フィリピン留学のメリット|セブ島がおすすめの理由や魅力・特徴を解説
フィリピンには毎年多くの日本人が語学を学ぶために留学をしています。
そのなかでも特に大人気なのエリアが「セブ島」です!
実際、私もフィリピン・セブ島に2ヶ月留学をしてその魅力の虜になりました。
フィリピンのセブ島留学のメリット・デメリットから、以下の内容を紹介します。
- セブ島留学の魅力
- 他の留学エリアより語学学校が多い
- セブ島は治安が良くないところもある
- おすすめの語学学校
今回は「フィリピン国内でセブ島とその他の留学エリアとで比較したときのメリット・デメリット」や「セブ島でおすすめの語学学校」についてまとめてみました。
フィリピン・セブ島留学のメリット4つ
「低価格でマンツーマンレッスン中心の留学ができる」「日本からも飛行機で5時間と近い」「ビザの手続も簡単」とさまざまなメリットがあり、日本人の留学先として大人気のフィリピン。
しかし、そんなたくさんのエリアの中で留学先としてダントツの人気があるのが「セブ島」です。
フィリピン・セブ島留学のメリットとして4つ紹介します。
- 学校数が多く、自分のニーズに合う学校がみつかる
- 年中常夏で過ごしやすい気候
- 休日にはアクティビティを楽しむことができる
- LCCで日本からの直行便があるので移動費の節約もできる
「フィリピンの語学学校」は有名な「セブ島」だけでなく
- バギオ
- クラーク
- スービック
- タガイタイ
- ダバオ
- バコロド
など実は留学ができるエリアがたくさんあります。
「セブ島」がなぜこんなに人気があるのか、フィリピン国内の他のエリアと比較したうえでのメリットを紹介していきます。
セブ島留学のメリット①:学校数が多く、自分の目的に合う学校がみつかる
語学学校数が多く、自分の目的に合う学校がみつかる点も、セブ島留学のメリット。
フィリピン国内には認可・無認可を含めると100校近くの語学学校がありますが、「セブ島」にはその過半数の語学学校があるからです。
- 平日外出禁止や自国語禁止などのスパルタ系の学校
- 留学生の自主性を尊重するスパルタ環境でない学校
- 少人数でアットホームな学校
- 大規模で施設(ジムやマッサージ、カフェなど)の充実した学校
- 日本人100%の学校
- 韓国人比率が高い学校
- 多国籍な学校
- ホテルやコンドミニアムを借りている学校
- TOEIC・IELTS等の資格対策中心の学校
- 海外就職やワーキングホリデー前、世界一周前のカリキュラムがある学校
- リゾート地に近い学校
など、それぞれの学校で特徴があります。
特に、セブ島の語学学校は激戦区。自分の学校に少しでも留学生が来るように、それぞれの語学学校のクオリティが高く、カリキュラムも豊富であることがいえます。
語学学校が多いということは、選択肢も多様にあるので自分に目的に合った学校と出会う確率が高くなります!せっかく、安くはない留学費用を支払って留学するので自分の目標が達成に効果のある語学学校に通いたいですよね。
自分がどんな目的で、留学先として譲れないポイントなどをエージェントに相談して、自分にあった語学学校を選びましょう。
セブ島留学のメリット②:年中常夏で過ごしやすい気候
過ごしやすい気候であることも、セブ島のメリットです。
セブ島は熱帯モンスーン気候に属し年中常夏の南国だからです。
平均気温は、27~30℃程度と1年を通じてほぼ夏の気候。半袖で過ごすことができます!
セブ島には雨季と乾季があり、乾季はおよそ12月~5月で真夏のような天気が続きます。
一方、雨季は6月~11月。月の平均降水量が100mm以上になります。
しかし、日本の梅雨のように長時間にわたってジトジト降る雨ではなく、短時間にスコール(強い雨)が降り、雨がやんだ後は気温が下がりカラッとした晴れ間がみられます。
語学学校や留学生が外出するショッピングモールやレストランには冷房が完備されているので、屋内でも快適に過ごすことができます。
同じフィリピンであってもバギオなどの寒暖差の大きい地域や台風が直撃することが多い地域などもあるので、セブ島はとても過ごしやすい気候であると思います。
セブ島留学のメリット③:休日にはアクティビティを楽しむことができる
休日にアクティビティと楽しめることも、セブ島のメリットですね。
セブ島は、世界屈指のリゾートアイランドとしても有名だからです。
きれいな海で「ダイビング」を楽しんだり、複数の島をボートでめぐり海水浴やランチを楽しむ「アイランドホッピング」ができます。
また、セブ市内から車で4時間ほどでジンベイザメと泳げる「オスロブ」に行けたり、ビーチリゾートを日帰りで楽しめる「デイユース」など大満足できるアクティビティが豊富にあります。
平日は思いっきり英語学習に集中して、週末はアクティビティを楽しむという適度な息抜きをしながら充実した留学期間を過ごすことができるのもセブ島留学の魅力の1つです。
セブ島留学のメリット④:LCCで日本からの直行便があるので移動費の節約もできる
移動費の節約ができるのもメリットといえます。
LCCで日本からセブ島の直行便があるからです。
フィリピンの語学学校がある主要のエリアには、日本からマニラへ移動し、その後国内線を使って行かなければならないことが多いです。
そのため、フィリピン入国後国内線に乗り換えが必要な場合もあり、移動に対して不安を感じる人もいらっしゃるかもしれません。
※マニラからは飛行機を使わない地域もあります(クラーク、スービック、タガイタイ、バギオ)。
基本的にマニラ空港に到着したら語学学校からお迎えが来てくれます。
車での移動時間は近い所で2時間、遠い所で6時間ほどです。
しかし、セブ島には日本から直行便があるだけでなく格安航空である「セブパシフィック」が就航しています。
現在、直行便は「東京」「名古屋」「大阪」からフィリピン航空が就航していて、格安航空であるセブパシフィックは「成田」から飛んでいます。
セブパシフィックはたまにプロモをやっている時があり、タイミングがあえば往復合わせて1万円以下で行くことができちゃうんです!
プロモではなくてもチケットを早めに購入できるのであれば、直行便の往復を3万円~5万円以内で収める事も十分可能です。
フィリピン・セブ島留学のデメリット4つ
ここまではセブ島留学のメリットを述べていきましたが、ここからはデメリットを紹介していきます!
- 誘惑が多く英語学習に集中しにくいことがある
- 講師の質が劣ることがある
- 治安がよくないエリアがある
- ライフラインが不安定
メリット・デメリットを知った上で、自分にあった留学先を決める参考にしてみてくださいね。
日本と同じくらいのライフラインがないと無理、という人にはフィリピン留学をおすすめしないこともあります。
フィリピン留学をして後悔したという体験談もあります。
デメリットも確認して、フィリピン留学が自分にあっているか検討しましょう。
セブ島留学のデメリット①:誘惑が多く英語学習に集中しにくいことがある
誘惑が多くて勉強に集中できないかもしれないのはデメリットです。
セブ島は世界的にも有名なリゾート地でなので、セブ島内には数多くの娯楽があるからです。
バーやクラブなどのナイトライフも充実していますし、休日には海辺のアクティビティやリゾートホテルのショートステイを楽しむことができたりと勉強以外にたくさんの誘惑があります。
セブ島に留学した人の中には「語学学習よりも遊びメイン」になってしまって思ったような効果が得られなかったという話も耳にします。
充実した留学にするためにも、「平日は勉強して、休日は遊びつつ勉強もするというメリハリのある生活」をすることをオススメします。時には遊びの誘いに断る勇気も必要です!
セブ島留学のデメリット②:講師の質が劣ることがある
講師の質が劣ることもある点はデメリットといえるでしょう。
講師不足で講師の採用基準を下げているケースがあるからです。
セブ島には多くの語学学校があり、現在もその数は増え続けています。
そのため、講師不足という問題を抱えています。
語学学校の中には講師を確保するために、講師の採用基準を落として採用していたり、正社員ではなく期間限定のバイトとして人数を確保しているところもあるのが現状です。
一方、セブ島以外のエリアの語学学校は10校以下と少ないので、採用基準を下げずに講師を採用しています。地方と比較するとセブ島の講師の質が劣る場合があります。
学校を選ぶ際に、厳格な採用基準を設けられていたり、国際英語教授資格(TESOL)を持っている講師が多い学校、講師トレーニングに力を入れている学校など「講師の質が高いのか」確認することが大切です。
セブ島留学のデメリット③:治安がよくないエリアがある
治安の良くないエリアがあるのも、セブ島留学のデメリットです。
命に関わるような事件は少ないものの、スリや置き引きなどの軽犯罪、タクシーなどの交通機関の運賃トラブルなどは頻繁に起きているからです。
セブ島は、首都のマニラより治安がいいものの他の留学エリアより不安があるのは事実です!注意するポイントは以下です。
- 危険なエリアに立ち入らない!特に夜間!
- 可能な限り複数人で行動する(夜は1人で出歩かない)
- 必要以上の金品類は持ち歩かない
- 目立つ服装は避ける(服装や装飾品は高価なものを身につけない)
- スマホは道端で出さない
- 荷物は身体の前でキープ!特に貴重品はポケットに入れない!
といった防犯対策を常に行っておくことが必要です。
セブ市内の「マンゴーストリート」「コロンストリート」と呼ばれる繁華街は、日中は観光客や地元の人も多く観光スポットです。
ですが、夜間になると「ストリートチルドレン、売春婦、ドラッグ密売人、ドラッグ中毒者、強盗」などが数多く出没し、犯罪に巻き込まれるリスクが格段に上がるので注意が必要です!
財布やiPhoneを狙ったスリの被害が多いことでも有名です。
ですが、フィリピン留学をして犯罪に巻き込まれて死亡した留学生はいません。
海外留学をしている認識をもって、防犯対策をしっかりしていれば安全に留学生活を送ることができます。
セブ島留学のデメリット④:ライフラインが不安定
ライフラインが不安定なことも、セブ島留学のデメリットです。
スマホの電波がつながりにくかったり、水道水を飲めなかったりするからです。
日本と同じ生活水準で無ければきつい、という人にはフィリピン留学はおすすめしない場合もあります。
虫やヤモリが部屋に出て怖いと感じる人もいますし、食事が合わなくて帰りたいという人もいます。
フィリピン留学に来て後悔しないように、デメリットも確認して自分に合うか良く検討しましょう。
フィリピン・セブ島留学の費用
セブ島にある語学学校に留学した際の費用を確認しておきましょう。
人気の1ヶ月・3ヶ月の費用を紹介します。
フィリピン・セブ島留学1ヶ月の費用
1ヶ月のフィリピン留学の費用の内訳は以下を参考にしてください。
内訳 | 料金 | |
学費 | 入学金 | 1~3万円 |
授業料・滞在費・食費 | 15~37万円 | |
現地で学校に支払う費用 | 空港送迎費(片道) | 0.2~0.5万円 |
SSP費 | 1.8万円 | |
ビザ代 | 0円 | |
デポジット | 0.8~1.3万円 | |
テキスト代 | 0.3万円 | |
水道光熱費 | 0.5~0.9万円 | |
管理費 | 0.2~0.5万円 | |
その他の費用 | 航空券代(往復) | 7~10万円 |
海外旅行保険 | 1.5万円 | |
現地生活費(お小遣い) | 3~6万円 | |
総額 | 32万円~60万円 |
フィリピン・セブ島留学3ヶ月の費用
3ヶ月のフィリピン留学の費用の内訳は以下を参考にしてください。
内訳 | 料金 | |
学費 | 入学金 | 1~3万円 |
授業料・滞在費・食費 | 43~109万円 | |
現地で学校に支払う費用 | 空港送迎費(片道) | 0.2~0.5万円 |
SSP費 | 1.8万円 | |
ビザ代 | 0円 | |
デポジット | 0.8~1.3万円 | |
ACR-I Card | 0.8万円 | |
テキスト代 | 0.9万円 | |
水道光熱費 | 1.6~2.8万円 | |
管理費 | 0.8~1.6万円 | |
その他の費用 | 航空券代(往復) | 7~10万円 |
海外旅行保険 | 5万円 | |
現地生活費(お小遣い) | 9~12万円 | |
総額 | 77~144万円 |
3ヶ月の留学する場合からは、ACR-I Cardの費用が加わります。
留学期間によって必要な許可証についてはフィリピン留学のビザの費用を参考にしてください。
フィリピンに59日以上滞在する外国人に取得が義務付けられている「外国人登録証」のこと。
許可証の申請は語学学校で代行してもらえますが、手数料がかかる場合もあります。
セブ島でおすすめの語学学校
セブ島でおすすめの語学学校を紹介します。
- CPI
- セブブルーオーシャンアカデミー
CPI
セブシティ側にある学校の中でも、施設やカリキュラムにしっかりとこだわる語学学校です。
平日は外出禁止ですが、放課後はまじめに勉強したい人向けに「無料のマンツーマンクラス合計3時間受け放題」があったり、アクティビティで汗を流したい人向けに「英語でのクラブ活動」なども充実しています。
勉強も大事だけど施設面や生活面もしっかりとしたい人にはとてもいい学校ですよ。
セブブルーオーシャンアカデミー
リゾート派を満喫しながらセブ島で留学したい人にお勧めできるのが「セブブルーオーシャン」です。
目の前にセブの広大なオーシャンを毎日眺めながら留学できる学校はそうそう多くありません。というのも、セブの殆どの語学学校は海なんて全く見えないシティのど真ん中に位置してるからです。
その点、この学校は5つ星ホテルも立ち並ぶリゾート側にあるので、雰囲気が全く違いますよ。
まとめ
今回はフィリピン・セブ島留学について、フィリピン国内の他の留学エリアと比較したうえでのメリット・デメリットを紹介させていただきました。
フィリピン留学を考える上で、「セブ島」は選択肢のなかに必ずと言っていいほどあがる場所でもあると思います。
留学先を決める場合は、他のエリアの記事と比較しながら自分にあったエリアと語学学校を決めてくださいね。
この記事がフィリピン留学を考えている方の参考に慣れば幸いです。