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フィリピンの大学に入学する方法は?留学生がリアルな体験談をまとめる

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19歳の頃に初めてフィリピン、バギオを訪れ、初留学を体験。その後、フィリピンという国に心を掴まれ、バギオ市内の大学入学を決意。幾度の挫折を経つつも無事3年後に卒業を果たす。それからもこの国の為に尽力したいと意気込み、現在もフィリピンに在住中の熱血ライター。

「フィリピンの大学に入学したい!」と思ったら、どうやって大学を選んでどんなえ流れで手続きをするの?と思ってる方は多いと思います。

 

大学入学までの流れを簡単に時系列でまとめるとこんな感じです。

 

1.希望大学の決定

2.   日本で必要な書類集め

3.   大学の入学日を調べ、1カ月前にはフィリピンへ渡航!

4.入学試験+入学手続き+家探し

 

どれもかなり大変なのですが、、今回は1つずつざっくり説明していきますね!

 

1.フィリピンでの希望大学の決定

 

まずは、フィリピンのどの大学に進学するかを決定しなければいけません。

 

フィリピンの大学情報というのはネット上にも少なく、各校のHPくらいしかないので、本当に分かりません。ですので、私は実際に視察してから大学を決める事を強くお勧めします!

 

私は19歳のころ、バギオ市内の語学学校に通っており、フィリピンの大学出身の講師に大学の情報をたくさん聞きました。バギオ市内には7校の大学があり、中でもシティから立地の良い4校を実際に見学に行きました。

 

大学の見学は、意外と簡単!

 

見学の方法関しては、実際に直接大学へ足を運び、大学のセキュリティガードに「入学を見据えた見学がしたいと思っている」(I am planning to enroll here, May I see(or inspect) inside..?とかで全然大丈夫です)と伝えましょう。

 

簡単に入れてくれます。

 

入り口でゲストの名札をもらって、思う存分見学しちゃってください!

 

大学を選ぶため、現地で確認すること

 

  1. English Policy(英語公用語制)があるかどうか(無ければタガログ語で授業が行われることも、、)
  2. 学校や生徒の雰囲気、校風
  3. 大学の立地(タウンにある学校がやはり便利です。。)
  4. 授業料
  5. コース・学部(自分の学びたい学科があるかどうか)
  6. 外国人生徒数
  7. カリキュラム

 

これらの詳細内容についてはネットでは探せないものばかり。見学の際に大学の職員の方に聞いてみて下さいね。

 

2.   日本で必要な書類集め

 

フィリピンの大学へ入学するための書類を集めるのは、めちゃめちゃ大変です。。

 

日本で準備する書類

 

日本で準備しなければいけない書類は以下のものです。

 

  • 高校の卒業証明書
  • 高校の成績証明書
  • 戸籍謄本

 

「えっ、それだけ?案外簡単じゃないですか~」

 

と思われるかもしれませんが、、、

 

英語表記+レッドリボン認証の壁

 

その3点は全て『英語表記』+『レッドリボン認証済』というものでなければダメなのです。

 

※レッドリボン認証とは。。。

フィリピンはハーグ条約(説明は省きますが、国際条約です)に加盟していない国ですので、日本国内で発行された公文書・私文書(公文書の翻訳した文書も含む)に外務省で公印確認を取得した後、フィリピン国内の企業・団体・政府に提出をする際にはフィリピン大使館(東京都港区)での領事認証を求められます。

戸籍謄本や登記簿謄本等の公文書と英訳した書類にレッドリボン認証をもらう場合、公証役場、地方法務局、外務省(申請と受け取り)、フィリピン大使館に合計6回も足を運ぶ必要があります。。。。

 

「。。。。なんか一気に難しそうと思ってしまった。。。」

 

 

ずは書類全てを英語に翻訳する必要があるのですが、これは素直に業者に頼みましょう。。(笑)

 

高校に英語の先生がいたら、お願いしてみるのも良いかもしれませんが、公文書の翻訳は学校の先生レベルの素人にはかなり厳しいです。。

 

そして肝心のレッドリボン認証ですが、、

私はこれ全部自力でやりましたが、本当に大変でした(泣)「これ何往復しなければいけないんだろう、、」ですよ。日本のお役所仕事って本当に嫌だなって心から思いました。

 

でも大丈夫!最近はこれら全てをやってくれる素晴らしい代行サービス等もあるみたいなので是非利用してみて下さい!「お金がもったいない!」なんて決して思わないことです。(笑)

 

3.   大学の入学日を調べ、1カ月前にはフィリピンへ渡航!

 

やっとの思いで必要書類を集め、全てを英語に翻訳してもらい、そしてレッドリボンも付いた!!!!大学入学日を調べたら、やっとフィリピンへ飛び立つ!!!(しっかり必要なものはパッキングして下さいね)

 

基本的にフィリピンの大学は秋入学。9月頃と3月頃が入学日(2学期制)として設定されていることが多いです。

 

フィリピンに着いたら、移民局の通過です。最初は旅行者ビザでの入国になるので、渡航前に特別なビザの申請等は必要ないのでご安心を^^

 

現地に到着したら、まずはホテルを予約して数日の拠点を確保しましょ

 

4.   フィリピンの大学の入学試験はどんな感じ?

 

フィリピンの大学ってどんな入学試験があるの。。?という事なのですが、大学によって違います!

 

  • 「外国人は試験を受けなくても良いよ」という大学
  • 英語の熟練度を測るだけの試験がある大学
  • 数学・英語・時事問題など(SAT試験)の受験が必須(全て英語での試験)なレベルの高い有名大学

などなど…。

 

入学予定の大学に確認してみてください。

 

英語は入学前にしっかり勉強しておくべき

 

どちらにしろ、大学の授業は一切を英語で行うわけですから、それなりの英語力が要求されます。

 

英語で授業を聞いて、英語で回答して、最終的には英語で論文を書いたりするわけですから、フィリピンの大学留学前にはしっかり英語を勉強する必要があります。

 

私の入学した大学は、試験がゆるかった!

 

私が入学した大学の場合は、

  • 筆記の英語テスト(TOEICの様なテスト)
  • 簡単な数学
  • 一般常識のテスト

が英語で出題されました。

 

数学の問題レベルは高校1年の数学くらい。きちんと高校時代勉強していれば全く問題無いです!(笑)

 

一般常識の問題は勿論日本の事ではなく、フィリピンの事、また世界のトピックが多いです。しっかりニュースや新聞を読んで、最低限の教養は付けておきましょう。

 

試験当日は周りにアフリカやアラブ系の学生、中国や韓国からのアジア系学生が計20名弱いました。「こんな人と一緒に勉強するのか〜」と思いながら、大学の教室の中でゆるっと試験を受けましたよ。

 

ちなみに、試験は入学手続きの日に受験する事が多いみたいです。そこで合格しなければ、「入学手続きは進められないよ」といった感じでしょうか。。

 

5.フィリピンの大学への入学手続き

 

ついに大学の入学手続きです。。大学の入学手続きには基本的に約1週間程見ておいてください(理由は後程紹介します。。)

 

まずは大学に行ってください!

 

そして、大学の入学手続きをする場合、手続き日(入学日の1~2週間前が多いです)が決まっているので、まずは大学に行って全て確認しに行きましょう。

 

確認事項

  • 入学手続き日(入学日)
  • 入学に必要な書類、プロセスの確認
  • 試験日の確認
  • 入学学部、コースの確認
  • その他必要情報

 

しっかり確認して下さいね。

 

フィリピン人ってなんでこうなの?!入学手続きが大変!

 

日本人なら1日で仕上げるクオリティの事務作業でも、フィリピンでは数日かかることも多いです。

 

僕の場合、まずは大学のオフィスに行き、入学したい旨を伝える。英語は全く問題無かったので自信満々です。

オフィススタッフ:「分かったよ。じゃあ次はこのオフィスに行って書類書いてきてね。」

 

▼早足で次のオフィスに向かい、諸々要件を伝えました。

オフィススタッフ2:「あ、ごめんね。その書類はここじゃないの、あそこのオフィス行ってみて。」

ユキ:「え、そうなの。。。」

 

▼そういうものなのかと思いつつ、指定された次のオフィスへ。

オフィススタッフ3:「あ~その書類ね。今は担当がいないので明日来て」

ユキ:「え!!!!!!そんなことあるの!?!?!?」

 

▼仕方なくその日は帰宅し、次の日にまた出向く事に。

オフィススタッフ3:「おはよう~じゃあ手続きをするので、また明日取りに来てね。」

ユキ:「明日?????????????どれだけ時間掛かるし、どれだけ待たせるんだよ!!!!!」(安心して下さい、心の声です)

 

そんなこんなで、次の日以降もたらいまわしにされるわ、仕事遅いわで、フィリピン人ってほんと。。。(泣)と思いながら、遂に入学手続きを完了しました。本当ここまで来れただけなのに達成感半端じゃない!!(笑)

 

6.フィリピンでの家探し!

 

家探しは、現地の人に助けてもらった方が良いです。お世話になった先生、もしくは現地に住んでる日本人の友達、、私の場合は以前バギオに滞在していたこともあり、現地の友人がいたので助けてもらいました。

 

 

もしいなければ、ネットで調べるか、自力で色々聞いて回って調べるしかないです。

 

 

フィリピン人学生で一人暮らしをしている方は、大体1ヶ月6000円から10000円程の所に住んでいますよ。(トイレが無かったり、お湯が出なかったりするのは当たり前くらいのクオリティー)

 

私も最初の数か月はそんなような所に住んでいましたが、あまりにも大変でした。それからは、月3万円くらいのマンションアパートに移り住みました。(笑)

 

勉強や学校の事以外に気を遣ってしまうと、肝心な勉強に力を注げないこともあります。少し高くても自分が快適に過ごせると思う物件をしっかり探されるのをお勧めします!

 

もし友人がいない場合は、街の人に聞くとか、ネットにある情報を頼りに、地道に探すしか今の所はなさそうです。。でもバギオの人って本当に優しいので、誰でも助けてくれますよ。

 

フィリピンでの一人暮らしってめちゃめちゃ大変

 

フィリピンでの一人暮らしは、わりと苦労しました。。

 

フィリピンの語学学校は、基本的にお部屋にはシャワー、トイレが付いているし、シャワーも温かいお湯が出ます。

 

黙っていても、ご飯が出てきます。洗濯もスタッフがやってくれます。お部屋も毎週掃除してくれます。何か問題があればすぐに日本人スタッフに相談出来ます。

 

フィリピンの1人暮らしは全くもって違います。温かいお湯なんか出る家は基本高いですし、トイレだってレバーをひねれば水が流れるものでもありません。

 

自炊にしたって、お米を炊く事すら米そのものが違うのでとても難しい。日本のように何でも売っているコンビニがあるわけでもありません。海外での一人暮らしというのは想像以上に厳しいものなのです。

 

私も最初にやっと見つけた家にはシャワーが無かったので、蛇口から出る水を大きなバケツに溜め、毎朝4時に起きて1時間程電熱線(水を温めるボイラー的な役割)で温め、それを使いながらお風呂に入る毎日でした。

 

洗濯も洗濯機はついていないですし、一人暮らしの為に買うのももったいないと思い、基本全て手洗いでした(人生で初めてレベルで洗濯板を使いました。笑)

 

まとめ

 

「フィリピンの大学留学ってやっぱり手続き大変!」って思われましたか?

 

フィリピンの大学に進学するためには、

きちんと下調べをして、何事も万全で、そして余裕を持って臨む事が最重要です!

 

確かに手続きは大変でしたが、今は何より手続き代行サービスやこんな記事がネットに上がっていたりします。(私の時代は本当に何も情報無かった。。。)

 

そして使えるサービス、助けてもらえる人には躊躇わず助けを求めましょう。そこで遠慮して最終的に困るのは自分です!フィリピン人は優しいので、困ったらガンガン聞いてみてくださいね!

 

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19歳の頃に初めてフィリピン、バギオを訪れ、初留学を体験。その後、フィリピンという国に心を掴まれ、バギオ市内の大学入学を決意。幾度の挫折を経つつも無事3年後に卒業を果たす。それからもこの国の為に尽力したいと意気込み、現在もフィリピンに在住中の熱血ライター。

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