英単語の勉強法はこれでOK!会話に生きる単語学習法とは?

learning method for vocab

「頑張ってるのに全然英単語が覚えられない、、、」

「どうやった効率よく英単語を覚えられるの?」

 

英語学習の中でも、英単語の暗記は一番重要である一方、苦手な人が多い分野ではないでしょうか?

 

英単語の勉強って地道で退屈なので、勉強がなかなか続かないですよね?この記事を書いている私自身も英単語の学習は未だに苦手で大嫌いです。ハッキリ言って、勉強しなくていいならしたくないレベルです(笑)

 

しかし、実際はそんなわけにはいかないので、「いかに効率的に楽に単語を覚えるか?」ということに関しては、過去にたくさん調べて、色んな単語帳や勉強方法を試してきました!

 

その中でも、今回は私が「この勉強方法は続いたし、効果があった!」と実感できた英単語暗記法を紹介したいと思います。

 

目次

なぜ英単語を覚えるのか?

英単語を覚える目的を明確にしておく

まず英単語を学習する前には、「何のために英単語を勉強するのか?」ということをしっかりと考えておくことが大切です。

 

そもそも英単語を「覚えた」「暗記できた」というのは、1日で新しい単語を10個覚えたといった一時的な記憶ではなく、半年ぶりにその単語を見たとしても、一瞬で英単語の意味を思い出すことができる状態を指します。

 

そもそも、大学受験とかTOEICとかを受ける人だと、半年~1年ぐらいの期間をかけて勉強するはずなので、すぐに忘れてしまう短期記憶では使い物にならないことは誰でも分かると思います(笑)しかし、これはあくまでリーディングなどのテストに備えるための場合の話です。

 

もし、あなたが「将来的に英語を話せるようになりたい!」と考えているのであれば、英単語を「覚える」ことだけが目的ではなく、覚えた単語で文章書いたり英会話ができて使いこなせる状態を最終的に目指す必要があります。

 

英単語は「覚える」段階を終えてから「使いこなす」へ

「将来的に英語を話せるようになりたい」と思っている人でも、まずは単語の意味を「覚える」という段階を踏んでから、「使いこなす」ための勉強をした方が断然効率がいいと思います!

 

ただ英単語を覚えるだけでなく、会話でも使いこなせるようになりたいと考えている人の中には、

  • その単語をどのように使うかも覚える
  • 文章の中で単語を覚える
  • その単語で文章を作ってみる

といった覚え方や勉強法を取り入れている人もいると思います。

 

しかし、実際は英単語を「使いこなす」どころか「覚える」段階で挫折している人が圧倒的に多いのではないでしょうか?

 

「覚える」+「使いこなす」をいっぺんに進める勉強は、効率が悪く、時間もかかるため、かなり根気強い人やストイックな人でないと挫折してしまう可能性が大きいです。

 

「英単語の意味を暗記しているだけで、英会話の中で使いこなせるんだろうか、、、」と不安になるかもしれませんが、今は「覚える」段階であることを念頭において、焦らずに学習を進めるようにしましょう!

 

英単語を覚えるコツ&心構え

memorize vocab naturally

期間を決めてサクサク進める

英単語を覚える時は期間を短めに設定して、サクサク進めることが大切です。

 

英単語を覚えるのは、本当に地味で退屈な作業なので、モチベーションが続かなかったり、挫折してしまったり、すぐ気持ちがダレてしまいますよね。

 

単語帳などを使って英単語を覚える場合は、少なくとも2週間〜1ヶ月程度で一冊を一周するぐらいのつもりで計画を立てるのがおススメですよ!

 

忘れることを前提に何度も繰り返す

英単語は忘れるのは当たり前と考え、一回で単語を覚えようとするのではなく、何度も繰り返すことで覚える方が効率が良いです。

 

本屋さんなどにいくと、よく「毎日10単語覚えて、1ヶ月で〜」といった本も見かけますよね?

 

でも人間の記憶の仕組みから考えると、毎日10単語を覚えるよりも、1日で100〜200単語に目を通し、何度も繰り返す方が効率の良く英単語を覚えることができます。

 

音声は絶対に聞いて、音読する

英単語を覚える時には、必ず音声付きの単語帳やアプリを使用し、絶対聞く+発音するようにしましょう。

 

将来的に英語を話したいと考えている人はもちろんですが、大学受験やTOEICといったいわゆるテストでも、リスニングがある場合がほとんどなので、英単語の音声を覚えておくことは必須になります。

 

また、音声を聞いて声に出すことによって、「目で見る」「音を聞く」「口を動かして発音する」という3つのプロセスから単語を認識することができるので、記憶にも残りやすくなります。

 

効率よく英単語を覚える勉強法

how to effectively study vocab

実際に私が英単語を覚えることができるようになった具体的な勉強方法を紹介します。

基本的には以下の手順で1日100~200単語ずつ進めていきます。

  1. 最初に音声を聞いて発音を確認する
  2. 英単語を声に出して読む
  3. 日本語訳を声に出して読む
  4. 意味をイメージしながら、再度英単語を読む
  5. 2~4を何度か繰り返す
  6. 前日の範囲を復習する

1. 最初に音声を聞いて発音を確認する

CDなどの音声があれば、まずは最初に何度か(最低2~3回)聞いて発音を確認し、練習しましょう!

 

テストや試験では、リスニングで単語の発音を理解していないと非常に困るだけでなく、間違った発音を覚えてしまうと、あとで覚え直す時にかなり苦労します。また、英単語を覚える際も英単語の不規則なアルファベットの文字の羅列を覚えるよりも、発音から意味を思い浮かべる方が断然簡単です。

 

少し手間ですが、かならず最初に発音チェックしてから次のステップに進むようにしてください!

 

2~4. 英単語を読む➡日本語訳を読む➡(イメージしながら)英単語を読む

実際にその日の範囲を学習する時は2~4の一連の流れを1単語を約10秒というスピードでサクサク進めることと、意味をイメージしながら英単語を発音することが大事なポイントです!

 

1単語10秒で進める場合、、、、

10秒×100単語=1000秒(16.6666667分)

つまり、約17分で100単語に目を通すことができます。200単語でも34分しかかかりません。

 

「17分で100単語に目を通そう!」と思って始めることで、緊張感を保ち、ダラダラ学習を防ぐことができますし、「17分だけ頑張ればとりあえず今日の単語は1周できる!」と思えば、毎日の勉強のハードルもかなり下がるのではないでしょうか?

 

さらに実際、「英単語を読む➡日本語訳を読む➡(イメージしながら)英単語を読む」という一連の流れは、慣れてくると1単語5秒程度で進められるようになります。

 

そして意味をイメージしながら、英単語を発音することもかなり大切なポイントです。

 

人の記憶は「英単語=日本語訳」という言葉で覚えるよりも、絵としてのイメージを思い浮かべて、英単語と結び付けた方が記憶に残りやすくなります。また、イメージすることを忘れると、ただ単調に声に出す作業になってしまいます。きちんと頭を働かせてイメージすることが暗記において非常に大切です!

 

5.2~4を何度か繰り返す

単語帳は最終的に何度も周回することになりますが、その日のうちに100~200単語の範囲内を何度か繰り返しておくことで、当たり前ですが、より記憶に定着しやすくなります。

 

理想は、「英単語を発音した瞬間、日本語訳とそのイメージがパッと浮かぶ状態」ですが、どっちみち何度も繰り返すので、あまり気負わず「最低でも1~2割ぐらい覚えたかな?」ぐらいで大丈夫です。

 

私の場合は、時間がないorやる気が出ない時は2~3回程度、頑張る時は5~6回ぐらい繰り返すようにしていました!

6.前日の範囲を復習する

その日の範囲が一通り終わったら、前日の範囲の英単語を発音しながら復習します。(その日の範囲を学習する前に復習してもOK)

 

これはおまけですが、単語帳を1周する前に、早い段階で復習をいれることも暗記には重要なポイントです。

人は何か新しいことを学んだとき、1日後には半分以上忘れてしまうと言われていますが、1日後に再度復習することで、忘れてくスピードを極端に遅らせることができます。そのため、私は最低でも1日後の復習はきちんとやるようにしていました。

 

単語帳1周目の時は特に時間がかかると思うので、定期的に復習するタイミングを作りましょう!復習の最適なタイミングは1日後、4日後、7日後、11日後、15日後、20日後と言われているため、余裕がある人はそのタイミングでプラスα過去の範囲を復習も取り入れてみてくださいね!

 

【まとめ】英単語を暗記したいなら、覚えるよりもサクサク進めて繰り返せ!

memorize by repeating

いかがでしたか?

英単語の学習方法は他にもたくさんあって、人によって最適な勉強方法はそれぞれ違うと思います。

しかし、「英単語の勉強が苦手で嫌い、、、」と感じていた私は、

  • 期間を決めてサクサク進める
  • 忘れることを前提に何度も繰り返す
  • 音声は絶対に聞いて音読する

という3つのポイントを日々意識して学習することで、モチベーションを維持し、英単語学習を習慣化できるようになり、たくさんの英単語を覚えることができるようになりました。

英単語の勉強に苦戦している人は、ぜひこのポイントをおさえた勉強法を実践してみてくださいね!

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