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営業時間:平日9時〜18時
セブ英語倶楽部の視察記を、以下2つの内容に分けて紹介。順番通りに見ると、すごくセブ英語倶楽部の事がわかるよ。
セブ島には熱血教師がいる。
僕が勝手にそう思ってるだけかもしれないが、彼は間違いなく金髪先生並みの熱血教師。
その名は「青木啓次」。
留学業界の異端児。例えるなら
松岡修造。
名前だけで暑い・・いや、熱いのが伝わってくると思う・・
この青木さんのコーヒーを飲むときの目を見てほしい・・
かつてセブ島でこんな目力をもった人を見たことがない・・
熱い、熱いぞ青木さん!
セブ英語倶楽部は『セブで一番親切な英語学校』という、正直、非常に分かりにくいビジョンを掲げているが、
青木さんの熱血さと実力に関してはセブ島一番と言っても過言ではない「本物の教育者」だ。
青木さんの経歴をざっくり紹介すると・・
そんな青木さん自らが、セブ英語倶楽部でもIELTSを教えたり、IELTS講師の指導にも当たっている。
東京武蔵大学のIELTS英語研修は、7週間のプログラムになっていて、最初4.0の生徒が、卒業時にはその多くが平均5.5まで到達するというデータまであるほどの実力。
今回の取材は、そんな青木さんに迫ったもので、
学校の建物など1つも出てこないので、ご了承を・・
セブ英語倶楽部ではレッスン数が他校と比べてかなり少なく設定されている。
1日5コマオンリー。
青木さんは1日4コマが絶対に良い!
そう断言する。
実はそれは僕も激しく同意。
なぜなら1日8コマとか受けても絶対復習終わんないから。
でも、留学したことない人って「レッスン数が多い方が早く話せるようになる!」という神話を信じてる人ばかり。
そして、その神話に乗じて語学学校もエージェントもコマ数多いコースをおススメするという構図。
事実、僕の初めての留学では1日10レッスン取ってたいたのだが・・
おかげで、夜中2時まで与えられた課題をこなし、朝5~6時に起きて課題の続きをするという毎日を過ごしていた。
絶望的だったのが、そのせいで復習なんて全く出来なかったし、ここまでやったのに課題宿題すら全て終わらないということ。
姉妹には、課題が提出できなかったレッスンの講師からは、あたかも毎日サボってるやつみたいな感じで見られたこと(笑)
いや~、1日10コマは無理よ!
8レッスンもぶっちゃけ無理でしょ。
結局、その後1日4コマまで減らして授業を受けたら無難に復習ができて好循環が生まれた・・・
松岡修造さん、、いや青木さんも同じ意見で、復習できないのにそんなレッスン受けまくっても無駄って派。
でも、あまりにコマ数が多い方がいいっていう要望が多いため、1日6コマのコースを新設するとのこと・・
魂を売りましたと青木さん告白・・・(笑)
セブ英語倶楽部の教材は2タイプ。
瞬間英作文と青木さんオリジナル教材のたった2つ。
瞬間英作文は与えられた日本語の文章を瞬時に英作文することために有名すぎる教材なので説明は不要だろう。
青木さんのオリジナル教材は初心者をターゲットに、徹底して定番のフレーズを叩きこむ仕様になっている。
些細なことだけど、効果的だと感じるのはセブ島のネタで文章が作られていることだ。
既存の市販テキストだとどうしても身近なネタじゃなかったり古い情報が多く扱われてるため、あまりパッと頭に入ってこない。
ところが、セブ島で有名なジンベイザメツアーネタだったりすると、「あー、それ先週行ってきたやつやん!知ってる知ってる!話させてーー」となって話も盛り上がるし、その感情にのっけて英語が学べるから効率的になるからだ。
スピーキングは、初心者は瞬間英作文を丁寧にやる。中級者はIELTS・TOEFLスピーキングネタで講師が徹底的に質問攻めにするというやり方。
リーディングは、どのレベルもオリジナル教材を使って丁寧にレッスンしていく。
因みに、どの教材にも必ず音源がついていて、オリジナル教材も知人のアメリカ人にチェックしてもらって音源を吹き込んでもらっている。
ライティングに関しては、「書けないことは話せない」という考え方のもと、必ず事前の課題(3つのトピックについて3行程度の作文)をこなさせる。
それを講師に添削してもらう。自分の考えや自分のことについて書くので丸暗記させるというやり方。
因みに、文法(グラマー)はセブ英語倶楽部では教えない。。。
教えられないのではなく、
日本語でやった方が確実で早いから。
日本で有名な書籍を留学前にやってきてもらうことでカバーしてもらう。
むしろ、英語で文法を解説される方が、初心者は余計に時間がかかってしまうので無駄という考え方。
文法は自分でやれ!
「鬼の青木」はそう語る。
青木さんは決して甘やかさない・・ むしろ甘いやつには叱ってくれる。
因みに、教材費は瞬間英作文2000円+オリジナル教材2000円ぐらいとリーズナブル。音源も付けてくれる。
スピーキング |
リーディング |
ライティング |
文法 |
|
初心者 |
瞬間英作文 |
オリジナル教材 |
事前課題の添削 |
やらない(日本の書籍でカバー) |
中級者 |
IELTS・TOEFLスピーキング |
オリジナル教材 |
事前課題の添削 |
やらない(日本の書籍でカバー) |
また、フィリピン人講師とのレッスンでは、「講師にはほとんど話させない」という教育をしている。
フィリピン人は基本話したがりな性格なので、下手すると講師がずっとしゃべってるってことも留学ではよくある話・・
その点、セブ英語倶楽部では留学生にとにかく話させるため、講師は「質問を質問で返す」という荒業を繰り出す。
講師:「あなたはそれについてどう思うの?」
留学生:「こう思います!」
講師:「それはなぜ?」
留学生:「それは〇〇だからです!」
講師:「その根拠は?」
留学生:「・・・」
講師:「カモーン。カモーン」
こんな感じ。
せっかくフィリピンに留学に来てるので、「たくさん話せる」という最大の強みを発揮すべくこのような授業スタイルにしているという。
拍手。
フィリピン留学では、通常フィリピン人講師によるグループクラスが行われるはずだが、
セブ英語倶楽部ではなぜか日本人の青木さんがハンドリングしている(笑)
せっかくフィリピン留学してるのになんでやねん!
って突っ込みたくなるけど、
まあまあ青木さんのグループクラスを受けてみてください。
受けたらわかる。
これまで数えきれない(もう数える気もない)クラスを受けてきた僕から見ると、
青木さんのグループは非常に丁寧で、留学生から支持されてる理由がすぐにわかるから。
フィリピン留学ではどんどんテキストを進めることが多いが、青木さんの授業では
まだやるのか!
ってぐらい丁寧に同じ文章をなんどもなんどもやる。
身体が吸収するまで繰返し指導するスタイルなのだ。
ちなみに青木さんのグループクラスでは、フィリピンの中での生活では当たり前でも、イギリスやアメリカの本場では失礼に当たる間違った話し方などの小ネタを要所要所に挟んでくれるので、ハッとさせられることが多いし勉強になる。
グループクラスは最大5人までで、それ以上になる場合は2クラスほどに分けるという。
外資系のビジネスマンなどの中上級者にも青木さんにマンツーマン指導してほしいというリクエストも出る程の人気ぶり。
また、そんな青木さんのいるセブ英語倶楽部には、絶賛される「発音訓練コース」がある。
これも青木さんが指導する。
そこまで青木さんが出てくるなら「あおき英語倶楽部」とかにした方が良かったんじゃないか・・と個人的に思ってしまったりしなくもない・・
全10回のプログラムで、3~4日に1度のペースで進行。
毎日やってもそんな直ぐに発音なんて直らないので、次の開催までに習った分を自分で練習して来るという非常に合理的なスタイル。
因みに、1ヶ月滞在しない人は続きをオンラインで受講することも可能だ。
これまで、エピソード①ではセブ英語倶楽部の留学生活の全容を解明し、エピソード②ではなぜセブ英語倶楽部のプログラムが優れているのかについて解説してきました。
セブ英語倶楽部について全体像を見たい人は、セブ英語倶楽部の教科書と併せてエピソード①と②をあわせて読むことをお勧めします。