【フィリピン正規留学】イロイロとバコロドの魅力についてまとめて

イロイロバコロド

パナイ島にあるイロイロとネグロス島にあるバコロドは、どちらもフィリピン中部に位置する都市です。この二つは島こそ違えど距離も近いご近所さんなので、こちらの記事では2つの島の魅力を一緒にまとめます。

  • フィリピンの大学に進学したいけど、どのエリアがおすすめか知りたい。
  • イロイロやバコロドの大学留学もできるのか知りたい。
  • イロイロやバコロドにはどんな大学があるのか知りたい。

こんなニーズを持つ人の役に立てる内容です。

目次

イロイロとバコロドの特徴

1)イロイロとバコロドの概要とエリア

イロイロの概要とエリア

イロイロは、フィリピン中央部のパナイ島の中心都市です。

日本からイロイロへの直行便はまだありません。そのためマニラまで行き、国内線に乗り換える必要があります。マニラからイロイロは約1時間10分かかります。

イロイロ大学の位置

都市機能は海沿いのエリアに集中しており、近郊には豊かな自然も多いのんびりとしたエリアです。

バコロドの概要とエリア

バコロドは、フィリピン中部に位置するネグロス島北部の都市です。フィリピンで4番目に大きい都市で、砂糖の生産地としても有名です。

「フィリピンで最も住みやすい都市」に選ばれるほどフィリピン人からの人気の都市でもあります。

日本からバコロドへの直行便もまだありません。マニラまで行き、国内線に乗り換える必要があります。マニラからバコロドまでは飛行機で約1時間かかります。

バコロド大学の位置

都市の中心は、海沿いのエリアです。このエリア内に地方自治体、繁華街、レストラン街、大学などが固まっています。

バコロド市の主だった施設はすべてタクシーで10分以内で移動可能です。

バコロド祭り

周辺の観光地としては、大自然の中で天然温泉が楽しめる「マウンテンリゾート・マンカブル」が有名。

毎年10月3週目に行われる、華やかでカラフルな衣装を纏った市民がパフォーマンスを披露する「マスカラ・フェスティバル」も有名です。

2)イロイロとバコロドの治安

イロイロの治安

イロイロは、フィリピン国内の中でも際立って治安がいいエリアです。「愛の街(“City of Love”)」という愛称を持っており、その名の通り人々は穏やかで優しさにあふれています。

カジノやスラム、ストリートチルドレンをゼロにという運動をしており、そういった姿勢がを治安の良い街の形成に役立っています。

都会位の喧騒から離れて、のどかで優しい人の多い地方都市の良さが感じられる都市です。

バコロドの治安

バコロドも、フィリピン国内でもっとも治安の良い街のひとつと言われています。大きな都市のように観光地として発展していないため、観光客を狙った軽犯罪も少ないようです。

また、バコロドは「微笑みの街(City of Smiles)」とも呼ばれており、街の雰囲気も過ごしやすくフレンドリーな人が多いのが特徴です。

フィリピン国内における「国民生活満足度調査」において、何度も1位を獲得している幸福度の高いエリアです。

 

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3)イロイロとバコロドの気候

イロイロの気候

イロイロの平均気温は年間を通して28℃後半と暑いエリアです。日寒暖差があまりないため、気候の変化によって体調を崩すことは少ないでしょう。

地理的特性から台風などの自然災害が少ない恵まれた場所でもあります。

季節は雨季と乾季に別れており、乾季が12月~5月、雨季が6月~11月です。雨が多く降った日は道路が冠水してしまうことがあるので、注意が必要です。

バコロドの気候

バコロドの気温は、1年を通じて30℃前半と一定して暑いエリアです。

乾季と雨季に分かれており、2月~4月の乾季に入るとカラリとした晴天が続きます。気温が34℃を超える猛暑となることもあります。

雨季は5月~1月までで、5月からはバコロド名物のモンスーンが吹き始め7月~8月は台風が多くなります。

 

バコロドの気候ガイド | おススメの季節・服装を紹介

イロイロとバコロドの大学に正規留学する魅力・メリット

どちらも治安が良好

イロイロもバコロドも比較的観光客の少ないフィリピンの地方都市なので、治安がとてもよく、人々も暖かく優しい人が多いのが共通点です。

イロイロは「愛の街(“City of Love”)」、バコロドは「微笑みの街(City of Smiles)」という愛称を得ているところからも人の好さがうかがえますね。地域に馴染んで快適に暮らせるエリアです。

正規留学生のように長期間滞在する人にとっては、治安の安定はとても重要なポイントですが、イロイロとバコロドどちらのエリアも合格点と言えるでしょう。

どちらもほどよく田舎で遊びの誘惑が少ない

イロイロもバコロドも、大都市のマニラやセブに比べると田舎の都市です。そのため、クラブやバーなどのナイトスポットや繁華街は少なく、遊びの誘惑も少ないです。

旅行に行く場所というよりは生活に適したエリアなので長期滞在が必要な正規留学者にはとてもおすすめのエリアと言えます。

ほのぼのした平和なエリアなので、生活に刺激を求める人には少し物足りないかもしれません。

イロイロとバコロドのおすすめ大学

1.フィリピン大学ビサヤ校(イロイロ)

フィリピン大学ビサヤ校

フィリピン大学ビサヤ校は、イロイロにある国立大学です。

マニラに本校を構えるフィリピンNo.1の名門フィリピン大学がビサヤに建てた姉妹校になります。設立は、1979年で生徒数は、約3,000人と小規模です。

海洋学部が政府の優良認定を受けています。

国内ランキング 37位
難易度 Sクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★
学費 約16万円~/ 1年

2. セントラル・フィリピン大学(イロイロ)

セントラル・フィリピン大学_サムネイル

セントラル・フィリピン大学は、フィリピンのイロイロにある私立大学です。設立は1905年と歴史のある大学で生徒数は、約12,000人ほどです。

イロイロではトップクラスの大学として有名です。

ビジネス系、農業系、エンジニアリング系、教育系など多くの学部が政府から優良認定を受けています。

国内ランキング 18位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約15万円~/ 1年

3.ウェスト・ビサヤ州立大学(イロイロ)

ウェスト・ビサヤ州立大学

ウェスト・ビサヤ州立大学は、フィリピンの西ビサヤ地域、イロイロ市ラパスにある州立大学です。 1924年にイロイロ師範学校として設立されました。

学費が3万円からと格段に安いです。ただ施設や設備はそこまでレベルが高いとは言えません。

教育学部と看護学部が優良認定を受けています。

国内ランキング 62位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★
学費 約3万円~/ 1年

4.サンアウグスティン大学(イロイロ)

サンアウグスティン大学

サンアウグスティン大学は、1904年にスペイン人の宣教師によってフィリピンの西ビサヤ地域、イロイロ市ラパスに設立された歴史ある私立大学です。

全教室エアコン完備はもちろんのこと、スイミングプール、運動施設、シアター、カフェテリアなど快適な生活を送れる施設や設備が整っていると言えます。

教育学部が優良認定を受けています。

国内ランキング 81位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★★
学費 約13万円~/ 1年

5.セント・ラサール大学(バコロド)

セントラサール大学

セント・ラサール大学は、1952年に設立された私立大学で名門デラサール大学の姉妹校です。生徒数は、約12,500人ほどの中規模校です。

学費が一般の私立大学と比べて1.5~2倍ほど高額ですがその分施設の設備や教育設備のインフラがしっかり整っているのが魅力です。

教育学部が政府による優良認定を受けています。

国内ランキング 73位
難易度 Aクラス
教育レベル ★★★★
施設や設備 ★★★★
学費 約30万円~/ 1年

イロイロとバコロドの大学はこんな人におすすめ【まとめ】

イロイロもバコロドも治安の良さと人よさが共通して魅力としてあげられるポイントです。また、遊びの誘惑も少ないので勉強に集中したい人にはとても適したエリアと言えるでしょう。

マイペースでのほほんとした雰囲気の街が好きな人にも向いています。

一方で、マニラのような大都市の刺激を求める人や暑いのが極端に苦手という人には向かないでしょう。

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