね。

でも、まだ「強盗」「強姦」のリスクが残っています。徹底的にそのリスクをつぶしていきましょう。以下に説明します。

 

フィリピンで強盗被害に遭わないために守ること

アクセサリーは身に着けない

 
街歩きではアクセサリーは身につけてはいけません。
 
マニラやセブなどの都会の町歩きでは基本です。※セキュリティがいる屋内ならましです。
 
ネックレス・ブレスレット・ピアスなどは奪われます。
 
これ、ぼくの周りでも結構な人がアクセサリーを奪われたという話を聞きます。ピアスに至っては耳ごと引きちぎられる可能性もあるので、絶対に外ではめないでください。
 
ぼくの知人は、パサイバスターミナル付近を歩いてるときに、近寄ってきた集団にネックレスを強奪されました。幸い、フィリピン人の彼氏がその人たちを蹴り倒して奪い返したので事なきを得ましたが、その後追ってきたので走って逃げたということです。
 

タクシー乗車時はロックする

 
タクシーに乗ったからと安心するのは、まだ早いです。タクシーに乗ったら治安の悪い所ではロックしましょう。
 
というのも、普通にドア開けて物色する輩もいるからです。運転手が締めてくれる場合もありますが、ほとんどの場合閉まってないので自分で閉めます。
 
タクシーに乗り込んだ後、ドライバーに行き先を伝えているタイミングを見計らってドアを開けて強奪する人もいます。実際にぼくもドアをいきなり開けられたことがあります。

都会ではジプニーに乗らない

 
マニラやセブでジプニーに乗るのは避けたほうがいいです。
 
現地人ですら多くの人がスマホや現金を取られたりしている事件が発生しているからです。外国人は更に狙われる可能性が高いです。
 
人が多い街では、職がなくて悪いことを考えている人も多くいます。
 
それでもどうしても乗る場合には以下のことに気をつけてください。
 
  • 窓側ではジプニーが信号待ちなどで停車している隙に、外からひったくってくる人がいます。
  • 乗客が少ないときは、他の客が見てないので、犯行が行われやすいのでその場合は降りる。
  • 自分が座ってる人目の前の人が小銭を落としてしまっても拾ってあげない。横に座っている人がグルで拾ってる隙に横から手が伸びてきます。
  • 居眠りしてしまうといつの間にか貴重品がなくなっています。

 

ジプニーを使い慣れてるフィリピン人講師ですらこのような被害にたまに遭っています。なので、この犯罪の常套手段は知っておきましょう。
 

強姦被害に遭わないために

 
フィリピンでは、「肌の白さ」は美しさを象徴します。
 
フィリピン人の好きな男性・女性の基準でも「肌が白い人」というのをよく聞くぐらいです。
 
なので、強姦などの犯罪でも肌の白い日本人女性などは狙われやすいです。
 
女性が出歩くときは、できるだけ男性と一緒に行動したほうがいいです。
 
夜に限らず、昼間でも暗い所や人通りが極端に少ない所を女性が一人で歩くのはやめましょう。どうしても一人で出かける場合は、近い所でタクシーを捕まえて移動した方がいいです。
 

フィリピンで実際に強盗にあってしまったら

強盗被害にあったら必ず守るルール

 
「持ち物全て出せ」と凶器を突きつけられて言われてしまったら、全て出しましょう。
 
道端でバッグをひったくられそうになったら、ひったくられましょう。
 
 
要は、「逆らわない」ということです。
 
 
例えば、引ったくりにバッグごと奪われそうになったとき、抵抗しようとする人がいます。ですが、これは極めて危険です。
 
たまに引ったくりにあいそうになった人が、「抵抗して奪わせなかったぜ~」という自慢話をしてくることもありますが、これは単に運が良かっただけなので、こんな話を聞いてもふ~んぐらいに思っておいてください。
 

ルールを守らなかった時の最悪の結末

 
なぜ、抵抗してはいけないのか?
 
それは相手が武器を持ってる可能性があるからです。
 
スマホなど、これだけは取られたくないというものもあると思います。それでも交渉はしないでください。
 
そもそも、途上国で平気で強盗をして来るような人に道徳心はありません。なので躊躇なく撃ってくる可能性があります。
 
 
実際に強盗時に抵抗してしまった人はこのようになりました。
 
  • 韓国人の留学生は、ひったくりに抵抗したために射殺されました。
  • 日本人で強盗に100ペソ紙幣(約220円)1枚しか強盗に渡さなかったため、脚を撃ち抜かれました。

 

 基本的に、相手は金目のものが欲しいだけで、命まで奪って罪を負いたくありません。なので、抵抗さえしなければ怖い目にあった人でもたいてい無傷で帰って来ることの方が多いです。
 
 

まとめ

フィリピンでの生活注意点
 これまでの所、日本人留学生で殺された人はいません。
 
決してあってほしくはありませんが、いくら注意してても運が悪ければ日本だってそうした被害に遭います。
 
なので、犯罪のパターンを知り、そのパターンにはまらないよう心がけながら生活することで、このような重犯罪に巻き込まれるリスクを減らすことが出来ます。
 
 

フィリピンの治安を地域別に解説

 

 


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