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営業時間:平日9時〜18時
バギオの隣町「ラ・トリニダード」はご存知でしょうか。2019年2月にマニラで開催された「Travel Tour Expo 2019」でフィリピンを代表する観光地として紹介された実績もある話題のフォトジェニックスポット「Stobosa Colorful Houses」をはじめとしたSNS映え観光スポットが盛りだくさんのカラフルな街です。
フィリピンの「ストロベリーキャピタル」、「ローズキャピタル」とも呼ばれる標高1,500mの天空都市であり、今後有名観光地になるポテンシャルを秘めています。
今フィリピンで話題沸騰中!メディアが続々と取り上げているカラフルな街に訪れてみませんか。今回はJICA海外協力隊(職種: 観光)でラ・トリニダードの町役場観光課に勤務している私がラ・トリニダードへの基本情報を徹底解説します。
ルソン島の北部に「Cordillera(コルディリェラ)行政地域」という地域(Region)があり、そこには6つの州(Provinces)があります。
各州の代表的な観光地は写真の通りで、まだ日本人観光客に知られていない素敵な観光地があるんです。
ラ・トリニダードの勲章「Seal (シール)」が上に記載のものになります。基本的なデータはスライドのとおりです。
多くの方言「Dialects」が話されていますが、基本的に英語が通じます。バギオ近辺が学生都市、英語の語学留学先ということもあり、綺麗な英語を話される方が多いです。
ラ・トリニダードのYouTubeチャンネルはこちらです。
こちらはラ・トリニダードの公式ガイドマップになります。各観光地の記事は続々と公開予定です。
ラ・トリニダードは北ルソン島の最大都市であるバギオの隣町です。バギオには大学、語学学校がたくさんあり、勉強で忙しい学生さんが気軽に行ける週末ショートトリップ先としても最適です。
近隣の語学学校(CNE1)さんが作成してくださった掲示板です。週末は語学学校の生徒さんの案内などもおこなっています。
2019年2月にマニラにて開催された大規模旅博である「Travel Tour Expo 2019」において、Tourism Promotions Board (TPB) のブースがラ・トリニーダードの観光地である「Stobosa Colorful Houses」を一番大きく取り扱いました。
多くの訪問者がこの写真を背景に記念写真を撮っていました。実物を見てみたら絶対感動しますよ!
海外の情報紙も続々とラ・トリニーダードを特集し始めています。
降水量と気温の平均になります。灰色の最低気温を見ていただければ分かりますが、年間を通してとても涼しいです。
特に11~2月は最も冷えるため、晩や明け方は息が白くなるほど気温が下がります。服装は必ず長袖、できればジャンバーやコートを持ってこられることをおすすめします。
各月の代表的な祭りについても記載しています。旅行をご検討の際には、乾季である11~4月がおすすめで、特に2月にバギオで開催されるフィリピン最大のお祭り「panagbenga festival (フラワーフェスティバル)」と3月にラ・トリニダードで開催される最大のお祭り「Strawberry Festival (ストロベリーフェスティバル)」の時期に合わせて訪れると良いでしょう。
年間の代表的なイベントはこれらになります。特に2月の「Coffee Festival (コーヒーフェスティバル」、3月の「Strawberry Festival (ストロベリーフェスティバル)」、11月の「Adivay Festival (アディバイフェスティバル)」はラ・トリニダードの3大フェスティバルになります。
ラ・トリニダードの特産品であるアラビカコーヒーを宣伝するためのお祭りです。2月中旬に数日間行われます。
ラ・トリニダードの特産品であるいちごを宣伝するためのお祭りで、3月の1か月間各地で様々なイベントが行われます。
【おすすめイベント】ラ・トリニダードで最大のお祭り「ストロベリーフェスティバル」の記事はこちら
ラ・トリニダードは1950年の6月にMunicipalityとして認定されました。民族舞踊の披露や日本人にはちょっぴり壮絶な豚の屠殺儀式「Owik」を見ることができます。
ラ・トリニダードは野菜の一大生産地です。「フィリピンのサラダボウル」として、ラ・トリニダードの野菜産業を支える市場「Vegetable Trading Post」やBAPTCで取引された高原野菜は近郊都市や首都のメトロマニラに出荷されます。
可愛らしいいちごのエプロンを着た町役場の方々が巨大サラダをゲストにふるまいます。
ラ・トリニダードの代表的な特産品としては、いちご、アラビカコーヒー、高原野菜の3つが挙げられます。
上記写真の商品は実物のものになりますが、高原野菜を使用した野菜チップスなどの加工品、いちごを使用したストロベリージャム、イチゴワイン、あとはアラビカコーヒーなどをお土産するのはいかがでしょうか。
印象的な民族衣装が少ないフィリピン。しかし、Cordillera(コルディリェラ)行政地域にはかわいい民族衣装があるんです!
ベンゲット州の柄はこの赤と黒のボーダー柄で、その生地を使用したお土産がこれらになります。
ラ・トリニダードに行くには、まずバギオに向かう必要がありますが、首都のメトロマニラから北ルソン島の入り口となるバギオまではこの3種類のバスが運行しています。
マニラからは4~7時間の移動となり、値段、サービスはバスの種類によって異なります。今回はジョイバスとビクトリーライナーについてご紹介します。
初めてバギオを訪問される留学生、観光客の方には「Joy Bus(ジョイバス)」をおすすめしています。
ジョイバスはノンストップの直行便になります。今回はプレミアバスに乗車してみました。
こちらがバスの外観です。大型のバスになります。
私が一番おすすめするジョイバスのプレミアシートになります。座席は広々としており、席正面にあるタッチパネルのUSB差込口にて電化製品の充電も可能です。映画、音楽なども楽しむことができます。
バスの奥には清潔なお手洗いもしっかり付いていますので、バスでの長旅も心配ありません。また、乗務員の方がブランケット、水、スナックを運んできてくださいます。
入口に警備員が常駐しており、ここで全ての荷物検査を受けます。大きなスーツケースも中身を全て見せなければなりません。
ここがバスターミナルの控室になります。ジョイバスのパサイバスステーションのように敷地内にファストフード店はありませんが、軽食は売店で購入することができます。
「Baguio」と記載されているレーンに並びましょう。
今回乗車するビクトリーライナーのバスが停車しています。毎回時間通りに発車します。
これが今回私が乗車したビクトリーライナーのファーストクラスの時刻表になります。ビクトリーライナーの良い点としては、毎時1本という本数の多さと運賃の安さになります。ジョイバスと違い、予約をしなくてもほぼ間違いなく乗れます。
Victory Linerのバスチケットです。ファーストクラスの運賃は800ペソでジョイバスのプレミアバスよりも高いですが、レギュラークラスは496ペソというお値段です。
ファーストクラスは直行便になりましたが、レギュラークラスは途中お手洗い休憩や途中停車することもあり、バギオまでは7時間〜8時間の所要時間を見積もっておいた方が良いでしょう。
ファーストクラス・レギュラークラス共にバスの質はジョイバスに比べたら劣りますが、日本の4列シートの大型バスと比較したらそこまで乗り心地は悪くありません。
ファーストクラスにはバスガイドさんがついてきます。乗車の一連のながれを説明したり、水やスナックを席まで運んできてくれます。
ファーストクラスの車内です。チケットを購入する際に空きがあれば、席を自由に選択できるのですが、私はいつも写真左側のひとり席を選択しています。
ファーストクラスは途中停車しないため、お手洗いもしっかりついています。
席はこのように広々としていて、電化製品を充電できるコンセントもしっかりとついているので安心してください。(※ちなみにレギュラークラスにはついていません。)
バスガイドさんがこのように席までブランケット、お水、スナックを運んできてくれます。
直前の食事を抜いていたりするとこれだけでは少し足らないので、事前に売店で飲食物を購入されることをおすすめします。
私がおすすめするバスの使い分けとして、バギオを初めて訪問される留学生、観光客や乗車時間は最短にしたいという方はジョイバスを利用されることをおすすめします。乗車時間は長くてもいいから最安地でバギオに行きたい方は、ビクトリーライナーのレギュラークラスが良いです。最高値のビクトリーライナーのファーストクラスはジョイバスのチケットが確保できなかったときに利用するくらいがいいかもしれません。
ラ・トリニダードの観光に不安がある方へ。ラ・トリニダード町役場の「ツーリストインフォメーションセンター」にお越しください。
上記マップの1はビクトリーライナー専用のバスターミナルです。Victory Liner以外の全てのバスとノンエアコンバスは上記マップ 2のバスターミナルに到着します。
バギオからラ・トリニダードへ向かう途中には、今話題沸騰の観光スポットである「Stobosa Colorful Houses」や「Bell Church」を通りますので、ぜひ寄ってみてくださいね!
長期の留学でジプニーを乗りこなしている方、少人数でバギオからラ・トリニダードへ行くので、交通費を節約したい方は下記の方法も試してみてください!
まず最初に、バギオ市内のラ・トリニダード行きのジプニーが発車しているジプニーステーションは下記マップの3~5の3カ所になります。最寄りの乗り場を利用しましょう。
バギオからラ・トリニダードの中心地KM5まではジプニーで25~35分、運賃はたったの10ペソです。KMとはバギオ中心地からの距離になります。 (ラ・トリニダードのKM5はバギオ中心地からおよそ5キロの距離です。)
Tomay(トマイ)、Shilan(シラン)、Tublay(トゥブライ)、Camp Dangwa(キャンプ ダンワ)、Alapang(アラパン)
Buyagan(ブヤガン)、Wangal(ワンガル)
Pico(ピコ)、Puguis(プギス)
タクシーではバギオ – ラ・トリニダード間は150ペソです。この区間は常に渋滞するため、それ以上の金額になることもしばしばありますが、この方法ではそれを節約できます。
乗車の一連のながれは上記のとおりです。その後、ジプニー車内でお金をドライバーに渡した際に、行き先と渡した金額を聞いてきます。
例えば、10ペソを渡した場合、「Sangapulo(サガプロ)? 」、20ペソを渡した場合、「Twenty?」です。
自分の渡した額について、聞かれた場合は、
Maysa KM5「マイサ ケーム ファイブ! (1人でKM5まで!)」
人数と行き先をイロカノ語で答えちゃいましょう。
降車に関しては好きな場所で下してくれますので、降りたい場所で「Para po」と言えば、ジプニーが停まってくれます。
長い留学生活なのでせっかくなら英語以外にも現地語を覚えたい、喋ってみたい方!
数字「1~10」は現地語で何というのでしょう。家庭教師のPrinzに聞いてみました。
タガログ語 Filipino | イロカノ語 Ilocano | |
1 | isa | maysa |
2 | dalawa | duwa |
3 | tatlo | tallo |
4 | apat | uppat |
5 | lima | lima |
6 | anim | ennem |
7 | pito | pito |
8 | walo | walo |
9 | siyam | siyam |
10 | sampu | sangapulo |
観光地 | Municipality of La Trinidad |
予算 | – |
営業時間 | 平日8:00~17:00 |
住所 | Km 5 La Trinidad, Benguet 2601 |
電話 | (074) 422 – 2601 |
公式サイト | https://www.latrinidad.gov.ph |