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「30代で仕事を辞めて留学するのは、遅いでしょうか」「30歳を過ぎて退職して留学したら、帰国後の転職で不利になりませんか」。30歳前後で退職を考えている方から、よく受けるご相談です。
先に結論をお伝えします。30代で仕事を辞めて留学するのは、遅くありません。転職で不利になるかどうかは、留学したかどうかではなく、期間と準備をどう組んだかで決まります。
この記事では、2013年から年間1,000件以上の留学相談を受けてきた中で、退職して留学する方の相談から見えてきたことを、期間の目安と、後悔しないための準備の3つに分けてまとめます。学生の方の就職活動については、留学は就活で有利になる?(学生の方はこちら)をご覧ください。
この記事の30秒まとめ
このテーマは、フィリピン留学HubのYouTubeでも代表が話しています。結論は、正しく組めば、退職して留学することは転職の不利にはならず、むしろ強い武器になるということです。動画では、その理由と組み方を10分ほどで話しています。
ここからは、動画の内容に、相談の実例を足して文章でまとめます。
遅くありません。退職して留学する方のご相談では、30歳前後で仕事を辞め、フィリピンで2〜3ヶ月学んでから、ワーキングホリデーへ進むという組み方がよく出てきます。30歳で辞めて、半年かけて学んだ方もいます。
ただ、30代で仕事を辞めて行く場合、知っておいてほしい前提が1つあります。帰国後の転職の面接や次の職場で、「その期間に何をしてきたか」を説明する場面が来ることです。
だからこそ30代は、行くかどうかより先に、帰ってきてから何を話せるようにしておくかを決めておく。これが、この記事で書く「期間」と「準備」の話につながります。
退職して留学を考える方の多くが、「転職で不利にならないか」と口にします。ただ、じっくりお話を伺っていくと、本当に怖がっているのはそこだけではありません。
「今行かなければ、一生後悔する」という気持ちと、「でも会社を辞めて行ったら、それはそれで後悔するかもしれない」という気持ち。この反対向きの2つを同時に抱えていて、どちらも「後悔したくない」という同じ気持ちから出ています。行っても行かなくても後悔するかもしれないから、動けない。相談の場でいちばんよく見る状態です。
ここで「転職に有利か、不利か」だけを考え続けても、答えは出ません。先に決めるのは、行くなら何を持って帰るかです。それが決まると、期間も、学校も、帰国後の動き方も決まっていきます。
社会人留学は逃げではありません。逃げになるかどうかを決めるのは、辞めた理由ではなく、辞めたあとの期間に何をして、帰国後にそれを自分の言葉で説明できるかです。
動画で代表が話しているとおり、空白の期間があっても、その中身が会社の欲しがる経験であれば、弱みではなく強みとして受け取られます。逆に、目的を決めないまま期間だけが過ぎると、「その間、何をしていたのか」という質問に答えにくくなります。
5年勤めた仕事を辞めて留学を考えていた方は、目的を「外資系の会社への転職」と決めたうえで、フィリピンで2ヶ月学び、そのあとワーキングホリデーへ進む計画を立てていました。辞める理由と、帰国後にどこへ向かうかが先に決まっていると、期間も学校も、その目的から選べます。
面接する側が留学の経験をどう見ているかは、学生向けの記事留学は就活で有利になる?元面接官が話す、評価される留学とされない留学にまとめています。新卒の就職活動の話ですが、「何を経験し、どう向き合い、それを言葉にできるか」を見るという点は、社会人の転職でも参考になります。
留学のご相談には、退職をしないケースもたくさんあります。有給休暇を使って留学する社会人の方です。理由を伺うと、「海外事業部に異動したい」「上司や取引先が外国人で、自分が対応しなければならない」という方がとても多くいます。
会社の側から見ると、海外で仕事ができる人を求めている一方で、そういう人を社内で一から育てるには時間も費用もかかります。英語ができる人をゼロから育てるのか、すでに海外で揉まれてきた人を採るのか。会社は欲しいけれど、自社で育てるのが難しい人。退職して留学した経験は、ここに当てはまります。
転職のご相談では、応募先からTOEIC600〜800点を求められている、という方が多くいます。留学の期間に「海外で過ごした経験」と「点数で示せる英語力」の両方をそろえておくと、空白の期間を説明しやすくなります。
フィリピン留学Hubの代表自身も、会社を辞めて留学した一人です。会社員時代に勤めていた会社には、「海外事業部に行きたければTOEIC750点」という社内のルールがありました。海外に事業を広げたい会社が、それができる人を欲しがるのは当然で、英語力はそのための条件になっていました。
代表が留学を終えて、日本で就職活動をしたのは34歳のときです。フィリピンにいる間、厳しい暮らしの中でも驚くほど明るく生きている人たちを目の当たりにして、自分の価値観が大きく揺さぶられました。そこからいろいろなことに挑戦し、うまくいかないことを繰り返すうちに、自分の中に一本の軸ができていきました。
就職活動では、面接で何を聞かれても、フィリピンで何を感じ、何を考え、どう変わったかを、飾らずに自分の言葉で話せました。結果は、5社受けて5社とも合格。特別なことをしたからではなく、軸が固まっていたので、どの角度から聞かれても自分の言葉で答えられた、と振り返っています。海外事業部を持つ会社や、これから海外に出ようとしている会社ほど、こうした経験は魅力的に映ります。
退職して留学するときに、いちばん気をつけてほしいのは、期間を短くしすぎないことです。転職を前提に退職して留学する方を見ていると、平均して3ヶ月以上、長い方は半年ほど留学しています。英語力が中途半端なまま帰ってくると、帰国後に話せる中身も中途半端になります。
退職して1ヶ月だけフィリピンで学び、そのままワーキングホリデーに行きたい、という英語が初めての方がいました。1ヶ月では、ワーキングホリデー先で働ける英語にするのは難しいことをお伝えし、期間を2ヶ月に延ばして組み直したところ、その日のうちに申し込みが決まりました。
退職して行く場合の、期間ごとの考え方は次のとおりです。費用は、それぞれのページで学校ごとの総額まで比べられます。
| 期間 | 退職して行く場合の考え方 |
|---|---|
| 2ヶ月 | ワーキングホリデーや海外就職の前の助走。英語を使い続けられる状態をつくる(2ヶ月の費用) |
| 3ヶ月 | 転職で英語力を点数で示したい方の目安。ビザの延長が2回とACR I-Card(外国人登録証)が加わる(3ヶ月の費用) |
| 半年 | 仕事で英語を使う水準を目指す方。目的から逆算して半年を選ぶ社会人もいる(半年の費用) |
ワーキングホリデーの前にフィリピンで学ぶ場合の期間と順番は、2カ国留学(フィリピン+英語圏)の記事にまとめています。
退職して留学することが転職で不利になるかどうかは、留学するかどうかではなく、準備があるかどうかで決まります。辞めると決めた時点で安心してしまい、そこから先の準備をしないまま出発する方も少なくありません。私たちが相談でお伝えしている準備は、次の3つです。
何もしていない状態で現地に飛び込むのではなく、出発前に英語の基礎を入れておきます。この助走があるかないかで、現地での伸び方も、途中でくじけるかどうかも大きく変わります。
退職日が決まっていて、その翌月にすぐ出発する予定だった方が、相談の中で出発を3ヶ月後にずらし、その間を準備の期間に使うことにしました。辞める日は動かせなくても、出発の日は動かせます。
フィリピン留学Hubで申し込んだ方には、出発前から受けられる「オンライン留学」(月〜金・1コマ45分・1日1〜2コマ、最大42万円分)を無料でご用意しています。退職してから出発までの期間に使えば、学べる期間が、出発前のぶん長くなります。くわしくはオンライン留学特典のページをご覧ください。
なんとなく英会話を学ぶのではなく、帰国後にどんな仕事をしたいか、面接でどんな経験を話せるようになりたいかから逆算して、コースや環境を選びます。これがあるかないかで、帰国後に話せる中身がまったく変わります。
たとえば、応募先からTOEICの点数を求められているならTOEIC対策のコースがある学校、会議やメールで英語を使う仕事に移りたいならビジネス英語のコースがある学校、というように目的で分かれます。
当サイトの体験談には、将来の貿易の仕事に英語が欠かせないことから、仕事を辞めて24週間(約半年)学んだ社会人の方の話があります。授業1コマあたりの費用を意識して、平日も夜遅くまで自習を続けたそうです(商社を辞めて24週間学んだ方の体験談)。
使わなければ、身につけた英語は少しずつ薄れていきます。留学中だけでなく、帰国後も英語を使い続ける習慣まで決めてから出発することが、退職という決断を最後まで無駄にしないために、いちばん大事です。
当サイトの体験談に、30歳で仕事を辞めてセブ島で8週間学んだ方の話があります。現地では、英語が完璧でなくても友達はできると感じた一方で、「もっと伝えたいのに伝えられない」もどかしさが残り、帰国後も勉強を続けると話しています(30歳で仕事を辞めてセブ島へ行った方の体験談)。社会人留学の「その後」で差がつくのは、帰ってきてからのこの続け方です。
今の会社に戻る予定があるなら、辞めずに、有給休暇や休職を使って行く方法もあります。社会人の学校の選び方と合わせて、社会人のフィリピン留学のページにまとめています。休職して行く場合の期間の組み方は、休職して留学するときの記事でくわしくまとめています。
遅くありません。30歳前後で仕事を辞め、フィリピンで2〜3ヶ月学んでからワーキングホリデーへ進む方や、半年かけて学ぶ方もいます。ただ30代は、帰国後に「その期間に何をしてきたか」を仕事の場で説明する場面が来るので、帰ってきてから何を話せるようにするかを先に決めておくことが大切です。
留学したかどうかではなく、期間と準備をどう組んだかで決まります。会社は、海外での経験と英語力を持つ人を欲しがっていますが、社内で一から育てるのは難しいからです。期間を短くしすぎず、目的から逆算してコースを選び、帰国後も英語を使い続ける仕組みを決めておけば、空白の期間は弱みではなく強みとして話せます。
逃げかどうかを決めるのは、辞めた理由ではなく、辞めたあとの期間に何をして、帰国後にそれを自分の言葉で説明できるかです。目的を決めないまま期間だけが過ぎると、「その間、何をしていたのか」という質問に答えにくくなります。
転職を前提に辞めて行くなら、3ヶ月以上が目安です。長い方は半年ほど留学しています。ワーキングホリデーの前の助走なら2ヶ月から組めますが、英語が初めての方がワーキングホリデーの前に1ヶ月だけ行くのは短すぎます。
帰国後も英語を使い続けられるかどうかで決まります。使わなければ、身につけた英語は少しずつ薄れていきます。出発する前に、帰国後にどこで英語を使うか、どう勉強を続けるかまで決めておいてください。
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オンライン留学の詳細 | 2013年から13年・年間1,000件以上の留学相談
フィリピン留学Hub代表。2013年からフィリピン・セブ島留学の支援を続けて13年。自身も2度のフィリピン留学を経験し、TOEIC900・IELTS6.5を取得。
語学学校70校以上を現地で視察し、年間1,000件以上の留学相談に対応。学校の良い点も弱点も、見てきたまま正直に書いています。

フィリピン留学Hubは、セブ島を中心としたフィリピン留学専門のエージェントです。2013年から13年、代表が現地で70校以上を視察してきました。1週間~1ヶ月の短期留学、3ヶ月以上の語学留学、大学正規留学まで、お一人ずつに合う学校と費用をご案内します。
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