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海外の大学に正規留学する際に気になるのがビザですよね。
ビザの取得方法や手続きは国ごとに大きく異なりますし、その内容も複雑ですから失敗したらどうしようと不安になる気持ちも分かります。
そこでこちらの記事ではフィリピンの大学進学に必要なビザや取得の方法などを解説していきます。
まず、前提条件としてフィリピンの大学に進学するためには、学生ビザを取得する必要があります。
しかし、フィリピンの場合、学生ビザは大学に入学してから大学の職員が取得手続きを行うので、フィリピンに入国する際には観光ビザで入国し、その後、現地で学生ビザに切り替えるという手続きをします。
日本人の場合、入国時に30日間は無償で観光ビザが適応されます。それ以上の場合は、イミグレーションで延長の手続を行う必要があります。
観光ビザから学生ビザへの変更手続きは、大学が行ってくれますので、学生がしなければいけないことは必要書類の提出になります。
必要書類とは、主に以下の5つになります。
アポスティーユとは「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のことです。提出先国はハーグ条約締約国のみです。アポスティーユを取得すると日本にある大使館・(総)領事館の領事認証があるものと同等のものとして,提出先国で使用することができます。(外務省公式ページより)
大学によっては、上記以外の書類の提出を依頼される場合もあります。
学生ビザは1年間有効でその後は一年ごとに延長をしなければなりません。延長の手続などは、大学スタッフが詳しく教えてくれますから、入学後に確認するようにしましょう。
詳しくは、お問い合わせください。
フィリピン留学でビザ以外に必要なものも念のため知っておきましょう。
SSPは、留学する人は全員取得しないといけない就学許可証になります。期間も関係なく、30日以内の留学であっても取得が必要です。
SSPは、現地でしか取得できず、手数料を支払えば学校スタッフが手続きをしてくれます。
ACR-I-CARD(Alien Certificate of Registration)は、日本語で言うと、「外国人登録証」というビザで、フィリピン滞在期間が60日以上の全ての外国人が取得しなければいけないものです。
こちらも学校スタッフが手続きをしてくれます。
ECC(Emigration Clearance Certificate)は、「この人はフィリピンで何も悪いことをしていませんよ。」ということを示すための無犯罪証明書のことです。
6ヶ月以上滞在した外国人全員は、最低でも帰国の1週間以上前にイミグレーションで取得する必要があります。
ECCを取得していないと、いざ日本へ帰ろうとした時「フィリピンから出国できない」または罰金を支払うという事態に繋がる可能性があります。
こちらは大学スタッフは案内はしてくれる可能性はありますが、手続き自体は自分で行う必要があるので、6か月以上滞在したのち帰国する際は、一度大学に確認し、その後、イミグレーションを訪れて手続きをするようにしましょう。
ビザ取得のスケジュールを入国前から入国後の時系列でまとめてみました。
入国前 |
必要書類を用意し、外務省のアポスティーユ認証を受けておく。 |
入国時 |
観光ビザで入国する。30日間は無償でビザがもらえる。 |
入国後 |
大学で必要書類を提出。大学スタッフが観光ビザから学生ビザへの切り替えやその他必要ビザの手続きを行う。 |
15日~30日後 |
学生ビザが発行される。 |
上記は、バギオのコーディリエラ大学のページから抜粋したものです。⑤の質問で学生ビザへの変更に15日ほどかかると記されていますね。
フィリピンの場合、イミグレーションによってもプロセスのスピードが大きく異なるので一概には言えませんが、だいたい15日から30日の範囲で見ておけば良さそうです。
フィリピンの大学進学に必要なビザの取得手続きは、観光ビザで入国し、学生ビザへの手続は大学が代行してくれるという意外とシンプルなものです。
大事なのは、大学側が求める必要書類を決して忘れないことです。
必要書類の取得は、間違った方法で取得したり、漏れが合ったりすると大学進学自体が不可能になる可能性がありますので、エージェントに頼り手続きをサポートしてもらうほうが安全です。
フィリピン留学Hubでは、必要書類の取得サポートも行っていますのでお気軽にお問い合わせください。