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フィリピン留学の1週間の効果は、「外国人相手にも臆せず、英会話に抵抗がなくなる」という事が期待できます。お試しで留学してから本格的な期間留学したいという人や社会人の有給や学生で少しの期間でも英語環境に身を置きたいという人がセブ島などで1週間の留学をしています。ただし、1週間程度では飛躍的に英語力を上げることはできず、期間的にも週末に学校に到着して次の週末に帰国するため、セブ島を満喫できるような時間はありません。
ですが、1日8時間の授業があるフィリピン留学では、日本では中々できない貴重な出会いや体験が得らるため、それらのメリット・デメリットを理解し、メリットが大きいと感じる人であれば1週間のフィリピン留学でも有意義になるはずです。
期間ごとに効果の違いがどれくらいあるのかも紹介します。初心者が留学する場合の目安にしてください。
期間 | 効果 |
1週間 | 英語を聞くこと自体に慣れてきたり、外国人相手にも臆しないようになる状態が見込める。 |
2週間 | 留学環境に慣れてきて、英語や外国人と話すことに対して楽しくなってきている状態が見込める。 |
1ヶ月 | 文法構成を理解することができ、基礎的な単語や慣用句を使ったシンプルな文章作成能力が培われる。また、留学前の事前準備がしっかりと行える人なら、つまづくことはあってももう少し発展的なコミュニケーションを取ろうと勢いづいている状態になる。TOEICなら100~200点アップが目安。 |
3ヶ月 | 英語の基礎を抑え、パーフェクトではないものの自分の発信したいことを伝えられるようにできている状態。留学前の事前準備ができている人であれば、更に長い文章で話ができる状態になる状態が見込める。TOEICは300~400点アップが目安。 |
セブ島1週間留学のそのメリットをまとめると以下の通りです。
「お試しで留学してから本格的な期間留学したいという人」にとっては、留学の雰囲気・周りの留学生・周辺施設などフィリピンでの留学環境がどのようなものなのかがわかるため、長期留学に備えて下見が十分にできるというメリットがあります。
対して、「社会人の有給や学生で少しの期間でも英語環境に身を置きたいという人」にとっては、短い期間ではあるものの仕事から離れて1週間まるまる英語学習のためだけに使う事ができ、英会話スクール(毎週1レッスンで受ける場合)の半年分の授業を受けることが可能になります。
また、日本にいるだけではわからかった「必死に目標に向かって英語学習に取り組んでいる人たちがすごく多い」という事実を目の当たりにして、より一層英語学習へのモチベーションに繋がるはずです。更に、帰国後にも同様の勉強を自分なりに続けて行くことで、時間が掛かても確実にレベルアップしていくことができるというメリットがあります。
因みに、フィリピン以外の英語圏でたとえ1週間でも留学をしようとすると、そのためのビザ取得が必要だったり、そもそも受け入れていなかったりする問題もあるよ。それにとてもじゃないですが、コストパフォーマンスが悪すぎる。対してフィリピン留学では、最短1週間からでもビザの取得なども必要なく低価格で実現できるんだよ。
フィリピン留学1週間のデメリットをまとめると以下の通りです。
「お試しで留学してから本格的な期間留学したいという人」にとっては、下見に行く季節と実際の留学する季節が違えば、天候が大きく変わっている可能性があります。フィリピンには1-5月の乾季と6-12月の雨季に季節が分かれるため、仮に乾季に下見をしたのちに本格的な留学を雨季にする場合、雨量の多さにびっくりするでしょう。そのため、視察と実際に留学するタイミングが離れている場合、このような季節の変化も考慮しておきましょう。
対して、「社会人の有給や学生で少しの期間でも英語環境に身を置きたいという人」にとっては、やはり1ヶ月~3ヶ月以上留学する人たちと比べると圧倒的に期間が短いため、総合的な英語力アップという点では見劣りする部分はどうしても生まれます。また、フィリピンの生活に慣れるには通常1~2週間ほど掛かる人が多いという事を考えると、数か月の留学期間がある人ならまだしも、1週間だけだと慣れる暇なく勉強にもしっかりと本腰を入れてやらなければならないという気持ち的にも忙しい状態になるはずです。
なるほど、目的によってデメリットも変わるんですね!
更に、「1週間の留学でも観光を楽しめる」と書いているようなサイトもありますが、普通は無理です。というのも留学生は通常日曜日に到着してその週の土曜日には帰国するため、基本的に観光などに使える週末を一度もフィリピンで過ごすことがないからです。ましてや平日は学校を出ることはほぼないため現地の人たちとの交流もほぼありません。ただ、個人的にホテルで数泊延泊してから帰国するという事であれば、観光も可能なため出来そうであれば検討してみましょう。
最後に、他の留学生やと仲良くなるにはある程度お互いの事を知る時間が必要ですよね。そう考えると、1週間の留学だとかなり積極的に話しかけて行かない限り、お互いのことがよくわからないまま終わってしまいかねません。そのため、このデメリットを克服したければ、できるだけその人と一緒にご飯を食べたり、空き時間に話すことで関係を深める努力をしてみてください。そうすることで今の時代SNSで繋がることができれば、帰国後でも友達として関係が続き、どこかでまた会う事もあるでしょう。
*USD/JPY=135円時
*PHP/JPY=2.5円時
フィリピン留学は、「無料の観光ビザ(事前の手続き不要)」で入国できます。30日以内であれば、無料で滞在できるので、1週間の短期留学であれば、ビザ代は不要です。
フィリピン留学の費用について、詳しくは「【2023】フィリピン留学の「1週間の費用」はこれだけ掛かった!」を参照してください。
期間 | セブ島留学総費用の目安 (①+②+③) |
---|---|
1週間 | 219,766円 |
2週間 | 280,902円 |
3週間 | 337,608円 |
1ヶ月(4週) | 382,095円 |
2ヶ月(8週) | 660,112円 |
3ヶ月(12周) | 946,348円 |
4ヶ月(16週) | 1,222,020円 |
5ヶ月(20週間) | 1,498,068円 |
6ヶ月(24週) | 1,774,053円 |
1年間(48週) | 3,411,530円 |
まだ1週間にするかどうか迷っている人は、他の期間で掛かる費用(リンク付き)も参考にしてみて下さい。
フィリピンには乾季(1-5月)と雨季(6-12月)があります。地域によって若干異なるものの、雨季の中でも7-8月は雨量が多いため、もし1週間の留学時期を選べるのであれば雨季(特に7-8月)を外して行けると良いです。
1週間の留学であれば週末に到着して次の土曜日に帰国するため観光はほぼできません。ですが、仮に数日間ホテルなどで延泊して観光してから帰る予定の人は、渡航タイミングを考慮する方がいいですね。以下、通常通り留学する場合と観光してから帰るパターンを見比べてみて、自分に合った方法で留学してみましょう。
通常の場合の滞在パターン
曜日 | 行動 |
日 | 出国~セブ島到着 |
月 | 入学式オリエンテーション・両替・買い出し・レベルテスト等 |
火 | 授業 |
水 | 授業 |
木 | 授業 |
金 | 授業&卒業式 |
土 | 帰国 |
帰国前に観光する場合の滞在パターン
曜日 | 行動 |
日 | 出国~セブ島到着 |
月 | 入学式オリエンテーション・両替・買い出し・レベルテスト等 |
火 | 授業 |
水 | 授業 |
木 | 授業 |
金 | 授業&卒業式 |
土 | ホテルチェックイン&観光 |
日 | 観光 |
月 | 帰国 |
フィリピン留学では1日8時間程度のレッスンが組まれていて、3食の食事が提供されています。学業場所も滞在先も同じ敷地内で完結することが多いフィリピン留学では、1日のスケジュールがどうなっているのか気になる人も多いでしょう。1日8時間授業がある平日はどのように過ごすことになるのか、以下確認してみてください。
6:30~8:00 | 起床&朝食 |
7:00~8:00 | モーニングクラス *任意参加 |
8:10~9:00 | マンツーマン(リスニング) |
9:10~10:00 | マンツーマン(リーディング) |
10:10~11:00 | マンツーマン(ディスカッション) |
11:10~12:00 | グループ(文法) |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:10~14:00 | マンツーマン(スピーキング) |
14:10~15:00 | グループ(ライティング) |
15:10~16:00 | 休憩 *課題・復習 |
16:10~17:00 | マンツーマン(プレゼン) |
17:10~18:00 | グループ(コミュニケーション) |
18:00~19:00 | 夕食 |
19:00~20:00 | ナイトクラス *任意参加 |
20:00~21:00 | 自習(宿題・課題・復習) |
22:00~23:00 | 自習(宿題・課題・復習) |
23:00~24:00 | 自習(宿題・課題・復習) |
24:00~ | 睡眠 |
人生でこれだけ英語だけを1日中勉強したことがある人は殆どいないよね!学校やコースなどによって時間の前後はあるけど、だいたいこのような生活になることが多いよ。
セブ島留学1週間の持ち物のほとんどは衣類です。最低5日から1週間分ぐらいの着替えを持っていくことをおすすめします。
ランドリーサービスは週前半と後半の2回程度あって、洗濯ものを出してから返ってくるまでに中2日ほど掛かります。そんのため、後半の木曜や金曜日のランドリーサービスを使うと、土曜日の帰国時に洗濯ものが受け取れない可能性があるため注意してください。
その他、必要な書類から筆記用具・備品については、以下の記事で詳しくまとめているので気になる方は参考にしてください。一般的な持ち物リスト・女性ならではの持ち物リスト・持ち物を最小限に抑えたい人用のリストをまとめています。
フィリピンは日本国籍の人に対して、入国時に自動で観光ビザを付与しています。そのため、欧米の留学と違って事前にビザの手続きは必要ありません。観光ビザは入国した日から30日間は有効(31日以上の滞在は現地で延長が必要)になるため、1週間のフィリピン留学ではビザに関して特に何も気にする必要はありません。もちろん、1週間の留学が終わってから数日間観光をしてから帰国する分にも全く影響ないのでそのまま出国できます。
但し、コロナ禍での特別ルールにより、渡航前にeTravel Cardの入力が義務付けられています。このルールは随時変更されます。
フィリピン留学で最も気になるのが治安じゃないでしょうか? たとえ1週間という短期留学でも治安が気にならない人はいないでしょう。正直、日本と比べると治安は悪いです。
「セブ島は観光地としても人気で多くの観光客が訪れているため治安は良いです」という事を言う方がいますが、控えめに言ってもそんなことはありません。このような発言をする人は決まって「ポジショントーク(自分に都合の良いように発言すること)をしている人」か「そもそもフィリピンに行ったことがない人」のどちらかです。
フィリピン全土をバックパッカーとして歩き、その後60回以上フィリピンを訪れている僕から見れば、フィリピンに関する記述の嘘・本当はすぐに見抜けるよ。
観光客が特に気にした方がいい治安対策は「スリ」「ひったくり」「置き引き」です。これらの被害報告が良く上がっているのを目にします。また、僕自身も過去に何度か経験があります。
ですが、前もってフィリピンの治安事情を理解しておく事、そしてその対策方法を知っておくだけで驚くほど被害リスクは減ります。事実、僕も相当頻度フィリピンに渡航していますが、対策以降は1度も被害に遭っていません。また、フィリピンの治安は地域ごとにすごく差があります。そのため留学を検討している地域については、人気のセブ島を含めてきちんとした根拠となるデータや経験談を含めて解説した以下の記事を参考にしてもらうといいです。
よっしゃ、気になってる地域の治安を見てみようっと!
≫【2023】フィリピン治安の悪い地域・場所をランキングで徹底解説
セブ島にある人気校の1つで「Rapidコース」という1~2週間専用プログラムがあります。そちらのプログラムでは、1週間留学の人は1回の祝日でも発生すれば実授業数が大きく減ってしまいますが、祝日で休みになった分のマンツーマンレッスンを他の日に補講してくれます。また、オリエンテーションの時間を短縮し、(通常火曜から授業スタートですが)月曜から授業提供してくれます。その他には、月~木の19:30~22:30(3時間)に行われているマンツーマン受け放題のアクティビティにも人気があります。
セブ島で人気のEV Academyです。有名デザイナーが作ったという学校の施設は、夜はライトアップするなど至る所でリゾートの雰囲気を出してくれる作りをしています。またフィリピンでは珍しく紙がトイレに流せます。1週間留学の人には、特別に月曜日から授業を提供してくれます。比較的自由度の高いセミスパルタのコースに加え、強制自習のあるスパルタを選べるため、短期間でガッツリ勉強したい人向けの学校です。
これまで1週間の留学をして帰ってきた人たちの体験談をほんの一部だけど紹介するよ。
今回冬休みの1週間という短期間ですが、シンさんの事前対策勉強をしっかり行って行った結果、帰国後のTOEICで特にリスニングパートの点数が伸び、100点ほど上がっていました!1週間でコレだけ上がるのは珍しいらしいですが、今後も機会があればもっと長い期間で留学したいと思いました。
熱を出して寝込んでしまい、授業が3日間しか受けれなかったため肝心の英語はそこまで伸びていませんが、海外でのトラブルの経験や他の人もすごく頑張っている様子を見て、自分で何とかしてみようという「度胸」がついたことが一番の収穫だったと思います。
数年後にアメリカで医者になるために頑張っているベトナム人留学生、海外で起業する予定の韓国人留学生、色んな人の話を聞いて、自分ももっと挑戦しなきゃ勿体ないという気持ちが沸々と湧いてきました。あっという間の1週間でしたが、留学生のスタンダードがわかり、また自分自身をも見つめなおすきっかけになったので行って良かったです。
フィリピンのセブ島での短期留学は、英会話に慣れるのに適していると言えます。1週間の留学で英会話に慣れることができるだけでなく、日本ではなかなか体験できない貴重な出会いや体験も得られます。長期留学前にお試しで留学してみたい人から短期間でも英語漬けの環境に身を置いてみたい人まで、色んな人が1週間のフィリピン留学を活用しています。
留学生同士の交流や現地でのアクティビティなどを通して英語をより身近に感じることができるはずです。また、留学中に得られる出会いは、人生を変えるようなものであることも珍しくありません。
留学を充実したものにするかどうかは、短期留学のメリットとデメリットを理解し、目的に合わせたプランを作ることが大切なので、こちらの記事を参考にぜひあなたも留学により一歩近づいてみてください。